TOPトーク専門家昼スナママ・フィッシュ明子の役にたたなくてもいいラジオ #262 図書館が小さな地域の経済循環をつくる~編集工学と南関町図書館〈このみch-i〉09:25 7月31日 99再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次温泉施設を活かしたユニークな空間松岡誠吾の編集工学が拓く本棚地域経済を潤す図書館の新たな役割全国に広がる「幕別モデル」と社会貢献市民と共創する未来の図書館像とはAI文字起こし(β版) # タイトルコール いらっしゃいませ。 ひるすなママ、フィッシュアキ子の役に立たなくてもいいラジオへようこそ。 この番組は博多中須でお昼のスナックを開いている社外福祉士でキャラやコンサルタントのママが、心に残った出来事や出会いのエピソードをお届けします。 # 図書館は人材育成もできるソーシャルビジネスであり、イノベーションの場になる おはようございます。今回は熊本県南館町に昨年開館した南館町図書館を訪れた際のレポートです。 第258回目の放送で株式会社ヤマチックさん、そして259回目でディスティネーションデスタランカルマさんを取り上げて、このところにわかに南館町付いているという感じなんですけれども、 南館町は人口が8300人という小さな自治体なんですが、とても立派な図書館を建てられました。 南館町に深いゆかりのある北原博集の作品の同様、この道から名前を取っているんだそうです。 もともとここは温泉施設だったんですね。湯船の形などが実はまだ残っていて、そこにまるでお湯に浸かるように座って本を読むことができるんですけれども、 その面影が残されていて、とてもユニークな建物です。本棚が小さな立方体の鉄の柵を組み合わせて自由自在に作られていまして、本棚をくぐったりだとか、 本棚に腰掛けたりしながら、まるで本の森に迷い込んだような体験ができる、そんな図書館なんです。特徴的なのが本の並べ方なんです。 一般的な図書館は、NDC、日本自身分類法といって、一類が哲学、二類が歴史、三類が社会科学みたいな感じで、ジャンルで分かれて並んでいるというのではなく、 実は風、南下の風道とか、暮らし、暮らしの寄り道とか、文化、思考の寄り道、みたいな感じで、19のテーマで独自に本棚が余れているんですね。 だから例えば、今日は歴史の本を探すぞとか、建築の本を探すぞという形で本を探しに行くというよりも、本と出会う図書館というのをテーマにしているんですね。 というのも、ここは編集工学が、本棚という物理的な空間そのものの設計に応用されているんですね。 編集工学ってあまり聞き慣れないかもしれませんけれども、地の巨人として知られる編集者であり執筆者の松岡誠吾さん、昨年お亡くなりになりましたけれども、 ご自身の超領域的な施策と研究を統合する形で確立した概念が編集工学なんですね。 会話だとか旅行の手配だとか、政治ですらも全て編集行為として捉え直して、日本文化や芸術や生命哲学やシステム工学など、 あらゆる分野に積み上げられてきた方法を束ねて、一つの情報文化技術として応用しようとする試みのことなんです。 ただ情報を集めて分類するだけではなくて、そこに新しい意味を見出して、つなぎ合わせて自分なりの仮説を立てていく。 この情報化されたものを編集化する力を体系立てたものを編集工学といいます。 この図書館のプロデューサーが太田剛さんとおっしゃる東京在住の方なんですけれども、 編集工学研究所の松岡誠吾さんの片腕として20年以上働いておられた方です。 松岡誠吾さんは、本はつながりたがっているとおっしゃいました。 ジャンルで分類されたNDCの配下ではなく、時代の精神を編み込みながら文脈的に本棚を作るということがここでは実現されているんですね。 気の向くままにブラブラと散歩するような感じで偶然の出会い、セレニピティを体験できる図書館というのを編集工学という手法で作り上げています。 でもですね、この図書館の素晴らしいところはこれだけにとどまらないんですね。 図書館の中にキツネのボタンというカフェがあるんですね。 南韓名物の南韓揚げを使ったお稲荷さんなどの軽食も食べることができるようなとても素敵な場所があるんですけれども、実はここは小さな地域の経済循環の拠点になっているんです。 だいたい図書館という場所はお金にならない場所だと思われているじゃないですか。 でも図書館には毎年決して小さくない額の予算がついているんですよね。 その予算がどこの誰の懐に入っているのかというのを私たち確かにあまり考えることはないじゃないですか。 現状のシステムでは図書館が本を発注するのは専門の業者しか使われていません。 ですので自治体の数千万だとか数百万のお金が東京の業者に吸い取られていっているんですね。 また貸し出すために書籍にカバーをかけますよね。 それも業者に発注とセットでやらなくてはならないそうです。 ここに地元の書店、地元との関係は切れています。 実はこのお金の流れに正面から手を入れた人が太田さんなんです。 最初に彼が手掛けたのは2014年北海道の幕別町にある幕別町図書館でした。 太田さんたちはこの仕入れ先を東京の業者ではなく地元の書店、本屋さんに切り替えたんですね。 そして書籍に透明のフィルムを貼るという作業を町内の福祉施設、就労継続支援のB型に委託するということをやったんですね。 この既存のシステムを変えるということはとても勇気がいることだと思います。 でもただ仕事を障害のある方に生み出すだけではなく、図書館のような公共の社会に役に立っているということは、 働く人たちにとってもとても誇りを持てることですね。 だんだんと働く人たちが変わっていって、事業を拡大して、またこの経験をもとに一般就労される利用者さんも出てきた謎です。 図書館は小さな地域の経済循環を回しながら、そして人材育成もできるソーシャルビジネスであり、イノベーションの場になるということを証明したんですね。 この仕組みは幕別モデルというふうに呼ばれていまして、 栃木県の文の森、モテギーヤ、宮崎県シーバソンの図書館、ブンブンブンなど、全国いくつもの図書館に広がっていっています。 シーバソンは私、建設される前からフィールドワークして、大田さんにくっついて、どんなふうに作るんだろうということを取材させていただいていたんですけれども、 シーバソンではこの仕組みに加えて、カウンターで血圧測定をするということもやっていました。 ちょっと数値が高かったら、師匠さんがケアできるような本をレファレンスするとかですね。 また2週間後に会議に来るじゃないですか。そのたびに測定をすると。 測定の際の何気ない会話の中から、例えば家庭の中の問題、貧困だとかいじめだとか、DVといった健康とは違う困り事が見えてくるということがあるそうなんです。 図書館が行政の窓口へとつないでいる最初の場所になる、まさにソーシャルワークをしているんですよね。 太田さんが作られる図書館というのは、ワークショップを実施して、選手に市民が関わったりだとか、バケツ類で形式で自分たちで本を引越したりだとか、サポーター組織というのが育てられているんですね。 人国の図書館で老朽化だとか統合が進んで建て替えのタイミングが来ています。 建物を作って、引っ越し業者に丸投げして、三盛り取って、段ボール台握ってというような、それで予算は助かるかもしれないけれども、図書館って本当に誰のものなんだろう。本当に市民のためになっているんだろうか。 図書館がどうやって作られているのかとか、どう本を選ぶとか、発注するとか、本棚作るとか、借りに来た方がどうやって過ごすのかとか、司書さんは市民の方とどうコミュニケーションをとるかといった、図書館が地域でどんな場所として活用されているのか、 そういうことを私、本当に恥ずかしいことに全然知らなかったんです。 なので太田さんが手掛けられた図書館を全国訪ねたりだとか、太田さんが行かれるところについて行ったりみたいなことをやっているんですけれども、 この太田さんの眼鏡を借りることができるようになってから、図書館がとても私にとって身近な場所になりました。 南韓町に話を戻るんですけれども、南韓町には本屋さんがなかったんだそうです。 ですのでこのカフェを本屋さんにして、図書館の本を本屋さんから卸すという形にして、その利益で人を雇用してカフェを運営するというビジネスモデルになっています。 町のお金を町の中で循環するというような拠点になっているんですね。 本当に自然豊かで、静かで、そしてゆったりと戯れることができる素敵な図書館です。 ぜひ一度訪れてみてください。 竹のお箸を製造販売している山地区さんの山崎さんも、こちらにゲストをお招きして毎月、読書会を開催されています。 少しやり方を変えるだけですごく面白いことができるはずという太田さんの言葉、思考にいつも私は助けられています。 そして皆さんも誰かの言葉に救われるという経験をしたことがあると思うんですけれども、私本当にダメな人生なんですけれども、 太田さんからフィッシュさんがやっていることは編集工学ですよって言っていただいたことが、私にとって大きな救い、生きる勇気になっています。 はい、それでは今日この辺で、本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。 また聞いていただけると嬉しいです。 よろしかったらチャンネルのフォローお願いいたします。 ハートマークのいいねをポチッと押していただけること、またコメントやSNSでのシェアもお待ちしております。 ではでは今日も気をつけて、いってらっしゃい。 いい1日にしましょうね。 もっと見る #図書館 #気になるニュース #編集工学 #最近読んだ本の話 #中洲昼スナ #役に立たなくてもいい場所 #南関町 #雑談から生まれたもの #太田剛 #あえて反AIな本音 昼スナママ・フィッシュ明子の役にたたなくてもいいラジオ フィッシュ 明子00:161.タイトルコール09:102.図書館は人材育成もできるソーシャルビジネスであり、イノベーションの場になるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう りさ8月1日いつも楽しく拝聴しております😊お隣の自治体でしたので、今日行ってきました。隙間時間に行ったので短時間の滞在でしたが、まさにドンピシャの本と出会い、勢いでカード作って借りて帰ってきました💕内容も怖いくらいセレンディピティを感じさせるもので…それでいいんだよって、背中を押された気分です。フィッシュさんの素敵な放送のおかげです✨ありがとうございます😌1返信 フィッシュ 明子8月2日りささん、早速行かれたんですね。行動力!セレンディピティを感じる素敵な本に出会えたと伺って、私もとても嬉しいです。どんな本があるかもですが、りささんがそこからどうメッセージを受け取れるかという感受性によって導かれていると思います。素敵なコメント本当にありがとうございました~☺1 日笠理恵7月31日いつか行ってみたいです❤️1返信 フィッシュ 明子7月31日ぜひぜひ~☺カフェ「キツネノボタン」さんでは南関名物、南関揚げを使ったお稲荷さんも食べられますよ❤️1
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お隣の自治体でしたので、今日行ってきました。隙間時間に行ったので短時間の滞在でしたが、まさにドンピシャの本と出会い、勢いでカード作って借りて帰ってきました💕内容も怖いくらいセレンディピティを感じさせるもので…
それでいいんだよって、背中を押された気分です。フィッシュさんの素敵な放送のおかげです✨ありがとうございます😌
セレンディピティを感じる素敵な本に出会えたと伺って、私もとても嬉しいです。
どんな本があるかもですが、りささんがそこからどうメッセージを受け取れるかという感受性によって導かれていると思います。
素敵なコメント本当にありがとうございました~☺