TOPビジネスキャリア前田れいこ/岡崎市議会議員『政治や介護や日々のこと』#120 がん患者が寄り添う場所、マギーズ東京を視察18:29 10月13日 34再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次マギーズ東京:がん支援の新たな形仕事と治療の両立支援、その現状支援の常識を覆す5つの視点「答えは教えない」対話の重要性AI時代に人が「聞く」ことの価値AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。岡崎市議会議員で現役ケアマネージャーの前田玲子です。 Voicy、政治や介護や日々のこと、始めていきたいと思います。 今日はですね、先日視察で訪れました東京の豊洲にあるマギーズ東京のお話をしたいと思います。 このマギーズ東京ってお聞きになったことあるでしょうか? ここはですね、がんを経験した方やそのご家族を支援する施設です。 この施設で聞いたいろんなお話、ぜひVoicyでシェアをしたいなと思いましたので、 今日はこのお話をしたいと思います。それでは聞いてください。 # チャプター 2 それでは始めていきたいと思います。 東京の豊洲にマギーズ東京という施設があります。 おそらくこれを聞いていらっしゃる方は、ほとんどこの施設の存在を知らないんじゃないかなと思うんですが、 ここはですね、マギーというのは人の名前なんですね。 イギリス人の女性で、ご自身も癌を経験されて、こういう施設必要だね、こういう支援が必要だね、 ご自身が強く思った、その思いを形にしたのがこのマギーズセンターなんですが、 このマギーさんは癌で、このマギーズセンターがイギリスで一番最初のセンターが設立する前に亡くなられるんですけれども、 そのマギーズセンターの理念を受け継いで、世界にいくつもセンターが設立されているんですね。 その中で私が訪れた、マギーズ東京というのは日本で唯一の理念を受け継いだ施設なんです。 ここはですね、病院とは違って本当にまるでカフェのような空間で、 マギーズセンターを設立する際にいろんな条件がある中で、海辺、水辺が近いところというのも条件の一つなんだけれども、 豊洲って本当にね、川がすぐ横を流れててっていうところで、とても立地もいいし、大変にオシャレな場所なんですけれども、 なぜ今回ここを訪れたかというとですね、仕事と治療の両立支援について現場からヒントをいただきたかったからなんですよね。 今ですね、働きながら病院に通われているという方、ガンだけではなくて、いろんな病気がありますよね。 病院を通院しながら、何らかのお薬をもらいながら仕事をしていらっしゃる方っていうのは、全国に2326万人いるそうなんです。 これは厚生労働省の調査なんですけれども、 実にですね、働いている方の40%の方は、病院に通ってお薬を何らかもらって、それを飲みながら仕事を続けているという方が多いんです。 だからここの部分というのは非常にニーズが高い分野。 さらにですね、ガン等を診断された方、ガンの治療をしながら仕事をされている方というのは、日本に45万人いる。 今そういう世の中なんですよね。 そんな中でですね、企業はまたは地域が働きながら治療をしている人をどう支えたらいいのか。 そしてですね、特に企業においては、相談を受ける側にあたるわけなんですけれども、 何が求められているのか、ここにしっかりと深めていかなくちゃいけないんじゃないかなというのは、 とても最近思うところなんですよね。 なので今回の視察でそのあたりをポイントに聞いてきました。 今回の視察の中で重要なポイントを5つ見えたんですね。 まず一つ目は、ガンは治療が終わっても支援は終わらないということ。 ガンは感慨、一旦これでOKですよともらえるのが感慨って言うんですけども、 感慨後、職場復帰してからの悩みや孤立に対応する場所が必要なんだなということですね。 そして二つ目は、相談者が求めていること。 最初に相談した最初の相談内容であるということとは限らないということなんですよね。 なのでマギーズ東京さんで大事にされていたのが、 雑談や傾聴を通じてその人の背景に何があるのか、 そして本当の不安にその人自身が気づくために、 どういう傾聴、働きかけをしなくちゃいけないかなということに力を注いでいらっしゃったということですね。 そして三つ目は、このマギーズ東京が支援するその目的というのは、 相談先として依存させないということなんですよね。 つまり答えを伝えるのではなくて、 相談してこられた患者さん、ご自身が自分で考えて選択して、 そしてこのマギーズ東京だけじゃなくて、複数の頼れる場所を持つようにするということ、 ここを大事にしているということですね。 そして四つ目は、支援する、人への支援も非常に大事にしているということです。 本当に重い相談が多いです。 もう涙を流されたり、そして沈黙の中で本人が自分を深掘るという時間も大事にするので、 非常に自分を支援する人が自分を健全に保つということは非常に大事なんですよね。 ですからスタッフさん同士が一日の終わりに感情を整理する時間、 そういう仕組みを作っているということでした。 そして五つ目は、マギーズ東京というのは全国に一個しかないです。 だから誰しもがここに行けるわけではないけれども、 全国各地の地域で暮らしの保健室というブランド名で、 マギーズの理念を生かしながら地域の実情に応じて運営をしているということでした。 この施設は全て運営は寄付で賄われているんですよね。 金額も聞きましたが非常に多額の運営費がかかる。 だけれどもこの理念に賛同してくださった企業から、 多額の寄付をいただいて運営をしています。 そして利用される患者さんは無料なんですね。 無料で特に予約も必要なく、ふらりと訪れることもOK。 そういう施設を運営しています。 # チャプター 3 今回、この2つで、スタッフさんは全て専門職、看護師さんなんですね。 がんの専門の方もいらっしゃいます。 その対応してくださったスタッフさんがおっしゃったことで、一番心に響いたのが、 相談されて来られる方に対して、アドバイスをしてはいけないという言葉。 これに非常に驚いたんですね。 私は両立の方で、仕事と介護の両立、従業員さんの親御さんを介護しているという方に対して、 どうやったら仕事と介護が両立できますかということを、個別相談とか研修で行うんですけれども、 仕事と、特にこのマギーズ東京さんはがんですけれども、 治療との両立の場面において、専門職だからいろんな答えを持っていると思うんですよね。 だけれども、答えをすぐに教えないということが非常に大事なんだということをおっしゃるんです。 本人が自分の気持ち、答えというのは自分の中にあるんですよね。 だけれども、自分の答えに出会う、またはそれを自分で選び取るというところまで、いかにして話を聞いていくか。 時には、沈黙、何も話さないという時間も非常に大事です。 中には、がんの治療で相談に来られた女性の方がいらっしゃるんだけれども、 最初はその女性のがんの治療について相談を受けていて、 それに対してアドバイスをするんだけど、なんとなく腑に落ちない顔をされる。 よくよく聞いてみると、全然違うね。 ご家族の問題について悩まれていた。そこがモヤモヤがある。 だから自分のがんの治療に集中できないということが分かったという話を聞きました。 ただひたすら相談を受けたときにアドバイスをしていたら、 それが本当の自分の悩みなんだというところまで、その相談者はたどり着かないと思うんですよね。 私はケアマネージャーをしているこの経験にも非常に重なるところではあるんですけれども、 どうしても限られた時間の中でお話を聞こうと思うと、やっぱりアドバイスしちゃうんですよね。 答えを言っちゃうんですよね。 家庭サービスをこういうふうに使ったらいいんじゃないのっていうふうにパンパンパンって言ってしまうんだけれども、 でもそれだけでは解決しないこともある。 でも私たちはケアマネージャーであれば月に1回訪問する中で、 信頼関係というのは深めていく、構築するということができるけれども、 企業の担当者として、もし従業員さんの事業と仕事の両立ということをお聞きする場面においては、 非常にトレーニングを必要とする聞き方が必要じゃないかなというふうに思いました。 当たり前なんですけどね。 人は病気になったとしても、その人の人生を生きているわけなんですよね。 しかもね、私調べていく中でショッキングだったのが、 癌と診断された方が、治療が始まる前に6割の方が辞められているという調査があるんですね。 これも厚生労働省だと思うんですけども、 企業にいればまだ、 相談の機会があるかもしれないけれども、 そうではなくて、仕事、社会との繋がりも手放してせざるを得ないという方もいらっしゃるという現実ですよね。 これはどこでケアをしていかなくちゃいけないかなというふうに思います。 いいのかもしれないけれども、 自分が病気になったとしても、 自分が病気になったとしても、 自分が病気になったとしても、 自分が病気になったとしても、 自分が病気になったとしても、 病気になったとしても、 医療というのは病気を治療しますけれども、 でも、その人がどう生きたいのか、どんな仕事を続けたいのか、何を大切にしているのかということを支える仕組みというのも必要なんだなというふうに思います。 当たり前ですけれども、 人は病気になってもその人の人生は続いていくし、生きていかなくちゃいけないですよね。 改めてですね、 AIが便利になって何でも答えが出てくる今この世の中だからこそ、 患者さんは永遠にAIに聞き続けてしまうということもある。 だからこそね、人が人の話を聞くということに価値があるんじゃないかなっていうのは、 今回の視察で改めて気づいたところですし、 そして自分もね、私自身も福祉の支援者として、 支援というのはね、相手の問題を解決してあげるっていうその方法や道筋は教えすることはできるんだけども、 最終やはりご自身で解決をしなくちゃいけない。 そして、その人の人生をその人の望むように生きるため取り戻すためのお手伝いをすること、これが支援なんじゃないかなっていうことを今回改めて感じました。 そしてね、今回訪問させていただいたマギーズ東京さんは、今の豊洲の建物での活動は10月の20日で一区切りになるそうなんです。 土地の契約が終了するという関係で移転することが決まったそうです。 なのでこの形で運営しているっていうのをこのタイミングで見られたっていうのは本当にラッキーだったなっていうふうに思います。 あの素敵な空間がなくなってしまうってことはすごくもったいないなっていうふうに思うんですが、 でも建物だけじゃなくてね、そこで大切にされてきた人に寄り添う支援の在り方、ここは残るはずですし、そしてこれからも受け継がれるべきものだというふうに感じます。 マギーズ東京さんは今年10月で開設10周年ということです。これからも必要な方に必要な支援が届く、そういうことを大切にしていくということをおっしゃっていらっしゃいました。 今日はマギーズ東京に視察に行かせていただいたっていうお話からですね、仕事と治療の両立支援、これも社会で非常にニーズが高まっているっていうことのお話をさせていただきました。 それでは少し長くなりましたが、最後まで聞いていただいてありがとうございます。前田玲子のボーイシー、政治や介護や日々のことをこれで終わりたいと思います。また聞いてください。バイバイ。 もっと見る前田れいこ/岡崎市議会議員『政治や介護や日々のこと』前田 れいこ/岡崎市議会議員(介護職)00:541.チャプター 108:222.チャプター 209:143.チャプター 3コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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