第509回:二つの腕輪――ぶつかるのは、どちらが悪いからでもない
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スッタニパータに、金細工師が仕上げた黄金の腕輪が出てきます。二つを同じ腕にはめるとぶつかって音が鳴る。この一行には、香を挽く女性の腕輪を見て出家したというガンダーラの王の説話が伝わっています。片腕に二つだと鳴り、一つだと鳴らない。注目したいのは、この詩が腕輪を少しも悪く言っていないことです。二つとも「みごとに仕上げた」「輝く」ものだと褒めている。それでも音は鳴る。誰かとぶつかったとき、私たちは原因を探しますが、そこから「利他」と距離について考えます。
利他ラジオ
松島靖朗@おやつのおぼうさん
- 01:101.
オープニング
- 03:432.
同じ腕にはめた二つの腕輪と、ぶつかる音の正体
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