TOPビジネスマーケティング マーケティングの極意ユーザー都合に寄り添う広告08:06 9月10日 22再生 問題を報告する 再生する シェアする AIとの会話内容に応じて広告を出すLINEヤフー、動画を止めた瞬間に広告を表示するAmazon。広告は「割り込む」から「寄り添う」へ。ユーザーの文脈や行動タイミングに合わせ、邪魔されにくく、購買にもつながりやすい新しい広告の考え方を解説します。もっと読むAI目次AIがユーザーの深層ニーズを掴む会話型広告が拓く「提案」の新境地Amazonの「ポーズ広告」その発想とは「邪魔しない」広告が購買を生む仕組み広告は「割り込む」から「寄り添う」へAI文字起こし(β版) # チャプター1 広告は、邪魔にならず役立つ場所を探しています。 ユゲトロのマーケティングの極意、本日は、「ユーザー都合に寄り添う広告」というテーマでお送りします。 少し前にこの配信で、相談広告の話をしました。 ChatGPTなどのAIに相談している途中で、その内容に合った広告が表示されるという枠組みですね。 検索広告なら、私たちが打ち込んだ検索語に合わせて広告が出ます。 ところが、AIとの相談では、「家族4人で旅行したい」とか、「子供がまだ小さいけれど」とか、「予算はこれくらいで温泉がいい」と会話を重ねていくと、ニーズがだんだん具体化してきますよね。 つまり、AIは検索キーワードより一歩深い、この人は今何を考え、何に困り、何を選ぼうとしているのか、という文脈を持っているわけですね。 オープンAIとして、すでにもう年間1600億円の広告収入が上がっているということらしいですね。 そして、この方向の広告が日本でも具体的に動き始めています。 LINEやHOOは9月1日から、AIエージェント、エージェントアイで、AIとの対話の文脈に応じた広告配信を拡大し、広告主向けの課金を始めました。 ポイントは、単にAIの画面に広告枠を作ったということではないんですね。 例えば、ユーザーがAIに、秋に旅行したいと相談しただけでは、まだニーズは曖昧です。 そこから、北海道がいい、2泊3日にしたい、レンタカーは使わない、海鮮を食べたいと、会話が進めば、関心はだんだん具体的になりますよね。 そのタイミングで、関連する旅行商品やサービスを選択肢として示すと。 従来の広告は、企業側がこの商品を見てくださいと押し出すものでしたが、会話型広告では、ユーザー側が、そろそろ具体的な候補が欲しいと思うところに入っていくことができるんですね。 言い換えれば、広告が宣伝から提案に近づくわけです。 これには、広告主側にも大きな意味があります。 検索広告では、ユーザーが検索後を入力する段階までニーズははっきりしているわけではないですよね。 ところが、AIとの会話なら、まだ検索する商品名が決まっていない段階から接点を持ち始めることができるわけです。 何を買うかではなく、何をしたいのかの段階から広告が関われる。 これは、広告の入り口が一段上流に上がったと言えますよね。 しかも、ユーザーが自分で話した内容に関連する提案なら、無関係な広告より受け入れられやすい。 もちろん広告である以上、表示の仕方や透明性には注意が必要ですが、少なくとも発想としては、 見せたい広告から、その人が必要とする広告へと移行するわけですね。 そしてもう一つ、興味深い動きがAmazonにあります。 プライムビデオは、2025年4月から、日本でも映画や番組に広告が入るようになりましたよね。 それまで広告なしで見ていた人にとっては、当然ながら不満も出ました。 有料会員などに広告が入るのか、映画の途中で止められるのは嫌だっていう反応ですね。 広告というものは、広告主には価値があっても、ユーザーには邪魔になりやすい。 この昔からある矛盾が、動画配信では非常にわかりやすく現れてしまいます。 そこでAmazonが発表したのが、ポーズ広告、つまり一時停止広告なんですね。 これは視聴者がプライムビデオを自分で一時停止した時に、画面に広告を表示する仕組みなんです。 普通の動画広告は、コンテンツを見ている時間を企業が奪う格好ですよね。しかしポーズ広告は違います。 ユーザーがトイレに立った、飲み物を取りに行った、電話がかかってきた、何かの理由で自分から動画を止めた、 その時に元々のコンテンツを見ていない時間、これを広告枠に変えるわけですね。 つまり、広告を入れる場所を増やすのではなく、嫌われにくい場所を探すという発想です。 広告の世界では、どうしても視認率とか表示回数、インプレッションを増やそうと考えるんですよね。 でもユーザー体験の側から見れば、何回見せるか以上に、どこなら邪魔にならないかというところも重要なわけです。 しかもAmazonのポーズ広告は、ただ商品画像を出すだけではないですね。 リモコン操作などを通じて、広告に出た商品をそのまんまAmazonのカートに直接追加したり、 詳しい情報をメールで送ったりできる仕組みがくっついているんです。 これはAmazonだからこそできる強い設計ですよね。 普通のテレビ広告なら、商品を見て興味を持った後、スマートフォンを取り出して、商品名を検索して、ECサイトに行って、商品を探して購入するという段階が必要なんですよね。 ところがAmazonなら、気になるなと思った瞬間からカートに入れるまでが、すごく短縮できるわけですね。 広告から購買までの摩擦を減らしているわけですね。 ここで大切なのは、Amazonが広告をなくしたわけではないということですね。 広告を入れる以上、広告主としては見てもらいたい。しかし視聴者には邪魔されたくないという都合もある。 その両方を成立させるために、コンテンツを見ている時間ではなくて、たまたま止めた時間を使う。 興味を持ったらその場で行動できるようにするという工夫が込められているわけですね。 単に広告表示機会が増えるということになるんだったら、歓迎できないんですけどね。 私はこの発想は広告以外にも使えると思います。 ウェブサイトなら、会社が売りたい商品を押し出すのではなく、このページを読んだ人が次に何を知りたくなるかを考えて情報を置く。 ECサイトなら、おすすめ商品はこちらと一方的に出すだけではなく、この商品を検討する人が迷う点を先回りして解決してあげる。 展示会でも、自社が説明したい技術を並べるのではなくて、来場者が自分の課題に使えるのかと考えた瞬間に、その答えが目に入るようにする。 LINEやHOOは会話の文脈に合わせる。 Amazonは行動のタイミングに合わせるというわけですね。 共通しているのは、企業が広告を出したいタイミングではなく、ユーザーが受け取りやすいタイミングに寄せていることです。 これからの広告は、目立てばいい、何度でも見せればいいというものではなくなっていくと、広告は割り込むから寄り添うへ。 売り手が言いたいことより、買い手が今必要としているメッセージを差し出す。 この発想こそ、AI時代の広告だけでなく、マーケティング全体に必要な視点なのかもしれませんよね。 最後まで聞いていただきありがとうございます。ぜひチャンネルのフォロー、いいねを押していただきますと嬉しいです。 もっと見る #マーケティング #広告 #Amazon #弓削徹 #マーケティングの極意 #primeVideo マーケティングの極意弓削徹@実践マーケ08:061.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう momosumee9月11日北海道で海鮮いいですね🦞😂Amazonで初めて広告見た時びっくりしましたが今回のお話聞いて納得❣️1返信 弓削徹@実践マーケ9月11日欲しい商品の広告なら、それは情報ですよね😉1
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びっくりしましたが今回のお話聞いて納得❣️