TOPライフスタイル子育てレールの外の幸福論ラジオ#54 映画『ブルーボーイ事件』から考える、マイノリティと「普通」の正体10:52 1月22日 449再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次映画『ブルーボーイ事件』の深淵社会が排除した異端者の「生きづらさ」日本における性転換手術の苦難「普通」という概念が持つ暴力性マイノリティと共生する未来への問いAI文字起こし(β版) # チャプター 1:映画「ブルーボーイ事件」の感想 皆さんこんにちは。編集者不動産投資家の加藤宏子です。 今日も皆さんと一緒に霊の裾の幸福論について考えていきたいと思います。 今日はですね、少し前に見たある映画のお話をしたいと思います。 私は出先で予定がキャンセルになってぼっかり時間が空いた時なのに、近くの映画館に寄って ちょうどこの時間なら見れるなっていうものを何の毎日式もなく見るということが時々あるんですね。 映画とかアイドル映画とかはさすがにちょっと怖いのとか苦手なので避けることが多いんですが それ以外なら普段ならあえて選んでみないかもっていうようなものも見るようにしているんです。 ちょっと自分のいつもの頭の中から出るというか世界が広がるような面白さがあるんで 意外とそれが選ぶのも楽しいんですよね。 その結果として私の2時間と2千円を返せとなることももちろんゼロではないんですが、その反対のことも多いんです。 ちなみにですね、これまでで一番これはちょっとと思ったのはゴジラvsコングという ゴジラと巨大なゴリラが世界中の観光名所の前で戦うという映画でした。 中に入った時にですね、私一人だったので少し不穏な予感はしてたんですけれども 途中から記憶が飛んで瞑想状態みたいになりまして、見終わった頃には頭の中がすっきりしていたので そういう意味では良作だったのかもしれません。 キャラメルポップコーンも美味しかったです。 話を戻しますが、少し前に神戸に出張に行った時にホテルを出てから帰りの飛行機まで時間があったので 近くの映画館を探してですね、たまたまやっていたブルーボーイ事件という映画を見ました。 簡単にあらすじを説明すると、舞台は1965年の東京で戸籍上は男性でありながら女性として生きるブルーボーイと呼ばれた人たちと 彼女たちの願いに応えて性転換手術を行った医師が逮捕されるという実話を元にした社会派ドラマーなんですね。 ドラマっていうのかな、映画だけど。 この性転換手術の合法性を争う裁判にトランスジェンダー当事者が証人として出庭したんですが、これが日本初だったそうで、その裁判がメインテーマになっていました。 この映画に出てくるブルーボーイというのは、心だけではなくて、見かけも女性の格好をして生きている人たちなんですが、 手術が進んでいる人たちばかりではなくて、見るからに男性が女性の格好をしているという感じの人も多いんです。 まだ、性同時性障害という言葉も、LGBTQという概念も一般的ではなかった時代で、ブルーボーイたちは水商売とか、あと売春みたいなことをして生きていかざるを得なかった人たちもいたようです。 それでさらに偏見をもたれやすくなるんですよね。 でも中には男であることを隠して、女性として昼間の仕事をしていた人たちももちろんいて、この映画の主人公もそういうタイプでした。 周りの人に戸籍状は男であることを隠して、喫茶店のウエトレスとして働いていて、結婚前提にお付き合いしている人もいたんです。 そしてこの男性にだけは本当のことを伝えていて、男性も戦争の影響で足を引きずって歩くような男性なんですけど、でもすごく優しい人なんですよね。 この男性もそのことを知っても、この女性と将来は結婚したいと思って約束もして大切にしていたんですね。 ちなみにこの主人公のブルーボーイの役を元男性で、現在女性という役者さんが演じているんですが、この方が見た目も声も本当にきれいな女性で、映画の中でもこの主人公の女性が本当は男性であるってみんな気づかないんです。 それでこの主人公は喫茶店で働きながら、普通の女性として普通に生きたいと願っていたんですが、法律や警察、そしてマスコミとか社会の目がそれを認めようとしなくて、異端者として排除しようとするんですね。 この映画の中に元ニュースと元カンジャニエイトの西木戸良さんが弁護士役で出ているんですが、この西木戸弁護士がやらかして事件が起きたりして、映画の中で描かれる弱い立場の人たちが直面する息づらさというか、自分の力ではどうにもならない社会の壁に押しつぶされている感じがやるせなかったんです。 週刊誌の記者が主人公の職場に押しかけるんですが、その時のマスターとか同僚の態度も、令和ならこんなことにならなかったかなと思うような昭和の市民の人間臭い感じの言動の中に、人が本来持っている自分と違うものへの攻撃性とか、そういうものを突きつけられた気がしました。 映画を見ている時は集中しているんですけど、ふとした時に、これって実はなんだよなと余儀る時があって、もし自分だったらとか、自分の子供だったらとか考えると、いやー逃げ出したくなってしまうかもって思いましたね。 私は予備知識ゼロで映画を見たんですが、良い映画だったので企画してちょっと調べてみたら、この映画の監督である飯塚和尚さんという方は女性から男性へのトランジェンダー当事者なんだそうです。 それで映画に出ていたブルーボーイたちも、俳優さんがそういう演技をしているのではなくて、皆さん本当に戸籍上は男性として生まれて、今は女性として生きている方たち、そういう方たちにDMとか送ってオーディションに出ませんかって集まってもらって、オーディションに選ばれた方たちが演技を勉強してこの映画が作られたそうなんですね。 それを知った上で見たらまた違った感想だったのかななんてことも思いました。でもみんな俳優さんだと思っていたぐらいすごく上手でしたね。 あとですね、こちらは当事者ではないんですが、スマップの草薙剛さんが主演したミッドナイトスワンという同じく性同一性障害の元男性が主人公の映画があるんです。 こっちはブルーボーイ事件よりもさらにドラマティックで、実話じゃない分ストーリーにいろいろ事件が起きるんですけれども、草薙君の演技力もあって、見終わってしばらく席を立てないような要因のある作品だったんですが、 こちらは昭和ではなくて、比較的近代の日本画舞台なのに多様性のあるないとかそういう意味とは別の深度差があって、こちらも本当に感慨させられる良い映画でした。 このミッドナイトスワンの中で性転換手術をするために、主人公が毎晩お店でバレエを踊ってお金を貯めてタイに行くというシーンがあるんですよね。 はっきりとはタイとは書いてないんですが、そういうふうに思われるような感じなんです。 なんで日本ではないのかなと思ったんですが、このブルーボーイ事件のあった1965年から約30年間、日本では性転換手術を行うことができなくて、1998年までずっとそういう手術が必要な方は海外に出る必要があったんだそうです。 その後も2004年の特例法による戸籍変更の道が開かれるまで、色々不便なことが本当に多かったみたいなんですね。 ミッドナイトスワンの主人公もそうなんですけど、日本で手術ができなくて海外に行っていい結果が得られないってこともあったようで、生きていくだけでも逆風の中、手術が失敗した後の苦しみっていうのは本当に想像性するもんだろうなぁなんて思いました。 結局ですね、いつの時代も立場の弱い人たち、マイノリティーの人たちに足は寄せないくんですよね。逆に言うと、立場の弱い人たち、マイノリティーの人たちが生きやすい世の中というのが、成熟した世の中で人間が目指すようなところなのかなっていうふうに思いました。 マジョリティーが作ったルールの中で、そこからはみ出してしまった人たち、社会が決めた普通のレールに乗れない、あるいは乗らない人たちが片目の狭い思いをして、片目が狭いだけじゃなくてですね、実際に虐げられたり不便な思いをしたりして、そういう構造っていつの時代もどこの場所にでも存在しているのだと思います。 そんな大きな話じゃなくて、同じ町内にも同じ職場にも、もしかしたら家庭内でもそれが同じかもしれません。 性の問題で言えば、ブルーノート事件があった1965年から半世紀以上経ちました。そして、多様性については少しずつ理解が進んできました。 同じようにですね、またこの話になっちゃうんですけど、子どもたちの学び方についても、学校に行くのが当たり前という一本道だけじゃなくて、いろいろな道が認められる世の中になればいいなと思います。 # チャプター 2:「普通」ってなんだろう? 性の問題で言えば、ブーノート事件があった1965年から半世紀以上がたって、性の多様性については少しずつ理解が進んできたように思います。 同じように、子どもたちの学び方についても、学校に行くのが当たり前という一本道だけでなくて、いろいろな道が認められる世の中になればいいなと思います。 皆さんは、普通という言葉に苦しめられたことはありますか? 逆に、あの人は普通じゃないなって、ジャッジしたくなったことはあるでしょうか? そして、皆さんの中にブルーボーイ事件やミッドナイトスワンを見た方はいらっしゃいますか? もしいらっしゃったら、どんな感想を持ったか教えてほしいな、なんて思います。 加藤博子のレールの裾の幸福論、今日はこの辺で。 フォローやコメント、SNSでのシェアなどしていただけると大変励みになります。 今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。ではまた。 もっと見る #不登校 #ミッドナイトスワン #ひきこもり #性同一性障害 #ブルーボーイ事件 レールの外の幸福論ラジオ加藤ヒロコ09:471.チャプター 1:映画「ブルーボーイ事件」の感想01:052.チャプター 2:「普通」ってなんだろう?コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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