TOPトーク専門家FunCan体育Radio〜日本の体育授業を1歩前に〜#260 【シリーズ最終回!スタプロ補足シリーズ⑦】「体育における総括的評価の考え方」10:27 2月21日 257再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次体育評価の難しさ克服へ!新たな見取り方三観点評価の実践と授業デザインの重要性ICTが変える体育評価:根拠残しと効率化「できる」を見つける!B評価を広げる意味C評価回避!子どもが輝く評価の秘訣とはAI文字起こし(β版) # タイトルコール 始まりました。ファンキャンタイプ例行パーソナリティーのライザーです。 このチャンネルでは楽しいとできるような体育を回す体育授業づくりのヒントや考え方をお届けしています。 この放送は日本の体育授業を一歩前に進める一丁になればと思ってお届けしています。 さて、今回ですね、7回目の放送となったスタッフプロの補足シリーズなんですけど、 今日でね、一旦最終回にしたいと思います。 あんまりね、長々とシリーズの回数を増やしてもしょうがないので、 今日の7回目で最後にしたいと思います。 さて今日はですね、体育における総括的評価ですね。 その話をできたらなと思います。 それでは本編どうぞ。 # 本編①「体育の評価の難しさと参観点の評価について」 それでは本編いきたいと思います。今日は総括的評価の話をしたいと思います。総括的評価というと通知表とかの評価のことですよね。 まずもうこれ言っとくんですけど、体育の評価めちゃくちゃ難しいです。 これね、体育を専門にしている人でも正直に正確に見取って評価するって簡単じゃないんですよね。 教員経験が長い先生でも体育の見取りと評価がうまくいってないっていうか、ちゃんとできているっていう人はあんまり多くないんじゃないかなと思います。 理由はシンプルで、体育って教室で座っている状態でやる教科じゃないじゃないですか。 教科書もないし、広い空間、校庭とか体育館の中で同時多発的に子どもたちがいろいろ動いていると。 その中で一人一人の学びを見取って観点ごとに整理して評価するみたいな、それは難しいですよねって話です。 評価が難しいときに起きがちなのが、結局技能を見ればいいよねっていう発想によることがやっぱり起きがちで、 これは技能変調型の授業にもなっているんですけど、テストとか発表会とか、この技ができたらみたいなだけになっちゃう。 僕はそれはちょっと違うなと思いますし、体育って技能だけの教科じゃないんですよね。 技能が高まる過程で子どもたちが何を考えてどう選択してどう表現していくかとか、活動に取り組む中でどんな姿勢で関わっていくか。 そこまで含めて見取っていくのが体育の評価だと思います。これ難しいこと大前提で言っています。 ここでは三観点で僕はどういうふうに評価していくかみたいな話をしていきたいなと思います。 もちろんこれは全部正解とは思わないので、参考程度に聞いてください。 まず知識技能なんですけど、僕は知識と技能はまずセットで捉えていいっていうふうに思ってますし、そういうふうに何かに書いてあったと思います。 技能ができているってことは大体必要な知識も一体となっていることが多い。 だからまず子どもができていることを拾っていきましょうというところですよね。 ただ知識と技能をセットで言ってなると、分かるけどできないパターンもあると思うので、 技能がなかなか動きとかっていうものが先天性のものとかなかなか運動経験が少なくて難しい子もいるじゃないですか。 そうしたときにそれを補助的にサポートする場があるのかとか、スモールテップで進んでいけるのか、 もしくは言語化して動きの構造をそのこなりに捉えているとか、そういうことも評価していけたらいいんじゃないかなというふうに思います。 次に思考判断表現なんですけど、ここが一番難しいと思います。 でも逆に言えばこれを授業のデザインの中で評価できる場面とか評価する活動とか、そういうのを用意しないと見取ることができないんですよね。 学習指導要領の解説にも場を選ぶとか、自分に合ったものを選択するみたいなことが書いてあるじゃないですか。 ということは授業の中にまずそもそも選べる状況がないとその評価って成立しないですよね。 その中にも難易度があったり選べる工夫があったりとか、ファンキャンタイプの中で余白という話もしたと思うんですけど、 何か考えて作り出せる、表現できるみたいなものがないと評価できないんですよね。 それも子どもたちどう見取っていくかというと、動きの中で見取れたらいいんですけど、 他はワークシートとかICTとかを活用して、全時間ではないので、なぜその活動を選んだのか、どんなことを考えて運動しているのかみたいなのを書かせることもあっていいんじゃないかなと思います。 やっぱり選んだ理由とかそれをしているその子の考えていることが少しでも見える仕組みがあると、見取りの精度は上がっていくんですよね。 そうじゃないとなんとなくっていうところで評価してしまいがちで、そこはちょっと微妙だなと思っています。 最後に主体的に学ぶ態度なんですけど、これは僕の感覚だとワークシートで判断するのではなく、子どもの動いている姿を見たほうが体育では見取りやすいなと思っていますね。 活動に取り組めているのであれば、基本的に評価はもうね、僕はB評価、子どもたちが取り組めている時点でいいなと思っていますし、 その上でさらにA、上の評価、何していくかというと、ただ活動できているだけではなく準備や片付けだったり、 勝敗を受け入れてちゃんと切り替えられるとか、みんなで協力しているとか、そういう部分も評価に入れて、 あとはやっぱり子どもたちが粘り強く取り組んでいるっていうのは、それはもう見取れると思うんですよね。 諦めずにどんどん挑戦している姿とか、そういうところは見取っていければなと思います。 # 本編②【評価の根拠を残すICTの活用とB評価の幅を広く取る】 ここまで話してきたんですけど、次にこれも皆さんにお伝えしたいのが、 1時間で全員見取るのはもう不可能なんでやめましょうというところですね。 だから、例えばこの1時間はこのグループを見るとか、 この1時間はこの場所で運動している子を見取るみたいなふうに、 単元が8時間あるとしたら、単元全体で見取るところを分散させればいいし、 何を見取るか、どのグループを見取るのかというのを分けていけばいいんじゃないかなと思います。 ここで便利なのがICTなんですね。僕がやるのは結構定点カメラで記録を残しておくことで、 例えば場が6つとかあったとしたら、 その2か所ぐらいが入るようなところを定点カメラにして、 残り4か所は僕は見取ってフィードバックしていくっていうふうにしますよね。 あとは、ICTを活用するというのは、子供たち同士で動画を撮らせていくっていうのは1つだと思いますし、 それをパドレットとかキャンバーとか動画を載せる場所というか、 教師側が見れる場所に置いておくっていうのも評価の材料になると思っています。 本当にその場で見取れてなくても定点カメラの映像だったりとか、子供たちが例えば毎回じゃなくていいので、 何回かに1回動画を撮ってキャンバーとかパドレットには貼るっていうのを決めておけば、 後で見返したときに、この子ってこういう動きできてたんだっていうふうにその情報があるじゃないですか。 これで評価も楽になるっていうところもあるし、その評価の根拠がちゃんと残っていくっていうのがめちゃくちゃ大きいですね。 やっぱり動きっていうのはその場限りで消えていくので、ちょっとそのあたりはICTをうまく活用できたらなと思います。 あとは評価の幅の話をしておきたいんですけど、僕はかなりB評価を広く取るイメージを持っています。 知識、技能も完璧な形だけが評価対象になると、そもそもの出発地点が違うわけじゃないですか。 それまでの運動経験が違うので、なのでB評価はかなり広めにとって、さっきも話したんですけど、 例えば前転とか後転とか場の補助、坂道のマットの場所でできたのもそれも部分的にできてるってことがあるので、 そこも評価してBを上げていいんじゃないかなと思います。 この幅があることで、その子たちなりの成長というのをちゃんと返していけるんじゃないかなと総括的評価の中でもね。 さらにA評価に関しては、ある程度線を引いてもいいと思うんですね。 この技の精度とか、やっぱり難易度の高い技が安定してできているとかっていうところは線を引いていいと思うので、 とにかくB評価を広くとって、なるべくCの子を生み出さない構造を作りたいですよね。 だって障害スポーツじゃないですか。体育で頑張ってるのにCつけられて、スポーツ嫌いになるって本末転倒じゃないかなと思ってますよね。 だからこそその子なりにできたがあるし、その子なりに取り組んだがあれば、 僕はBの評価はかなり広めにとって、そういう子たちを拾ってあげたいなと思っています。 こんな感じですかね。忘れてました。評価ができない場面っていうのは、さっき言ったように、 見取れる場面が授業に用意されないと評価できないので、これは空回りしますよね。 もう本当感覚だけになっちゃうと。もう一個が最初にも言いましたけど、技能だけでそれを評価の物差しにしたくないなと思っています。 ということで、評価って何を見取るかっていうところなんですけど、その見取れる場面を用意するし、 結局は授業デザインの話になっていくんじゃないかなってことを僕は思っています。 # まとめ・エンディング はい、というわけで今日のまとめをしていきたいと思います。もう結論ですね、体育の評価難しいんですよ。 だからこそ技能だけ、分かりやすいところだけに寄せずに、その隣のプロセスも拾ってあげると、評価してあげられるといいですよね。 あとは、三観点評価していくときに、特に思考判断、表現なんかは何を見とるのか、そういう見とる場面が授業にないと成立しないし、 選ぶとか、自分で考えるって言うんだったら、選べる場面とか考えられる場面も用意しましょうっていう話です。 あとはやっぱり一時間の中で全員見とることはできないので、もうそこは対象を時間ごとに絞るとか、ICTで根拠を残すとかってやってくるといいと思います。 最後に評価の幅広くとって、総括的評価、通常に載せる評価ですけど、子どもたちがそのこなりに頑張っているのであれば、 やっぱりC評価をしていくのではなくて、その頑張りを評価して、僕はBの幅を広くとって返してあげていきたいなと思います。 ということで、今日は評価の話をしました。総括的評価の話をしましたが、シリーズ最終回でした。 本当はスタプロでは体育開きの話もしたんですけど、そういう話はまた別のシリーズでお届けできたらなと思います。 はい、ボイシーのコメント欄からの質問・感想もまだまだお待ちしてます。 また、Xはハッシュタグファンキャンタイムレール用で感想をシェアしていただけるととても励みになります。 ぜひリポストといいねぽちぽちもお願いします。 それではまた次回の放送でお会いしましょう。 パーソナリティーはライザーでした。 バイバイ。 もっと見る #評価 #体育の授業 #FunCan体育 #小学校体育 #FunCan体育Radio #スタプロ #FunCan体育の場づくり #FunCan三本柱 #FunCanサイクル #総括的評価 FunCan体育Radio〜日本の体育授業を1歩前に〜らいざ@「楽しい」と「できる」のサイクルを回す体育授業00:361.タイトルコール04:432.本編①「体育の評価の難しさと参観点の評価について」03:403.本編②【評価の根拠を残すICTの活用とB評価の幅を広く取る】01:304.まとめ・エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう Asu ka2月23日難しい、困っている評価のお話‼️ありがたいです💕返信
#406【特別回】「体育が苦手な先生へ」 11分・一昨日・ 265再生AI目次体育苦手な先生が直面する授業の壁子どもが自ら学ぶ『場』の育成とは『場作り』で生まれる先生の余白と役割子どもの変化がもたらす先生の成功体験先生の二極化を防ぐ授業作りの願い
#405【特別回】「『開脚跳びの呪い』を解く」 11分・9月12日・ 267再生AI目次開脚跳びの「呪い」が生まれた背景教師も経験した「できた」への価値観技を否定せず呪いを解く指導の転換点「怖い」を「楽しい」に変える場作りの秘訣一人ひとりが「できた」を実感する授業の未来
#404【特別回】「なぜ体育だけ、あんなに不安が強く出るのか」 14分・9月11日・ 351再生AI目次体育で不安が生まれる三つの構造楽しさを守る「心理的安全性」の秘訣「やってみる」を可能にする四つの条件場作りを支える三本柱「ファンキャン体育」三本柱で「0歩目」から「1歩目」へ
#403【特別回】「なぜ、場をつくるのか」 12分・9月10日・ 407再生AI目次「考えてごらん」が届かない理由運動体験が拓く思考への道筋自ら回す試行錯誤サイクルの秘密教師が支える学びの回転とは遊びが学びとなる究極の場作り
#402【特別回・体育WGシリーズ⑪】「次期学習指導要領の素案と体育WG」 14分・9月5日・ 408再生AI目次「工事の資質能力」廃止、その意味体育評価、新たな「学びに向かう力」授業時数調整制度、体育への影響体育授業の素材を他教科へ応用する戦略形成的な評価に注力、記録より対話を重視
#401【シリーズ最終回!夏休み特別企画・体育WGシリーズ⑩】「体育は『スポーツ』へ。そして、これから」 11分・9月4日・ 378再生AI目次体育からスポーツへ名称変更の狙い国が重視する「楽しさ」と「技能」「楽しい」と「できる」好循環サイクルの本質苦手な子が一歩踏み出す授業改善のヒント体育の未来像と今後の指導要領の動向
#400【夏休み特別企画・体育WGシリーズ⑨】「評価とICTは、どう変わるのか」 15分・9月3日・ 379再生AI目次評価の変化:技能優劣からバランスへICT活用:学習状況と思考を見える化動画で自己調整!学びを深める秘訣AIが引き出す振り返りの質向上とは?「関わり方の評価」未解決の論点
#399【夏休み特別企画・体育WGシリーズ⑧】「先生に『余白』を」 14分・9月2日・ 382再生AI目次「余白」の意味する二つの側面とは個別最適な学びを阻む固定化教師の思い込みを手放す勇気余白が変える授業の中身と時間個別成長を支える「余白」の力
#398【夏休み特別企画・体育WGシリーズ⑦】「12年間を『遊び』でつなぐ」 14分・9月1日・ 417再生AI目次新学習指導要領 運動遊びの意図『やらされ』から『遊び』への転換点当事者意識が引き出す運動への熱意小4までの『楽しい』が未来に効く理由12年間の体育を繋ぐ『遊び』の効用
#397【特別回】「新刊『FunCan体育の場づくりの書籍』の使い方」 14分・8月31日・ 442再生AI目次まず1つ!不安な子もできる場選びのコツ安心と挑戦を両立する場作りの秘訣準備の仕組み化と時間短縮の具体策作って終わりじゃない!先生の声かけ術フィードバックで進化する書籍活用術
ありがたいです💕