TOPトーク教師教師として愉しく生きる方法#396 発達特性のある子への支援シリーズ61 【テスト作成1】08:55 8月30日 6再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次従来のテストが奪う子どもの自尊心テストが測るべき「純粋な力」とは能力を引き出すテスト問題作成の工夫ミスで落ち込む子への共感と支援学習意欲を高めるテスト運用の原則AI文字起こし(β版) # チャプター 1 グッドモーニング!ボイシー・パーソナリティー、しばちゃんです。 8月30日日曜日ということで、皆さんいかがお過ごしでしょうか? # チャプター 2 今日は発達特性のあるクエの支援シリーズ61ということですね。 今日はテストの問題の作り方を工夫するということで、こういう先生がいますね。 さあ、2学期ラストスパート。中学校を向けて気合を入れていかないとということで、 これから毎朝漢字テストやるぞ。15分間で50問だよ。 子供が、今日もやるの?また0点か。 先生、漢字は大切だからね。早く正しく書けないと先生だけ盛り上がっているっていうね。 時間を競ったり、点を競ったり、中身を競うと。 こういったタイプのテストは子供一人一人のニーズに応じたテストとは言えないと。 ましてね、もうすぐ中学生なのに、そんなことでどうするの?とかね。 こんな漢字も書けないなんて、もう1回1年生からやり直しなさい。 っていうのはもってのほかで、子供のセルフエスティームですね。 自尊心、傷つけることだけですね。 ここで言われるのは、視覚情報の処理が弱い子にはどうかと。 聴覚情報が弱い子にはどうかと。 短期記憶が悪い子にはどうかと。 そういう視点でテスト問題作っていくと、いろいろと新しい可能性に気が付くはずなんですね。 あなた自身、こういう経験はないでしょうかね。 社会科のテストで、正答を知っているように答えを書くときに漢字を間違えたため、罰になってしまった。 算数のテストで、計算式は合っているのに答えが計算ミスで罰になってしまった。 国語のテストで、作者の気持ちを書くときに乱の中に書ききれず、あふれてしまって減点されてしまった。 こういう悔しい思いは誰でも一度や二度していると思いますね。 テストを作るときに、まず意識したいのは本当にテスト。 いわゆる測ると、テストしたいのは何かということですね。 採点の際にも要注意です。 このさっきの場合は、小学生時代に習った漢字の復習ということが教師側の目的でも、 子どもたちの漢字に対する知識と同時に、テストに集中する力、素早く字を書く運動能力など、 いろいろな能力を同時に測っていることにもなるということですね。 ちょっと考えてみると、50問の漢字テストを朝の15分間でやるときに、必要な能力はどういうものでしょうかね。 もちろん、漢字に対する知識、必須ですね。 でも、漢字を知っていたとしても、頭で知っている漢字をテスト用紙に正しく書けるかどうかは、 また別の能力が問われることになるんですね。 まずね、覚えているものを瞬時に引き出しから取り出す力、つまりですね、素早く想起する力ですね、必要です。 知っている事柄をパッと書くためには、手が不器用でも困りますね。 つまり、素早く書字ですね、書くことができるための運動能力、これも問われます。 さらに、問題を読み間違えないための視覚的な情報処理能力、これも必要です。 この能力が弱いと、問いの意味を読み間違えやすく、やはり正しい漢字を知っていても書けないです。 つまり、漢字テストは、漢字の知識を問うと考えるのは、実は短絡でもあるわけですね。 これらのことを考えますとね、 良いテストとは、純粋に漢字の知識だけを問うもの、ということが分かりますね。 1回15分だとしても、集中力を問うわけではないので、せいぜい問題数は10問くらいに絞ると。 それを5回やらせることで、漢字を覚える効果はますます上がると。 このようにね、テストの実施の仕方にも工夫を凝らしましょう。 視覚情報の処理が苦手な子もいますから、プリントの文字を大きくしたいですね。 日頃10ポイントを使って問題を作成するなら、12から14ポイントに、ちょっと大きめにするという工夫が必要ですね。 結局その子のね、ある特定の言葉についての能力を知りたいときはね、 できる限り純粋にその能力について知ることができるよう、テスト問題を検討しましょうということですね。 中学校以上のテスト問題を工夫したいのはね、何も小学校、高学年だけではないんです。 低学年でも、中学生でも、基本的な考え方は一緒です。 そのテストが一体何の力を測るためのテストなのか、 実際に作ったテストが純粋にその測りたい力だけを測る内容になっているのか、 慎重にね、確認する必要があります。 テストスキルについては、事例ね、先ほどの以前の例を参照していただければと思いますけれども、 こういった工夫ができなくても、できる支援もあるんですね。 それは子供の気持ちに寄り添って、一緒に解決策を考えていこうという姿勢をね、はっきりと打ち出すということです。 テストでね、ケアレスミスが多くて、点に繋がらないのは、私が悪いんだからしょうがない。 でもそのことを先生や親に、不注意だからとか、気がたるんでいるからと責められるのがたまらんと、 そんなことは自分が一番分かっているところもいましたね。 問題の読み間違い? 回答欄に記入ミスなどで点に繋がらなかったとき、採点は甘くする必要はないんですね。 答えは分かっていったけれど、各欄を間違えたんだね。 どうしたら同じ間違いをしないか考えようとね、 共感を示すだけでも、大きな支援になってくるわけですよね。 なのでですね、テスト問題を作成するときにですね、 今日の例のような、15分で50問解くということだけでもね、 漢字の単純な知識だけじゃなくて、 これはね、早く素早く反応して処理する、その問題を読み取る力、 いろんな能力が総合的に試されてしまうということなんですよね。 なのでそういう能力が総合的に身についていない子どもたちにとっては、 これはかなり苦痛でですね、もちろん結果もなかなか出にくいということですよね。 なので15分で10分ぐらいにしてですね、 短い時間でこの漢字の知識だけを解いたいということで、 こちらが測るべきテストの力を絞って、能力を絞っていくわけですよね。 そうすることで子どもはね、自分はここはこの問題ができていないんだ、 この漢字ができていないんだっていうことがわかるわけです。 なのでテスト問題を作るときは、総合的な力をね、 組み取る力、これはね、もちろん入手とか、 そういうとこでは必要な力になってくるわけですけど、 普段のテスト、小テストなどを作るときは、 その子の単純な知識を問う問題なのか、 それこそスピードを測る能力なのか、 何の能力を測るのかということを具体的に示してね、 それに基づいたテストを作るといいと思いますよね。 どちらにしても、テストを受けるということは、 子どもにとっては結構ね、ある意味ハードルが上がるわけですね。 しかもね、それが毎回やって、それがね、成績、 そのテストの結果が良くなければですね、 子どもは学習に対する意欲ですね、 意欲もあまり良くなってきません、低下してきますから、 その辺はね、毎回やるのかがいいのかどうかというところとね、 その問題の質と量ですね、 それをよくね、こちらで吟味した上で、 子どもに提示した方がいいのかなと思いますよね。 先ほどの例に言いましたように、 子どもに寄り添う気持ちで支援するつもりで、 ここはできなかったんだね、書く欄を間違えたんだねとかね、 ここまでスピードがなかなか早く書くことができなくてということで、 漢字を早く素早く書くというのはね、 能力的にも高いレベルの子ですから、 もちろん早く書くことも大事なんですが、 最初はね、丁寧に回答欄の中に書くということも大事になってきますからね、 何の能力を測るのかということをよく吟味して、 テスト問題を作るということが大事なポイントになってきますよね。 以上です。 # チャプター 3 みなさん、夏休みの最後の日曜日となってまいりましたけれども、 1ヶ月ちょっとあった夏休みも、そろそろ終わりに近づいてまいりましたけれども、 子どもたちも先生方も、いきなりパッと里出しは難しいとは思いますけれども、 ぼちぼちやっていただければいいですし、 季節の変わり目、体調も崩しやすいので、ぜひほがらかにお過ごしくださいませ。 ではでは。 もっと見る教師として愉しく生きる方法柴正樹00:091.チャプター 108:132.チャプター 200:343.チャプター 3コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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