TOPビジネスキャリア人事図書館ラジオ 人事にまつわるさまざまなテーマを発信中2026/7/14 火曜パーソナリティ(もも)ストレスのサインを見逃さないために11:33 7月14日 74再生 問題を報告する 再生する シェアする 火曜パーソナリティもも19回目のトーク。本日のテーマは「ストレスのサインを見逃さないために」です。人事図書館HP:https://hr-library.jp/もっと読むAI目次ストレスは複合要因で生まれる?その真実ケーススタディ: 複合的ストレス要因の罠心・体・行動に現れるSOSのサインHR・個人それぞれのサインの見つけ方サインに気づいたら?専門家へ繋ぐ重要性AI文字起こし(β版) # オープニング 仲間と学びで未来を開く人事図書館ラジオ この番組は、人事図書館スタッフが、様々な人事のお悩みについてお話しします。 というわけで始まりました、人事図書館ラジオ火曜日の放送。 パーソナリティは、人事図書館コミュニティマネジャーの桃です。 火曜日の放送では、毎週、人事、労務、キャリア、メンタルヘルス、 そして、書籍にまつわるテーマをゆるっとお届けしています。 今日のテーマは、ストレスのサインを見逃さないためにです。 なんとなく最近しんどい、あの社員ちょっと様子が違う気がする、 そんな風に感じたことはありませんか? でも、それがどこから来ているのか、どう受け止めたらいいのか、 なかなか整理できないことも多いですよね。 今日は、職業性ストレスモデル・内容種モデルを手がかりに、 ストレスのサインを構造的に理解するヒントをお届けします。 HR担当者の方にも、働く個人の方にも、ぜひ最後まで聞いていってください。 # そもそも「ストレス」ってどこから来るの? まず最初に内容種モデルについて簡単にご説明します。 内容種というのは、アメリカの国立労働安全衛生研究所のことです。 このモデルは、職場でのストレスがどのように発生して、どう心身に影響するかを示したものです。 日本でも、産業保険の分野で広く使われています。 このモデルで大切なのは、ストレスは仕事の要因だけで決まるわけではないという視点です。 ストレスの原因として真っ先に思い浮かぶのは、長時間労働や仕事量の多さ、人間関係の問題といった職場の要因ですよね。 確かにこれは大きな要因です。 でも、内容種モデルではそれに加えて、個人要因と職場外要因も組み合わさってストレス反応が生まれると考えます。 個人要因というのは、その人の性格や価値観、過去の経験、体育といったものです。 同じ仕事量でもストレスを感じやすい人とそうでない人がいますよね。 それはその人の個人要因が影響しています。 職場外要因というのは、家庭の問題、育児や介護、経済的な不安など、仕事以外の生活環境のことです。 プライベートで大変なことがあると、職場でのストレス体制も下がりやすくなります。 このモデルを使って、実際のケースを見ていきましょう。 IT企業に勤める30代の女性Aさん。初めてプロジェクトマネージャーを任されました。 育児との両立の関係で、週4日から5日在宅勤務をしています。 2ヶ月前、中学校に進学したばかりの娘さんが不登校になりました。 在宅勤務なので、日中塞ぎ込む娘さんの姿が目に入り、学校対応も突発的に発生していました。 旦那さんからは、家にいるんだから様子を見ておいて、そんなにお前が苦労して働く必要があるのかと言われてしまい、それに対して何も言えなくなってしまったそうです。 このケース、仕事、個人、職場外、3つの要因が重なっています。 プロジェクトの重圧という仕事要因、娘の不登校と旦那様との関係という職場外要因、 それに加え、プロジェクトマネージャーを任され、責任感が強かった、そんな個人要因もありました。 自分が抜けたら大変だ、そんな思いで必死に頑張ってこられたんですね。 こんな平さんですが、1ヶ月前から、入眠困難、早朝覚醒、めまい、集中力の低下、といった形でストレス反応が出てきていました。 まさに、内容種モデルがそのまま当てはまるケースと言えます。 つまり、あの人がなぜ不調になったんだろうと考えるとき、仕事だけを見ていても全体像はつかめないということがあります。 個人の状況や生活背景も含めて複合的に見ていく必要があるということなんです。 # サインはどこに出る?&サインに気づいたら? では次に、ストレス反応がどんな単位として現れるかをお話しします。 ストレス反応は大きく3つ。心、体、行動に現れると言われています。 先ほどのAさんのケースでも見ていきましょう。 Aさんはプロジェクトの納期が迫る中、自分が抜けたら業務が滞ると焦っていましたが、いろいろなストレス症状が出現していました。 娘とゆっくり話がしたいが、仕事の会議に追われピリピリしている。仕事を今投げ出したら関係各所に迷惑がかかると、自責の念に駆られていました。 上司に相談したくても自分以上に忙しそうだからと、なかなか相談することもできないでいました。 仕事の責任、娘さんのケア、自身の体調の限界の狭間で、これ以上どうしたらいいかわからないで見つめられてしまっていました。 このAさんの心のサインとしては、自分が抜けたら迷惑がかかるという自責の念、娘さんともゆっくり話せないという辛さ、ふと涙が出てくることもあったそうです。 こういったものが心のサインとして考えられます。 続いて体のサインですが、入眠困難、早起き性、めまい、吐き気といったものが挙げられますね。 病院に行くほどじゃないかもと思いながらも、じわじわと体に出てきていたということですね。 そして行動のサインも現れていました。 集中力の低下、そしてそれに伴う判断ミスが目立ち始めていたということです。 会議でビリビリしてしまう、上司にも相談できない、そういった変化も出ていたわけですね。 HR担当者や管理職が日常の中で気づきやすいのは、この行動面のサインになります。 遅刻や欠勤、ミスの増加、発言の減少といった変化は、数字や記録としても見えやすいです。 あれ、最近様子が違うな、と感じるきっかけになりやすいんですね。 一方、本人が最初に気づきやすいのは、体や心のサインです。 でも、気のせいかな、もう少し頑張れば大丈夫、と流してしまって、気づいた時には深刻になっていた、というケースが現場でも多く見られます。 だからこそ、HR担当者は行動面の変化にアンテナを立てながら、本人は自分の心と体の変化を日頃から意識しておく。 両方の視点が揃うことで、サインを早めにキャッチアップできるようになります。 最後に、サインに気づいた後、どう動くかをお伝えします。 まず、個人の方へです。 先ほどご紹介したAさんのように、迷惑をかけたくない、自分が頑張るしかない、という責任感の強い方ほど、サインを見て見ぬふりをしてしまいがちです。 でも、心と体のサインは、あなた自身が発しているSOSです。 簡単な自己チェックの習慣として、今週ちゃんと眠れているか、食欲はあるか、楽しいと感じる瞬間があったかを、週に1回だけでも振り返る。それだけでも変化に気づきやすくなります。 そして、おかしいなと思ったら、一人で抱え込まずに誰かに話してみてください。 社内の相談窓口、産業医、EAPサービス、どこでも構いません。 Aさんも最終的にEAPに相談したことで、自分の状況を整理できたんです。話すことで見えてくることが必ずあります。 次に、HR担当者管理職の方へです。 行動面の変化に気づいたとき、どう声をかければいいか、迷う方も多いと思います。 大事なのは、解決しようとしないことです。 最近、少し疲れているように見えるけど大丈夫?という一言でいいんです。 答えを求めなくていいし、アドバイスをしなくていいんです。 気にかけているよという姿勢を見せることが、本人にとって大きな安心につながります。 そして、そこから先は、一人で抱え込まず、産業医や専門家につないでいく。 HR担当者の役割は、解決する人ではなく、気づいてつなぐ人なんです。 # エンディング 今日は、ストレスの三位を見逃さないためにというテーマで、内容種モデルを手がかりにお届けしました。 ストレスは、複合的な要因から生まれる。 三位は、心・体・行動に現れる。 そして、気づいたら一人で抱え込まずつながる。 この三つをぜひ、頭の片隅に置いておいていただけたら嬉しいです。 というわけで、お時間になりました。最後までお聞きいただきありがとうございました。 また来週火曜日にお会いしましょう。 皆様、今日1日元気にお過ごしください。 もっと見る #コミュニティ #ストレス #人事 #メンタルヘルス #労務 #人事図書館 人事図書館ラジオ 人事にまつわるさまざまなテーマを発信中人事図書館01:131.オープニングhttps://hr-library.jp/03:582.そもそも「ストレス」ってどこから来るの?05:403.サインはどこに出る?&サインに気づいたら?00:444.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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