この記事は、Voicyパーソナリティロブ子さんとカニ美さんの放送をもとに書き起こした記事です。音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!
内定をもらうにはとにかく続けるしかない
ロブ子:うちらほんーーーーまに内定出なくて。
カニ美:驚くほど出なかった。
ロブ子:大学で4年間同じクラスやったけど、クラスのみんな内定出て、うちらだけ出んかったね。
カニ美:何で内定でぇへんのや!って泣きながら。
ロブ子:喜べへんのよ。誰かが内定出たって聞いても。
カニ美:ほんまに。おめでとうって思っていても、裏では…
ロブ子:でも向こうも気づかってくれてんねん。だから余計に惨めで…!
カニ美:ほんでさ、飲んでる時もさ、めっちゃ楽しくて、めっちゃ美味しいご飯を食べてるのに、心の隅では「内定出てない…」って思ってて。おいしいレバー食べてるのに「うちは内定がない」って。
ロブ子:ほんまに嫌やった。
カニ美:でもそれで仲良くなったしね。2人でグループ面接を受けに行ったりとかしてたね。
ロブ子:あった。全員やる気ないヤツが集まって、何の身にもならんグループ面接があったね。
カニ美:そうそう、あとは面接官に「なんでカニ美さんはここに居るんですか?」って言われた。自分のポートフォリオを見せてて「カニ美さん、絶対ここ興味ないでしょ?」って言われて。うちもポカンとなって。ほんまや…!って思ったことがある。
ロブ子:やば!
カニ美:それくらいうちらは迷走してたね。
ロブ子:うちもやりたいこととか勉強してきたことじゃなくて、梅田のグランフロントで働きたい、あのビルかっこ良すぎる!みたいな感じで受けてたから、当然そんなの受からんし。
カニ美:でもさ、受け続けるしかなくない?終わらせるには。数打つことをしなさ、当たらへんからさ。
ロブ子:ちょっといいこと言うやん。
カニ美:宝くじは買わないと当たらないやん。ちょっと用意しててん、これ。
ロブ子:めっちゃ恥ずいやん。
カニ美:だからさ、辛くても終わらせるためには受け続けなアカン。
ロブ子:そうやね。休みたくなりなったりするけど、休んでる間にどんどん置いていかれちゃうから。
カニ美:そこは根性見せてこ。
面接を続けると会社との相性がわかってくる
カニ美:でもさ、最後の方さ、「なんかこの会社は自分に合う」っていうのがわかってこなかった?今の会社はめっちゃ働きやすそうやなっていうのが想像できた。勘が働くというか、ピンときた。
ロブ子:本音で喋れるっていうのはあったかも。
カニ美:ロブ子もそうやったもんね。
ロブ子:ブースを歩いてるときにめちゃくちゃ美人な人が話しかけてくれて。ほんまに最初は「うわ、この人事めっちゃ美人やんけ」みたいな感じただけだけど、その後に会う人会う人がみんなめっちゃ喋りやすくって。なんなら社長面接もめちゃくちゃ喋りやすくて。しかも社長も社長で、うちが帰国子女のくせにあんまり英語できひんみたいなところもわかってくれて。「あれ?めっちゃ自分のことを分かってくれる!」っていうのはあった。
カニ美:ありのままの自分を見てくれてるのが嬉しいよね。安心するよね。
ロブ子:うん。実際、今めっちゃいい感じやから。そういう直感を信じたほうがいいかも、意外と。
カニ美:まぁ受けてかなわからんけどな。
ロブ子:うん、だからそれも数こなさなわからん。
カニ美:何を偉そうに内定出なかったヤツらが語ってんねやって感じやけど。
ロブ子:あんま参考にしないでね?責任感じちゃうから。
カニ美:就活はほんまに辛いけど自分ががんばるしかないから。
ロブ子:で、終わったときに飲みに行ってほしい。ぜひ。
カニ美:大阪のなんばにぜひ飲みに行ってほしい。開放感を味わってほしい。うちさ、内定出たとき帰りのエレベーターで叫んだもん。「やっと内定出たー!」って。
ロブ子:うちは泣いてしまった。
カニ美:は?素敵やん。
ロブ子:いや違うねん。東京配属やってん。最初は関西で働けるつもりやった。最終面接が東京やったらからなんかおかしいなとは思ってたんやけど。「東京で働いてください」って言われて、帰りの新幹線でめっちゃ泣きながら帰ったのを覚えてるわ。不安やった。
カニ美:うちはさ、内定出たときはお母さんに電話してんか。そしたらお母さんが泣いてた。「東京でデザイナーって、社畜やろ…」って。うちらエレベーターで叫んだテンションやったのに。
ロブ子:その温度差ヤバイやん。
カニ美:まさか東京になるって思ってなかったから。
ロブ子:まぁでも、東京も住めば都でしたわ。
カニ美:はい、だからがんばってください。
ロブ子:応援してます!