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「ひとりの時間」が自分を育てる。はあちゅうさんの紹介する、人生を見つめ直す1冊 − はあちゅう

「ひとりの時間」が自分を育てる。はあちゅうさんの紹介する、人生を見つめ直す1冊 − はあちゅう

この記事は、Voicyパーソナリティはあちゅうさんの放送をもとに書き起こした記事です。音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

「本当に必要なことはすべて『ひとりの時間』が教えてくれる」横田 真由子さん

こんにちはブロガーで作家のはあちゅうです。

このチャンネルでは私が読んだ本の中から好きだった本だったり、お勧めしたいなと思った本をご紹介しています。今日紹介する本は『本当に必要なことはすべて「ひとりの時間」が教えてくれる』横田 真由子さんという方の本です。

著者の横田さんはミニマムリッチコンサルタント、オフィスハード代表というふうに書いてあるんですが、もともとグッチジャパンの販売スタッフとして有名人の方やVIPの方の担当をしていて、3年で店長に昇格、顧客獲得数ナンバーワンになったそうです。そしてVIP客のもの選びに、女性としての優雅な生き方を学び、独自の大人エレガンスを実践する契機となるということで、そこからはミニマムリッチライフ、上質なものを少しだけ持つ人生っていうのを提唱して、講演会、執筆活動などを行っているそうです。

この本なんですけど、この間書店に行ったときにちょっとこう表紙を見て面白そうだなと思って、で帰ってきてもあれやっぱり読みたいなあと思ったので、amazonで注文しました。今度2月10日に『大切なあなたノート』の発売記念イベントをマルノウチリーディングスタイルっていう書店さんでやらせてもらうんですね。この間打ち合わせで店長さんとかとご挨拶させていただいて、その時にね、結構早く着いたので3〜40分位書店をぶらぶらしながら最近の新刊とか色々見てたんですね。その時に見かけて、でちょっとパラパラっとめくって気になった方なんですでね。ちょっと積読も家にたくさんあるからと思ってその時は買わなかったんですけど、やっぱり気になって買ったっていうね。そういう経緯です。

人生を一日の時間として捉える

私、時間術の本がね、定期的に読みたくなるんですよね。時間の作り方っていうのはもうゴールはなくて、ライフステージが変わるごとに見直すべきだと思っているし、なんか常にね、より良い方法はないかなと思って結構あさっちゃいますね。だいたい時間の使いかたを見直そうとか、時間の成績表をつけようとか、あとはなんか円グラフにして朝起きてから寝るまでを全部書いてみましょうとか。うん、あとはその無駄な時間をなくしましょうということで、どうやって作業の生産性をあげるのかみたいなそんなことが書かれていて、大体同じことが書いてあるんですけど、でもその中で1つでもこれはやってみたいなと思えることがあったら私はその読書を無駄じゃなかったと思うので。なのでね時間術の本は良く読むんですよ。

でこの方はね、時間術の本っていうよりは、まあ優雅な時間の過ごし方みたいなものなんですけど、こういう本もねちょっとね自分の時間のつかい方をもっと良いものにしたいと思ったときに読みたくなりますよね。この本の中では今の自分の生活をもっと豊かで余裕のあるものにするためにこんなことをしたらいいんじゃないかっていう提案がね、たくさん書かれてるんですよ。

例えば朝10分だけ、優雅な時間を作ってみようとか、1日3分心と体を温めてみようとか、アナログな時間をあえて作って癒しの時間にしようとか。そんな中でね私の心に刺さったのは、人生の時間は今何時ですかっていう場所ですね。作者の横田さんはキャリアをスタートしたのが22歳らしいですね。で、例えばその就職した22歳を朝の7時半にするとしたら、まさにこれから出社っていうところで。キャリアを積んで30代を前に1度立ち止まって考えるのが、29歳これがだいたい10時前ぐらいでここからゴールデンタイムに入るんですね。人生の後半戦の作戦を練るに36歳というのが12時、そして見える景色や体調も変化してきた43歳が選択と集中で、もう1度アクセルを踏み直す。43歳が14時半、集中力が切れがちな午後の時間は自分なりの工夫が必要。人生100年時代となった今、定年後のキャリアも見据えて自分らしい個性や人格をもう1度磨き直す50歳は17時の定時前の時間帯。退社してからどんなことをしようかと考える大きな節目になります。

こんな感じでね、こうやって1日に例えるのってすごく面白いなあと思って。でここには36歳がだいたい12時だということが書いてあるんですけど、私もちょうど1月に35歳になったので、「あー私今、丁度こう1日の中で考えると12時にいるんだ」って。だからねオフィスで考えるんだったらここからちょっとお昼の休憩取って、そして午後の仕事もうひと踏ん張りっていう、そういう立ち位置にいるんだなって思いました。こういう感じで人生を何らかのものに例えて、そこに自分を入れてみるっていうのがすごく楽しいですね。

昼間はパブリックな自分を磨き、夜はプライベートな自分を磨く

あともう1つは、この考え方を取り入れたいなって思ったのが昼間はパブリックな自分を磨く時間。夜は私の自分を磨く時間です。つまり昼間はパブリックな自分を磨いて、で夜はプライベートな自分を磨くっていうことが書いてあるんですけど、この昼の時間を仕事の時間ではなくて、パブリックな自分を磨くっていうふうに表現するのってすごくいいなと思って。で私はオンとオフがすごく曖昧なフリーランスという働き方なんですけど、今はパブリックな自分の時間、今はプライベートな自分の時間だっていうのをもうちょっと意識してみていいかもなーっていうのを、ここを読んで思いました。

その他にもね、私の生活からは程遠いようなブランド品のお話とかもいろいろ出てきて、なんかね、すごく読んでるだけで気持ちがゆったりと豊かに膨らんでいくような、そんな気持ちを味わいました。私、高級品はあんまり買ったりとかはしないんですけど、雑誌で見たりとか、そういうもののストーリーを聞くのが大好きなんですよね。なんかそういうの聞くだけで自分の内面に何か豊かなものが入っていたっていう感じになるから、だからこういう本でそういうエッセンスを自分の中に取り入れるのって、凄いコスパがいい心の潤わせ方かななんて思います。

はい、まあこういう本、女性ならたぶんみんな好きなんだと思います。読むだけでねなんとなくこういい女になれたような気分がするっていうか、なんかね、最近あの「風の時代」に突入したみたいなそんな話題があったりとかしましたけど、まさにこう時間の使いかたっていうのが改めて問われたりしている時期なので、こういう本を読みながら自分はどういう時間を味わいたいかということを改めて考えるのもいい気がします。

はいというわけで、今日は「本当に必要なことはすべて『ひとりの時間』が教えてくれる」横田 真由子さんの本をご紹介しました。このVoicyからamazonのリンクも貼っておきます。ではまた。

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