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最近よく耳にする「モンテッソーリ教育」とは?教育の目標は子どもの「自立」と「自律」− モンテッソーリ教師あきえ

最近よく耳にする「モンテッソーリ教育」とは?教育の目標は子どもの「自立」と「自律」− モンテッソーリ教師あきえ

この記事は、Voicyパーソナリティ モンテッソーリ教師あきえさんの放送をもとに書き起こした記事です。
音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

モンテッソーリ教育ってどんな教育?

本日はですね、モンテッソーリ教育ってよく聞いたりとか、初めて耳にする方もいらっしゃると思うんですけども、そもそもどういった教育なのかっていうことをお話ししていきたいなというふうに思います。

モンテッソーリ教育を耳にした場面というか、イメージしたタイミング、出会ったタイミングとかっていうのは本当に人それぞれで、お子さんの教育で知ったということもあれば、自分自身が保育士とか幼稚園教諭で元々知っていたとか、何か本の中で目にしたとか、本当に様々なところに出てくると思います。

でもじゃあどういった教育なのかを色々インターネットで検索をすると、 「Googleの創始者の方たちがモンテッソーリ教育を受けて育った」とか、「実はこの人はモンテッソーリチャイルド」「幼少期モンテッソーリ教育を受けて育った」とか色々な話題が出てくるんです。

でも誰かが受けた教育だから良いっていうことではなくて、やっぱり中身が重要ですよね。なので今日は、その中モンテッソーリ教育にはどういった特徴があるのかということをお話ししていきます。

モンテッソーリ教育の目標は「自立」と「自律」

それでは早速お話ししていきましょう。様々な特徴があるんですけれども、まずはじめにモンテッソーリ教育が、何を目標として子どもに教育をするのか、というところをお話ししていきます。

子どもがどこに向かって発達をしていくのかという所に通じるんですけれども、これは「自立」をするということを目標にしています。「自立」というのは実は二種類ありまして、一つは自分で立つっていう風に書く「自立」。もう一つは自分を律するっていう風に書く「自律」ですね。この二つの「じりつ(自立・自律)」を目標に教育を行っていきます。

そして子どもは生まれたその時から、毎日毎秒毎分自分で自分を発達させているんですけれども、子どももどこに向かって発達しているのって言ったら、実はこの「自立」に向かって発達をしています。自分のことが自分でできるようになるというのが、自分で立つっていう方の「自立」ですよね。そして自分で自分をコントロールする、律することができるようになるというのが、自分を律するって書く方の「自律」です。まだ誕生した時はもちろんどちらもできていません。

しかし、モンテッソーリ教育では何歳っていう区切りがあって、そこで人間として自立をするっていうふうに考えています。いったい何歳でこの自立をすると考えられているかと思いますか?6歳ぐらい?18歳ぐらい?。実はですね、24歳で人間として自立をするっていうふうにモンテッソーリ教育では考えられてるんですね。誕生から24歳の24年間をかけて、人間として自立をしていきます。子どもはその自立に向かって、毎日毎日、もう毎日の中でも毎時間、毎分、毎秒、自分をより良い方向に発達させようと、子どもは自ら、自分をより発達の方向へ向かわせているんですね。なので自立がモンテッソーリ教育の目標とすることです。

大人は子どもの自立を援助する

でも、自立をするのは誰って言ったら子どもですよね。どんなに可愛い我が子でも、親が代わって自立してあげることは絶対にできないんですよね。その子自身が自分の力で、自分の体を使って、自分の心を使って、自分の精神を使って、自分自身を自立させていくしか方法はないわけですね。

私たち親は、教育として、傍にいる先生は、教師は、何ができるのかって言ったら、その自立しようとすることを助けてあげることなんですよね。援助してあげること。それこそが教育であり、子育てであるんじゃないかなって思います。

なのでモンテッソーリ教育の目標は、自立を助けることまで援助することなんですね。

モンテッソーリ教育は英才教育ではない

よくこうモンテッソーリ教育って聞いて、インターネットで調べたりすると、早期教育とか英才教育っていうふうに出てきたり、そういう風に捉えられてしまったりすることも少なくないんですけれども、実は子どもを賢くさせるとか早期教育とか英才教育っていうことでは全くないんですね。結果として色々なことがよく考えられたりとか、計画を立てられたりとか、いろんなことをよくこなしていくことで実践力が身についたりとか、自主性が身についていくかもしれないんですけれども、決して成功する人になるために教育をするとか、賢くするためにするっていうメソッドでは、決してありません。

あくまでも、子どもが自分で自分を両方、二つの手ですよね、自分で自分を律する。この二つを自分の力で成し遂げられるようにするために、大人が援助する。それがモンテッソーリ教育の目標なんですね。それがもう一つ目の特徴なんですよ。もうここは本当に、履き違えてほしくないと言うか、しっかり知っていただきたい。正しいことを知っていただきたいので、一番初めにお話をしました。

モンテッソーリ教育の目標にのっとり、大人は子どもの成長を陰で支える

今日はですね、数あるモンテッソーリ教育の特徴の中の、まずは基本的な一つ目の特徴、何を目標として子どもと関わって教育をしていくのかっていうところをお話をしました。

先ほどから教育をする、教育をするってお話はしてるんですけれども、実は教育をするとか、子育てをするっていう考え方よりも、子どもの育ちを助けるっていう考え方は、ちょっとニュアンスが違っちゃうんですよね。

教育をするって言うとなんでしょうね、上から子どもを見てやってあげるっていう関係性が言葉の中にも含まれているんですけど、そうではなくて、あくまで子どもが育っていくのを黒子として陰ながら支えていくとか、そういった感じで。子どもの育ちを助けるという捉え方で教育をする、っていう風にもお話をしています。

今日は、モンテッソーリ教育の特徴、9〜10くらい特徴があるんですけれども、その中の一つをお話ししました。これからの放送の中で、順番に一つずつご紹介していけたらいいなって思っています。

本日も最後までお聴きいただきありがとうございました。良い1日をお過ごしください。

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