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夫婦の話が噛み合わない?「全ての理由は無関心から」− ワーママはる

夫婦の話が噛み合わない?「全ての理由は無関心から」− ワーママはる

この記事は、Voicyパーソナリティ ワーママはるさんの放送をもとに書き起こした記事です。
音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

価値観の変化の度合いがズレを生む

なぜ夫婦の会話が噛み合わなくなっていくのか?という話に触れてみたいと思います。

実はこれを質問箱に結構いただくんです。「夫に話が通じない」とか、「妻にこういうことを言ってるのに理解してもらえない」とか。あとは「なぜ何度も何度も同じ事を言わせるのか」というご意見。これが結構きます。お気持ちは大変よくわかります。

お互い人間なので、日々いろんなことを学んだり経験したりする中で考えと行動が変わっていくんですよね。皆さんもご経験があると思います。私も結婚した当時よりも考え方や物事に対する優先度付け、価値観が変わってきてるなと思います。

これはしょうがないんですよね。人間は進化していますし、10代の頃の価値観や考え方を40歳、50歳になっても持っていますというと逆に心配になってしまいます。好き同士で結婚したのになぜそれが変わっていくのか。それは変わるスピードと変わるものの価値観の度合いが違っていくからなんです。

例えばワーキングマザーでフルタイム勤務、ひとりで家事育児を請け負っている方は家事育児と仕事に関してはものすごくシビアにいろいろ考えるようになり、考え方が急速に変化していきます。一方、夫は家事育児をあまり担うことができないまま仕事に没頭している。すると家事育児の分担が少なく、当事者にならない。考え方はそこで大きく乖離していきます。これは皆さん想像がつくと思いますし、実際このことに起因して「結婚当初は仲が良かったのに、子供が生まれてしばらく経ってみると子どものこと以外は一切会話がない」ということまであったりします。

もちろん産後の一時期は女性側もホルモンバランスが変わったり、睡眠不足という現実があります。だからそもそもの会話よりも生理的欲求、寝たいというところが満たされていない。だから人と繋がりたいとか、ましてや好きな人としゃべりたいといった欲求が沸いてこないということがあります。相手にも関心が持てず、自分にも関心を持ってもらえないようにいったんなると、価値観の差はどんどん広がっていきます。うまく会話ができなくなって、共通項がなくなる。夫婦なのに会話がないっていう状態になることが推察できます。

そのために最近では妻のトリセツとか夫のトリセツという本が出ていたりします。これらを見ると男性の脳と女性の脳ってそんなに差がないらしいんです。しかし、物事の受け止め方とか発達度合いによって、ここが優位、こっちが優位じゃないっていう部分はあると考えられます。

例えば女性は共感してほしくて話をしているのに、男性は解決策をすぐ述べて大ゲンカになってしまうことがあったりします。「そんなことは聞いてないよ」っていう話になるんですよね。でも夫からすると「いやいや、困ってるから具体的なことを提案してあげたのになんでそんなに怒ってしまうんだろう」となります。これは会話があるからまだいいと思うんです。むしろお互いが何を考えてるのか分からず、どんどん会話がなくなっていくことが問題なんだと思います。

あうんの呼吸は勘違いかも?

会話がなくなるとき、この人とはしゃべれなくてもいいなって思うときって、皆さんはどういう時だと思いますか?

これは関心がない時なんです。要は無関心から始まっています。怖いですね。相手への興味関心がないので自分のことを理解してもらわなくてもいいし、相手のことを理解しなくてもいい。そうなると人は会話しなくなっていきます。実は、嫌な人だったら自分の心の中に残るので、その人のことを悪口で伝えたりとか、ついついその人を思い出したりするんです。

夫婦関係で言えば「夫婦喧嘩するほど仲がいい」と言いますが、それは価値観の相違を埋めるために相手に腹が立つ。なんでこうしてくれないんだろうと思うことです。それなら一応ケンカという形で会話が生まれてきますし、もしくは他人にそれを伝えることで、その夫だったり、妻だったりの存在を思い出します。私の質問箱に(こうした質問を)送ってくださる方はやっぱり、相手に興味関心を持ってほしいとか、自分のことを理解してほしいという気持ちがあるから送ってこられるんだと思うんです。

だから一番怖いのは興味関心がないということです。つまり、私の質問箱には送ってこないし、人にも夫の悪口は言わないし、夫に対しても何も言わない。お互い興味関心がないので会話をしなくなっていく。ここからコミュニケーションが取れなくなっていき、夫婦の会話はどんどん少なくなっていくというケースがあるんじゃないかなと思います。

「いやいや、何も言わなくてもあうんの呼吸でわかってるんだよ」とおっしゃる方もいるかもしれません。しかし人間というのは社会的な生き物で、これは多分どちらか都合がいい片方の勘違いだと思います。昔で言う「お茶取って」「メシ」。こう言って出してもらう方はあうんの呼吸だと思っていても、妻側は決してあうんの呼吸だと思ってないですよね。人が2人いたら会話によってコミュニケーション成り立たせていくのが人間ですから、その辺がだんだん離れていくと夫婦の会話はなくなっていくんだろうなと思います。

互いに興味を持ち続けるため心がけたいこと

じゃあどうすればいいのか。やっぱり興味関心を持てないものに興味を持てというのは難しいですよね。でも、かつては興味関心もあったから子どもをもうけたり、家族をもうけたりしている夫婦が多いはずです。家族の中で問題が全くないという方はいないと思いますので、問題に立ち向かうことで夫婦の絆を深めるような戦略的な会話をする。もしくは子供の成長など、家庭の中の共通の話題を日々少しずつ話していく努力、伝える努力をしていくことでお互いが歩み寄るしかないんじゃないかなと思います。

方法としてはいろんなやり方があるんです。男性は何かあると論理的に解決策をついつい最短でお話ししてしまいたくなる。女性は別にそんなこと求めてない。ただ話すことによって満足するんだという方が多くいらっしゃる。共感してほしいだけ。

すぐ会話が途切れてしまうのであれば「これはもしかして共感して欲しいだけなのかな?」と考えてみるのも1つですよね。夫側であればただ共感するっていうのが良いと思います。妻側も「どうせ論理的に返ってきて終わりでしょ」と思うのではなく「私、そういう答え求めてないから。今から話するけど、へー、そうなんだって聞いてほしいんだ」っていうことを言ってみるのも1つだと思います。

夫婦の会話がなくなっていて、そこに対して問題を若干感じている。でも自分は歩み寄りたくない。それではお互い絶対歩み寄れず、無関心の平行線がずっと続くと思います。人生100年時代でございますので、30歳、40歳ぐらいで無関心の平行線が始まって、それから20年、30年も無関心のまま死にたくないと思いますので、何かあると思います。

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