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職場、家庭での「不機嫌ハラスメント」の対処法を考える − ワーママはる

職場、家庭での「不機嫌ハラスメント」の対処法を考える − ワーママはる

この記事は、Voicyパーソナリティワーママはるさんの放送をもとに書き起こした記事です。
音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

不機嫌ハラスメントの対処法を考える

ようこそワーママはるラジオへ。

この番組はワーキングマザーたちがワーママのサバイバルをどう賢くしたたかに楽しく生き抜いていくのか、そんなテーマでお届けしております。

今日はわたくしがですね、レタスクラブさんで「女のもやもや因数分解」というページを連載として頂いております。その中でですね、今日、編集長の前田さんと永田さんとお話をしておりました。そこで不機嫌ハラスメントについて話題が出てきたんですよね。

自分の機嫌を自分で取れない人の不機嫌ハラスメント

皆さん不機嫌ハラスメントってご存知ですか?

最近少しずつ話題になってるなと思う言葉の一つなので、この不機嫌ハラスメントについて今日は分解してみたいなと思います。周りについつい不機嫌になってしまう人がいたり、自分も不機嫌になってしまうという方、どうぞ最後までお付き合いください。

わたくしはよく自分の機嫌は自分でとるということがとても大事だという話をしています。大人のたしなみとして自分の機嫌を自分で取る。そのためにいろいろな、機嫌が悪くなりそうなときの対応策を持っていたり、もしくは自分の機嫌がよくなるとわかっているポイントをですね、作っておくことが大事だと考えています。

例えば怒りに駆られそうになるのなら、怒りに駆られそうになる前のアクションを決めるとかですね。お水を飲むとかトイレにいくとか。あと怒りに駆られることが悪いことではなくて、怒りを感じたのであればその怒りをなぜ感じたのかということを分解してみる癖をつける。つまり紙に書いて、事実と感情や解釈で分けてみるなんてこともお勧めしています。

他にも、すごく気分が落ち込んだりしたら、自分の気分を上げてくれるような行動をですね、ストックとして持っておくというのもお勧めしています。具体的に言うと、例えばお気に入りのパン屋さんに寄って帰るとか、散歩に行くとか、好きなコーヒーを飲むとか、まあ何でもいいと思いますが皆さんがちょっとテンション上がるなと思う行動を、ちゃんと言語化して持っておくと言うのは、日々自分の機嫌をコントロールしていくのにはすごく重要なポイントになります。

あと、ちゃんと睡眠を摂って栄養の良いものを食べるというのも、基本的な人間の欲を満たすところで大事になります。こうやって繰り返していればなんとなく機嫌が悪くなりそうな状況になっても自分をコントロールしていけますので、機嫌を取るっていうのはそんなに難しいことではない。つまりご機嫌であるというのは大人のルールだよ、ということでお話している事が多くあります。

とはいえ私もですね完璧な人間ではありませんので、不機嫌になる時もあります。で、この不機嫌についてですね再度ちょっと考えていた時に、最近「不機ハラ(フキハラ)」という言葉があるというのに出会いまして、今日はこの話をしてみたいと思います。

「不機ハラ」は伝染する

不機ハラとは、不機嫌なハラスメントということで、要はですね周りの人になぜ自分が不機嫌かという理由を説明せずに、不機嫌な態度をとり続けて周りの人たちから心配をもらったり、威圧的な態度を取る事によってちょっと萎縮させたりするような態度。これをですねハラスメントとして不機ハラというふうに言われているそうです。不機嫌ハラスメント、皆さんの職場にこういう人いますか?あっ、いるって思った方もいらっしゃると思うんですよね。例えば「うちの上司、常に不機嫌ハラスメントを出して来るな」と思われたり、「同僚のあの人が不機嫌であるがために、私の仕事がやりにくくなるなあ」っていうふうに思った方もいるんじゃないでしょうか。

この不機嫌がですね、なぜ面倒くさいというか、怖いかというと「理由がわからないから」なんですよね。要は人間なので、言葉で言ってくれないとわかりません。なぜ不機嫌なのかがよく分からないんですよね。でもこちら側が相手に気を使ったり、また相手の立場がですね上だったりすると、こちらがすごく萎縮した状態で対応しなければいけなくなります。そうすると感情というのは連鎖しやすくなりますので、こちらまで嫌な気持ちになっていくというのは、皆さん想像がつくんじゃないでしょうか。

また度々ですね、何度も不機嫌でいると「私の態度が悪いのかな」とか、相手に何か申し伝えるときですね、すごく気を使ってビクビクするようになりますよね。そうすると職場内では健全な職場とは言えませんし、家庭内でも健全な家庭とは言えなくなっていきます。

では不機嫌な態度を取って不機嫌ハラスメントしてしまう方は、なぜそんな態度を取るのかということを考えてみたいと思います。

「不機ハラ」とは、自分の感情を言語化できないから発生する

そういった態度をとる理由は背景にいろいろなことが想定されます。例えば相手をコントロールしようとしている。不機嫌をアピールすることでですね、自分の言うことを聞かせようとしたり、萎縮させることで、相手を言いなりにさせようとしていたりするんですよね。されたほうの相手は、やはり自分に何かちょっと悪い事あるのかなって、自分が何やったかなって思ったりしますので、正常な判断ができなくなってしまったりします。これがハラスメントになりますね。

あとは気づいてないけど不機嫌になっているという人もいます。どういうことかというと、年配の男性に多かったりするんですが、自分の感情をですね、言葉にすることを小さい頃から受け止めてきてもらわなかったような人というのは、自分が何に対して不快を感じているとか、どういうことが嫌だっていうのを言葉にできないんですよね。なので態度で現れているという方がいたりします。

小さい頃からですね「男なんだから泣くな」とか自分がネガティブな感情を出していると親に怒られたなんていう経験をされている方は、自分がネガティブな言葉を言ったりすると怒られるとか、受け止めてもらえないという経験が積み重なって大人になっていますので、言葉にしたりとか、それに対応する、顕在化するというのがすごく苦手なんですよね。なので自分の内側に溜めて、態度としてそれを出してしまうという方がいらっしゃったりします。

こういう人の場合はですね、不機嫌だということに自覚がなかったりします。お父さん世代とかでいませんか?お父さんが家に帰ってきて、なんかちょっと気にいらないことがあったんだろうなと思って不機嫌だけども、それが何かは理由は言わない、みたいな。本人に言うと、別に怒ってないよみたいな。不機嫌だと思ってないのか、不機嫌だけどもそれをうまく言葉にできないのか、なんて言う人がいたりします。これは自分の感情を言葉にする力が弱いという風に認識いただけたらと思います。

で、一番最初の前者の方ですね、相手をコントロールしようとしている場合は、ちょっと問題があります。要はですね、自分は不機嫌であることをアピールすれば、相手や周りが気を使って動いてくれるということを、たぶん経験的に獲得しているから不機嫌ハラスメントするんですよね。

そのぶつける相手はですね、不機嫌になる方は心を許しているような関係性がある人、つまりパートナーだったり家族だったりするケースのみの場合と、自分より立場が下と見なした人だけにしている場合が多くあります。だって不機嫌な態度を自分より偉い立場の人に向けませんよね。あいつなんだって言われて終わっちゃいますよね、はい。

新入社員がですね上司の前で不機嫌をあらわしても、お前顔洗って来いよって言われて終わると思うんですが、部下がですね上司を見たときに上司が不機嫌だとすごく気を使いますよね。このように立場によって使い分けていたりします。つまり両者ともですね、自分がこれをやっても許されると思っている相手にしかしないんですよね。

この辺が不機嫌のやっかいなところだと思いますし、私自身もですね過去自分が経験していて自分が不機嫌になるときというのは、やっぱり自分の身内に対して、不機嫌さを示してしまうなと思って。これは反省する点だなと思っています。

「不機ハラ」とは、距離を置く、気づかせる。

じゃあ職場含めての不機嫌の対応策はどうするのかという話になっていくんですが、職場に関してはですね、相手、不機嫌である人こちらから何かコントロールしようと思っても結構難しいものがあります。不機嫌な人に近づかないというのがやっぱり一番いいんですよね。でも上司だったり、同僚だったりすると、近づかないというのは難しかったりします。

同僚の場合はですね、立場が一緒なので、不機嫌を示されるということは自分が不機嫌をしてもこの人には許される。要は甘えがある状態なんだと思います。なのでその場合は、同じように感じている同僚たちとですね、具体的な事実だけをずっと記していって、どうしても耐えられない、仕事に支障が出るという場合は、その上の上長にその事実を伝えてみるのが、私は個人的にいいんじゃないかなと思っています。

上司だった場合はどうするのかなんですが、耐えられるレベルの不機嫌だったら必要最低限のやり取りだけする。もう一生続くと、この人と一緒に仕事をしなきゃいけないんだとなる場合であれば、私は環境を変えることも頭に入れた方がいいと思います。なぜなら、この不機嫌という情動はですね、感染していくんですよね。要は不機嫌な人にずっとこちらが萎縮して合わせていくと、自分まで、思考も考え方も萎縮していってしまいますし、それが当たり前だと思うようになります。要は相手の言いなりになっていくんですよね。これは健全な状態であるとは言えませんので、そう簡単に上司なのは変えられないよと思う場合は、1、2年で上司が変わってくれるような職場であればいろいろ工夫していたらいいと思いますし、一生付き合わないとダメだなと思ったら、ちょっと距離を置く方法を考えられた方がいいんじゃないかなと思っています。

じゃあ家庭の場合はどうなのかなんですが、パートナーもですね、そう簡単に変えられないですよね。ということは2人で話し合って解決していくしかありません。まず1つ目に、不機嫌ハラスメントを意図的にやってる場合、つまり自分をコントロールしようと思って相手が不機嫌を出している場合は「そういうことをされると困る」「そういうことをされると私も不機嫌な気持ちになってしまう」ということを伝える必要があると思います。そこで初めて対等な関係までですね、関係性を戻してきて。2人でなぜそういった不機嫌になるのか、そしてその不機嫌な態度をなぜ見せるのかという話がはじまると思いますので、する必要があります。

ここで相手がより不機嫌になるので言えませんという方いるんですが、それはですね機嫌ハラスメントではなく、モラハラの問題だと思いますので、また別の対処がいるかなと思います。もう1つ、自分が不機嫌であることを自覚してないパターンも実はあったりします。要は自分が機嫌悪いから黙っているだけと思っていて、不機嫌が伝染してると思ってらっしゃらなかったりするんですよね。その場合もやはりこちらが要は不機嫌を受ける側がですね、申し伝える必要があります。「あなたの不機嫌が溢れて、こちらまで不機嫌になります。」ということを伝えないと、多分その自分の機嫌が出ていると気づいてない人は、それが言語化が出来ていませんので、相手を不快にさせるって気づいていない可能性があるんですよね。

気づいたら人間というのは行動を変えていったり、また対話が始まりますので、この場合も伝える必要があると思います。要は不機嫌な人のペースに合わせるのではなく、その不機嫌によって私も不機嫌になるよ、と伝えるのが大事なんじゃないかなと考えています。

はい、いかがだったでしょうか。
今日は不機嫌ハラスメント「不機ハラ」について取り上げてみました。身の回りでこういうことあるよとか、私自身がこういう事に気をつけていますとかありましたら、コメント欄でお待ちしております。

私自身はですね、不機嫌にやっぱりなってしまうなと思うときがあります。わたくしは結構、理性的なように取られがちなんですが、もともとは右脳派ですし、感情がとても激しいタイプなんですよね。なので意識的に、自分の行動だったり、感情だったりを分解するようにしています。そうしないと不機嫌にもなりやすいし、感情の上下によって、自分が疲れてしまうということが過去の経験上分かっていますので、このあたり手を付けていきたいなと思っております。

では今日も最後までお聴きくださいましてありがとうございました。

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