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掃除上手は決断上手!決断力を鍛えるには「掃除」が効果的 − はあちゅう

掃除上手は決断上手!決断力を鍛えるには「掃除」が効果的 − はあちゅう

この記事は、Voicyパーソナリティ はあちゅうさんの放送をもとに書き起こした記事です。
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『28文字の片づけ』 ― 読むだけで捨てられる。いつの間にか心までスッキリ。

こんにちはブロガーで作家のはあちゅうです。今日は人生を変える本を見つけてしまったので、ぜひご紹介させてください。

yur.3(ゆりさん)さんというインスタグラマーさんの『28文字の片付け』(主婦の友社)という本です。これ、めっちゃくちゃ良かったです。yur.3(ゆりさん)ってインスタグラマーさん、元からフォローしていたわけではなくて、amazonのランキングを色々見てたんですね。それこそ何かお掃除とか家事とかを面白くするような本はないかなと思って、amazonに「家事」って打ち込んでたらこの本に出会って。なんかすごく読みやすそうな本だし、レビューがめちゃめちゃ良かったから、ということで買ってみたんですけど、もう結論として買ってよかった。大正解の本でした。

もうね、すごかったです。読み途中からもう居ても立ってもいられなくなってきて、読み終わった後すぐに断捨離に取り掛かりました。あと友達にも本当にこの本すごかったって言って写メ撮って、それで何人かに送って「すごい今片付けたくなってるみたい、今食器捨てた」みたいな感じで、リアルタイムで断捨離を友達にLINEしたりとかしてました。そしてまとめ買いグセがある妹にも1冊送りましたし、旦那にも読ませたいなあというふうに心から思っています。

短い言葉は人を行動に駆り立てる

とにかくどうしようもないくらい人を行動に駆り立てる本なんですね。で、前にもあの強く言い切って短い言葉を選んでるっていうことが書いてあるんですけど。そしてその強く言い切る短い言葉を選ぶのは、解釈の余地を与えず、直感を信じて行動に移してほしいから。つまり行動に移してほしいから、強い言葉を選んでるっていうこと書いてあるんですけど、まさにね強い言葉の効力を感じました。

私も強い言葉がすごい好きで強い言葉をよく使いがちなんですけど、もともとね、あの自己啓発のセミナーに大学時代に行った時に、ズンとくる言葉っていうのは催眠術のように人を目覚めさせて行動を変える力があるんだよっていう風にならったんですね。でよく眠っている人とかをチョンってこう優しくつついても起きないのと同じで、熟睡して深い眠りに入っている人は、揺さぶらないと起きないんですよ。だから強い力が必要で、強い言葉が良いということなんだと思います。

こういうね、強い言葉が嫌いっていう人もいると思うんですけど、私は大好きなので、なおさらはまりますね。自己啓発系とか好きな人は結構強い言葉が好きな人が多いと思うので、あのハマる人にはまずね、この本ズンとくると思います。多分自己啓発の本を読むより、この「28ミリの片付け」を読んだ方が、人生が大きく変わるんじゃないですかね。片付けというのは本当に人生を変えてくれるので、片付けできないとか優柔不断だっていう人にこそ、ぜひ読んでほしいなあと思いました。

「知り合いに会いたくない服は着ない、持たない」

この本の中からいくつか私の心に刺さった言葉を抜き出したいという風に思ってるんですけど、まず最初が「知り合いに会いたくない服は着ない、持たない」ですね。

これ見てね、よく聞く言葉かもしれないですけど、こうやってそのビジュアルと、あとあの文字で見せられると、「あ、ほんと、まさにそうだな」って思って。うちのクローゼットにも家でしか着ない服あるなと思ったんですよ。まあ家でしか着ないと思ってるんですけど、家で着る分にはいいかもしれないけど、その格好でコンビニに行ったりもするし、その時にやっぱね、知り合いに会っちゃったりとか。じゃその格好のまま街頭インタビューにいきなり答えなきゃいけなくなったら答えられるかというと、やっぱちょっと恥ずかしいので。だからこれみて、「あ、テンションの下がる服は全部処分しよう」と「知り合いに会いたくない服捨てよ」って思いました。

「捨てられない人に限って不要なものを過大評価している」

で、それからね。捨てられない人に限って不要なものを過大評価しているっていうことが書いてあったんですね。でこれどういうことかというと、売っても安いから、って手放せない人は実際に売ってみてください。それで自分が思うほど価値がないなってことに気付くべきです、ということが書いてあるんですね。

これも本当にその通りで、私、前にとある自分の持ち物を売ろうとして、買ったときめちゃめちゃ高かったのに、売ったらこんなに安くなっちゃうんだって、ビビって結局売らなかったことがあるんですけど。もともとね、持ち物そこまで売る方ではないんですけど、これに関しては売れるかなと思いきや、全然安くて。

でも改めて考えると、その現在の値段こそが、今のそのものの価値なんですよね。だからまあ売ったら安くなっちゃうから置いておこうとかは、もう今後は思わないで、売ったら安いものっていうのはもう価値もね、今はないんだっていうことをちゃんと思いました。

「今日の服が妥協でも、そこから印象は作られて、そのうちそれがセンスになる」

あとグサッときたのは「今日の服が妥協でも、そこから印象は作られて、そのうちそれがセンスになる」っていうやつですね。これは本当にその通りですよ。

その日1日、たまたまダサい格好をしてても、今日会った人にとって「はあちゅうさんってダサい格好してるな」って思われて、まあちょっと変わったセンスがあるんだなって思われるんですよね。でこれ仕事でも言えるなと思って、片付けのことだけ、服のことだけじゃなくて、今日のテレビでうまく喋れなかったなとか、うん、今回の原稿イマイチだったかもしれないなーって思ったら、なんか私は見た人にとってはそのテレビが初めて見る私だったりとか、その原稿が私のすべてだったりするから、これは服の話じゃなくて、仕事論であり人生だなぁという風に思いました。

「大事なものならそもそも捨てるか迷わない」

そしてね最後に「大事なものならそもそも捨てるか迷わない」っていうのがありました。いや、もうこれもね、頷きすぎて首がもげるんじゃないかっていうくらいなんですけど、確かにパソコンとかiphoneとか絶対仕事に必要なものとか、旦那にもらったなんかキーホルダーとかは絶対捨てようと思わないから、あれ捨てようかなって思う時点で、もうね、自分の中にいらないなっていう気持ちが芽生えてるっていうことですよね。これ自覚的になった方が良いなと思いました。もうね、そんな時には「迷ったら捨てる」のを鉄則にしたほうがいいですね。

こんな感じでその時のこれ捨てようかな、どうしようかなっていう迷いを全て断ち切ってくれる本だなって思いました。この本、バンバン人を徹底的な断捨離に動かすように書いてる本なんですけど、捨てるっていうね作業は私、決断能力を上げることに直結すると思うんですよね。

「捨てる」という決断を訓練する

この本を読んでますますそう思ったんですけど、捨てるっていうのは意思だし、決断なんですよ。だから捨てようかな、捨てないでおこうかなって迷っちゃうということは、やっぱり決断力がないということなので、だからなんか掃除が上手くなると決断力が上がるんじゃないか。つまり、仕事能力とかも上がるんじゃないかっていうことを思いました。誰かなんかそんな本とか出してそうですよね。

うん、仕事ができない人ほど机ごちゃごちゃしてるっていうふうに言いますけど、まさにやっぱりこう必要なものがしっかり見極められる人っていうのは、人生のほかの面においても決断力があって、仕事ができるんだと思います。

だから私、優柔不断だからなーって思う人は、もしかしたらその掃除がね、性格を矯正するのにすごくいいんじゃないかと思って。それで掃除をすればするほど、決断能力が上がって、部屋も綺麗になるっていう、「掃除自己啓発」が成り立つんじゃないかと思いました。

というわけで、掃除上手は決断上手!ということで締めたいなと思うんですけど、私はね、これ読んでまあせっかくなので、まだまだクローゼットの中の物を捨てようという風に思いました。結構私、断捨離が好きで、ちょこちょこものを捨てるので、結構衣装とかもう少ない方なんですけど、これ読んでまだまだ捨てられるって思ったので、夏の前にもうちょっとクローゼット片付けようと思います。そしてちょっと自分がね、今どれぐらい捨てられるかワクワクしてるんですけど、絶対にこの本は旦那にも読ませたいなという風に思いました。

というわけで、この本を読んだ直後のワクワクが冷めないうちに届けようと思って録ったんですけど、本当に良い本だったので、ぜひ手にとってみてください。ではまた。

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