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「愚痴を言う人は解決を求めていない」愚痴を言う人から自分の身を守るための対処法 − タクヤ先生

「愚痴を言う人は解決を求めていない」愚痴を言う人から自分の身を守るための対処法 − タクヤ先生

この記事は、Voicyパーソナリティタクヤ先生の放送をもとに書き起こした記事です。
音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

愚痴を言う人は解決を求めていない

あなたの周りに、何かあるとすぐに愚痴を言う人がいると思うんですが、こういう人たちは基本的には解決を求めていないんです。ただ愚痴をこぼしたい気持ちだけなんです。前向きな解決を検討していきたいとか、そういう気持ちは基本的にはないんですよ。脳がそういうスタイルになっている訳です。

愚痴をこぼす前に、動ける人は動くわけです。でも、その動くことができない人ほど愚痴が多い。すなわち不平不満を口にすることによって、わざわざ自分でそれをもう1回再認識して、もう1回消耗する。すごく無駄なんですね。だからまずはどうしたらいいかというと、愚痴ることがいかに無駄かを認識してほしいわけです。認識できる人だったらそれでいいんです。あなた自身が、もしそういうふうに愚痴をこぼすような人であれば、それを再認識してもらえればいいわけなんです。でも、これが他者になるとなかなか難しいわけですね。

(他者が相手でも)やっぱり、消耗する行為がいかに無駄かを、1度伝える努力をしてあげた方が良いと思うんです。それで、「そうか、じゃあ愚痴るよりは、次の解決させるための行動にエネルギーを振り分けた方が前向きだな」って思ってくれればしめたもんですよ。でも、大体10人いたら直してくれるのは1人いれば良いぐらいかな。もう染みついちゃってるんですよね。この間noteに、愚痴の解決法をきっちりまとめておいたので、もしよかったらそれを詳しく読んでほしいなと思います。

愚痴を言う人と、距離をとる勇気を持とう

1回注意しても全然治らないよって時、これは愚痴をこぼされるあなたも同じくらい疲弊するので距離をとったほうがいいです。愚痴を言うのも、もの凄く時間とエネルギーの無駄遣いなんですけど、それを聞く方がもっと無駄です。だって付き合わなきゃいけないんですもん。あなたの大切で、有限な時間を他者の不平不満を聞くために使うなんて本当にもったいないです。

もしあなたがそれを聴くことによって、何かしらのメリットがあるのであれば話はちょっと違うんです。例えば大学生だったら、好きな女の子がいて、その好きな女の子が、別れそうになっている彼氏の不平不満を言っているのを聞いてあげる。下心満載で話を聞いてあげて、あわよくば自分が奪い取ってやろうみたいな。そういう計算高い部分があるとかだったら、いいと思います。そういう行為が良いか悪いかは別としてね。でも、そうじゃないのであれば時間の無駄遣いです。

聞いてあげることは優しさだって皆さん思うかもしれないんですが、実は優しさじゃないんです。聞いてあげても向こうはスッキリしてないので。だから聞くのであれば、こうした方がいいよっていう解決策を与えてあげるところまで、きっちりやってあげないといけないです。

でも、なんでそこまでしなきゃいけないの?って思うのであれば聞く必要はないし、ずっとそういうネガティブな感情を受け続けていると、あなた自身のメンタルもネガティブに傾いているんです。だから良いことがないです。まずは愚痴を聞くという行為自体の無益さをちゃんと伝えてあげて、その上で直す気がない、全然治らないのであれば、少し距離を置く事を考えていただいたほうが、僕はいいなと思います。

愚痴は、こぼせばこぼすだけ自分の人生が狭まっていくんですね。疲れちゃうし、身動き取れなくなるし、自分自身で自分自身を束縛する行為です。愚痴るのにもエネルギーを使ってますから、そのエネルギーをちゃんと自分の症状の改善、現状の改善に使っていけるようにエネルギー転換を考えていただけると良いと思います。

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