TOPライフスタイルヘルスケア・ダイエットカラダヨロコブ・ラジオ「高タンパク=健康」は間違い?話題の研究論文について思うこと08:51 8月4日 206再生 問題を報告する 再生する シェアする 放送内で取り上げた記事はこちらhttps://forbesjapan.com/articles/detail/102057AI目次「高タンパク=健康」を覆す研究結果ネットで議論「適正量」への視点安定的な高タンパク摂取の落とし穴オートファジーを起動する「修復モード」健康を保つタンパク質摂取の「揺らぎ」AI文字起こし(β版) # 本編 おはようございます。管理栄養士の丸岡月です。 今日はネットでちょっと話題になっていたタンパク質に関するニュースを取り上げたいなぁと思っております。 こちらがですねフォーブスというネット記事、海外の記事の翻訳なんですが、タンパク質の取り過ぎで老化が加速する可能性がある というニュースが上がっていました。 これはですね この記事の元になった論文が発表されていて、 それは350件以上の研究をレビューしたもので 内容を要約するとですね、近年はタンパク質を積極的に摂る、たくさんタンパク質を摂ることが健康につながるということが言われているんだけれども、 実はタンパク質の取り過ぎも良くないと。 逆にタンパク質を減らすことで老化が遅らせられたりだとか、 いろんな病気を防いで寿命を延ばす可能性があるという風な記事なんですよね。 なので最近日本でもですね タンパク質をしっかり取りましょうということで、食事だったり プロテインの市場もすごく伸びているなんていう話もあるんですが、 そういったタンパク質を積極的に摂るという流れに継承をならすような、そんな内容になっていました。 これ結構ネット上で話題になっていて、いろんな方がコメントしてるんですけど、そのコメントの内容を読むと アメリカ人はそもそもタンパク質を取り過ぎであると。 日本人はそんなにたくさん取ってないから、そのタンパク質はやっぱりしっかり取った方がいいんだと。 アメリカでの話を日本に当てはめるっていうのはちょっと違うんじゃないかみたいな、そういった話ですね。 つまりタンパク質を減らす必要はなくて、やっぱりしっかり取る必要がある。 問題はその量であるっていうコメントがたくさんついてました。 それを読んで、確かに量は大事だよねと思ったんですが、僕はここにもう一つ 新たな視点があるんじゃないかなと思っていて、 タンパク質をどれぐらい取るべきかっていう話は大事なんだけども、 そもそも毎日安定的に同じ量のタンパク質を取る。 この前提自体がちょっと違うんじゃないかなと思っているんですね。 タンパク質が取りすぎると良くないとか、 今回の論文でも、タンパク質を減らした方が老化の防止とか病気の予防につながる。 なんでそんなことが言われているかというと、 実はこのタンパク質っていうのは 体の中のあるセンサーにすごく反応するものなんですね。 人間の体の中にはタンパク質のセンサー、 正確に言うとアミノ酸なんですけど、アミノ酸のセンサーみたいなものがあって、 アミノ酸がたくさんある環境では 細胞を増やそうと、もっと体を成長させよう というふうに建設モード、建築モードに体が切り替わっていく。 一方、体を作る材料である アミノ酸が少ない場合っていうのは 修復モード、体を直していくモードになるんですね。 人間の体にはこの2つの 建築モードと修復モードっていうのがあって、これを両方ちゃんと 切り替えていくこと、両方のモードをきちんと使うことっていうのが大事なんですよ。 ただ常に高タンパク質、 毎日毎日しっかりタンパク質を取り続けてしまうと、常に 建設モード、建築モードの方に入ってしまって、修復モードが機能しなくなってしまう ということなんですね。 この修復モードについてもう少し詳しくお話をすると、 代表的な機能がオートファジーと呼ばれる 仕組みがあってですね、これ一言で言うと細胞の中の大掃除なんですけど、このオートファジーが 稼働することで細胞の中のゴミが掃除されて、 代謝も円滑に進むようになる。 つまりは若々しくて元気で健康な体が保てるということなんですね。 だからこのオートファジーを起動させるためにも 修復モードというのは大事なんだけども、そのためには アミノ酸を減らす必要があるというか、 体の中にアミノ酸が少ない状態、血中のアミノ酸濃度が低い状態というのを作り出す必要があるんです。 その観点から言うと、タンパク質を取ることを意識しすぎてですね、毎日毎日 十分な量の、しっかりした量のタンパク質を取り続けるというのは、これ果たして体に良いんだろうかというふうに考えられるわけなんですね。 なので僕がいつも、いつもというか、お伝えしている健康法の一つというのがファスティングなんですけども、 ファスティングの一つのメリットっていうのは、この修復モードに切り替えることができるということなんですよ。 ファスティングをするときはファスティング用のドリンクを使うんですけど、この中には非常にアミノ酸が少ない状態にあると。 なのでそれを取りながら断食を行うことで、このアミノ酸を減らしてですね、 体の中のセンサー、モードを切り替えて、修復モードにしていく。 そしてオートファジーを働かせて細胞の中を綺麗にスッキリさせていくと。 これがファスティングなんですね。 これ別にファスティングしましょうっていう話でもなくて、 冒頭のこのタンパク質の取り方っていうところに話を戻すと どれぐらいのタンパク質を取ればいいのかっていう話は大事なんだけども、そもそも毎日安定的な量を取り続けるっていうこと自体が 実はベストではないかもしれないということなんですよね。 これは何というか人間の体の一つの原理原則になるのかなと思うんですけど、 適度な揺らぎって大事なんですよね。 だから毎日コンスタントにたっぷりタンパク質を取るっていうんじゃなくて、たまには タンパク質が少ない状態も経験させてあげる。 つまりこう一定の揺らぎを与えるっていうことですよね。 それがさっきお伝えしたこの修復モード、オートファジを起動させることにつながるということなので、 そのタンパク質を1日何グラム取ればいいかっていう話も大事だけど、その取り方を一定ではなく、あえてたまにバランスを崩して 体に揺らぎを与えてみる。 ファスティングもその一つの手段なわけですが、そういう考え方も大事なんじゃないかなと という新たな視点をちょっとこの話題に対して加えてみたいかなというふうに思います。 タンパク質ね大事なんですけど、タンパク質が良いか悪いか、高タンパクがいいのか低タンパクがいいのか、 こういった単純な二元論に陥ってしまうと、本当に大事な本質的な生命の原理原則みたいなところを 見逃してしまうことにもなるので、やっぱり体の仕組みを理解してした上で、こういった情報をどう捉えていくのか、どう活かしていくのか ということがやっぱり大事なんじゃないかなというふうなことを思いました。 ということで、今日は以上です。またお会いしましょう。 もっと見る #ダイエット #健康 #食事 カラダヨロコブ・ラジオ管理栄養士まるお08:511.本編コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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