TOPビジネス経営・マネジメント価値観の凝りをほぐすアート思考ラジオ#735 イノベーションのための3つの「変」17:01 5月18日 531再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次アートとイノベーションの真髄価値変革を促す3つの「変」とは変化への感度と「変態」の活用組織の変容を促す柔軟な身体3つの「変」が導く価値創造AI文字起こし(β版) # はじめのご挨拶 こんにちは。価値観の小流草、豊甲ラジオ。 この番組は既存の価値観にとらわれずに、 自分らしい価値を作るヒントをお届けします。 # 今日は価値の変革=イノベーションについて こんにちは。トシコーラジオです。 今日はですね、イノベーションについてのお話をしたいなと思うんですけれども、 価値を変革するための3つの変というお話をしたいと思います。 # アートの原理には「価値の変革」がある はい。価値を変革するための3つの変というお話をしたいと思うんですけれども、 イノベーションについてですね、何度かこのアート思考ラジオでもお話ししているように、 イノベーションというのは技術革新ではなくて、価値自体を革新することであって、 それは既存の価値観を変革するということでもあるので、 アート思考においてもですね、価値の価値観の変革というのはどういうふうに起きるんだろう、 起こせるんだろうというのが一つのテーマになっています。 アートというのはですね、今度の5月末に出る超アート思考でも書いているんですけれども、 基本的にアートってよくあまり分からないという人が多いと思うんですけれども、 これ何で分からないかというと、常に変化、変革されていくものだからだと僕は思うんですね。 もともと古くはラスコとかの壁画みたいなところからが一番人類のアートの起源だとすると、 その頃というのは目的としてはですね、割と民間の生活の中の呪術的なものだったのではないかというふうに言われていますが、 要は例えばですね、そこに残っているのは手形を写しとったものだったり、動物ですね、自分たちの狩りの獲物を描いたりするということで、 絵を描くことでですね、いわゆるそれをリプレゼンテーション、代理表彰と訳されたりしますけれども、そっくりに描くということで、狩りの成功を祈るとか、 今ここにいない人のことを死者とかも含めてですね、痛むみたいな感じに、何かの代理表彰ということは代わりになるというところから始まったわけですけれども、 これがですね、だんだんその呪術的な力が信仰とか宗教に活用されるというか、宗教が、教会の西洋では、西洋だけじゃないか、仏教でも美術、アートというのはかなり宗教によって発展したようなところがありますけれども、 そこからルネサンスの頃になると、教会だけではなくてですね、貴族の地位を示すようなものになったり、ここまでの間というのは基本的に、そっくりに描くということが価値だったわけですね。 これ再現する。再現するというのもリプレゼントと、先ほどの代理表彰のことですけれども、代わりとして再現するというのが目指されてきたわけですけれども、そこからですね、印象派以降といったらいいのか、近代のアートというのは、そのままそっくりに描くということとは違う表現のほうに変わってきて、 印象派とかキュビズムのように、ピカソンとブラックのキュビズムみたいな感じに、実際にはあり得ないいろんな遠近法が複数混在しているようなものになったりとか、その後抽象画とかいろんなものが出てきて、 現代アートでいうと、そもそも作者というものを解体したりとか、平面とかですね、彫刻のような立体を超えたような作品とかが出てきてみたいな感じで、どんどんどんどんアートというのは、それまでのアートの価値観とか美の基準というのを変革していくというようなことで進んできたので、どんどんどんどん変わっていってしまうので、 分かりづらいというところがあるわけです。 # 変革に必要な3つの「変」 アートというのはですね、ある意味では僕、最もコスパの良いイノベーションだと思っているんですけれども、どういうことかというとですね、一番短いのだと、俳句とかで世の中の見え方を変えてしまうみたいなことができるのがアートでして、 何かすごい巨大な設備投資とかが必要なわけではなくて、もうこの手元の中でというかですね、作り出したもので世界を変えてしまうということができるのがアートで、 ゆえにと言ったらいいのか、結構アートというのは個人で変革をできるので、だからこそ価値の変革というのはやりやすいというところはあるかもしれません。 中原忠也がですね、芸術作品というものは断じて人と合議の上でできるものではないと、社会と合議の上でできるものでもないということを言っているんですけれども、一人でできるイノベーションというか、 やっぱり関わる人が多かったり、投資が大きく必要なものだとすると、その分調整が必要になって、価値の変革ってしづらくなるみたいなところもあると思うんですけれども、 アートっていうのはそういうですね、極小の表現で世界を変えるっていうことができてしまうっていう意味で、価値変革の一つのモデルになるだろうなと思っているわけなんですけれども、 一般にイノベーションっていうと、今イノベーションを求められているっていうと、企業の組織とかのことが多いので、芸術家が芸術を作り出すのに比べると、その価値の変革っていうのは結構やりづらいっていうところもあるかなと思います。 この変革を起こすための要素をちょっと分解してみるとですね、3つの変っていうのが大事なのかなという気がしていまして、これ3つの変っていうのはですね、変化と変態と変容っていうことなんですけれども、 そういうものがあるときに価値の変革が起こるっていう、ちょっとこの3つの要素を次のチャプターで説明してみようかなと思います。 # ①変化、②変態、③変容 イノベーションに関して言うとですね、シュンペーターが新結合という言葉を使っていたりしますが、 その新結合が起こらないというか、それを阻害する要因として、組織というのはですね、基本的に慣れたやり方を繰り返してしまうとかですね、 現状維持バイアスみたいなのが、集団心理としても強化されるというところがあると思うんですけれども、 放っておくと変わらない方向に、現状維持の方向に進みがちなので、変革をわざわざですね、起こすというのには結構なエネルギーがいるわけですよね。 そのトリガーとエネルギーというのが必要なんですけれども、何もきっかけがないとそのままになってしまうということで、 そのきっかけになり得るのがですね、まずその変化と変態というのがあるかなと思っています。 変化というのは、そもそもですね、世界というのは常に一時もとどまっていなくて変化していくわけですよね。 組織とかが変化できないままでいると、昭和体質のままだったりすると、価値の変革ができずにですね、古いままにいようとして時代と合わなくなるみたいなこともあるわけですけれども、 まずそういう変化へのセンシティビティというのは重要かなと思いますね。これテクノロジーだけに限らずなんですけれども、時代が変わってきているということをしっかり感じれると、このままではいけないっていうね。 現状維持のバイアスは、現状維持のほうが安定しているというところがあるかもしれないんですけれども、それは自分たちを取り巻く環境が変わっているとですね、変化しないということが実はリスクであるということを認識できるので、変化へのセンシティビティを持つというのが一つのきっかけかなと思います。 二つ目はですね、変態っていうことなんですけれども、変態っていうのは組織の中にいる変態ですね。ちょっと既存の価値観には縛られないというか、収まらない考え方をする人ですね。 こういう変態をですね、どう活用するかというか、合わないからといって既存の価値観だけで排除してしまうとですね、もう変革が起こるモーメントがなくなってしまうので、やっぱり変態を大事にするということは、変革のきっかけになるかなというふうに思います。 この変化とですね、変態、外的な変化のきっかけと内的な変態性から起こるものを通じてですね、次に必要なのが組織自体の変容っていうのが大事かなというふうに思います。 変容っていうのは、やっぱりそういうきっかけがあったときにですね、よく新しいものを生み出すにしても、体が変容していないとそういうものは生み出せないっていう話をするんですけれども、 それまでの組織の在り方というか、自分が何も変わらない前提ではですね、価値の確信というのはやっぱりできないわけですよね。なので、組織自体が変容できるガチガチにですね、何も変えないぞっていうのではなくて、動的に変容していけるっていう、 そういう柔軟性、柔らかさを持つっていうことがないと、せっかくのきっかけが変化とか変態がいても、それをガチガチになっても全く柔軟ができない人みたいな感じだと変容のしようがないので、そういう変容できる柔らかさを持っておくと。 これはもう体の柔軟体操とかと一緒でですね、定期的にこの柔軟っていうことをやっていないと、変容できる身体にはならないかなというふうに思います。 # 芸術家の創造のモデル この変化へのセンシティビティと変態性をきっかけにして、そのエネルギーによって変容できる柔らかい体を持っていると、 そこで主体の変容が起こって、この結果として価値の確信がなされるというモデルになるかなという気がしています。 アート思考でいうと、芸術家の創造というものからこのモデルというのは学んでいるところがあるわけですけれども、 芸術家というのも外界へのセンシティビティというのをすごく持っている、単行のカナリアとか言われたりしますけれども、 普通の人が気づかないような変化みたいなのに気づけるセンシティビティがあって、 そういう外界の変化に触発されながら作品が作られていくであるとか、あるいは本人が持つ変愛とかみたいな変態性ですね。 一般的な人の感覚とは違うこだわりとか、そういった変態性というのが内的な衝動として作品を作る原動力になります。 そこから起こるときに身体の変容みたいなことも、これ実はすごく大事だと思ってまして、 芸術家は自分が例えばこういうものを作ろうって言ったら、そのものを計画通りにアウトプットするっていう感じではないんですよね。 その制作をしていく過程で、まさに外的な刺激をもらいながら、自分の中での反省も踏まえながらですね、作品を作りながら自分が変容していってしまうという感じがあります。 これよく中道体っていう言葉でですね、アート思考では説明をしてるんですけれども、芸術家っていうのは作者が作品を作るっていう、ワンウェイの関係ではなくて、作品を作る中で芸術家がその作者に変容していくっていうことがあるわけですね。 作品が出来上がったときに初めて、これが作りたかったんだなっていうのがわかるということで、作る前の自分と作った後の自分っていうのは変容してしまっているわけです。 これによってですね、自分でも思いもよらなかったような価値の変革ができるっていうのが、アート的な創造のモデルかなというふうに思っていましてですね。 なので、その変化へのセンシティビティ、変化と変態をきっかけにして、組織自体が変容していくっていう中で、新しい価値の革新が起こっていくということで、イノベーション、価値の変革を起こすためにはですね、 組織の中に変化と変態と変容っていうこの三つの変がですね、大事なんではないかなというふうに思います。 これね、三つの変って、変っていう言葉は日本語で言うとあの人変だよねとかっていうのはまさに変態とかでもあるし、変化も変容もありふれたものとか現状維持の見慣れたものではないので、やっぱり変に思われるとか変に感じられるっていうところがあるわけですよね。 でも、その変に感じられるっていうところを変なのでと言って切り捨てていると、絶対に変革は起こらないということでですね、ぜひイノベーションだったり組織の中で変革を起こしていこうという場合にはですね、この変を大事にしようっていうのを合言葉にできるといいんじゃないかなというふうに思います。 はい。といったわけで、今日はこの辺で。今日もあなたの1日がユニークでありますように。ではまた明日。 もっと見る #イノベーション #アート思考 #変態 価値観の凝りをほぐすアート思考ラジオ若宮和男@起業家/アート思考著者/福岡女子大客員教授00:091.はじめのご挨拶00:172.今日は価値の変革=イノベーションについて04:393.アートの原理には「価値の変革」がある02:524.変革に必要な3つの「変」04:425.①変化、②変態、③変容04:256.芸術家の創造のモデルコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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