TOPライフスタイルメンタル・心理学禅僧と考える...日々の暮らしから人生まで#185 人生を考える...出会いのさまざま④07:39 2024年5月10日 422再生 問題を報告する 再生する シェアする 人生を考える...出会いのさまざま最終回です。AI目次出会いの本質、人間の生きた魅力とは?想像力と出会う、書物から得る学び身の丈に合った出会い、その深さと怖さ人生の究極の宝、出会いの感謝死を目前にした時、残るものとは?AI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ おはようございます。 エリンジの古川周券です。 今日もどうぞよろしくお願いいたします。 # 自分の身の丈あった出会いしかできない... 今日も引き続き、人生を考えるということで、出会いについてのお話をしたいと思います。 これまで3回、出会いについてのお話をしましたけれども、結局、出会いの素晴らしさってどこに行き着くかというと、最終的には生きた人間の魅力なんですよね。 生きた人間のやりとり。だけど、面白いことに、生きた人間のやりとりとは言っても、生身の人間とは限らないところが面白いですよね。 人間の創造力ってすごくて、書物を通じて相手と出会うこともできるんですよね。 書物を読むって、単にテキストの中に書いてある教えを探すとか、言ってやることを探すんじゃなくて、ずっと読んで相手を感じることができるんですよね。 感じるどころか、その人の生きる道を感じることもできるんです。 もちろん、客観的にそんなのが正しいかどうかって言ったら、分かり方はありませんよね。分からないです、それは。 だけれども、感じる力によって自分が変わることができて、自分が変わることができて、手本にすることができて、人生が変わっていけば、生鬼で会えなくてもいい、なんてところもあるんですよね。 前にもお話したかもしれませんけど、私の場合には、今、禅のお坊さんとしてこうやって生きてますけども、そのきっかけを作ってくれたのは、鈴木大輔先生なんだけども、 鈴木大輔先生って、私が生まれる前に亡くなってますからね。 だから、私は、鈴木大輔先生に対しては、思いにくかったことはないけども、憧れて尊敬して、こんな人かな、こんな人かなって、いろんな想像力を高ましくしてるわけですね。 そんなふうに、本人が気が付かないけど、個人的に自分でその人のことを尊敬して、使徒をして仰ぐっていう、そういう付き合い方を、支宿って言いますよね。 支宿することができるって、すごいことじゃないですか。やっぱり、鈴木大輔先生が書いたものっていうのは、そこに、鈴木大輔先生のイマジネーションっていうのがいっぱい込められてるわけですよね。 私たちも、自分たちのイマジネーションを使って、イマジネーションの世界で生身で会ったことがない人、時間を超えたり歴史を超えたりして、会うことができるって、心に響き合うことができるって、とても素晴らしいことですよね。 と同時に、実は、自分のイマジネーションの力によって、会ったことない人でも会うことができるんだけど、でも、目の前にいて、素晴らしい人がいても、気が付かないってことが多いじゃないですか。 その経験も結構あるんですよね。 例えば、私の場合だったら、もう風切れないほど気が付かなかったことはあるんだけど、私が小学校の時に、ちょっとだけ剣道を習ってたんですよね。 その時に、剣道の道場に教えに来ていた先生が、八段の先生で、結構のおじいちゃんだったんですよね。 八段ってやっぱりすごいじゃないですか。おそらく剣の力だけじゃなくて、人格っていうか人物も含めてのものなんですよね。 自衛隊のすごい若手の剣士の方が、お手伝いにいつも来てて、サポートしておられたんですけどね。 その大先生っていうのは、今私がその時の雰囲気とか、おっしゃったこととか、覚えている断片をおっしゃっても、やっぱり独特のたたずまいがあって、素晴らしい方だったなって。 今あったら、その方にお目にかかったら、もっとたくさん気づけたのにって、もっとたくさん深いところでお目にかかることができたのにって。 でも残念ながら、私は当時小学校だったから、そんなすごいことはわからないんですよね。 他の剣道の生徒と一緒で、大変な先生だと思ってたけど、そんなすごさはわからなかったから、なんともなしにいただけなんですよね。 今だったら、あの先生のすごさもわかったのになって思うことがあります。 だからそういう意味では、目の前にいても、結局自分の理解力の力でしか会うことができないんですよね。 それはとても怖いことです。 だから、お目にかからなくても会うことができるのも自分のイマジネーション。 でも目の前におられても、深いところで出会うことができないのも自分のイマジネーション。 結局、全ては自分の身のだけにあった出会いしかできないということになるんですよね。 # 人生の究極の宝物 出会いの深さ、出会いの怖さというのは、結局自分の身の中しかわからないところにあるんですね。 今、ここにお釈迦様やだるまさんや、そういう素晴らしい方がおられたとしても、 たぶん私たちは、お目にかかって、目の前におられても、わからないんですよね。 たぶん、残念ながらわからないんですよね。 すごい人がいても、結局自分の身の中しかわからないから、わからないんですよ。 だから、すごい人のそばにいたとしても、出会うことができないんですね。 自分が変わらなければ、出会うことができないんですよね。 ものすごくつらいことなんですよ、やっぱり。 それは自分自身がやっぱり、私自身が後から、その時おそばにいながら、 全然気がつかなかったという経験を何回も繰り返して、今思うことは、 お釈迦様に会えたらとか、だるまさんに会えたらとか、そんなことを思うこともあるんだけど、 でも、たぶん、その人と生意味で会っても、自分の力では、お目にかかることができない。 やっぱり、身の中しか会えないってことですよね。怖いことなんですね。 だから、やっぱり、死ぬまで修行だし、死ぬまで研究じゃないとならないですよね。 でも、結局そうは言ったって、トータルで見れば、やっぱり素晴らしい出会いっていっぱいあるじゃないですか。 だから、自分の力量の足りなさってことは、とても怖いことで、おそらく残念なことではあるんですね。 でも、同時に、自分の身の状況を考えたら、最終的には、こんな自分でも、たくさん感激することがあって、 たくさん共鳴することがあって、いろんな人に前にかかることができて、 変わることができたっていうことを、やっぱり感謝するべきだと思うんですね。 たぶん、自分の人生が終わるときに、 小老病死ってすごい怖いことだから、自分の人生の成功とか、快楽とか楽しいこととか、 いいこといっぱい死ぬまで持っていくことができない、あの世は持っていくことができないわけだから、 もう、小老病死の直面する瞬間に、全部奪い取られて、裸にひんむかれて、 もうすっぽんぽんなって、もう裸に戻っちゃって、もう行くしかないんですよね。 そのときに、自分でしっかり抱きかかえていけるものって何かって言ったら、やっぱり出会いなんですよね。 身の丈でしかない出会いだけど、でも自分が出会って感じたこと、出会って学んだこと、出会って感謝したこと、 そういったことは、誰も取り攫うことができない。 だから、最後の瞬間にね、所詮身の丈ではあるけれども、人生において、いろんなことを経験させてもらって、 経験の中でも一番宝物になっている、一番素晴らしいものっていうのは、やっぱり生きた人間との出会い。 まあ、そんなふうに思ったりもします。 # 終わりのあいさつ さて、今日もお聞きいただきまして誠にありがとうございました。 どうぞ良い一日をお過ごしください。 もっと見る #人生を考える #出会いのさまざま #想像力の凄さ #私淑 禅僧と考える...日々の暮らしから人生までプレミアム放送配信中!00:101.初めのあいさつ04:332.自分の身の丈あった出会いしかできない...02:493.人生の究極の宝物00:094.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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