TOPライフスタイルメンタル・心理学禅僧と考える...日々の暮らしから人生まで#171 ルーティンに陥らないように...11:20 2024年4月22日 449再生 問題を報告する 再生する シェアする 修行僧時代、尊敬する道場の先輩から、「サラリーマン雲水になるな!」と叱られました...AI目次修行時代の教えから学ぶ、ルーティン脱却の秘訣型にはまった日常から向上心へ導く転換点とはルーティンと向上心の両立、そのバランス感覚とは?限られた人生を謳歌するための、飽くなき探求心ルーティンに陥らない生き方、あなたはどう考える?AI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ おはようございます。エレン寺の古川周券です。 今日もどうぞよろしくお願いいたします。 # 道場時代の思い出から 今日は、ルーティンに陥らないように、ということでお話したいと思います。 修行僧時代に、私が一番尊敬している、一番影響を受けた道場の先輩からよく言われたことは、 お前、サラリーマンを好きになるな、ということだったんですよね。 で、これはまあ別に、そのサラリーマンのことを悪く言っているわけじゃなくて、 私がルーティンに陥ってしまっていて、ルーティンの中に馴染んでしまう。 そこを指摘して、祖父におっしゃったと思うんですよね。 で、修行僧情って、もう踏ん切らみなんですよね。 朝早いし、睡眠時間短いし、もう本当にやることが次から次から次から決まっていて、 遺伝中も反転をしたようなことなんです。 で、修行僧情というのは、例えば自由に私たちがカルグラムを決めるようにしちゃうと、 どうしても自分に都合のいいように変えていってしまうことが起きるんですよ。 だからそういうふうに、自分の甘えとか自分の都合ということで勝手にルールを変えることがないように、 もう憂鬱が効かないくらいガチガチに決まっているんですよね。 例えば衣替えだったら、6月の1日から衣替わるとか、 ちょっと早く暑くなろうが、早く寒くなろうが関係ないんです。 もうその日までは反転をしたように変えてはいけないというふうになっているんですよね。 そんなのは温度を見たり、それを見ながら自由に変えればいいってなるかもしれないけど、 そんなふうにしていたら、じゃあ都合よくどんどんどんどん温かくしたらいい、 涼しくしたらいいってなっていっちゃうじゃないですか。 そうならないために、やっぱり型で決めてしまっていて、 絶対変えないようにってなっているんですよね。 道場ではよく一条不転って言うんですよ。 一つの定まることを転じない、変えない、もう決めたら変えないということが見解されているところがあって、 そうするともう全てがルーティン的なんですよね。 型通りだから、1年中どんなことが行われるかなんて、 もう3年も言うと全部口で、正月から全部言えるくらい、 もう型通りなんですよ。 で、それを変えないように、変えないようにっていうふうになっているわけですよね。 だから、どうしたって、いやそれってサラリーマンになるんじゃないの? サラリーマンオースになるんじゃないの?なんて、何にも分からなかった頃は思っておりましたんですよね。 だからそうやって、サラリーマンオースになるなって先輩が叱られたときに、 意味としては、ルーティンに陥るなってことを言われているってことはいくつかは、 理屈では分かったんですけど、でもルーティンに陥らないってどういうことなんだろうかって、 なかなか分からなかったんですよね。 ともあくやることを次に次に次に言って、追い立てられているばかりで、 ともあく凝らすのが精一杯。 そうすると、ルーティンにならないようにって言われても、 どういうことがいいことなんだろうかってことが、なかなか分からなかったんですね。 # 型と向上心 業においても、また社会で言えば仕事においてもそうですけれども、決められたことをきちっとこなしていくということは全ての基本なんですよね。 とっても大切で、ここができなかったらもうどうにもならないわけです。 そういう意味ではルーティンをルーティンとしてきちっとやっていくということは、まず全ての基本です。ここができなければどうにもならないですね。 まあ厳しいことを厳しく、どれだけ厳しくやるかということだけ見てたら、それが修行って思う人もいるかもしれないけど、それ実は大して修行にならないんですよ。 何か思いつきでどんどんどんどん過剰なことをして自分を追い詰めていくって、それすごいなというふうに思えるかもしれないけど、まず長続きしませんし、そういうときって一見そうそうに見えるけど、 実は自分にとって得意なことにどうしても比重が重なっていって、何か得意なことはどんどん伸びるんだけど、自分の着点が改善されないまま非常にバランスの悪い自分になっていくんですよね。 だから仕事上ってすごく片通りなんだけども、中にいて思ったことは、厳しく厳しく何か追い詰めりゃよくいいかというと、実は自分の思いつきになってしまうことが多いから、何か過剰なことをしても思うほど正解じゃない。 それよりむしろ決められたこと、当たり前のことを当たり前にきちっと丁寧にこなす中の方が修行がある。そういう修行の素晴らしさということは長年いるうちに分かってきました。 だからやっぱり思うんですね。そのサラリーマウスになるなという言葉はとっても難しい言葉ですよ。だって決められたこと、ルーティンをきちっと当たり前のことを当たり前にこなすということのこれ以上の仕事じゃないんですよね。 じゃあルーティンマウスになるな、サラリーマウスになるなという時は一体どういうことを言おうとしたんだろうかってとっても難しいじゃないですか。 おそらくサラリーマウスになるな、ルーティンマウスになるなという時に先輩が私に言おうとしたことは、向上心を忘れるなということだと思うんですよね。 だからルーティンが悪いとかサラリーマウスが悪いとかではなくて、向上心を忘れるなということを多分言いたかったんだと思うんですよね。 だからまず決められたことをきちっとこなすということはやるんだけど、それができるようになった時にそれでいいって、これでいいんだということで、それ以上努力することをあげられた瞬間にそろそろ成長って止まってしまうんですよね。 人間って生まれ落ちてからだんだん年をとって死んでいくじゃないですか。寿命ってあるわけです。人生に限りがあるから。だから同じことを繰り返しているだけだったらどんどんどんどん衰えていくんですよね。 だから限られた時間の中でどんどんどんどん自分は衰えていくんだから、やっぱり衰えていく中で前に向かって、前に向かって、前に向かって、もうどこまで行けるか分からないけど、1ミリでもいい、一歩でもいい前に進もうと思っていかなければ、一回しかない人生を生かしていることはできませんからね。 だから先をどうするかって、前に向かって、前に向かってって気持ちが残っているかどうか、慣れ親しんじゃって、もういいかなって、そうなるかならないかっていうところが大事かもしれませんよね。 じゃあその向上心のその先って何なんだろうかって。実はこれは思うほど簡単ではないですよね。それは自分がやっていること、やっている仕事とかやっている業の中でのブレイクスルーかもしれない。スキル的なブレイクスルーかもしれないし、何か精神的に復帰するっていう、そういう風にブレイクスルーかもしれない。 あるいはブレイクスルーとかそういうスキル的な工場はないかもしれないけど、何か築きが、別方面で人間的な成熟が築きがあるかもしれない。どんなことがあるか分からないですよね。だから大切なことどういうことかって、まずやっぱりその向上心を持って真剣にやることですよね。 何か新しいものが見つからなければダメだなんて思ってたら、逆にこれは見えるものが見えなくなってしまうんですよ。新しくないかもしれないんです。新しいものがいいって誰が決めたのかってことですよね。そういうことではないんです。 だから自分にとって本当のブレイクスルー、本当の工場っていうのは、どんなものが来るか分からない。気が付かないかもしれない。だからまずやることは手を抜かないこと。肩がしっかりできてくると、手を抜かないでやることって難しくなるんですよ。慣れてきますからね。 しかも肩がしっかりあるわけだから。肩って最初のうちは自分を支えてくれるんだけど、慣れてくると逆に自分が手を抜くとか気を抜くってことを招いてしまうような危険性がある。だから肩とどう付き合うかってことはとても大事なことなんですよね。だから肩の中でどうしても手を抜かないって難しいんだけど、それでも手を抜かないように頑張ることの中で次の肩が見えてくるし、気づきが見つかるってことなんですよね。 # 一回しかない人生だから 実は今日、このルーティンの話をしようと思ったきっかけはですね、 Voicyの方のトークテーマで、会社員かフリーランスかっていうことがあったんです。 それがまあきっかけなんですけどもね。 会社員やろうにしても、フリーランスやろうにしても、大事なことはご上進ですね。 どっちかってことではないと思うんです。 フリーランスの方が、肩にはまりにくいですよね。 そういう意味では、その向上心に向かって自分を向けやすい立場ではあります。 でも、基本を突きつけないとルーティンに落ち込んでしまう点では一緒ですよね。 だから、大事なことは何かっていうと、たぶんですね、たぶんですね、 向上心っていうのを一番大事だとするんだけれども、 おそらくですね、自分がやっていることに対して、 その飽きが来るかどうかって、ここがとても大事なんですよね。 飽きた飽きた、退屈だって、そういうふうに思わなくてもいいんです。 何かそこに手抜きが入ってきたりするっていうのは、どっかで飽きているんです。 ずっと真剣に真剣に真剣にやってて、手抜きなんかあり得ないわねって、 一回一回毎回毎回全部仕事がひそくよりした時に、 ああって思わず息をつくような、それくらい集中できていたら飽きるってことはないですよね。 だから、どっかで飽きてしまう、何か手抜きができてしまうって、 そういうのは集中できていないからなんですよ。 だから、重要なことは飽きが来ないということ。 集中集中して集中して、ともかく丁寧にやるっていうことですよね。 それがあればルーティンに陥らないし、いわゆる悪い意味でのサラリーマン運勢にもならない。 だから、社会の方のことで言うならば、例えば会社員でやっていくにしたって、 会社員の良いところっていうのは、肩をまずもらうことですよね。 だから肩をもらうことの中で、いかにルーティンに陥らないかって、 肩の中でいかに小調子を持ってやるかって、飽きないように、なずんでしまわないようにやっていくかって、 どう丁寧にやっていくかっていうことが大事だし、 フリーランスの場合も好きなことをやって、どんどんどんどん拡張しなきゃならないですからね。 でもその場合、例えばそばに行ったって仕事が詰まってきたりとかすると、どうしてもルーティンに陥りやすいですよね。 だからやっぱり大事なことは、会社員かフリーランスかっていう質問に対してでもあるんですけども、 私たちの人生においてルーティンに陥らないようにする。 一回しかない人生をルーティンに陥らないようにするって、そのための工夫っていうのは大事かなというふうに思います。 # 終わりのあいさつ 今日も長い時間お聞きいただきました。 本当にありがとうございました。 どうぞ良い一日をお過ごしください。 もっと見る #ルーティン #会社員かフリーランスか #修行道場の暮らし #手を抜かない 禅僧と考える...日々の暮らしから人生までプレミアム放送配信中!00:101.初めのあいさつ03:062.道場時代の思い出から05:053.型と向上心02:504.一回しかない人生だから00:105.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
#663 ズバリと本質を目指す~夢窓国師『夢中問答集』を読む(52)「本分直示の題目」 15分・10月22日・ 111再生AI目次無用心の用心と修行の深層迷いと悟り、その本質の同一性自分を縛る思考を手放すには本分直示、ずばり本質への眼差し悟りの先を見据える修行の心構え
#662 修行の究極を一言で言えば~夢窓国師『夢中問答集』を読む(51)「修行の玄旨(極意)」 15分・10月21日・ 107再生AI目次修行の究極とは?ステージ別の本質用心を極めた先に待つ「無用心」の境地修行の壁に直面した時の「新たな道筋」夢窓国師が示す「勤め」の限界とその先禅の「二条の道」を捨てる真の奥義とは
#661 人生を考える...悩みや不安が気になる時に... 17分・10月20日・ 194再生AI目次悩みや不安は成長の糧?賢い認識法全て解決不能?有限な命と向き合う姿勢生老病死が示す解決不能な問題の識別法テクノロジー社会が生む新たな「心の不安定」不安に惑わされず、心を鍛える知的整理術
#660 人生を考える...「悩みがある」ことは悪いこと? 17分・10月19日・ 154再生AI目次迷いながら生きる人生の再評価現代の若者の悩みの深層「悩み」が「悪いこと」ではない理由不安を抱えながら前進する生き方悩みこそが人生の豊かさをもたらす?
#659 人生を考える...「智慧」を会得すること 16分・10月15日・ 172再生AI目次私たちが普段認識する「知」の限界専門的・抽象的な「知」と日常経験のギャップ目的達成を追求するAIと「テクネ」の役割不明確な人生の目的と「テクネ」の限界「どう生きるか」を問う「智慧」の重要性
#658 修行に向かう人に:覚え書き 15分・10月14日・ 230再生AI目次修行の本質:損得を超えた覚悟とは「技の修業」と「人生の修行」の深い関係性修行現場の鉄則:明確な指示と沈黙の教え語られない「悟り」と個々の体験の価値本気の失敗が導く『自分に正直』な道
#657 本気で修行と向き合うために③~夢窓国師『夢中問答集』を読む(50)「無用心の用心」③ 16分・10月13日・ 202再生AI目次「無用心の用心」:意識を超えた心の深層意識に囚われぬ「無心」へのパラドックス無心に至る試行錯誤と覚悟の道のり「やってつき刀折れ」経験の重要性真の道へ:失敗リスクを恐れぬ本気の修行
#656 本気で修行と向き合うために②~夢窓国師『夢中問答集』を読む(50)「無用心の用心」② 14分・10月12日・ 260再生AI目次「無用心の用心」が示す修行の真理自己を縛る意識の限界と知覚極限の修行が生み出す「気づき」夢窓国師が説く「間違い」の瞬間「無用心の用心」に潜む矛盾と教訓