TOPライフスタイルメンタル・心理学禅僧と考える...日々の暮らしから人生まで#173 人とともに生きる...「利他の行」06:56 2024年4月24日 382再生 問題を報告する 再生する シェアする 何かをする時、一人でやるのは限界があります。そこで、誰かを巻き込むのも、なかなか難しい...仏教が教えるのは、そもそもの考え方です✨AI目次利他の心で人生を切り開く仲間と共に生きる喜びとは限界突破のモチベーション源泉互いの利益を最大化する共存真の信頼関係を築く秘訣AI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ おはようございます。 えりんじの古川周券です。 今日もどうぞよろしくお願いいたします。 # 利他のスイッチ 今日は、人と共に生きるということで、大正仏教が教える利他の行についてお話したいと思います。 私たち人間が何かをするときに、一人でやるには限界がありますよね。 私自身の経験でもそうなんですけれども、心差しが同じ、よく気があって、心差しが同じ仲間がいれば、 二人で頑張れば三人分のパワーができる。三人で頑張れば四人分、五人分の力が出るって、そんな経験があるんですよね。 より仲間がいると、こうやって力が倍増するっていうのは、結局はやることが自分だけのことではないってことになると思うんですよ。 人間って意外と自分だけのことだとモチベーションが強いように見えるけど、自分だけのことだと実はそうでもないんですね。 所詮は自分の身の丈しか出ないです。でも仲間がいて仲間のためにってことが入ってくると、実は身の丈以上の力が出てくるんです。 で、人間というのは一人で生きるようなふうにはなってないんですよね。 人間は社会的動物であるってことは、アルセテルスの言葉が有名ですよね。ゾーン、ポリティコンという言葉が有名だけれども、人間というのはもともと人と一緒に組んで社会を形成して生きていくわけです。 だからそういうふうに生きるというのが人間には自然的に本質ってあるわけだから、お互いにお互いのためにっていう原則が自然に備わってるわけですよね。 だから、自分だけが儲かって得を失って、人を結果的に利用してしまうようなことになってしまうのは、どこかで本能的に両親の過酌っていうのがあって、 で、自分だけの頑張りっていうのは、実はそこで人と組み合わさるときには自然にリミッターがかかっちゃうんですよね。 で、ここで自分がやることが、自分だけじゃなくて本当にこの相手のためにもなる、一緒に頑張る相手のためにもなるっていうことがわかったら、そういうリミッターっていうのは自然に外れていくわけですよね。 だから頑張れる。 それから、一緒に組む相手の側から考えたら、自分のためじゃなくて、相手の側のための奉仕ってことになってしまうんだったら、私が頑張るにしても、もらえる報酬の分だけ、見返りの分だけで頑張りが終わっちゃうんですよね。 でも、誰かから一緒に仕事しようと思ったときに、それが自分のためにもなる、本当に自分のためにもなるように最初から組み込んであるって、そういう風になればモチベーション上がりますよね。 相手のためになることだけど、自分にも報酬があるんじゃなくて、そもそも自分のためにもなることなんだって最初からそういう風に決まってることであるならば、やっぱり違うじゃないですか。 だから、そういう意味ではモチベーションも上がるし、しかもそれってやっぱり自分だけのためのことではないから、やっぱり最初に言ったように、自分中心のリミッターって掛かりにくいから、 だから、二人の人間が一緒に手を組むときには、自分だけじゃなくて相手のためにもなるっていう、二人のためになるんだ、共通の利益なんだっていうことが本質的にあるだけで、いろんな意味でのリミッターが掛かりにくくて力が発揮できるようになりますよね。 だから、このときに自分の利益だけじゃなくて、相手の利益を、それは狭い意味でのリミッターっていうことなんだけれども、そのリミッターという役割を本質に織り込むだけで大きな力にもなりますよね。 今ここでリターを狭い意味って言ったんだけど、これは定義が狭い意味じゃなくて、自分と相手って二人だけの関係だけど、これがこの狭い二人だけの関係じゃなくて、周りにいる人たちを巻き込んでいくような、三人、四人、五人って家族とか身内、仲間、友達だけじゃなくて、もっと広く自分の側に住んでいる人たち、さらにはもっと広くって、 そのふうにもっと広く広くリターというのが広がっていったら、このリミッターを外す頑張りのスイッチというのがもっと広く広がっていくっていう、そういうことになるんですよね。 # 自分の生き方として... 私たちが何かをこう一生懸命に頑張る時に 人と共にやりたい、大勢の人と一緒にやりたいって 人を巻き込む時には 魅力で引き付けるっていうことが大事なんですよね。 それは当然なんです。 それは利益という魅力であったり 自分の持っている魅力であったりするんですよね。 魅力で引き付けるのも大事だけども それにはやっぱり所詮限界がありますよね。 生まれつき持っている自分の魅力というのもあるし それから相性というのもあるしね。 それからさっきの話で 得られる利益の内容によっては 相手にあげることができる報酬にも限界があります。 だけれども最初から 互いが互いのためにということで 何か頑張っていこうっていうね。 最初から頑張ることの本質の中に リタの行を入れるって 仲間ともにやっていくって そういう考え方は 実は自分がそれを受け入れて 自分のものにするっていうことですからね。 自分の努力でかなり変わってくるんですよ。 でもリタの役割っていうことを 引き受けるっていうことは 実は思うほど簡単ではないですよね。 調子のいい時はいいけれども 逆境の中に入った時に なかなか難しいですよね。 どうしても苦しいから 自分に調子になってしまいますから。 だけれども ここで自分に調子になっちゃったら 信頼は失われてしまいます。 だから結構その リタの行を引き受けて 共に、仲間と共にってことを ずっと貫徹するってことは 人生を通しては難しいんだけれども それをやり切る そういう風にやり切った時に やられるものってとっても大きいですよね。 そんなわけで 自分が何かチャレンジする時に それが本質的に 自分だけじゃなくて 誰かのためにもなるかどうか 誰かになるんだって なるんだったら その仲間を手につけることができて その仲間は 一人でも多い方がいいわけですよね。 そんな風に このリタの行ってことを 自分の志の何か始める時の 最初の中にあるかどうか これを確認していくってことは とっても大事だし それが自分のやることの 誠意を大きく左右するんだ っていう風に思います。 # 終わりのあいさつ さて、今日もお聞きいただきました。 誠にありがとうございました。 どうぞ良い一日をお過ごしください。 もっと見る #大乗仏教 #人を巻き込むには #利他の行 禅僧と考える...日々の暮らしから人生までプレミアム放送配信中!00:101.初めのあいさつ04:262.利他のスイッチ02:123.自分の生き方として...00:104.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
#651 夢窓国師の命日に②夢窓国師の末後垂誡(まつごすいかい:最期の戒め) 15分・10月1日・ 132再生AI目次夢窓国師が残した末後垂誡の真意弟子たちへの厳しくも温かい配慮恩返しは修行のみ?世間の常識と乖離師の言葉に頼るな、真の教えとは自己の権威を否定した禅師の境地
#650 夢窓国師の命日に①夢窓国師の遺偈(ゆいげ:辞世の漢詩) 14分・9月30日・ 206再生AI目次夢窓国師の命日と恵林寺開山の歴史恵林寺名の由来「初転法輪」の秘話激動の時代を貫く「怨親平等」の境地夢窓国師 遺偈が示す自由な境地とは謎深まる遺偈「卑怯遺憾」「砲発羅立」
#649 身体でもなく、心でもなくとは?~夢窓国師『夢中問答集』を読む(49)「真実の修行」② 15分・9月29日・ 194再生AI目次身体の修行に潜むエゴの罠心身の行における自己への執着「捨てる」ことの意味と実践法澤庵和尚が説く「不動智」の教え「捉われない」境地への道筋
#648 本当の修行とは?~夢窓国師『夢中問答集』を読む(49)「真実の修行」① 15分・9月28日・ 251再生AI目次禅の修行は身・口・意にあらず?東山陵介が般若心経に抱いた疑問「あるのにない」仏教の根本義幻としての体・口・心の正体真の自分に気づく悟りの瞬間とは
#647 禅の物語~甎を磨いて鏡にする 南嶽懐譲禅師 15分・9月24日・ 251再生AI目次瓦を磨いて鏡にする禅問答座禅で仏になる秘訣とは己は何者?8年後の境地牛車が進まぬ時、打つべきは悟りへの果てなき精進の道
#646 やった気になるだけではいけない~夢窓国師『夢中問答集』を読む(48)「坐禅の本意」③ 15分・9月23日・ 216再生AI目次座禅の本意と自己理解の重要性臨済と曹洞の論争に見る本質「やってる感」が招く修行の落とし穴行をなす心の針の向け方とは身口意の三業を超えた無心の境地
#645 ぼんやり坐禅は無駄になる?~夢窓国師『夢中問答集』を読む(48)「坐禅の本意」② 14分・9月22日・ 227再生AI目次「ぼんやり坐禅」は本当に無駄なのか?夢窓国師の指導に見る真意段階に応じた坐禅の深め方とは坐禅を継続する精神の秘訣逆境を乗り越える心境転換の極意
#644 ほんとうの坐禅とは?~夢窓国師『夢中問答集』を読む(48)「坐禅の本意」① 14分・9月21日・ 186再生AI目次坐禅に秘められた多様な目的心身の回復を促す坐禅の力乱れた日常にリズムを生む坐禅集中力と自己を見つめる坐禅真の坐禅へ導く「己」の理解