TOPライフスタイル子育て発達の多様性を聴くラジオー悪くない暮らしをめざして。#129 ニューロダイバーシティって?自分にとっての「常識」は誰かの「非常識」にもなり得るかも?13:59 2024年1月27日 632再生 問題を報告する 再生する シェアする 今回は「ニューロダイバーシティ」について取り上げてみました。noteにもまとめています。noteはこちらから↓https://note.com/koei_sasaki/n/nffe24871e978もっと読むAI目次ニューロダイバーシティとは何か?「普通」の常識を疑う重要性とは?発達障害と多様性の捉え方とは?食事を通して見る多様性への視点相手の気持ちを理解する難しさとは?AI文字起こし(β版) # タイトルコール 発達の多様性を聞くラジオへ、ようこそ。 このチャンネルは、子どもや大人の発達を専門にしている心理師が、 日々の子育てや生活に役立つヒントを共有するVoicyです。 # 当たり前を疑ってみよう(noteはこちら↓) みなさん、おはようございます。公認心理師の佐々木です。 普段は、発達障害の方々の支援を専門にしていたり、 デザインやアートの力を使って、障害事者の方々の魅力をより社会に発信していたり、 様々な形での社会参加、そうしたものをクロスチームという団体の皆さんと一緒に考えたり、活動したりしています。 さて、今日は1月27日、土曜日ですね。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 もしかするとお休みの方が多いかもしれませんけれども、お休みの方はゆっくり休んでいただいて、 僕はこの後はまた仕事があるんですけれども、お仕事の方はどうか体調など気をつけて頑張っていただけたらなと思っています。 さて、今日のテーマですね。 昨日とその前というのは、知的障害ということをテーマにお話をしてきました。 それに関しては、もうちょっとまたお話をしていきたいと思うんですけれども、 今日同じようなテーマだけがずっと続いてしまうのも悪くないとは思うんですけれども、 今日はちょっと違うテーマでお話をしてみたいなと思っています。 それは一つは、ニューロダイバーシティということですね。 皆さんもニューロダイバーシティというのはよくは聞かないか。 よくは聞かないと思うんですけれども、でも聞いたことのあることばかりかもしれないですね。 今日はそれについて少し取り上げたいなと思っているんですけれども、 ニューロダイバーシティというのはそもそも何かというと、これは神経多様性という意味なんですね。 この神経多様性というのはそもそも何かというと、 これは実は日本でも経済産業省とかに定義されていて、それが載せられたりするんですけれども、 そこに書かれているものとしては、ニューロダイバーシティというのはニューロ、つまり神経とダイバーシティ、多様性、 この二つの言葉が組み合わせて生まれた脳や神経、 それにいわゆるする個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、 それらの違いを社会の中で生かしていきましょうという考え方であり、 特に自閉症スペクトラム、DHD、逆襲障害といった発達障害において生じる現象を能力の欠如や優劣ではない、 そもそも人間のゲノムの自然で正常な変異なんだと捉える概念でもあります。 こんな記載があったりするんですね。 発達障害を強調して書いてくださっていたものでもあるかなと思うんですけれども、 実際には発達障害に限らずに人はそもそも多様だよねというところと、障害の有無にかかわらずそこに優劣はないのだから、 お互いの文化とか生活の仕方、それを尊重しましょうねという考え方なんですね。 それは特に何が良いとか何が常識で何が常識じゃないんだとか良い悪いという話じゃなくて、 そもそも個人の努力の問題とかでもなくて、神経学的にそもそも多様なんだ、そこを出発点にしていきましょうねという考え方なんですね。 特にニューロダイバシティというのを考えていくときには何が重要とされているかというと、 ニューロティピカルという言葉が使われることもあったりするんですね。 このニューロティピカルというのは何かというと、一言で言うと、多数派の人たちと言われたり、 この言葉はあまり好きじゃない方々もいらっしゃったりするんですけれども、定見発達と言われる人たちですね。 要は、そういう多数派の人たちの文化において、普通というのは非常に大きな権威を持っているんだということです。 確かに、普通はとか、普通わかるよねとか、普通はこうするよねってよく言われますよね。 常識的にはこうでしょうとか、そんなことよく言われるんですけれども、それはあくまで多数派の人たちの中での常識とか普通だったりするわけで、 ただそれは非常に僕らが思う以上に大きな権威を持っているんだ。 ほとんどの場合は、無意識的に、いわゆる多数派の人たちの文化が正しいと振る舞われていること、まずはそれに気が付きましょうねということが言われていたりします。 つまり、僕らが当たり前に使う普通とか常識、そういった言葉、そしてその考え方というのは、無意識的だとは思うんだけれども、非常にそれは権威的で、 そして神経多様性がある、つまりニューロダイバーシティ、そう言っておきながら、実際には少数派の人たちの意見というのは正しくない。 多数派の人たちの意見が正しいんだというふうな、そんな構造になり得るんじゃないか、それを僕らは意識しないといけない、そういう考え方もあったりするんですね。 つまり、僕らが日頃から当たり前だと思っている価値観というのは、実はそうじゃないんじゃないのかということを意識する。 これがそもそもニューロダイバーシティというのを考えていく上で、つまり多様性というのを考えていく上で、まずはスタート地点なんだということだと思うんですね。 例えばどういうことかというと、例えば幼児期とか学歴の相談で、今は割と多いのは変色の問題なんですよね。 これは親御さんからもそうですし、現場の先生たちからも、どうやって食べさせようかとか、一口だけでも食べさせられないのか、こんなご相談を受けしたりするわけですね。 確かに栄養のことを考えたら、それを食べられないよりは食べられた方がいいものもたくさんあるかもしれないですね。 だけども、それは食べられる側の価値観なわけです。 僕らには食べる権利もあるし、食べない権利、どちらだったるわけですね。 その時に、食べない権利を使うことができずに、食べたらおいしいから、残すのはもったいないよ、栄養のために食べようよという、こちらの価値観だけで対応を決めるのはちょっとどうなんだろうとか、そういう考えもあったりするわけですね。 ただ、これは誤解ないようにお伝えしておくと、食べることを進めるのがおかしいんだとか、それはほっといたらいいんだとか、そういう主張をしたいわけじゃないんですね。 極端にどちらかのものごとを言いたいわけじゃないし、ゼロか百みたいに極端に考えること自体が、そもそも多様性を考えていくとなった時に、非常に大きな壁となる考え方じゃないかなと思うんですけど、 食事に関しても誰だって食べてほしいと思うのは、そういうふうに思う方が多いと思うんですよね。 僕だって自分が作った料理を自分の子供がおいしそうに食べてくれてたら嬉しいし、微妙な顔してすごいこっちに気遣いながら食べてたりとか、 あるいはすごい微妙な顔してお菓子食べていいとかって言われたりすると、まあまあちょっと傷つくわけですよね。 だけども、今は食べられない理由もあるわけだし、その理由を考えて、例えば食事のことで言ったら、見た目かもしれないし、食感かもしれないし、匂いかもしれないし、味かもしれない、いろんな理由があるんですけれども、 そういう理由を考えて、対応をもう一回見直してみること。同時に、残したっていいんだよという、つまり食べないという権利は君にあるんだからねということも、選択肢として用意することというのは、それはあっていいんじゃないかなと思うんですね。 なので、僕は子どもたちには、もちろん食べてほしいという気持ちもあるんだけれども、残してもいいんだよとか、食べないときはちゃんとごちそうさまするんだよということをお伝えしたりしているわけですね。 さらに余談になってしまうんですが、さっきの食事というところでいくと、僕はかなり寛容な方で、というのは、僕自身も食べるものと食べないものが割とはっきりしている方なんですね。 特に子どもの頃というのは、今もそんなに飲んで野菜を食べるわけじゃないですけど、より食べなかったんですけどね。 そのときにやっぱり親に大事にしてもらっていたのは、多分僕のその食べない権利というのを結構尊重してくれていたんですね。 でも、選択肢としては、食べるという選択肢も残してくれたりするので、一応提供はするんだけど、無理に食べなさいというふうにはしないし、僕が全く箸をつけないからといって起こるみたいなことも全然されなかったというのがあって、その結果、今は割と食べられるものが増えてきたりしてはいるんですけれども、 要は、僕らが当たり前だと思っていることは、誰かにとっては当たり前じゃない、常識じゃない、そういう前提で考えていったりやり取りをしていくということがすごくすごく難しいんですけれども、 だけど、このニューロダイバーシティとか多様性とか、そういう文脈で考えていくときには、とても大事な考え方になるんじゃないかなと思って今日はお話をしました。 次のチャプターはコメント返しです。 # コメント返し それではコメント返しをしていきたいと思います。 今日はピョンママさんからコメントいただきました。ありがとうございます。 私も息子がASDと診断された4歳の頃は、知能指数と児兵特性の強弱の関係性は全くわかっていませんでした。 IQが高いと理解できることはたくさんあるけど、心の理論は空きし分からないから友達とうまくいかなかったり、 想像力も弱いから突然変更が受け入れられなかったり、でも周囲からはわかっているはずとまるで困ってしまったりします。 先生のような理解ある支援者が世間様になってくれたらと思います。いつもありがとうございますということでコメントいただきました。 こちらこそいつも聞いていただいてありがとうございます。 これは本当にその通りで、知能指数が高いから生活の困りごとが低いかというと、それは決してそういうわけじゃないと思うんですよね。 書いてくださったような心の理論というのは、知っている方と初めて聞くという方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、 要は何かというと、自分には自分の都合もあるし、でも相手には相手の都合があるんだというふうに相手の立場に立って物事を考える、そういった理論なんですけれども、 人向き合いというふうに考えていったときには、どうしても求められる力の一つなんですよね。 何が相手は嫌なんだろうかとか、何が相手にとっていいんだろうか、これは障害があるなし関係なく、僕らが人とやりとりをしていくというときにはとても大事な視点の一つになってくるんですけれども、 ただ、聴取スペクトラムの特性があると、実はここができるできないという、これも極端に考えるんじゃなくて、やっぱりそれが本当に理解できるようになってくるまでにちょっと時間がかかったりだとか、 あるいは中にはなかなか難しいという方々もいらっしゃったりするんですけれども、そうすると、これは知能指数が高いから相手の気持ちがよくわかるかとか、いわゆる心の理論というのが非常によくわかるかというと、 これをまた全然実はイコールの問題じゃないんですね。ですから、そういったところがまた誤解を生んだりとか、理解されにくい。 何でこっちがわかるのにこれがわかんないんだみたいに言われちゃったりして、誤解を生む一つの要因でもあるかなと思うんですけれども、 でも、まずはそうやって大事なことは、ピョママさんも書いてくださったように、IQが高いからそうすると理解できることはあるけど、 だけど日常生活の中で人付き合いの中とか、そういったところの中で必ずしも困り事が少ないわけじゃないということはやっぱり大事だと思いますし、 そういったことも僕らは理解をしたり、あるいは発信をしていくということも一つ大事なのかなと思ってコメント読ませていただきました。 いつもありがとうございます。またこれからもよろしくお願いいたします。 それでは今日の放送は以上になります。来週くらいからまた少しお知らせなんかもしようかなと思ってはいるんですけれども、 本当に今週はなかなか聞きにくい放送で申し訳なかったんですが、本当に今週もありがとうございました。 明日は一週間の振り返りをしていきたいと思っていますので、もしよろしければそちらも聞いていただけると嬉しいなと思っています。 また皆さんからのいつもいいねをいただいたり、フォローやシェア、そしてコメントなんかいただけると、 とても僕自身も自分の発信しようというエネルギーになっていきますので、ぜひそちらの方もよろしくお願いいたします。 それでは今日の放送は以上になります。皆さん良い一日をお過ごしください。 もっと見る #多様性 #知的障害 #発達障害 #ASD #自閉症スペクトラム #小さな調整が大きな変化を 発達の多様性を聴くラジオー悪くない暮らしをめざして。プレミアム放送配信中!00:121.タイトルコール10:002.当たり前を疑ってみよう(noteはこちら↓)https://note.com/koei_sasaki/n/nffe24871e97803:473.コメント返しコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ひら ゆきみ2024年1月27日いつもありがとうございます🙇♀️私はASDの子ども達が生まれたことで、これまでの人生では想像すら及ばなかった「脳の多様性」を知りました。多様さは「善し悪し」でなく「違い」であり「その子らしさである」と、生活を共にして身近に感じられるから理解していることは大きいと思います。「多様さ」が身近ではない生活環境の方々が、想像の域を出ないために他人事になる可能性が大きいことは、当然なのかも知れないとも思ったりします。他人事でなく身近に感じて知っていただくために、広く知ってもらう必要性を今は感じています。6返信
#1183 制度が変われば、支援もよくなる? 14分・一昨日・ 262再生AI目次発達障害者支援法改正議論の展望合理的配慮義務化後の現場実態制度理解と個別支援の価値観支援の質を高める法的根拠の重要性制度改正を実質的支援へ繋ぐ鍵
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#1177 支援のヒントは、本人の声と現場の対話の中に|今週のハイライト 13分・10月18日・ 428再生AI目次支援の難しさ、共感と喜びを分かち合うご本人からの要求、本質的な意味とは優しい医療へ、6つの壁を乗り越える職員室までの2分、支援を深める対話初飛行機旅行、航空会社サポート活用
#1176 発達障害のあるお子さんとの飛行機旅行、知っておきたい準備 16分・10月17日・ 565再生AI目次発達障害児との空旅、航空会社の工夫とは?JAL/ANA「旅の準備」資料とサポート資料を超えた「実践」!旅を楽しむ準備日常から備える!見通しと変化への対応支援者必見!必要な情報が届く社会へ
私はASDの子ども達が生まれたことで、これまでの人生では想像すら及ばなかった「脳の多様性」を知りました。多様さは「善し悪し」でなく「違い」であり「その子らしさである」と、生活を共にして身近に感じられるから理解していることは大きいと思います。「多様さ」が身近ではない生活環境の方々が、想像の域を出ないために他人事になる可能性が大きいことは、当然なのかも知れないとも思ったりします。他人事でなく身近に感じて知っていただくために、広く知ってもらう必要性を今は感じています。