TOPトーク専門家今井正司のココロが軽くなるラジオ#360 複雑性トラウマ:その理解とカウンセリング47:25 3月22日 659再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次複雑性トラウマ、段階的治療の重要性回復の土台、感情・身体の安定化トラウマ記憶への安全なアプローチ法自己概念と人間関係の再構築、統合治療の注意点と回復への確実な道筋AI文字起こし(β版) # オープニング はい、みなさんこんにちは。心理学者の今井翔治です。 今日は3月22日日曜日、3連休の最終日になりますが、 みなさん心を軽くしてお過ごしでしょうか。 きっと最終日になってくると疲れてる人も多いかもしれませんが、 ぜひぜひね、明日からまた仕事だと思いますから、 疲れを十分とっていただければと思います。 私が住んでいる単身不妊先の大阪府は茨城市の、今日の天気は曇りでね。 ちょっとね、あの今収録9時ぐらいなんですけど、ちょっと肌寒いなぁという感じで。 ちょっと天気予報を見たら、夜から雨がね、結構降るみたいな風だったので、 まああの日本各地ね、今花粉症がすごいって言って結構悩まれている方もいらっしゃるから、 明日とかはね、きっと花粉とかも収まってていいんじゃないかなと思いますので、 そういう天気もね、期待できる日かなと思います。 はい、ということで、今日のテーマは、久々にね、ボイシー、何日ぶりだろう。 1週間ぶりぐらいですかね。放送になるんですが、ちょっとテーマ的にはね、 重い症状を取り上げようかなと。 それは複雑性トラウマの治療について、ちょっとお話をしたいなと思います。 このボイシーのリスナーさんの中には、 複雑性トラウマ、なんかトラウマは聞いたことあるけどな、みたいな方もいらっしゃると思うし、 心理学を学び始めた方の中にも、あれ、なんか聞いたことあるようなないような、という方もいらっしゃると思います。 この複雑性トラウマのね、本とかもいっぱい最近、 専門書がメインだったりするんですけど、結構ね、本増えてきてますが、 結構誤解を与えるような本も多いなっていう印象があるので、 なので今日はこの複雑性トラウマ、ちょっとお話ししたいなと思っております。 だいたい私がね、こういうことを話す時って、本屋さん行った次の日とかね、 多いんですけど、まさにね、昨日ちょっと本屋さん行って、 これはちょっと誤解を受けそうだなーって思っちゃったんですね。 なので今日も、ボイシーの放送って基本原稿とかを作らずに進めていってるんですけど、 同じことをね、2回とか繰り返しちゃうと、 煩わしくなっちゃうこともあるので、聞いてる方は嫌ですよね、きっとね。 だからちょっとメモを取りながら、ゆっくりとお話ししていきたいと思います。 それではタイトルコールの後に本編を張りたいと思います。 # タイトルコール この放送は、イラスト版「子どものマインドフルネス 自分に自信が持てる55のヒント」や 教室の中の実行機能の著者、私、今井翔二が、皆さんの心を軽くしたり豊かになるような話題をお届けしたいと思っております。 今日もよろしくお願いします。 # 複雑性トラウマの治療原則:段階的アプローチが必要なわけ はいそれでは本編の方入っていきたいとおもいます 複雑性トラウマという言葉をね聞いたことある人もない人もいると思いますが、最近本屋さんでね 冒頭でお話しした通りいろんな本出てきてます。ただちょっとね、 これは誤解を招くぞという治療の紹介がされていたりしたので今日はその治療法の 方をね、メインにお話ししたいと思います。 複雑性トラウマの治療というと、トラウマの治療でしかも私の場合は認知行動療法 だから、なんとなくイメージ的には怖い記憶をね 思い出してそれを心の中でね考え方を変えるとか なんかそういうイメージが湧く方もいらっしゃるかもしれませんが そういうものではないですよということをまず一番最初にお伝えしたいと思います それは複雑性トラウマの根っこにあるものがちょっと他の症状とは違うからなんですね それ何かというと、長い期間にわたって 対人的なトラウマが深く影響していることっていうのがやっぱり一番大きいポイントなんですね だから心がすごく長くね 傷つき続けた結果とか あと感情の調整がやっぱり難しくなったりとか あとは自分を否定的に捉えやすくなったりとか あと人間関係に不安を抱きやすくなったりとか 本当にね辛い経験をたくさんしてしかもそれが長いんですよね なので こういう状態の方にいきなり過去の記憶を掘り下げようというのは 心にすごく大きな負担をかけちゃう カウンセリングになっちゃうんですね だから複雑性トラウマの治療、カウンセリングというのは まず段階的に進めるというのが基本です 世界中の複雑性トラウマの治療をしている人たちの共通して 推奨しているのはジュディス・ハーマンという方が 昔出した3段階モデルっていうのがあるんですけど そのモデルに従ってやっていくのがいいかなと思っています 最初の段階は やっぱり安全と安定化です この安全安定って言った時にこれは外的な安全だけじゃなくて 内的、心、自分の心の中の安全も整えることを意味しています なので例えば感情が強く揺れすぎないようにする方法とか 体の緊張を和らげる方法を身につけることとか あとは安心できる人間関係を少しずつ作っていく というようなことが含まれます だからこういう基盤というか 土台が整わないと トラウマの記憶に安全に向き合うことってなかなか難しいことですからね ここをまず第一段階で整えていくよということが大事です じゃあ第2段階何するかっていうと 過去のトラウマ記憶に触れるプロセスにここからね ようやく入っていきます でもここでもねやっぱり慎重さが求められます 記憶を思い出すだけじゃなくて その記憶に伴う身体反応とか感情 先ほどのね第一段階でベースを作ったところで処理するっていうことが重要になっていけ ます ここではあの emdr とかね 物語を再構築するようなアプローチ あとは隙間療法などまあ本当にねここの部分ではいろんな方法があるんですけど どの方法を適用したとしても共通しているのは 本人が安全な範囲で体験を再びに整理できるようにする それをサポートするということがメインになっていきます で3段階目ここでは統合と回復っていうのを目的にします あのカウンセリングとか治療ってなんか症状を減らしていくってところに 目が行きがちこれはもうプロの人だってそうなんですが ここでやっぱり気をつけなきゃいけないのは 人生の質そのものを取り戻す段階なんですね だから単に症状を減らすということだけではないんです 自己概念の回復とかね 人間関係の再構築もそうです 将来への希望を再びこう取り戻していくとか あと人生全体に焦点を当てて支援をしていきます なのでこの段階にね進むにはやっぱりこれまでの第1段階第2段階で 安全とかね安定っていうのが十分に確保されていることが前提になっていきます あの複雑性トラウマの治療カウンセリングではこうした段階的アプローチというのを守ることが 安全に回復のプロセスを進める 鍵となります なのでね急ぎすぎちゃったりとかすると 心が過剰に反応してしまったりとか 再びね 自己否定感に囚われたりする危険があります なので支援者にとって大切なのは やっぱり焦らないで 自分のペースではなくて相手のペースに合わせて歩むこと ねほんと基本的なことですけど そして安心できる関係を築きながら 本人が自分の内面とか過去の出来事と安全に向き合える環境を整えることが何より大事です この段階的アプローチっていうのは あのやっぱりね 治療者とその苦しんでいる本人自身にも安心を与えることですから やっぱりねなんか黒くなりますけど 今はまず安全を整える段階 次に少しずつ過去に向き合う段階っていうこう明確なね 道筋がこの3段階モデルであることで 回復のプロセスがね見えやすくなっていくと思います 心の不安も少しずつ和らいでいくと思います なのでこのね 一番最初この安心安全を確保するってところが特に大事なので最初のね チャプターでお話ししました 心の傷っていうのは一度に治るものじゃないですからね なので段階を踏んでゆっくり少しずつね やっていくってことがとても大事になっていくと思います それではね次はとこの段階的に色々ね 安心安全とかを実際どのように進めていくか 第1段階第2段階第3段階それぞれをねもう少し 深掘りしてみたいと思いますので引き続きお聞きいただけると嬉しいです # 第一段階;安定化 はいではここからのチャプターはそれぞれの段階をちょっとね深掘りしていきたいとおもいます。 はいでは早速第一段階。第一段階は安定化ですよね。 特に感情、体、人間関係を整えるというところにフォーカスしてお話ししたいなと思います。 はいまあやっぱりね 複雑性トラウマの治療において安定化は非常に重要なステップだということは前の チャプターでもお伝えした通りです。長期のトラウマ経験によってやっぱり心がね 揺れやすくて感情とか体の反応もやっぱり過敏になっている状態ですからね。 だからこの段階最初からね繰り返しますけど過去の記憶に触れるということはとってもね 大きな負担を与えてしまうことになりますからやめましょう。 この段階ではまずは日常生活と心の中に 安心できる土台を作ることを目標にします。 じゃあまず最初に感情の安定化からお話ししたいと思います。 感情調整の困難さというのは複雑性トラウマの中心的な症状の一つです。 些細な出来事で強い不安や怒りも感じたりして 逆に言うと感情がほとんど感じられなくなったりすることも実はあります。 だからね安定しないということはそういう意味です。 ただ怒ったり不安になるだけじゃないですね。 安定化の段階ではこうした感情の波を少しずつね 和らげる方法を学びます。 例えば呼吸法とかねマインドフルネスの方法っていうのは過剰な緊張とかね 不安に気づいてちょっと距離を置く手助けになりますけど ちょっとねこの呼吸法マインドフルネス今一応ねご紹介してますが ネガティブデータも出ています。 いきなりマインドフルネスをやるとねやっぱりちょっとこう 再体験しちゃうこともあるので気をつけましょうということでね このあたりはあのスーパーバイズの先生とかね 自分でよくよくねその患者さんとマインドフルネスのあの相性とかも見てください あとは感情を日常の中で認識していくとかね 自分の感情に名前をつけるっていう言語化とかラベリングってね よく言われるような方法で 自分が今どの感情に悩んでいるのかっていうのを把握しやすくするっていうのが大事です やっぱ感情が安定しない時って自分がね どんな感情で苦しんでいるかっていうのがわかりにくいからなんですね ここでのポイントは感情を消すっていうことではなくて 感情に巻き込まれないようにするためのスキルというものを感情の安定化ってところで 身につけていきます もう一つは人間関係の安定化 複雑性トラウマをね、こう それで苦しんでいる方にとって人間関係って非常に難しいテーマです 過去にやっぱ傷ついた経験がありますからね 誰かを信じることとか依存することに恐怖をねやっぱ感じる一方で 孤独とかね不安から強く人に依存してしまうこともあるんですよね なので安定化の段階ではまず安全で安心できる関係を少しずつ 取り戻すことというのが目標になります なので支援者とかね治療者の方との信頼関係というのはまさにね その中心にあります 急がず焦らず もう相手のペースでね関わっていって安心できる経験を積み重ねていく そうすると心はね少しずつ回復の方向に向かっていきます まああとは家族とか友達との関わりを見直すこともあります 安全ではない関係 ありもうねそこに身を置いちゃうこと結構あるんですよ なのでその関係性をね否定するんじゃなくて うまく距離を置けるようにするとかね 安心できる関係を増やすようにちょっとね話し合ってみるとか そうした経験の積み重ねが後のトラウマ処理とかね 自己概念の回復につながっていきます だから離れなさいとかそういうことじゃなくてね 安心できる関係性について話していくっていうところからスタートでもいいのかなと思います 3つ目は身体の安定化ですね 長期のトラウマっていうのはやっぱり脳だけじゃなくて身体にもすごくね 深い影響を与えてるんですよね なので過敏な警戒反応とか 筋肉の緊張とかね あとはよくあるのやっぱ頭痛とかねいつ 胃がねちょっと痛いとか こういう身体的な症状として現れることも少なくないですからね なのでこう安定化の段階では身体感覚を意識的に整える方法を取り入れます ここ 結構抜かしちゃうね方もいると思うんですけどここすごくね大事です なので あの体の感覚にね意識的にこう何かアテンションを向ける練習って あのすごく気をつけてやらないとそれがこう増大してしまう なのでさっきの音マインドフルネスもちょっと気をつけて 適応しないといけないですよというのは9ねお話なんです実はね だけどまあ徐々に徐々にね心と体の境界線を感じやすくしたりとか することで感情の暴走を抑える手助けにもなるんですよね なので例えばそのマインドフルネスで呼吸瞑想だけじゃないから 椅子にこう腰かけて足の裏が床に触れる感覚をね 感じるとか 手のひらの温かさを意識するとかこういうシンプルな方法でも効果があります こういう身体感覚の確認っていうのはトラウマによって心がね こう揺らされますからそういった時に体の感覚をゆったり観察できるっていうのは やっぱりね心を少しずつ安定させる 重要なプロセスになっていきます はいではここでは3つの音安定化についてお話ししてきましたが 安定化の段階ではすぐにね症状がなくなるわけじゃありません むしろ感情の波とかね体の反応が続くというのは自然なことですからそれを否定しないで 今の自分の状態を受け入れつつ少しずつ整えていくっていう姿勢が大事になっていくんですね あとは安定化はね単なるこう準備段階ではないので治療全体の音 核になる部分とも言えます 逆に言うとこの段階がしっかりしていないとトラウマ記憶にね 触れるこの後のチャプターでご紹介する第2段階に進むことというのが難しくなります なのでここはね第一段階は焦らず少しずつ本人のペースで歩んでいくことというのが 回復への音確実な道になりますから 治療者側も焦らないということが大事になっていきます はいそれでは第一段階はここまでにしておいて 次のチャプターでは第2段階のね トラウマ記憶への安全なアプローチについてお話ししたいと思います # 第二段階:トラウマ記憶への安全なアプローチ はいではこのチャプターではトラウマ記憶への安全なアプローチということでね いよいよ第2段階に入っていきます この段階では長期にわたって傷つけられた経験でね 安全に触れることがなかなか難しい記憶とか そういったものに触れていくことが目標になります もう何度も何度も言ってね本当に恐縮ですがここでのポイントは安全が確保されていることです 感情や体の反応が過剰になってしまうと 治療どころか逆に混乱をもたらしてしまうことがあります だから第1段階で身につけた安定化のスキルを使って 自分も守りながら少しずつ過去に向き合ってもらえるようにするというのがポイントになります トラウマ記憶へのアプローチっていろいろあるんですが これは冒頭でちょっと言いましたが過去の記憶を単に思い出してもらうということではありません 特定の場面や言葉表情に触れるとやっぱり体とか感情が瞬時に反応してしまうことがあります これを安全に整理していくというのが第2段階の目的になります なので治療者は記憶を無理に引き出したりとか 涙を強要するようなことはしてはいけません 代わりにクライアントさんが自分の体験を語る時に 感情や体の反応を適切に支えていく 安全に処理できるように導くということが大事になります ここでよく使われる代表的な方法にはEMDRとか 物語の最高製法とか トラウマフォーカスドCBTとかね スキーマ療法とかあります これなかなかねEMDR使える人とかそんなに多くはないだろうし あと物語の最高製法とかナラティブエクスポージャーみたいなものもやったことないっていう人いると思うので それぞれを簡単にご紹介できたらと思います まずEMDRこれは眼球運動による脱感査と再処理と翻訳されますが 指を見てもらって眼球を左右に動かすんです その時にはトラウマ記憶というものを頭に浮かべていただくんですが 効果としては過去の記憶に伴う強い感情とか体の反応を 和らげることができるということと トラウマの記憶を今とは切り離されたものとして 整理していく方法なんですね なので目の動きを左右に動かしてもらうということで 脳が記憶を安全に処理するのをこれで助けてくれるらしいんですね 本当は細かいメカニズムってまだあまりわかってないわけですが とにかく効果があるということだけはわかっていると この複雑性トラウマでは 記憶が断片的に残っていることが多いから EMDRによって記憶を統合して整理していくことができるという方法です 私はあまりEMDRはやらないですが 結構この段階で適用される方もいらっしゃいます ただこれは今言ったみたいにすごく難しい専門的な技法ですから 必ずEMDRの研修会受けるとか SVのもとでやることをやっぱり推奨します 2つ目はナラティブを使っていく方法です 物語の再構成法やナラティブエクスポージャーなど ナラティブに関するものを結構使うことが多いです 人生全体の時間軸の中でトラウマを語り直すということはやっぱり大事です 傷ついた記憶をその出来事だけじゃなくて 人生の中で起きた一連の体験として自分なりに位置づけていく だからトラウマだけの人生じゃないっていうところが自分で感じ取れるように トラウマの影響が心の中に残るのは当たり前なんだけど 過剰に残ることっていうのを防いでいって 徐々に自分の物語の一部として受け入れられるようにしていくというものですね 3つ目は私はこのアプローチをよく使うんですが スキーマ療法と認知行動的なアプローチです 長期のトラウマによって形成された 自分には価値がないとか誰も信頼できないという根深い思い込み だって辛いですけどね、そう思っちゃうんですから これに働きかけるというのがスキーマ療法です スキーマ療法は認知行動療法的なんですけどね こういう自己否定感とか あとは過度の警戒心というのを少しずつ柔軟にしていきます ここでも繰り返しますけどやっぱりそういう 自分のスキーマに向かっていくわけですから やっぱり安心で安全で記憶に向き合えるということが前提になります なので無理にね感情を引き出すということはしませんし 必要に応じてねやっぱり体の感覚リラックスしてもらうとかね そういうマインドフルネスとかそういったものも用いていきます 心が過剰に揺れないような方法というのをやっぱり支えていくっていうのをね スキーマ療法でも目的にしてやっていきます はい本当にねいろんなアプローチがありますが かなりねなかなかこう なんか真夷妄物みたいなものもありますから ちょっとこのあたりはね気をつけてアプローチの仕方 選んでいただければなと思います あと複雑性トラウマでは 過去のトラウマがね 日常の人間関係や行動パターンにもう1回再現というんですけどねされることがあります これをやっぱりねカウンセリングの中で扱うときには慎重さがかなり求められます 例えばね誰かに強く反応してしまったりとか 自分を守るために極端に距離を置くとかね ちょっとそういうパターンで日常生活に影響が出ることがあります カウンセラーとかね治療者支援者はこうした反応っていうのにあの過剰にね私たちも反応し ないで観察してトラウマの影響として理解することで 本人のねクライアントさんの自己否定とかね 罪悪感ということを軽減していきます だからあのそれもトラウマなんだよなっていうところ私たちがね まず理解するということは大事です あとペースト変化の見極めも結構難しいんですよね 変化のスピードは結構ね人それぞれなんですよ なので記憶を整理するのに時間がかかる一方でまあセッションでの感情のあの 落ち着きっていうのがねあの早く落ち着く人もいますし やっぱり人本当にねそこも人それぞれなので あの重要なのはやっぱ焦らず 本人のペースに合わせていくこと 進みが遅くてもそれは回復の音 ほんと自然だねあのプロセスなんだっていうところを双方でね やっぱり理解するっていうのが大事です なので何度もね安全なアプローチという話してますけど あの安全に進めると過去の記憶はやっぱ単なる痛みじゃなくて過去の自分を理解する材料として ね 捉えられるようになっていきます その時の感情や体のコントロールが少しずつね 可能になっていけば自己否定感も減っていったり 対人関係での不安でも和らいでいきますので大きな前進になっていきます はいそれでは次第3段階統合と回復についてお話ししたいと思います # 第三段階:統合と回復 はいそれではこのチャプターでは、第3段階の統合と回復についてお話しします。 ここでは過去のトラウマとの向き合い方を通して、どのように日常生活とかね、あと自己概念を取り戻すかということに焦点を当てていきます。 トラウマで回復というと、全部を忘れて元気良いというイメージ、言葉的にはあるかもしれないけど、 こういうことではなくて、単に症状が減るということでもないんですね。長期に渡るトラウマによって崩れた自分の中心、自分軸みたいなものとか、 あとは自分とは何者かとかね、他者とどう関わるかという部分を再構築するプロセスが統合と回復になっていきます。 この段階でもですね、日常生活での安心感というのを増やしていったりとか、人との関係を安全に築き直すことというのが大事になっていきます。 治療者との関係でね、築いた信頼というのもすごく大事で、生活の中でね、対人関係にこれを応用していく。 治療者とクライアントさんのね、私との関係性こんなにうまくできるから、他の人にもという感じですかね。 安全な関係の中で、自分の意見を表現したりとか、適切に自分と他人の境界線をちゃんと引くっていう経験を積み重ねるってことがね、 やっぱり複雑性トラウマの回復には欠かせないんですよね。 じゃあ、それではね、ちょっとずつね、今言ったこと深掘りというか、深掘りってことじゃないですけどね、ご紹介していきましょう。 自己概念の再編っていうのは何かというと、やっぱり複雑性トラウマでは、自分は価値がないとか自分は弱いという否定的な自己概念が根深く刻まれていることが多いので、 この第3段階では、こういう思い込みを少しずつ柔軟にしていきます。 過去の自分と今の自分を対話させるような感覚で、自分の強みとか、生き延びた力というのを認識していくような作業を行っていきます。 自分を攻めるだけじゃなくて、自分がどれだけ困難な状況を生き抜いてきたかということを理解すること。 これが自己肯定感の回復につながっていきます。 2つ目は人間関係の再構築ですね。 やっぱり人間関係に不安を持つことが多いです。長期なトラウマを抱える方はね。 なので信頼を取り戻すにはやっぱり時間はかかりますよ。 第3段階では、安全な関係の積み重ね、 他人とのつながり方を学んでいくということだから、完璧な関係を目指さないことがポイントになると思います。 結構ここを目指して辛い気持ちになっちゃう人は多いですから、失敗とか摩擦も含めて自分を守りながら他人と関わる練習を積み重ねていく。 これが将来の関係性の安定につながるよということを一緒に確認していきます。 あとは、私こういう何々療法とかお話しするときは、結構近畿についてお話しするんですけど、 いくつかあると思いますが、やっぱり急ぎすぎて、暴露法みたいなことをやったり、過去の掘り下げを強要するっていうのがやっぱり一番の近畿かなと思います。 あとは、治療者とクライアントさんの関係、支配的な関係とか、配達的な関わりというのももちろん近畿です。 これは複雑性トラウマに限らずだけど、特に繊細にこの辺りを感じてしまう方だから、そんなつもりがなくてもやっぱり意識しないといけないポイントになると思います。 あくまで本人が選択する力というのを尊重して、安全な環境を提供することに徹していきます。 あとは生活の中での孤立というのも、やっぱり避けてもらう必要があります。 複雑性トラウマの回復というのは、人との繋がりの中で進むものですから、 カウンセリングルームだけじゃなくて、日常生活の中で安心して助けを求められる関係性や場というのを確保することがやっぱり大事だということで、 日常生活というところに目を向けてほしいなと思います。 そうすると、回復の実感というものも出てくると思うんですが、過去のトラウマに支配されずに、急にできることじゃないですけど、 目的は、未来に希望を持てる自分になることとか。 この回復の実感って、すごく派手な変化ではないんですよね。 どちらかというと静かに訪れることが多いです。 人と会話をしていても、以前ほど緊張しなくなったとか、 自分の感情を少しずつ理解できるようになったとか、 生活の中で小さな楽しみを感じられるようになったというような変化なんですね。 なので、劇的な派手な変化というのはあまりないです。 だけど、こうした静かな変化を積み重ねることで、長年のトラウマによって揺らいだ心の基盤が 少しずつ締まっていって、安定していきます。 自分を守って、人との関係性、関わりというのを築く力を再び取り戻していくと。 こんな感じですね。 この複雑性トラウマの治療は、本当に一長一短で完了するものじゃないので、 段階を踏みながら、安全に進めることが大事です。 それが確実に前に進むことができるポイントかなと思います。 第一段階で土台を整え、第二段階で過去の記憶と向き合い、 第三段階で統合と回復を経験する。 このプロセスの積み重ねが、やっぱり人生全体を取り戻す力になっていくかなと思います。 今日は本当に大きい、ざっくりした話になりましたが、それでも複雑性トラウマに向き合う方とか、 支援に関わる方にとって少しでも道標になれば嬉しく思います。 治療の過程で起きる変化は、本当に人それぞれで、時にはゆっくりで、時には静かに進んで、 いろんなパターンで進んでいきますから、それでも確実に過去に縛られないで、新しい自分に向かって歩む力というのは促進することができますから、 安心、安全な環境でゆっくり進めていきましょう。 それでは本編の方はここまでとして、次のチャプター、ちょっとしたエンディングのコーナーがありますので、 引き続きお聞きいただければ嬉しいです。 # エンディング はーいエンディングのコーナーです あのねもう最近誰と話していても桜が咲くね。桜があと何週間で咲くねっていう話をね よく聞きます。 なんかね日本人ってやっぱ桜を咲くのをこんなに心待ちにしている民族なんだなぁと思って改めてね あの不思議、不思議というかなんかこうなんだろうな わくわくしてるのを見れて楽しいというかね あのいい国民だなって。自分もそうなんだけどね。なんかそういうのあまりにたくさん聞いてね 客観的に見たらすごいなぁと思います 私の部屋には桜の枝差しがね、花屋さんで買って結構大きいんですよ 1メートルぐらいかな?もっとあるかも。長い桜の枝をたくさん 花瓶に長い花瓶に刺してて、つぼみだったのが花がバーッと芽も開いて 今はねもう葉っぱがねところどころ大きいのが出てて あの外でね、桜散っちゃって葉っぱだらけになるとなんかちょっと 寂しい気持ちになりますけど でも家の中でね緑の葉っぱが増えてくる 枝差しの葉っぱを見るとなんかね 嬉しいじゃないけど不思議なねポジティブな気持ちになるんですね なんでだろうと思ったらなんかね やっぱり普段から緑の葉っぱのね 寒葉植物いっぱい育ててるからっていうのもあるからなんか安心できるのかなーっていうのもあるし やっぱり枝差しだから これ全部枯れちゃってね 捨てる時ってやっぱちょっと苦しい思いになるんだけど なんかこう花が散っても葉っぱが元気よくビョーンっていっぱい出てくると まだこの枝はちゃんと生きててくれてるっていうね 思いがあって ねーなんかそういうなんか うまくねやったら木とか育てられないかなとかね あの思うんだけどなかなか難しそうですね まだまだね桜が満開っていうわけじゃないけど 種類によってはねもう咲いてる桜もあるみたいで そういうのもね見に行きたいなぁなって思っています でもねちょっとあの この3連休私はちょっと忙しすぎてあんまりゆっくりできなかったし今日もこの放送の後はね いろいろとやることがあって一つはね 学会学会というのかな論文のさぞくって言ってね 論文を出してくれた人のをいろいろコメントしたりとかね こういうところを直してくださいみたいな仕事があったりとか これがね月に何本もあるから結構大変なんですけどねこのボランティア活動と あとは 来年から私あの大学の先生もね何々いいってこう委員会活動があるんですね 小学校でもよくあるじゃないですか給食委員とか保健委員とかね だからそういう大学の先生もそういう委員があって私は何かこう行事ごとをね 担当する委員に来年からなったりとか あと配慮申請って言っていろんなね体調だったり心がねちょっと苦しかったりして 授業を受けるのに配慮が必要な方のね そういう書類のやり取りとか面談とか あとは実際コーディネートしたりとかねするあの 委員会というかね 役割を与えられているので急にね3つ4つ なんかそういう大学での役割が一気にバッと増えたので入学式の音そういうなんかこう リエンテーションとかねそういったものもいろいろプログラム作ってね 司会進行とかもするのでちょっとそれがね 引き継ぎをまだちゃんとできてないあのので担当の先生と連絡取り合って やらなきゃな でもちょっと期限のある仕事も多いしなっていうところでね なかなかなかなかなんですがでも言ってね もう授業を大学ないですから とそういういろんなね準備をあのしつつ 自分のやっぱりね本今執筆している本 臨床恋愛心理学とあと大人になる心理学っていうね ものに今2冊同時に書いてるんですけど それを早く年完成させたいなーって思っています やっぱり家だとねやっぱり あの 花粉症じゃないんだけどなんかあの外に干すと良くないっていうので最近 部屋干ししてるんですけどね そんなに広い部屋じゃないけど洗濯物が干してあるとなんかテンション下がっちゃってね あのなかなか集中できないので外にね カフェとかに行こうかなーとかいろいろ考えてるんですけどね えっ ただ日曜日だから 結構混んでるのかなぁとかね逆に混んでないのかなぁとかね いろいろ考えちゃいますけど だから今日はちょっとね 頑張ってね あの いろいろ仕事を進めて 夜になったら あの ねいつも行く小料理屋さんとかちょっと行ってね美味しいご飯と美味しいお酒をちょっとだけね いただいて太らない程度にねいただいて 1日をね終えたいなぁなんて今はねそんな風に思っております 皆さんもぜひぜひねあの やっぱり仕事ある人はね今日やっぱり疲れよね こう なんだろう 解消しといた方がいいと思うからゆっくり休む時間もぜひぜひとってください はいということで今日の放送はここまでにしたいと思います ちょっと放送頻度がねバラバラになってしまってますけどまた時間があったら皆さんの心が軽く なったり豊かになるような心理学の情報をお届けしたいと思っておりますので もしよかったらいいねボタンを押していただいてフォローしていただけると嬉しいです それでは今日の放送はここまでまた次回お会いしましょう もっと見る #心理学 #カウンセリング #トラウマ #認知行動療法 #公認心理師 #PTSD #臨床心理学 #認知処理療法 今井正司のココロが軽くなるラジオプレミアム放送配信中!03:161.オープニング00:272.タイトルコール08:563.複雑性トラウマの治療原則:段階的アプローチが必要なわけ09:034.第一段階;安定化09:555.第二段階:トラウマ記憶への安全なアプローチ08:466.第三段階:統合と回復07:047.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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