TOPトーク専門家今井正司のココロが軽くなるラジオ#388【Live】人間はブレンデットウイスキーかもしれない(家族の心理学)46:45 8月16日 47再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「人間はブレンデッドウイスキー」の真意ブレンドされたウイスキーとゼリーに学ぶ人生の複雑さ家族関係を左右する「文脈」と「時間」の重要性問題の根源は誰か?循環的因果関係という視点理想の家族像にとらわれない支援のあり方と限界AI文字起こし(β版) # 人間はブレンデットウイスキーかもしれない(家族の心理学) はい、みなさんこんばんは。心が軽くなるラジオパーソナリティーの今井昌司です。 今日は8月の16日の日曜日になります。 あれ?今井さん、今日昼も放送してなかったっていうね。 ひょっとしたらそういうヘビーリスナーさんいてくれたら嬉しいですが、 そうなんです。お昼もライブ配信したんですが、 ちょっと自分の中でね、お昼の放送なんかモヤモヤとしちゃったのと、 せっかくのお盆休みなのに、なんかちょっとね、 自分の放送しながらね、ちょっと暗い気持ちになってきたので、 途中というかね、こんな感じで終えたんですが、 せっかくお休みで聴いていただいている方とか、 アーカイブを楽しみにしていただいている方もいらっしゃるので、 今日はもうちょっと気軽な、お昼とは打って変わって、 気軽な放送をしたいと思ってね。 またライブ放送をやろうとね、6時ぐらいにやろうかなと思って、 今ね、マイクをオンにしてみました。 今日は何の話をしようかなと思っても気軽といえばね、 私の日常は温泉に行く、カフェに行く、好きな本を読む、 小料理屋さんに行くというルーティンワークがありますから、 ルーティンワークで話したほうがいいかなと思うんですね。 小料理屋さん、私今お盆休みなんですけど、 大阪府は茨城市の単身赴任先に戻ってきてるんですよ。 ありがたいことに単身赴任ってね、 本当に私3年目ですけど、結構寂しいんですよ、この年になってもね。 だけど行きつけの小料理屋さんができたことでね、 地域のいろんな皆さんと交流ができて、 私もひょっとしたら常連さんの仲間入りさせてもらえたかな、 みたいなお店があってですね、そこでエネルギーチャージしてるわけですよ。 今日はそこで、昨日の夜ですね、体験したことについてお話ししたいと思います。 プラスですね、心が軽くなるラジオですから、心理学と噛ませたいわけですよ。 なのでちょっと強引かもしれないけど、 最近の家族支援の認知行動療法の話、ボイシーでもたくさんしてると思うんですよ。 特にペアトレ今の放送会だと、ペアレートマネージメントトレーニングとか、 インクレディブルイヤーズ、トリプルP、あとはPCITとか、今スペースをちょうどやってるんですが、 この後クラフトとか家族支援をどんどん移行していくんですが、 最近ずっと家族支援というかペアトレ系の勉強を自分でもやったり放送したりしてるので、 ちょっと困ったことが出てきたんですね。 これ何かというと、日常生活のいろんなことが放送したり勉強しすぎちゃって、 ちょっとね、全部家族支援の理論と結びつけようとしてる自分がいるんですよ。 これは強化随反性だなって、これは行動分析やってる人はね、結構無意図的にこういうことをやりがちなんだけど、 今私スペースを放送してるから、アコモデーションって先回り行動とかね、親の放送してるんですけど、 これアコモデーションだなとかね、そんなことをパッと思っちゃうんです。 そんなことを考えながら生活をしてるんですけど、 昨晩はとうとうね、小料理屋さんでウイスキーを飲みながら、 あれ、これ家族システムと同じじゃないかみたいなことをね、考えながら飲んでたっていうね、 ちょっとこう、やばい人間になってきたなと思うんですね。 今日は、そんな話から家族支援についても、ちょっと考えてみたいと思います。 何がね、昨日あったかっていうと、 私の通ってる小料理屋さんは、ほんといろんなお晩餐がたくさん並んでいて、 ほんとにね、安くて、しかもすごい美味しいのに、 ボリュームもすごくてね、これ採算合うのかなみたいなところなんですけど、 おかみさんがね、これはおすすめですよって言って、 ブレンデッドウイスキーを出してくれたんですよ。 そこは日本酒もいっぱいあるし、焼酎もいっぱいあって、 ウイスキーもジャパニーズモルトとかね、日本のものだけで固めてるお店なんですよね。 だけど、私があまり日本のウイスキーとか飲んだことないっていうことで、 おかみさんがね、ちょいちょいね、サービス、サービスって言ってもとんでもない量なんですけど、 これ美味しいですよとか言ってね、ウイスキーとかお菓子とかいろんなもの出していただけるんですよ。 昨日は、おすすめのブレンデッドウイスキーを出してくれたんです。 だから、いつもはシングルモルトって言ってね、 1つの原酒だけで作ったものを私好んで飲んでるので、 ブレンデッドウイスキーっていうのは、じっくり飲むのは久々ですごく新鮮だったんです。 しかも、ブレンデッドウイスキーだけじゃなくてね、 そこにたくさんの常連さんね、おかみさんを仕立て、 本当にいつものメンバーみたいな感じでいらっしゃるんですけど、 常連さんがね、たくさんのこのフルーツが入ったゼリーも持ってきてくれて、 それをまたお客さんに、常連さんに配って提供してくれるっていうのがあったんですよ。 だから、ブレンデッドウイスキーとフルーツゼリー、盛り合わせフルーツゼリーみたいなものが。 ウイスキーね、やっぱり私好きだから飲んで、 フルーツゼリーも食べて、またウイスキー飲んで、みたいなね。 本当においしくて、両隣に座ってた常連さんもね、 これおいしいなーっていうね、この組み合わせいいなーとか言ってね、 みんなおいしいおいしいって言ってね、飲んだり食べたりしてたんですよ。 これはね、本当にいいなー、久々においしい組み合わせだなーと思ってね。 ウイスキーがフルーツの味をね、風味を変えるし、 もちろんね、フルーツ食べた後で、さっき飲んだウイスキーがまた少し違って、 よみがえってくるんですよね。 どちらがどちらかを一方的に引き立ててるわけじゃなくて、 お互いがね、お互いの物を変えてるっていうかね、支えてるみたいな感じなんですね。 これをね、いろんなお客さんとこうですよねーなんとかってね、 もちろん私もね、そういう会話好きだから話してるんだけど、 頭の3割ぐらいはですね、これお客さん聞いてることはないと思うからあれなんだけど、 3割ぐらい、いや4割ぐらい、いやこれシステム論っぽいなーみたいなことをずっとちょっと考えちゃったんですね。 おそらくね、おかみさんは目の前の客がね、そんなこと考えながら飲んでるっていうのは全く思ってなかったと思う。 私結構、ぼーっとしてるキャラだと思われてるので。 ここで、なんでシステム論っぽいというか、家族認知コード療法とかCBTと関係あるかってことなんですけど、 面白かったのは、その2つがね、どちらもすでにブレンドされたものなんだったってことなんですね。 ブレンデッドウィスキーっていうのは、いろんな種類のお酒、原酒をブレンドしてるから複数のブランドのお酒がブレンドされてるっていうわけなんですよ。 フルーツゼリーもいろんなフルーツがね、たくさんマスカットとか桃とか、いろんなココナッツのクニクニしてるやつとかいろんなものが入ってるわけですよ。 だからこの段階ですでにブレンド×ブレンド。ウィスキーもブレンド、フルーツもブレンドだったわけなんですよ。 これがますます、すごい人間に似てるなっていうふうにずっと思ってて。 私たちって、この人はよく心配症ですとか、この子は繊細ですとか、お父さんは頑固ですとかね。 人を一つの言葉で結構表現しがちですよね。 でも本当の人間ってそんな単純じゃなくて、ある場面ではやっぱ慎重なんだけど、別の場面では大胆だったりとかね。 仕事では合理的なんだけど子供のことになると急に心配になっちゃうとか、他人には優しいのに自分にはすごく厳しいとかね。 だから一人の人間の中にも、あんまり好きな言葉じゃないけど気質とかね、学習歴とか、認知感情、体の感覚、価値観、ルール、行動レパートリー、うんぬんがぬんってもうめちゃくちゃ要素があるわけですよね。 だから人間そのものがもう一つのブレンドされた状態かなぁなんて思ったわけですよ。 家族っていうのはさらに複雑なブレンド同士が出会う場所なわけですよね。 ここでやっぱり大事なことは、材料だけでは味は決まらないなっていうのは改めて思うわけなんですよ。 例えばウイスキーも好きな方ね、いっぱいいらっしゃると思うんですけど、飲んだことない人にとっては強い酒っていう感じがしちゃうかもしれないですけど、 同じ銘柄でも飲み方によってかなり印象が変わるんですよね。 例えば私はストレートで飲むのが好きなんですけど、水を入れて飲む、加水して飲む人とか、氷を入れて飲む人とか、 いろいろあと温度とか、あとグラスの形によって香り方も違うし、結構人によって好みが違うんですよ。 例えば高級ウイスキーみたいなものも、やっぱりお酒って面白くて、自分にはこれ合わないな、みたいなものもあるんですよね。 フルーツゼリーは、逆にフルーツゼリーから話した方がいいですね。 フルーツゼリーって結構皆さん食べることができますからね。 同じ種類のフルーツが入ってたとしても、このフルーツゼリーのシロップの甘さとか、 そういうのでも甘すぎると得意苦手とか甘い方がいいとか、いろんなアリがいますよね。 ゼリーも柔らかいか結構固めのゼリーか、私は固めの方が好きなんですけど。 あと冷蔵庫から出したばっかりなのか、やっぱりちょっと冷たすぎるのは好きじゃないとかね。 私はもうキンキンに冷えたのが好きですけど。 かなりゼリーでも違いますよね。同じものだとしてもやっぱり違うんですよね。 だから味って、何が入ってるかだけではやっぱり決まらなくて、 材料ももちろんそうなんだけど、配合とか温度とか、濃度?濃さ?とか、あと組み合わせとかね。 一番重要なのは食べる側の好み?これ言ったら元の子もないんだけどね。 あとはどうだろう、食べる側の好みで言ったら、その時の体調とかね。 今日は体調悪い時は飲んじゃいけないけど、ハイボールにしようかみたいなね。炭酸水で悪いこともあるでしょうから、お酒だとね。 だからこれもね、家族臨床にすごくよく似てるなと思うんですよ。 例えば、家族のご相談を受けていると、お父さんとお子さんの相性が悪い、みたいなことをよく聞くことがあるんですよ。 でもそれだけで説明していいのかなって思うんですよね。 心理学的にはね、パーソン×パーソン、人×人だけではやっぱり成り立たなくて、 そこには文脈っていうものがあったり、コンテクストがあったり、あと時間の経過みたいなものとか、文脈に含まれるものかもしれないけど。 だから同じ家族でもね、ひょっとしたら朝と夜ではちょっと違うっていうのもあるでしょうし、 平日と休日ではちょっと違うっていうのもあるだろうし、家族の中でもね。 やっぱり親が十分寝れて休憩取れてる人も仕事で疲れ切ってる時ではね、また親子の関係ってちょっと違うかもしれないし、 子供側からすると子供が学校で嫌なことがあった日はやっぱりちょっと違うかもしれないし、 テスト前の緊張感とかイライラみたいな時も親子関係変わってきちゃうしね。 私の子供たちもまさにそうですけど、思春期に入ればね、同じ親の言葉がけでも意味がやっぱり変わってきちゃいますからね。 だから家族の相互作用っていうのをもし考えるなら、人かける人だけじゃなくて、文脈とか時間とかね、 そのぐらいの発想というかね、誰と誰がだけじゃなくて、いつどこでどんな条件でその二人が出会っているのかっていうのを見る必要があるなっていうのはやっぱり思うんですよね。 そう考えると、例えばね、認知行動療法とか行動分析を専門にしている人には特に重要なところだと思うんですけど、 例えば子供を心配していた親がね、大丈夫って声をかけたとします。 行動の形だけ見るとね、同じ大丈夫ってね、声かけしたってことなんだけど、この文脈とか見ていくとその機能がね、同じかどうかっていうのは変わってきますよね。 例えば、高熱を出して寝ている子供への大丈夫っていうのと、初めて電車に乗ろうとしている子供への大丈夫っていうのはやっぱりちょっと違って、 特に不安症のお子さんが何度もね、親に大丈夫?大丈夫?これ大丈夫?って聞いて、求められて親が大丈夫だよ、大丈夫?って返す言葉、やっぱり意味がそれぞれ違いますよね。 必要なサポートも違ってきたり、やっぱり一方は励ましだったりするし、一方は単純にケアのことかもしれないし。 ちょっとね、だんだん心理学よりになりすぎちゃってるけど、そのアコモデーション、今スペースっていうプログラムを紹介してますけど、 やっぱり短期的には子供の不安を取り除くんだけど、長期的には不安を維持するようなアコモデーションっていう、そういう親の行動っていうのもあるわけです。 だから、行動の見た目は同じなんだけど、その行動の前後関係で全然意味、機能が違うよっていうのはよくあることです。 だからウイスキーに水を入れるのは邪道だとか、ツーの人とか結構おっしゃったりするんだけど、私はどっちでもいいんやと思うんですよ。 美味しく飲むことが一番いいと思うし、それ自体が良いとか悪いとかではないのと少し似てるなって思うんですよ。 どのウイスキーにどの程度水を足すかとか言うのとか、あとその人がどう飲みたいのかっていうことが大事なだけで、こうあるべきっていうのはないですよね、ウイスキーって別に。 だから家族もこうあるべきっていうのとはちょっと違うんです。この辺りも後半ちょっとお話ししたいなと思うんですよ。 こういう例えをすると、例えばシステム論的な例えをすると、だからシステムだから悪いものはシステムそのものでその人じゃないって言い切る危険性も実はちょっとあるなって家族のCBTやってて思うことがあるので、その話も後半覚えてたらしたいなと思います。 今ちょっとここで忘れないうちに話しておきたいなと思うのは、やっぱりその高級なウイスキーだから全員が美味しいって思うわけじゃないっていうことをやっぱり伝えたいなって思うんですよね。 評価の高い銘柄でもね、やっぱり私はこれ無理だわっていうのももちろんあって、僕の好きなこのシングルモルト、結構アイラ地方っていうところのお酒で、ラフロイグとかアードベイクとかそういうのが好きなんですよ、ボウモアとかね。 ちょっと薬草臭いのが結構好きなんですよ。もちろん高いものとかもあるんだけど、やっぱり結構嫌いな人は嫌い。好きな人はやっぱ好きっていう、結構評価が分かれるお酒なんですけど、高いからいいってわけじゃないと思うんですよね。 そういう苦手な人も当然いると。逆に高価じゃないけど、自分にはものすごく合う一本っていうのもね、あるわけですよね。だから人間の特徴も結構これに近いなと思ってて、例えば慎重な性格って言った場合には、これ良い性格なのか悪い性格なのかってわからないですよね。文脈によってその慎重さって変わってきますからね。 敏感?頑固?さっきから出てる心配症とか負けず嫌いとか、そういう言葉って単独ではネガティブなイメージが付きがちなんだけど、でもそれだけではやっぱ決まらないんですよね。 だって慎重すぎるとかよく言われるけど、それって例えば事故を防ぐ環境では良いことだし、別の環境ではひょっとしたらこの行動するっていう意味ではなかなか始められないから、活かせないかもしれないしね。 敏感っていうのも小さな変化に気付けるっていう部分では良いけど、別の状況ではすごく疲労に繋がっちゃうかもしれないから、やっぱりある特性の意味っていうのはその特性そのものだけでは決まらないよなって思うわけですよ。 どの環境で、もっと言うと誰との関係性の中で、どんな機能を果たしているのかっていうのが大事だなって思います。だからどのフルーツが悪いっていうことを探すのが家族支援じゃないよってことです。 例えばお酒と飲んでて、このフルーツとこのお酒は口の中であんまり合わないから、このフルーツを取り除いちゃいとか、そういうことじゃないですもんね。そう考えると家族支援も同じで、家族が困っているとどうしても原因を一人に求めたくなるんですよね。 この子が不安だからとか、お父さんが怒るからとか、母親が心配症だからとかね。もちろん個人の特性とか症状っていうのを評価することは必要になってくるし、大事なんだけど、でもそれだけでは見えなくなっちゃうものがあると思うんですよね。 さっき言ったみたいに、例えばフルーツゼリーが美味しくなかった時に、犯人はこのオレンジだって言って、このオレンジ1個だけ取り出して美味しくなるかっていうと、そういうわけじゃなくてシロップとの組み合わせかもしれないしね。さっき言った温度かもしれないし、配合かもしれないしね。 あとその人が酸味が強いものをあまり好きじゃないっていうことかもしれないしね。だから家族支援でも誰々が問題だとか、誰々が問題だとかと決めつけるんじゃなくて、何と何がどの条件で組み合わさった時に問題が立ち上がってくるのかっていうのを考えてみると、 個人療法的なモデルからシステム論的とか文脈的なモデルの視点っていうのがだんだん出てくるわけですよね。こういう考え方って心理学ではその原因がね、矢印1本では原因と結果みたいなボックス&アローとかよく言いますけど、 そういう原因の資格のところから矢印を引いて次の資格の結果にかけるみたいな感じじゃなくて、例えば家族システム論っていう分野では循環的因果関係とかよく言うんですけど、 例えばそうだな、子供が不安になって親が安心させて、子供がもちろん不安が下がる。でも次に不安になった時に子供はさらに安心を求める。親も安心させられればその場が収まるから、またあれやこれ安心させる。 また子供はさらに安心を求める。これ相互作用のループは作られますよね。ここでぐるぐるぐるぐる。こうなった時に、スペースの放送でも言ったんですけど、アコモデーションしている親が悪いとはならないんですよ。 ましてや子供が悪いでもなくて、相互作用が自己維持的になっているんですよね。だからその循環がよろしくないよと。よろしくないというのも変だな。循環が子供の不安というのと親が安心させたいというものでシステムができているよというふうに考えます。 行動分析的に見れば、ここには負の強化みたいな随反性が存在しているというのがパッと言えるわけですけど。システム論と行動分析は理論の出身というか出方が違うんですけど、 臨床場面では結構似た景色を見ることが多いなというのが正直私の感想ですけどね。どちらもその中に原因があるというふうには特定しないで、行動と環境の相互作用を時間軸の中で見るという意味では、このシステム論と行動分析というのは結構似ているかなと思います。 だんだん難しくなってきたから、話を戻したいけどどう戻していいのか自分の頭の中でアイディアがなくてアップアップしてるんですけど。 うーん、もうちょっと専門的にいいんですか。システム論というのが誤解を受けそうな部分もあるんですが、これはね、 昨日小料理屋さんに行ってたので、ちょうど聞けなかった放送がXで放送されて、私の大尊敬する先生が最近定期的に配信してくれてるんですけど、 私この放送の寸前でちょっと聞いて、うわぁ同じことを話したいと思ってたっていうので、その先生も行動分析の本まで書いてる、とても素晴らしい先生なんだけど、システム論の話されてたんですよ。 本当そうそうそうと思って私も聞いてたんですけど、家族支援においてもですね、それってやっぱりプロセスなんですよね。見たいものはね。 専門的には動的システムみたいなね、ダイナミックシステムズっていう考え方にも結構つながっていくんですけど、家族って結構固定された構造物っていうかそういう感じではなくて、常に変化してるんですよね。 昨日うまくいった声がけも、例えば今日うまくいかないってこともあるし、小学校の頃有効だった親のやり方っていうかね、小学校の時すぐこうしてくれたのにみたいな。 中学校になるとちょっと過干渉になってうざかられるとかね。そういうのもあるわけですよ。 私は家族っていう家族支援のCBTについてちょうど放送ずーっとしてるからいろいろ思うのは、 家族っていうのは名詞なんですよね。もちろん名詞なんだけど、動詞に近い私の中には感覚というか捉え方があって、 名詞っていうよりは家族であるみたいな、そういう固定的な状態じゃないんですよね。絶えず家族をやってるみたいな動詞的な感じに近く思ってるんですよ。 そのプロセスの中で、あるパターンはひょっとしたら安定化したりとかするかもしれないけど、あるパターンはお互いにうまくいかなくて消えちゃったりとかして、 また新しいものができるかもしれなくて。家族の中のそういうパターンって常に蠢いてるなって。 そう考えると家族支援って正しい家族の形っていうのを、こういうのが正しい家族の形ですよとかって教えることってあんまり意味ないっていうかないですよね。正しい家族の形なんてね。 だってそれぞれがブレンドなんだから。新しい相互作用が生まれやすい条件を作る。このパターンは試したことありますか?ぐらいのね、おかみさんの気持ちになったらいいのかなと思うんですよね。 そう考えると、私ね、今スペースとかPCITとかペアトレ系の家族支援、これからもね、クラフトとかそういう依存の家族を支えるプログラムとかも紹介するんですけど、やっぱ共通するものは何かっていうと、 例えば、スペースだと子供の不安だけを直接変えようとはしないんですよね。親のアコモデーションを変えることで、親子間に成立している不安システムを動かす。 だからそれ親子間っていうのが大事ね。クラフトだと依存問題を持っている本人だけじゃなくて、家族との強化随反性っていうのを扱うし、PCIT、親子相互交流両方だと子供だけ、親だけを個別対象にして、ペアトレやって子供のトレーニングやってっていう風じゃなくて、 まさに親子が一緒に遊んでるっていう場面を作って、いろいろやるわけですから、相互作用に注目してるんですよね。でももちろんそれぞれ方法論も違うし、理論的背景も同じではないんですが、 共通しているのは、問題ある人を修正するみたいな発想からは離れていることだと思うんですよね。だから一人を呼んできて、この人を正常に戻しましょうみたいなものではないということなんです。相互作用の条件を変えるみたいなイメージです。 そうすればその中にいる人の行動も変わるし、その変化を受けて相手の行動も変わるし、そうやってまたシステム全体が少しずつ動いていく。放送で私見えないですけど、手を動かしてやってて面白いなって受けちゃったんだけど、システムがだんだん動いているという感じになります。 そう考えると、家族支援をする私たちのような専門家の仕事も少し違って見えるんじゃないかなと思うんですよね。支援者がこの家族を変えてやろうと考える必要はないかもしれないです。 ウイスキーにほんの少し水を加える。そうすると香りが広がっていく。氷を一つ入れると温度が変わる。同じウイスキーなんだけど違う表情がウイスキーの場合は出てきますからね。 だから家族支援にもそういう介入があってもいいと思うんですよ。親の声かけ一つ変えるとか、安心保障みたいなものを少し減らしていくとか、スペースとか特にそうですけど。 子供が自分で決める余白を増やしてあげるというふうにも言えるかもしれないし。あとは親が自分の気持ちを少し透明にした言葉にする。隠し事をしないとか。 家族の誰かを大きく変えるわけじゃないんですよね。その家族支援というのはね。だからその相互作用の条件を少し変えることによってシステム全体の振る舞いが変わるっていうのが家族CBTの面白さの一つ。 こういうところにあるんじゃないかなって私はよく思います。ただ、ただですよ。覚えていてよかった。今回は覚えてました。いつも忘れてここで終わっちゃうんだけど。 このメタファーには限界があるっていうのは私は同時にいつも思うんです。システム論的なメタファーの限界。もちろんメタファーだから人間はウイスキーでもフルーツでもないわけですよね。 ここは専門家として明確にしておく必要があって、人間には意思があるし、発達もあるし、歴史もあるし、権力関係もあるっていうのがね。 もちろん責任っていうのもある。この私が特に限界があるっていうのは何が言いたいかというと、特に暴力、虐待、ネグレクトが存在する状況。 家族支援やってるとこういうケースにたくさん出会うんですが、家族は相互作用だからお互い様ですよね。とはしてはいけないですよね。これは。暴力、虐待、ネグレクトに関してはね。 だからシステム論的に理解することと責任を曖昧にすることは全く別です。循環的因果を分析することはね。倫理的な責任を循環させることではないですからね。 だからこれは家族の支援では特にね、危機介入ってなった時にはシステム論だからとかいうことよりも、お子さんをすぐ救うっていうようなところにやっぱり行かないと。循環だから。 相互作用ではないっていう部分もありますよっていうのを、当たり前って思ってくださると思うんですが、僕自分で思うんですよ。学者ってこう、私本書いてるから、言葉の世界に溺れていいこと言ってる自分に酔ったらアウトだなと思っちゃうんですよ。 やっぱりメタファー好きだし、哲学的なね、そういう思考実験も好きだし、好きなんだけど、思考の中で終わってたら、これは本当に悩んでる人と乖離しちゃうと思っている自分もいるので、いつもね、これだけで終わっちゃいけないなって現実に戻るので、今のはね、次回の意味を込めて話させていただいているという感じです。 あともう最後に、最後っていうかね、だんだん変な話になっていくので、終わりの方に近づけようかなと思ってるんですけど、私にとってその家族支援って何かっていうと、例えばウイスキーとフルーツの関係性でいうと、最高の味を決めることじゃないと思ってるんですよね。 ここがすごく私は大事だなって思って、家族支援の放送をしてたりとか、いろいろ書き留めたりしてるんですけど、例えば支援者がね、この飲み方が一番美味しいですよって決める必要はないっていうことなんですよね。 だから私の言ってる小料理屋さんのおかみさんってね、ほんとそういうところ素敵だなと思って、どういう飲み方が好きかとかね、途中で氷入れてみるとか加水してみるとかね、とにかく好きなものを探して欲しいっていう感じの方なんですよね。 だってウイスキーもストレートが好きな人もいるし、ロックが好きな人もいるし、加水した方が好きな人もいるように、やっぱり家族にもそれぞれのあり方があると思うんですよね。 だから専門家が良い家族とはこういう家族です、みたいな感性系を提示することって、かなり慎重な態度で家族に向かい合ってほしいとか、私含めて向かい合うべきだとは思うんですよ。 だから私たちが支援するのは、専門家にとって理想的な家族を作るためじゃないですもんね。その家族が大切にしたい生活があったりとかするわけですしね。 その生活を妨げている相互作用がもしあるなら、そこを一緒に検討する。ウイスキーで言ったら温度を少し変えてみるぐらいでもいいし、距離を変えてみる、配合を変えてみるみたいな発想ですよね。 やっぱり冒頭で言ったみたいに、こんな味もあったんだっていう新しい経験があったらいいなっていうのが私の理想とする家族支援なんですね。 今日はこんな感じで終わった方がいいかな、この辺で終わった方がいいかなって思ってるんですが、本当昨晩ね、小料理屋さんで出してもらったブレンデッドウイスキー。 全部日本のお酒で揃えてるのに、やっぱり私が洋酒ばかり飲んでたね。あれを知ってるからわざわざ用意してくれてるのも嬉しかったし。 あとその常連さんね、いろんなものを持ってきてくださるんですよ。私もね、結構変わったお菓子とか手に入ると持って行ったりとかするんですけど。 それ単独でもやっぱり美味しいんですよね。ウイスキーもゼリーも単独でも美味しいんだけど、やっぱりこのブレンドされた2つが合うことでさらに美味しくて、 私もね、こんな味になるんだって本当にね、お世辞とかじゃなくてね、感動したんです。美味しくてね。 でもこれよくよく考えたらどちらも既に複雑なブレンドがされてたっていうものが、すごくシンプルに美味しく感じるっていうのもこれも面白いなと思ったわけですね。 しかもね、ちゃんと出す前にフルーツも冷やして、ウイスキーも冷やしてくれてて。 あと食べる順番、私たちも既に常連さんたちとある程度お酒飲んだり、おすすめ食べたりいろいろしてるんだけど、 このちょっと休憩でっていうところパッと出てきて、一緒に食べるお菓子、フルーツとかね、出してくれるそのタイミングとかね、最高なんですよね。 だから人間関係もね、繰り返しますけど、多分ブレンドウイスキーって今日タイトルつけましたけど、 かなりね、私なんか特に複雑なブレンドじゃないかなと思います。 もうね、偏屈だし分かってるんですよ、もうね。 私は誰も好き好んで飲むことがないブレンドウイスキーだなって思っててね。 たまにね、もの珍しいのが飲みたいっていう人がね、飲んでね。 美味しいかどうかは分かんないけど、なんか飲んでみようかなって言ってね、近くにいてくれてる変わった2の人もいるのです。 なんかそういった意味ではね、私はウイスキーに例えると何のお酒なのかなとかね、よく考えるんですけど。 なんかちょっとだんだん話が逸れていっちゃうんですけど。 またね、そのウイスキーとかフルーツもどこの土地で採れたものかとか、またね、そこにも背景があったり環境があったり、それを作っている人の歴史があったりとかして、そういうことに思いを馳せるとね。 人に聞かれた時にこの人はこうです、なんていうふうに単純に断言はできないなとかね、もっと言ったらこの家族はこうです、なんてね。 家族についてなんかもっと言い切れないでしょうみたいな、説明できないなっていうふうに改めて思いました。 だから家族の認知コード療法だけじゃないですね。僕どうしてもね、自分が認知コード療法をやってるから、家族CBTってなんか口癖のように言っちゃうんだけど、 結構いろんな先生から、いまい先生結構精神分析的なこと言ってるよとかね、結構アプローチ精神分析センスあるよとかね、なんかこう言われて複雑というか、どういうなんとも言えない気持ちになるんだけど。 いずれにしてもその治療法がどうこうじゃなくて、家族とか人間っていうのは感染した人間とか家族じゃなくてね、人と人とのこの環境の中で今何が起きてるかってことが大事。 それは昨日の放送されていた、私のすごく尊敬する先生はプロセスなんだ、みたいなことで表現されてましたけどね。 だから支援としては、当たり前だけど悪い材料を探して取り除くことではないですよね。 やっぱり今あるものの組み合わせの条件を少し変えてみようとかね、これまでと違う関係性を立ち上げる可能性を作ることが支援でね。 これが悪いから取り除いちゃえとか、これ強引に入れ込んじゃえとかね、甘いシロップでごまかしちゃえとか、そういうことではないと思いますね。 だから家族の誰を変えればいいんだろうっていう問いから、この家族では何を少し変えると新しい相互作用が生まれるんだろうっていうものかなって思います。 私こういうの考えたら、今度これを大学院生の授業でも話したいなとか、そういうのをまたノートに書いたりしてストックしてるんですけど、 今日はそんなことを思いながら、そしてたまたま私の好きな先生が同じようなことをお話しされてて、それにまたちょっと影響されてこんな放送をしてみました。 小料理屋さんでウイスキーとフルーツゼリーいただきながら、私はこんなことを頭の片隅で考えててね。 うーん、なんかちょっとお酒に集中しろとかね、自分でちょっとツッコミを頭の中で入れてたりとかしたんですけどね。 でもおかみさんもまさか私はそんなことを考えてるとは思ってないと思うのでね。 また小料理屋さんでね、いろんなおかみさんとかね、本当にお客さんがいい人ばかりでね。 やっぱり良いお店にはいいお客さんが集まるって、本当に居心地がいい場所で、大阪で暮らすのが安定して暮らせるようになったお店の一つなのでありがたいなと思って。 そしてこういう勉強とかもね、はっと気づかせてくれるような貴重な経験をさせてもらってて。 こうやってね、今回放送できたので、とても感謝してます。 お店の感謝で終わってどうするんだっていう感じなんですけど、こんなことを思いましたという感じです。 はい、あ、コメントが来てます。ありがとうございます。 あ、いつもね、コメントくださるプラザさんです。 プラザさん、こんばんは。ということで、こんばんは。 いっぱいコメントありがとうございます。 いまい先生、システムイコール決めつけですが、だろうべき思考とはまた違う方向ですかね。 そうですね。あの放送のね、中盤以降で話したみたいに、 決めつけとかをむしろ脱却するためにある考え方、まあそのためにっていうわけじゃないですけどね。 決めつけっていうものが少なくなるアプローチかなって思います。 続いてね、コメントいただいてるんですよ。 社会や学校は誰が問題だというような風潮があるなぁ。 あ、これも決めつけですね。 確かにね、社会や学校だけじゃなくて、やっぱり人間って悪いものを見つけて排除するっていうのに、 どうしてもそういう行動を取りやすいんですよね。 なんか不快なものを除去したら楽になるっていう、負の強化随反性みたいなものがわりに染み込んでるから、 そうすると、なんかこのシステムを変えようとかね、 自分にとって必要な苦痛というものもやっぱり、場合には手放して取り除こうとかね、しちゃうこともあるから。 自分がうまくいってないことなんだけど、例えば学生さんとかだと、 何々先生が厳しいからなんだ。 でも授業全然出てこないんだけど何々先生は厳しいからとか、授業がわかんないからとか言ってね。 そうすると、自分が頑張るっていうところよりも、先生を排除するっていうのは大げさだけどね、 そういうムーブリーになっちゃったりすることもあるし、 それもね、いろんな背景とか事情とかね、そういったものもあるから一概にはね、 本当はプラザさんが言うように決めつけられないんだけど、 風潮としては、問題って思うようなものとか、自分が苦痛を感じるものとか、 そういったものを取り除こうというマインドは働きやすいかなって思います。 他にもね、プラザさんのコメント。 条件を変更してみる、アプローチを変えてみるですかね。 そうですね。条件っていうのも、こういう条件だからこういうふうに行動を制御するとか、 こういうふうになるっていうことよりも、やっぱり人間と人間との関わりなので、 お互いがどういう影響性にあるのかっていうようなところを理解して、 自分の行動を、相互作用を変えるために自分の行動を変えてみるとかね。 そういう発想かもしれないですね。 ということで、夕方急に放送をしたにもかかわらず、 トータルでは11人ぐらい入っていただいて、今聞いている方が4人聞いていただいているので、 またこれもアーカイブに残して、もし途中から入った人はもう一度聞いていただけたら嬉しいです。 それでは今日の放送は、ライブ配信2回目ですか。これで終わりたいと思います。 アーカイブを聞いていただいている方もありがとうございます。 それでは今日の放送はここまでにしたいと思います。 今日も皆さんの心が軽くなることを願っております。 また次回の放送でお会いしましょう。ありがとうございました。 もっと見る #心理学 #カウンセリング #親子関係 #認知行動療法 #家族心理学 #家族支援 #ペアトレ #システム論 今井正司のココロが軽くなるラジオプレミアム放送配信中!46:451.人間はブレンデットウイスキーかもしれない(家族の心理学)コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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#386 家族を支える認知行動療法 5-3 ⌘ SPACEでは実際に何をするのか:家族の「巻き込み」を見つけ、ひとつずつ変えていく 52分・8月13日・ 227再生AI目次家族の「巻き込み」が作り出す不安の連鎖全て変えない「巻き込み」削減の秘訣親は治療者ではない?行動変容の真意親の「宣言」が引き出す子どもの反応親が子どもの不安に「耐える力」を育む
#385 家族を支える認知行動療法 5-2:SPACEに学ぶ、子どもの力を信じる親支援 ⌘ 助けることと、巻き込まれることは何が違うのか 44分・8月11日・ 204再生AI目次「助けること」と「巻き込まれる」の分岐点不安を助長する「家族の巻き込み」二つの形親が「巻き込まれてしまう」心理的メカニズム子の力を信じ、不安に対処する親のメッセージ合理的配慮とSPACEの支援を見極める視点
#384【Live】最近、お母さんどうしたの?:家族支援の透明性を考える 40分・8月9日・ 64再生AI目次親の変化に戸惑う子供の心境養育責任と行動変容の境界「親も練習中」伝える重要性とは?「スペース」から学ぶ対話の価値成功とは?未来の記憶を紡ぐ支援
#383 家族を支える認知行動療法 5-1:SPACEに学ぶ、子どもの力を信じる親支援 40分・8月8日・ 190再生AI目次SPACEの独自性:子どもを治療しない支援子どもと家族を巻き込む不安のメカニズム「負の強化」が不安を維持する仕組みとは?親が示す「支持」の真意と二つの要素親の対応は不安の原因か、維持要因か