TOPハウツー・学習旅行・地域藤本智士の「リスカバー ニッポン」いのちめぐるまち、南三陸。これはただのキャッチコピーじゃない!マジなの!12:53 2024年12月18日 160再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次南三陸の創造的復興とは?命めぐる町の真の姿とは?柿漁師の挑戦とASC認証海と山の恵み、命の循環めぐるめく夜、食で体感AI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ 藤本聡氏のディスカバー日本、地方旅する編集者藤本聡氏が旅の良いところを出し惜しみなくシェアするラジオです。 昨日に引き続き、震災の話、そして南三陸町のお話をしたいと思います。 # いのちめぐるまち、南三陸 ということでですね、昨日は東日本大震災の時に、復興という二文字がたくさんいろんなところで飛び交ったんですけど、その復興という二文字、なんとなく僕は違和感を感じていたという話をしました。 そんな中、南三陸は創造的復興ということで、あの頃を再びというよりは、よりクリエーションしていく未来的なことを、次の新しいことをやっていこうという気合というか気持ちを感じたということがとても大きいです。 この南三陸のことは様々あるんですけれども、ちょっとここで伝えたいのがですね、南三陸というのは実は町の指針として、命めぐる町という、そういう言葉を掲げているんですね。 この命めぐる町って、なんだかちょっと復興に近い、ある種サスセナブルとかSDGs的なニュアンスが感じられる今っぽい言葉でもあるじゃないですか。 なので、なんかちょっと御手のいい感じというか耳当たりがいい感じの言葉というふうに取られちゃうんじゃないかなというふうに僕は少し心配をしています。 というのは、この命めぐる町というものを僕は南三陸ほど体現している町はないんじゃないかというぐらい町だと思っているからなんですよね。 なので僕は今回、そもそもの話をすると、仙台で南三陸を体感してもらえる食イベントをやったんだよという話なんですけど、そのタイトルをめぐるめく夜とさせてもらいました。 これね、命めぐる町南三陸を本当に食で料理で感じてもらえる体感してもらうそんなイベントだということで僕がプロデュースさせてもらいました。 というのもね、例えば僕も南三陸だけでいろいろジモコロウというウェブマガジンでも3本記事書いたりするんですけど、その中でも柿の漁師の皆さんの取材をしたことがあるんですけれども、 これはね、ASC認証という養殖の水産物の国際認証があるんですけど、これをですね、日本で初めて取ったのがこの南三陸、静川湾、戸倉という集落の漁師たちなんですよ、柿漁師なんですね。 柿、これね、一連の復興という文字への違和感みたいなことに対する回答にもなるんですけれども、要は震災前の南三陸の柿というのは決して品質が良くなかったということなんですよね。 それを漁師たちもよく分かっていた。あんまり見入りが良くないんですよ。 結構2年とか3年とか経っても、あんまり大きくならないみたいな。 それは限られた静川湾という中で、みんながある意味でギュンギュンに柿の養殖棚を詰めてやっていたから、当然一つ一つの見入りが悪いわけですよね。 これがもう津波で全部持っていかれて、さあどうするってなった時に、またあんな柿作っても仕方ないよなみたいな感じがどっかにあった。 そこで当時の柿部会の会長はですね、柿の養殖をですね、例えば40台ぐらい持っていた人も2台しか持っていなかった人も、みんな一回ちょっと漁業権手放しませんかみたいなことを言ったわけですね。 手放して一回仕切り直そうと。 それで、前ギュンギュンに詰めていたのを40m間隔ちゃんと取りましょうとか、しかもそれをね、図面、自分で海出てGPSで測って、図面を引いてですね、 もうその図面見せてもらったんですけど、もぞおしを張り合わせてね、でっかいやつ。 で、こういう感じの感覚で棚を作っていけばいいって、養殖のね、やっていけばいいみたいな、種を沈めていけばいいというふうにちゃんと計算して、 これね、しかもなんでこの人こんな漁師なのにこんな図面引けるんだろうと思うんですけど、この人ずっとオリエントって時計の会社で設計図面引いてた人なんですよね。 これがまたやばくないですか。 だからこそ、そういう図面を引いて40m間隔でこうすればいいっていうのを、まあやった、これ一言でやったって言ってもね、相当難しいことですよ。 何が難しいって、一匹オオカミの漁師たちが、これね、ある種こう協力してやらなきゃいけない。 で、こうね、ASC認証っていうのは、ただただなんかサスティナブルなとかっていうこと、まあそれはそうなんですけども、そのためには漁師の労働時間の改革とか、 海の状態に対する数値、ある種のエビデンスを出さなきゃいけないとか、かなり漁師たちだけでは無理だし、そう、もうとにかく難しいんです。 だけどね、この戸倉湾の漁師、戸倉湾の集落の漁師っていうのは、結構ちょっとオープンな心意気もあって、震災後、海の状態がどうなっているかっていうのを調べたい、 それこそ東大の学者の先生みたいな人が、海の中潜らせてくださいとかも来たらしいですよね。 で、それに対してちょっと離れた湾の人たちは、やや俺たちの海にそんなそうそう勝手に入るんだみたいに言うところも結構あったらしい。 そんな中で、この戸倉の人たちは、いいよいいよ、入れ入れ調べてみたらいいよって言って、受け入れた。 なので、AC認証を取るぞってなった時に、その時の大学の先生たちが出した数値のエビデンスみたいなものをちゃんと提出できたんですよね。 だから取れた。 こういうところがある。 その後、静川湾がラムサール条約の執事に登録されたり、 さらに海の方でもFSC認証かな、森林関係の方の国際認証も取っている。 実際その認証自体は森林の方が早いんですけど、難しい海があんだけ取ろうと頑張っているんだから、 俺たちも取らなきゃということで取って、みたいなことで、本当にお互い影響し合いながら取っている。 まさに山の恵み、山がしっかりしていて林業、林がしっかりしているからこそ、 水がちゃんと山に蓄えられ、ミネラルたっぷりのものが海に湧き出していくわけですから、流れていくわけですから、 海と山がつながっている。命めぐるがまさに体現されている。 さらに南三陸というのは、例えばですよ、生ゴミをちゃんと燃えるゴミじゃなくて、回収してバケツに入れに行くんですよ、皆さん。 このめんどくさいことを南三陸の人はやっているんです。 それが、肥料となって、その肥料を使って米とかを育てているんですよ。 いろんな農作物が育てられている。 めぐりん米という米があったりとか、せりを作ったりとか、いろんな星農園という星さんという方がやっているところでも、結構そういうのを使われたりとかされている。 だから、皆さんの食べた後のゴミみたいなものもちゃんとめぐっているんですよ。 そういうことも全部やっている。実際にやっているんです、もうすでに。 やりきっている町なんですよね。 なので、命めぐる町ということを本当に体現しているんだけど、この命めぐる町南三陸というのは、それだけ聞くと耳障りのいいキャッチコピーというものに聞こえちゃう。 でも本当なんだよ、これ、というのを食で味わってもらうというのが今回のイベントでした。 それがめぐるめく夜。 なので、始まりは命の始まりというタイトルを付けたんですけども、いろんなもののめぐみが詰まったスープ、そしてそれがかけられた茶碗蒸しからスタートしました。 そういうのも、実は最後にまたスープ部分が冷静で出てくるんですけど、命の循環、めぐりを表したかったということもあるんですけれども、 料理の過程で出てきた残しを使っているんです、実は、冒頭から。このメニューのコースに出てくる料理、これらの残しを使ったものが一発目に出てくる。 # 終わりのあいさつ つまりはコースの最初からしてある種の終わりというかね、そして終わりがまた始まりである、そういうねコースを作らせてもらったんですよね。 当然ね、そのベースはもうとにかく、まさとくんの料理の素晴らしさ、こうめさんの料理の素晴らしさがあってこそ、 しかし、そこにはその最高の素材があるから、みたいなことなんですよね。 なので、めぐりんまいも使わせてもらってますし、そういうね、例えばかきがらとかね、そういうものもミネラル分として与えたものとかね、わかめとか、 そういうのでね、今青葉じどりというね、宮城初のじどりがあるんですけども、そのじどりを使ったね、ガランティーヌというね、料理を出してもらったりとか、 もうとにかく一貫して命巡る、そういった食材で作った料理を作ってくれました。 そんなイベントをやったので、今回ね、ちょっと旅と人のシリーズで、 早瀬直樹くんを紹介しましたけれども、早瀬くんっていうのはまたこれもう本当に食が好きなんですよ。 もう僕と早瀬くんはもうとにかくご飯が好きだから、もう飯の話ばっかりしてる。 で、なのでそんな早瀬くんに、ちょっとこうイベントやるんだけど来ないって言ったら、もう二つ返事でえええって言ってくれました。 まあよくスケジュールあったなと思いますけど、それで前日にね、仙台で彼のライブを入れてくれたりとかもしてね、 うまくスケジュールを調整して、来てくれたという流れが実はありました。 そんなことで、今回のイベントはね、もう終わってしまったんですけれども、この命巡る街南三陸っていう、これはね、もうちょっと僕はね、 いろいろ深掘っていきたいし、皆さんに編集してお届けしていきたいなと思っていたりするので、 ちょっとね、こういうのをきっかけに南三陸のこと、本当に命巡っている街なんだなというのを知ってもらえたらとても嬉しいなというふうに思います。 ちょっとなので2日に分けておしゃべりしてしまいましたが、そんなところで南三陸のお話は終わりたいなと思います。 ぜひ明日もですね、聞いていただけたら嬉しいなと思います。 藤本聡のエスカバー日本でした。 もっと見る #牡蠣 #南三陸 #いのちめぐるまち #戸倉っこかき #銀鮭 藤本智士の「リスカバー ニッポン」藤本智士(日本を旅する編集者/Re:S)00:181.初めのあいさつ10:002.いのちめぐるまち、南三陸02:353.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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