TOPハウツー・学習旅行・地域藤本智士の「リスカバー ニッポン」「おれのことなら放つておいて」奈良県立図書情報館、乾さんの話。22:52 2025年11月12日 184再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「ほっといて」乾さんの美意識の源流非公開の図書室に込められた願いとは「仕事」を巡る乾さんとの出会いと絆愛読書「ほっといて」が語る人生観本が繋ぐ人々の心、未来へのメッセージAI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ 藤本聡氏のディスカバー日本 地方旅する編集者藤本聡氏が旅のいいところをダッシュをしみなくシェアするラジオです。 えーちょっと今日はなんだろうなぁこれ まあ雑談会になる なちょっと自分の ネモというかちょっとなんかやっぱ話しておきたいなぁと思うことがあって 少しお話ししたいと思います。 # 奈良県立図書情報館 昨日、奈良県の天理寺に行ってきたよという話を、中川雅史商店の物流倉庫を開くイベントがあって、そこに行ってきましたという話をしました。 そのまま、せっかく奈良に行くということで、ずっと思いながら行けていなかった場所がありまして、そこに行ってきたんですよ。 それがどこかというと、場所はいいんだけど、何世奈良の新大宮という駅でいうと、その辺りになるんですけれども、とあるマンションの一室に行ってきたんですよね。 そのマンションの一室にあるのは一体何かというとですね、井上さんの図書室という名前の飛行会の図書室があるんですよ。 そこに行ってきたんですね。 この井上さんの図書室の井上さんというのは、実は去年の7月にお亡くなりになってしまった奈良県立図書情報館の職員さんというか、課長さんというかね、 一応役所の職員さんになるんですけれども、奈良県立図書情報館なので、 有名な師匠さんというか、師匠ではなかったのかな。 奈良県立図書情報館で検索すれば、井上さんがパッと合わせて出てくるような名物職員さんだったんですけど、 まあ僕はこの井上さんのことが大好きで、いろんなことを教わったんですけど、 教わったというのは何かというと、言葉で教わったんじゃなくて、やっぱり態度で教わったというかね、 本当にそういう僕という人間にある種の美意識みたいなものが、美学みたいなものがあるとするならば、 その一端は明らかに井上さんから受け継いだものだし、 受け継いだという言い方は違うか、勝手にいただいたものというか、学んだものというか、そういう僕の中でとにかく大きな人だったんです。 井上さんが亡くなったことを知ったのは、亡くなりになってから一月ぐらい経った後だったんですよね、実はね。 それはもう生前の井上さんの願いというか、できるだけ広く知らせないでくれというね、この辺なんですよ、井上さんのかっこいいところは。 井上さんのね、口癖というか、飲みに行ってどんどん深くなっていくとね、酒が深くなっていくと、必ずもう俺のことはほっといてくれと。 もうほっといてくれていいから、みたいなそういうことを言うんですよ。 この突き放したようなある種そっけない言葉、そんな風に聞こえると思うんですけど、ここにある愛、美意識みたいなことに僕は本当に惚れ込んでました。 何度か県立図書情報館でイベントをさせてもらって、そもそもきっかけを言うと、西村よしやきさんというね、働き方というテーマで何冊も本を書かれている有名な著者の方がいらっしゃるんですけれども、 その西村さんが奈良県立図書情報館で働き方を考える3日間だったっけな、っていうイベントを開催したんですよ。 それがそもそもこの西村さんが働き方というね、働き方といえば西村さんみたいなぐらいの感じになった、ある種一時期一つのジャンルを作ったと思います。 なんかみんな就活とかおかしいよね、みたいないろいろ思う中で、時代の変化もあって働き方についていろいろとみんな多くの人が考え始めたときに、道しるべとなるような本をいろいろ書かれていて、 だからある意味でその第一冊ともいえるのが、働き方について考える3日間っていう、たぶんそのままのタイトルだったと思うんですけども、その本であり、その本っていうのはそのイベントをね、奈良県立図書情報館で開催されたイベントをまとめた本なんですよ。 そのイベントを開催するにあたって、じゃあ誰にその働き方ということについてね、対話を深めてその話を聞いていくかみたいなことのディレクションの中で、西村さんと図書情報館の井上さんが企画を詰めてね、ディレクションを考えていくときに、 井上さんが西村さんに、リスの藤本さんという人をぜひ入れてほしいと。この人の話は絶対面白いと思うから、ぜひ西村さん、この3日間のいろんな講師が集まる中で、藤本さんに声をかけてもらえませんかというふうに、 井上さんのたっての希望で僕をディレクションしてくださったそうなんですよね。 ていうので当時ね、僕なんか東京でちょっとプロデュースしていたお店に、西村さんがやってきて、このイベントに出てくれませんかみたいなオファーをね、直接自家談判しに来てくださったことを覚えています。 で、井上さんに僕は当然会ったことがなかったんですよ。ただ僕が当時作っていたリスという雑誌のことをすごい読んでくださっていて、これは面白いところで、どんな人が作っているんだろうとか。 そういう中で藤本がいいと言ってくれたそうなんですけれども、ちなみにそのイベントの他に出てらしたのが、スープストック東京の東山さんとか、 あと奈良に縁の深い映像作家というか映画監督の川瀬永美さんとか、反応反Xっていうね、反応反Xっていうので有名な塩見直樹さんとかね。 まあなんか結構早々たる人ですよ、本当に。そんな中に当時多分最若手ぐらいで僕が入らせていただいたんじゃないかなと思います。 なので、改めて今本を手に取っているんですけど、自分の仕事を考える3日間ですね。働き方を考えるじゃなくて、自分の仕事を考える3日間という本に納められていて、 まあちょっとね、僕当時何喋ったかあんま覚えてないけど、ちょっと見てみよう。 そのイベントが出会いでした、井上さんとの。 井上さんとそうやって出会って、その後僕も井上さんと一緒に奈良県立都市情報館で何回もイベントをさせてもらって、まあいろんな思い出があります。 そのたんびに飲みに行ったりね、あとはこういうイベントやりたいんだけどって相談するために飲みに行ったりね。 僕井上さんと飲みに行くのが本当大好きだったんですよ。 毎回ベロベロになるんですよ。ベロベロというかね、くだまいたりとかしないんですけど、きれいに沈んでいくんですよ、本当に。 ぐーっとこう、もう、うん、眠りに入っていくというかね。 でもそうなっていて、もうなんかね、首がもうおぼつかなくなってきだしたら、もう、うん、2件目、3件目ですね。 もう俺のことならほっといてください。 もうその一言がいつも出てくる。 # おれのことなら放つといて 僕はいつもイヌジさんと飲むときは、あらかじめホテル予約してましたね、奈良の。 絶対帰れないし帰りたくないから。 いろいろ思い出しますよ、本当に。 そんなイヌジさん、ほっといてくれっていうのはね、 あのね、イヌジさんが一番好きな本って何ですかって聞いたことあるんですよ。 長年図書館に勤めたってこともあるし、何より読書家だったんですよね。 そのジャンルったるや幅広いから僕みたいなやつの本も読んでくださっていてありがたい限りだなと思うんですけど、 そんなイヌジさんが一番好きな本について教えてくれたのが、 そのタイトル聞いて俺本当もう笑っちゃったんですけど、 俺のことならほっといてという本があってですね、 中村信郎さんっていう90年代には82歳とかで亡くなられた文学座出身の役者さんなんですね。 役者さんなんだけどとても良いエッセイを書かれる人で、 もうこの人の本がやっぱり大好きだったんです、イヌジさんは。 だからいろいろイヌジさんという人を形作っていたのが、 やっぱりいろんな書物だったんだろうなみたいなこともいろいろ感じるんですけど、 実は冒頭の話に戻っていくと、 本当に個人としてはなかなかだなと思うんですけど、7千冊ぐらいの蔵書があってですね、イヌジさん。 それを奥様は、それこそ図書館に寄贈できないものかというようなことを相談されたそうなんですけれども、 なかなかこれが行政が個人のそれを預かるというのがいろんな難しさがあってね、 こういうところ本当にどうにかならんのかねと思いますけれども、 まあそれで言ってても仕方がないから、そこでね、 イヌジさんの部下たちというか若手師匠の勇士がね、 自分たちでカンパし合ってですね、マンションの一室を借りて、 そこにイヌジさんのご自宅の蔵書を全部ドッと写して、 生前進行の深かった人たちにひっそりと声をかけて、 で、ちょっとずつその蔵書を持ち帰ってもらうと。 そういった生前進行の深かった人たちの手で、 かつてのイヌジさんの蔵書がいろいろと未来につながっていけばということで、 そういう素敵なことを差し支えられている人たちがいてですね、 その人たちとの試みを奥さんに案内をいただいて、 これはいかねばというふうに思っていてですね、 一定の期間の中なので、それがわりとしっかりと期間があったので、 ちょっとどこかでいかねばと思っていたのが、なんとなく先延ばしになっちゃっていたのでですね、 その展示に行ってきたついでにじゃないんですけども、 予約をさせてもらって、図書室を開けていただき、 結構な数のイヌジさんの蔵書を受け継いできました。 そんな中に、それこそ自分の仕事を考える3日間の本もあったので、 これはちょっと僕にとっても大きな本だなと。 実は手元になくなってしまって、 なんか再会できてよかったなと思ったり。 俺のことならほっといて自体はなかったんですけれども、 中村さんのエッセイの本があったので、それもちょっと頂戴してきたりとか。 それを読んでいるんです、今日、本当に。 中にはちょっと付箋を貼っているところとかあったりして、 そこに真っ直ぐにグッとくるんですよ。意味が分かるというか。 だからもうちょっといろいろ感激しっぱなしでした。 とにかくそういう図書室があって、 あそこに行ってきたよという話なんですけど。 だからこれはあまりSNSとかで拡散するようなものではないので、 ボイシーでこっそりひっそり犬井さんの思い出も含めて残しておこうかなと思ってちょっと喋りました。 犬井さん、カレール・チャペック好きだったんだなと思って、 そういうのあんまり聞いたことなくて。 僕はあんまり経てなかったので、カレール・チャペックの本を何冊か受け継いできたりとか、 だからちょっとこの年末楽しみだなというか、いろいろまた本を読みたい気持ちに改めてなりました。 やっぱ本っていいなと思いました。 なかったことはみんな本読んでってことです。 やっぱり本はいいんですよ。 こうやって犬井さんという一人の人間の美意識みたいなことに僕はとても惚れ込んで、 もうだから今一緒に飲めないのかと思ったら本当に悲しくて仕方がないけど、 でもこうやって犬井さんを形作ってきた本の一つヘンリンみたいなものを頂戴して帰って、 僕もそれをインストールできる喜びみたいなことは本当にもうかみしめてます。 本って素晴らしいんですよ。 なのでなんかちょっとこの後皆さんが本屋に行って、 何でもいいからその本を買って帰るみたいなそんなことにつながればいいなと思って、 犬井さんありがとうございました。大事に読みたいと思います。 そんなちょっと雑談会でした。 # 終わりのあいさつ 今日はね、あのー、一冊またね、関東先生の散歩という、あのー、池内おさむさんという、えー、まあエッセイストがいらっしゃるんですけども、まあその人のね、えーっと、これはな、これな、どこだっけ、何文庫だろうこれ、牛尾文庫、牛尾文庫か、牛尾文庫、 牛尾文庫から出ている、あのー、うん、文庫があるんですけども、それをね、読んでました。 関東ですよ、あの純粋理性批判とかで有名な哲学者の関東。 まあ関東ってまあそういうね、結構難しいし、僕も昔チャレンジして挫折しましたけれども、まあそういう、あのー、なんだろうな、あのー、結構難解な本だから、まあすごいこう、なんていうかね、堅苦しい人なのかなと思われるかもしれないですが、あのー、結構ね、なんだろう、 すごくこう、人間的な魅力に富んだ人だったんだよということを書いているエッセイがあって、まあそれをね、ちょっといただいたので読んでたんですけど、なんかいろいろとね、それもちょっとたまに付箋が付いてて、 あー、これもうそのまま犬井さんだ、みたいな、うん、もうなんかそんなところに溢れてるんですよね。 なんかやっぱ琴線に触れるところがなんか一緒っていうか、そんな感じがしてなんか、すごく改めて嬉しい気持ちになりました。先輩なのにこんなに仲良くしてくださって、うん、なんかそれもこれもそういうなんか価値観の共鳴みたいなものが、やっぱりあったからなんだなーっていうことをね、改めて実感してます。 うん。 えー、ちょっとここもね、そうだわ、どんどんなんか話しちゃうな。だから、はい、皆さんぜひ本読んでください。 はい。犬井さんっていう素敵な方がいたんです。犬井総一郎。奈良県立図書情報館。犬井さん自らね、チルドレンと冗談めかして呼んだ、自分がね結構採用に携わった司書さんたちが、この犬井さんの図書室もやってるんですけども、これはね、クローズドなところでそこに皆さん行ってくださいというわけではないんですけれども、 奈良県立図書情報館は、そのチルドレンたちが新たにイベントをやったりとか頑張って、そういう素敵な司書さんたちがね、たくさんいらっしゃるので、ぜひ奈良県立図書情報館、この図書館に行ってみてもらえたらなというふうに思います。 またね、僕ちょっと犬井さんの意思をついでじゃないですけれども、ついでる司書さんたちと若手の皆さんともなんかイベントやれたらなというふうに思いました。 藤本さんって同じ名前のね、同じ名字の若い司書さんがいて、めちゃくちゃ素敵な子で、あの図書室をね、開けて案内してくれたんですけども、 彼女とイベントできたらなという夢がまたできて嬉しいなと思っています。 そんな、ちょっと妙な回でした。 まあまあ、興味あるないあると思うんですけど、まあ、とりあえずこういう回もいいかなと、 まあ興味なければ俺のことならほっといてくれという感じの気持ちでお届けしました。 また明日も聞いてくれれば嬉しいです。藤本聡のリスカバー日本でした。 もっと見る #本 #奈良県 #奈良市 #奈良県立図書情報館 藤本智士の「リスカバー ニッポン」藤本智士(日本を旅する編集者/Re:S)00:321.初めのあいさつ10:002.奈良県立図書情報館08:013.おれのことなら放つといてhttps://note.com/re_satoshi_f/n/n809628fe3b9a04:194.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう めんぼう後輩@ライジャケと防災の輪を広げたい🫶1月8日配信全部聴いたと思っていたら、ちらほら未聴ありのひとつm(_ _)mで、この配信。配信聴いたら 乾さん「だから放つておいてゆーたやん」と言われるでしょうか。ええ話 ありがとうございました🙏1返信
ここ数年でナンバーワンのランチをいただいた「マタギの台所ウヘエ」の話。教えたくないくらいだけど。 16分・9月11日・ 72再生AI目次秋田と繋ぐ10年、深い縁の物語マタギの精神性息づく「根っこ」の地古民家再生!「ウヘエ」誕生の舞台裏授かりの味!最高峰ランチが語る真価「ウヘエ」が照らす秋田の未来と希望
秋田ナンバーワン酒場「永楽」と、市民市場と寝台列車。 17分・9月10日・ 82再生AI目次超有名酒場「永楽」その魅力の深層市場の食堂から愛される「永楽」の歴史寝台列車が支えた豊かな旅と「永楽」満席でも「永楽」を楽しむ秘訣とは?秋田「永楽」を語る上での絶対的逸品
あきた舞妓って知ってますか?秋田の繁華街、川反を支えた秋田芸者さんと「松下」の話。 14分・9月9日・ 67再生AI目次秋田藩の歴史と「松下」の深い縁「秋田美人」の源流、川反芸者の魅力現代に蘇る秋田舞妓の挑戦とは経済合理性を超える「松下」の価値歴史的建造物を未来に残す意義とは
あきたのちゃぶ台会議がめちゃくちゃオモロイベントだった。秋田県庁やるなぁ。 17分・9月8日・ 93再生AI目次あきたのちゃぶ台会議の目的「手札」で語り合う地域の未来若き県庁職員の情熱と挑戦イベントから見えた秋田の現状秋田の未来を創る「ちゃぶ台」
秋田の〆の二巨頭をなぜかハシゴしたおじさんの話。 22分・9月7日・ 70再生AI目次秋田の愛され名店「紀文」閉店・移転の噂千秋麺とスパイスカレー、昼の戦いの結末YouTubeで知った秋田本店「末廣ラーメン」夜中3時前、理性を砕いたラーメン欲の行方秋田〆ラーメン二巨頭を制覇!その裏側
いい飲食店の見つけ方。これだけは言っとく。タクシーの運転手さんに聞いちゃいけない。 16分・9月4日・ 87再生AI目次快適な食体験を追求する多様なモード飲食店のプロが推す「食堂やまき」体験飲食店から教えてもらう連鎖の妙タクシー運転手の情報はなぜNGなのか自分の「世界観」に合う店を見つけるには
日本では観られるのは大阪だけ?目の前に教授が現れる!坂本龍一KAGAMI +を体験してきた。 16分・9月3日・ 117再生AI目次MR技術で甦る教授の姿教授が目の前に!MR技術の衝撃教授の息遣い!臨場感あふれるMR「人が消える」鑑賞空間の不思議唯一無二!体験すべき展示の全貌
いい居酒屋ってなんだろう?と考えた福島の夜。 18分・9月2日・ 104再生AI目次福島駅前の路地裏で見つけた「お小瀬」「いい居酒屋」の条件とは何か?客が能動的に関わることで生まれる価値SNS映えしない店が持つ本質的な魅力安易な答えなき「いい店だったな」の余韻
で、この配信。
配信聴いたら 乾さん
「だから放つておいてゆーたやん」
と言われるでしょうか。
ええ話 ありがとうございました🙏