TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第334話 衣紋道の世界7〜「紐」と「結び」のはなし10:43 2025年10月31日 65再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次着物を支える「紐と結び」の重要性着物の結びの構成要素とは?腰紐が和服の生命線である理由十二単衣を支える紐結びの役割とは?結び方に込められた深い意味とは?AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。佐藤美奈子です。 今日もお聞きくださりありがとうございます。 このチャンネルでは、日本の文化や伝統に行き着く心の在り方を、日々の暮らしに優しく重ねてお届けしています。 難しい作法ではなく、ふっと心が解ける瞬間を通して、あなたの奥ゆかしい魅力をさらに引き出していきます。 さて、第7話となりました、今日のテーマは、紐に関すること、紐と結びのお話をしていきます。 この絵文童にとっても着物を着るという日本の民族衣装、この着物にとってもとても重要です。 着物がなければ合わせを留めることができない、全部はだけてしまうということになりますので、 衣服を体に巻きつけて紐で留めるということの、本当に深い深い昔からの変遷を経て、この紐結びというのは発達をしてきました。 十二単衣もこの紐があるからこそ、襟合わせが美しく見れて、そしてお方様も重さがどしっと肩に乗らないためには、 紐結びというものをしっかり結べる絵文童が必要だということになるので、これは本当にその話としては切っても切れない関係性のあるものなので取り上げてみました。 そもそも、着付けとか着物に関する結ぶということ、これは結びの構成というのがあります。 この音声のところに写真を載せておきます。 これは本当に尊敬している先代の校長先生の着付け上手になる本という、本当に大ベストセラーになって、もう今は廃盤になっていますが、その本に載っているイラストです。 結びというのは構成があって、まず体、体と呼ばれるところ、いわゆる箱を包むときに包んでいる本体の紐のことを体、そしてそれを結びとめたところの目、そしてその目を結んだ先に先端まで伸びている手という体、目、手から成り立っているものなんですね。 特に体というものが発達したものというのは、いわゆる荷物を縛っているところ、小包みとか、たわらとか、たるとか、そういうふうなものは、それを包むことでそこが固定されているものです。 そして目というものが発達したもの、それはいろんな帯結びの種類だったり、あとは編み物だったり刺繍だったりします。編み物も目をどんどん重ねて積んで積んで積んで、目の集合体がいわゆるセーターだったりベストだったり、毛糸で編んだ編み物ですが、それは目が発達したものです。 そして結んだ後の手、最後の最後の切れているところまで手が発達したものというのが水引きですね。水引き、いろんな結んだ後の手を鶴のような形にしたり、いろんな形にしたりしてますね。あれは手が発達したものです。 あとは飾りのふさの部分、何か例えば貝剣とか花嫁さんが胸元に納めておく守り刀のところに縛っているもの、それもくるくるくるっとまとめてその先端をきれいに飾りふさにしてあるとか、あとは女性の帯結びのいろいろも手が発達したものなんですね。 誰もが知っている、例えば駒結びというものもありますね。あとは肩花結びとか花結びとかいろんな結び方がありますが、腰紐、例えば一般の着物の腰紐はきれいな、いわゆる裾が引きずらないように裾合わせをしてきれいな裾の線を作って足がちゃんと見えていて、歩きやすいように見えていて、 全体の姿を美しく整える働きを持つものが腰紐と呼ばれるものです。これは本当に和服の生命線とも言えますね。これがしっかり結んでいなければ、本当に4、5分の先まで歩いていくたびにゆるいとずりずり落ちてきてしまいますから、せめて腰紐はしっかりというのがあります。 襟合わせはしっかり胸紐と言われますけれども、結んでいたとしても、例えば解いても、そう激しい動きをしなければ襟合わせというのは解けません。なぜなら、伊達締めという幅の広いものをしていたり、そもそも帯を巻いていると、それ全体で襟は止まっているので、胸紐が不要な場合があります。 このいわゆるしっかりとした腰紐は、緩まないこと、そして解きやすいこと、これはちょっと相反するような感じですが、この2つがポイントになっています。 こんなふうに、現代の着物というのは、幅の広い帯や何本もの腰紐で、体にしっかりと固定します。ですけれども、十二単衣などの少俗と呼ばれるものは、ちょっと違うんですね。 例えば、代表される十二単衣などは、紐は2本だけ使います。これは衛門者の仮に使っている紐です。これを交互に結んでいきますが、その後すぐ解いてしまうので、解きやすいということは肩結びではなく、肩、鼻になることもあったり、 もろは、いわゆる蝶々結びにしておいて、その後、ぱらりと手を引っ張れば目が取れるという状態にしていきます。そして最後の最後に、紋についている小紐というものでしっかり結びますが、これはしっかり結ぶといっても肩結び、駒結びではなくて、蝶々の結び方にしますけれども、 その結んだ先の手というのは、本体、いわゆる体にしっかりくくってしまいます。くくってしまうので、ブランブランとぶら下がって、何かに当たって緩んでくるということがないようにしています。 つまり、この絵文堂の紐というのは、完成した姿を飾るというものではなくて、いわゆるきちんと重なり合った十二人の姿形を、しっかり建物を表現するとなると、足場のような感じ、ちょっと表現が荒いかもしれませんが、 それがあるおかげで、しっかりと三角形のピラミッド型の美しい十二人絵になっているし、その紐があるおかげで、中に立っていらっしゃる人間、いわゆるお方様もその足場に支えられて立てるというような構造、そんな感じでしょうかね。 いわゆる骨組みの上に、小族という複雑な構造物が築き上げられて、それをきちんと足場で固めているというような感覚ですね。何となく、わかりやすいので、こういうふうな言葉を持ってきましたけれども、そんな感じです。 建物が完成したら、この足場はしっかりしていた足場はスッと外す。外すんだけれども、それまでしっかりしっかり構造が出来上がっているので、もうまるで魔法のように、ふんわり重なった衣だけが残っているような感じに見える、というこのプロセスを大切にするという絵門道の美学が、実はここに隠されていたということになります。 # チャプター 3 エモンドはたくさんの種類の結び方があって、それぞれに名前と意味がやはりあります。 エモン結びというのは基本となる、解けにくい結び方ですけれども、解こうと思えばスルリと解ける、そんな感じです。 そして、もろ鍵に結ぶという言い方もします。それは蝶々結びのことです。 あとで取る必要性がある時とか、おめでたい吉時の時に使われたりもします。 反対に結び切り、いわゆる片結びというのはもう解かないということを使われますが、 蝶族というよりもこれは鎧ひたたれですとか、その戦に出る時の蝶族の時は、もうしっかり結び切って絶対解けないようにします。 生きて帰るとは思っていないので、後から取らなきゃなんて思わなくても良いわけですね。 このエモンドの結びとか、この蝶族の結びというのは、ただ留めるだけではなくて、儀式に意味を添えるということと、 片結びそのものには終わりとか、その方の生き様みたいなものが加わってくる深い意味合いが込められています。 宮廷の人々というのは、ちゃんとその意味を分かって結びを使い分けていたというわけです。 はい、それでは明日は8話目に入っていきます。 それではまた明日。 もっと見る #十二単 #衣紋道 #十二単体験 #衣紋道東京道場 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ09:031.チャプター 101:412.チャプター 3コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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