TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第356話 結果を出す人の共通点14:10 2025年11月25日 85再生 問題を報告する 再生する シェアする 「急がば回れ」と言いますが、遠回りの景色を楽しめる余裕のある人こそが、最終的には一番遠くまで行けるのかもしれませんね。AI目次結果を出す人に見る2つの特徴アドバイスを活かす行動力と素直さ無駄に見える「遠回り」を楽しむ力ベテラン美容師の意外な学びの視点遠回りがもたらす技術と心の豊かさAI文字起こし(β版) # 2つの共通点とは? こんばんは、佐藤美奈子です。 今日もお聞きくださりありがとうございます。 このチャンネルでは、日本の文化や伝統に息づく心の在り方を、日々の暮らしに優しく重ねてお届けしています。 難しい作法ではなく、ふっと心が解ける瞬間を通して、あなたの奥ゆかしい魅力をさらに引き出していきます。 今日のテーマは、「結果を出す人の共通点」というテーマです。 今日は夜の配信ですが、どうしてもインフルエンザの後遺症で、朝は声が出なくて、 今日は久々の公衆日の担当でしたが、 人とお話をしたりすると、喉も慣れてきて声も出やすいので、 今日からちょっとしばらく夜の配信になろうかと思いますが、どうぞお付き合いください。 私は普段、専門学校で、人に着せる着付けを教えていますし、 そしてご存知の通り、十二単衣などの衣紋童という型、 十二単衣を着付けていく型のようなものを教えています。 この着物の着付けの教室というのは、自分で着るのではなくて、 人にお着せする、お客様にご希望に合わせてお着付けをするというものに特化しています。 それはなぜかというと、私が美容師であって、着付け師でもありますけれども、 美容学校で教えていることなので、自分を装うというよりは、 人に何か施術をして技術を持って尽くすということと、 お客様に喜んでいただく技術を提供するという立場なので、 そこが母体なので、習いに来る方も美容師さんが半分、着付け師さんが半分という感じです。 ですから自分の装いよりも、まずはお客様というわけで、 コースが三つあります。基本を学ぶベーシックコース、 そしてより営業、仕事に特化したアドバンスコース、 そして先には、花嫁支度というプロフェッショナルな領域に特化をしたマスターというコース、 この三つを中心に多くの生徒さんが腕を磨いてくださっています。 どれから受けてもいいんですよね。ベーシックからという決まりはないです。 実際にお客様に花嫁の支度をなさっているという方が、確認のためにマスターを受けになる人もいるし、 逆にそこまでできる人でも、きちんとベーシックを習った記憶が遥か昔で、 もう一回基礎から学び直したいという方もいらっしゃるので、 どこから学んでもよいということになっていますが、 全くできないのにマスターということはないようにしているんですね。 今日はそんな教室での日々の築き、特に今日からマスターコースが始まったんですけれども、 結果をしっかりと出す人の共通点というのがあるなというのを、 今日特に感じたんですよね。 今日お越しいただいた中高生さんがまさにそういう方なんですけれども、 そのお話をしたいと思います。 この築きというのは、試験もあるしコンテストもあって、 技術を磨く機会というのが多々あるんですね。毎年毎年あります。 そしてそういう実際の現場で活躍されている人たちは、 結果を出す人というのがやはり一定数いて、 その方々というのは、私が思うのに大きく2つ共通点があるんですね。 まず一つ目ですけれども、それは素直さです。 この素直さに関しては何度も何度もこのVCでお話ししていますけれども、 本当に素直さが大事ですね。 講師である私が、例えば今のあなたにはこんな学びを取り入れた方がいいですよという風にアドバイスをした時に、 それをすぐ受け入れて、すっと行動に移せる人。 このスピード感と素直さというのは、成長に直結するなと思います。 本当にそうです。拒否しないんですよね。 あ、そうか。これを佐藤先生がアドバイスしてくれたからやってみようみたいな。 そういうフットワークの軽さというものもすごく大事ですね。 そして二つ目ですけれども、これは今日一番お伝えしたいことなんですけれども、 遠回りを楽しめる人ですね。 これどういうことかといいますと、 最近は今の仕事ですぐ役立つこととか、緊急性があることしか学びたくないという姿勢の方が増えているように感じます。 これはダイレクトに私に言うわけではないんですけれども、 受講する予約の内容を見るとわかります。 11月、10月ぐらいになって、バタバタバタッと 七五三の7歳の女の子の着付けを時間がないので教えてください。 どこかで習えませんかみたいに緊急性。緊急性はその人にとって緊急性なんですよね。 お客様の予約は前々から来ているはずなんですが、 この緊急性を自分で感じてしまって、私にも緊急性を求めるみたいな。 そういうことっていうのがあります。 自分の今の課題にとって必要ないって判断したものをすぐ排除してしまう方もいます。 それは私は習わなくていいんでとか、それを学びに来たわけではないのでという感じな、 かもしらしている方っていうのはやっぱりいらっしゃるんですよね。 例えば私はこの教室で十二単位などの絵文堂というものを教える唯一の絵文堂の東京道場なんですけれども、 その道場で十二単位についても教えしてますよね、男性の側体もそうです。 宮廷小賊と言われるものを教えていますが、中にはこういう空気を漂わせる人もいます。 十二単位なんて今の時代需要がないし稼げないじゃないですかって、やっぱり聞いてくる方います。 これを習っている方はどうなさっているんですかっていうことを聞いてくる方もいるんですよね。 正直にお話しすると、そういう空気を出している方には私からはあえてお声掛けをしませんし、 もう一目で分かるので声をかけません。 聞いている方で、受講生さんの方で声をかけられた方がいたらやってみたいと思いますよ。 まだ声をかけていない人はたくさんいますからね。 なぜならですね、稼げる稼げないという尊徳感情が先に立っている方には、 この一番大切な十二単位の気付きにとって、お方様に対する敬うという心を育むことがもともとできないんですよね。 尊徳じゃないんですよ。 それをやることで、日本の伝統的な儀式が成り立ったということに喜びを感じられる人じゃないと、そこからになっちゃうんですよね。 実は今日、花嫁支度を学ぶマスターコースの初日だったんですよね。 そこに参加された方、受講生さんの姿勢がまさに結果を出す人の考え方だったんです。 本当にその方は、去年コンテストにお出になって、一生懸命頑張って入賞されて結果を出した人なんです。 本校の卒業生でもありますけれども、40代半ばのベテラン美容師でらっしゃいますけれども、サロンのオーナーでらっしゃってね。 けれども、営業上のふり袖の着付けとか、頬紋着の着付けっていうのを学んでいるし、それで結果を出したから、 そこまでまた頻繁に私の学びに来なくても十分できる人なんですけれども、花嫁のマスターコースにいらっしゃったんです。 本来のお仕事は、本練したくには直結しない内容なんですよ。 では、なぜあえてこのコースを受講されたのか、次のチャプターでお話をします。 # マスターコース初日の受講生さん 本来の仕事は婚礼支度には直結しない内容の方なのに、なぜ花嫁の支度に特化したマスターコースを受講されたのか。 その理由は、自分の仕事で行っている着付け技術をもっと納得のいくものにするためでした。 何かヒントを得られるのではないかと思ったので、 佐藤先生、急遽ですが、マスターコースを受けても大丈夫でしょうかと、LINEをいただきました。 すごく私は感激して、ぜひぜひということでお待ちしていたという方です。 あえて自分の専門とは違う別の課題に取り組むことで、今の技術を見つめ直すという視点が得られるのではないかと考えられたのです。 本当にその通りで、例えば、結婚者向けの着付けをする時、結婚なさっている方、 例えば透明袖とか、訪問着は訪問着でも、例えば60代、70代とか、 そういうような中年以降の方の着付けをする時であっても、未婚の方、例えばフリソテを着るような世代、 未婚者の着付けとの違いを深く理解していれば、 既婚者に対する着付けもご要望に、的確に寄り添えるようになるのです。 まさにその逆もそうで、フリソテが上手くなりたかったら、フリソテだけじゃなくて、 フリソテをもっともっと超えた、それなりの中年以降の方の着付けも学んでおくと、 未婚者は未婚者らしく着付けられるのです。 花嫁の着付けというものはこういうものだというのを知っておけば、 もっと衿を大きく抜きたいという要望のあった花嫁ではない人の着付けも、 花嫁着付けのコツを応用して美しく仕上げることができるのです。 本当に学びというものは遠回りになりがちですけれども、 学ぶ内容を自分で狭めてしまうよりも、広げていくことって大切ですよね。 自分で自分の首を絞めているところというのがあるし、緊急にしてしまっていることってあると思うんです。 そして何より、思い立った時にすぐ行動することで、その学びはさらに深まりますよね。 どうしてもですね、うちも駆け込み寺的にお使いいただいている部分もあって、 よく人から佐藤先生のところに行って聞けば、たぶん合格ラインまで行けるというような話を聞いて、 緊急で電話してくる人というのもいるんですけれども、ご紹介なので受けたまりますけれどもね、 仕事で必要になってからとか、ギリギリになって焦って学びにいらっしゃる方って少なからずいて、 そうやって緊急性に追われている時というのは、心に余裕がどうしてもないので、 どうしても遠回りは悪だとか、無駄のことはしたくないという風な雰囲気になってしまいがちなんですね。 でも本当に大切なのは、思考も考え方も学びも、緊急性がない時からコツコツ継続すること。 もうこれに尽きるんですよね。 今すぐ役に立たないように見えることなんですけどね、それを楽しんで学ぶ、遠回りをすることを楽しむということが、 もうめぐりめぐってですね、もう自分の技術と心というのをすごく豊かにしますし、 結果としてすごく余裕のある技術者に育っていきます。 大きな結果につながるものだと本当に思っています。 よく、磯窯回れって言いますよね。 遠回りの景色を楽しむ余裕のある人こそが、最終的には一番遠くまで行けるのかなという感じもしています。 お聞きの皆さんもね、いろんなジャンルの方お聞きだと思いますけれども、 今の自分には関係ないと思っている分野にこそ、次のステージへのヒントが隠されているかもしれない。 そういうふうな余裕を持って生きていきたいなと私も思っていますし、皆さんもぜひね、そういう視点を持ってみられてはいかがでしょうか。 はい、それではごきげんよう。また明日。 もっと見る #損得勘定 #遠回りこそ一番の近道 #専門外 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ09:231.2つの共通点とは?04:482.マスターコース初日の受講生さんコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
第633話 【キノコ狩り】松茸の値段は山と人の距離 7分・18時間前・ 29再生AI目次平安貴族も嗜んだ松茸の魅力松茸が身近だった時代の理由松茸の値段が語る人と山との距離「遠くなったもの」が示す現代の課題失われゆく技術を身近にするには
第632話 秋の【襲色目】半歩先の季節を着る 7分・一昨日・ 45再生AI目次平安の美学「襲色目」色の重なり季節を「半歩先」に着る意味とは顧客の無意識を掴むプロの視点「察する力」が示す絶妙な距離感千年前から現代へ繋がる「半歩」
第631話 【恋教え鳥】鶺鴒から教わったこと 7分・9月12日・ 54再生AI目次「恋教え鳥」鶺鴒の意外なルーツ国生みの神も小鳥に教えを乞う知らぬを恥じず学び続ける心構え教える側が一番学ぶという発見分からないを分かるに教わる意味とは
第630話 【秋の七草】目立たないものを七つ数える 7分・9月11日・ 54再生AI目次秋の七草とは?春の七草との違い万葉の花人・山上憶良が選んだ七草目立たぬ野花に宿る日本の美意識日常で「美しさ」を見つける重要性役に立たぬものから始まる文化の贅沢
第629話 【割に合わない】とわかっていても【やる】 7分・9月10日・ 70再生AI目次古代から現代へ続く栗との長い付き合い平安貴族を魅了した甘味料「甘面」の秘密「割に合わない」から生まれる甘さの価値日常のひと手間がもたらす豊かな食卓気づかれなくても「やる」ことの真の意義
第628話 【重陽】そして「扇」を仕舞う日 8分・9月9日・ 50再生AI目次重陽の朝に綿で顔を拭う美の習慣五節句から消えた重陽の節句の背景夏扇を納める九月九日の伝統と意味物事に「終わり」を決める平安人の哲学美しい終わりが次への始まりを彩る
第627話 【重陽の前夜】手がかかることが「祈り」の中身 8分・9月8日・ 60再生AI目次重陽前夜、菊に真綿をかぶせる意味長寿不老を願うキセワタの習わし紫式部が詠んだキセワタの歌「手がかかること」が祈りである理由静かで確実な仕事を生む支度とは
第626話 【白露】消えるからこそ光っている 7分・9月7日・ 61再生AI目次白露に秘められた平安人の感情なぜ露は歌に詠まれ続けるのか「消えるからこそ光る」の真髄十二単体験が残す「写せ身」儚いものだからこそ一番美しい
第625話 【音楽は身近なもの】聴く側ではなく鳴らす側にいた平安人 6分・9月6日・ 59再生AI目次平安貴族の必須科目「管弦」音楽は聴くものにあらず?教養として演奏する意味「見る」と「やる」の決定的な違い現代が失った「鳴らす」体験
第624話 【秋の室礼】まず、下げてから出す 7分・9月5日・ 61再生AI目次平安時代の「室礼」とは配置で季節を纏う平安の美学季節の移ろいと心の整え方「まず下げる」片付けの真髄現代の暮らしに応用するヒント