TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第376話 道長も彰子も「欠け」を抱えていた。平安の縁に学ぶ、心の整え方13:24 2025年12月18日 79再生 問題を報告する 再生する シェアする もし彼らが最初から完璧で、悩み一つない満月のような存在だったら、1000年後の私たちの心に響くような物語は生まれていなかったかもしれません。AI目次「円相」に学ぶ、完璧でない今の姿の受容人生の「欠け」が唯一無二の自分を形作る道長と彰子の「欠け」が紡いだ歴史の縁不完全さこそが人との繋がりを生む秘訣AI時代に求められる「欠け」を受け入れる心の整え方AI文字起こし(β版) # 生配信のお知らせ おはようございます。佐藤美奈子です。 今日もお聞きくださりありがとうございます。 このチャンネルでは、日本の文化や伝統に息づく心の在り方を、日々の暮らしに優しく重ねてお届けしています。 難しい作法ではなく、ふっと心が解ける瞬間を通して、あなたの悔やかしい魅力をさらに引き出していきます。 はい、2025年も残すところ、あとわずかとなりました。 皆様の大掃除ですとか、仕事の残部処理的なこととか、 あとは、帰省なさる方はそういうご準備とか、いろいろ年末年始に向けて、いろいろされているかなと思います。 例えば来年に向けて、今年の自分の活動とか、仕事のこととか、プライベートなことでも、 もっと来年はこうしようとか、こうしなきゃとか、あとは自分にはちょっとこれが足りてなかったなとか、 来年こそは来年こそはという感じで、今年の動きを反省ばかりしている方はいませんでしょうか。 今日はそんな皆さんの心がふっと軽くなるような演奏という禅のお話を少しさせてください。 ここでちょっと皆様にお知らせです。 このボイシー、おかげさまで聴いていただいていて、本当にありがとうございます。 12月22日で1周年となります。 本当に手探りの配信でしたけれども、毎日お聞きいただきまして本当にありがとうございます。 いいねをいただいたり、メッセージをいただいたり、本当に感謝いたします。 12月22日が1周年なので、この22日に特別会と思っていましたけれども、 あともうちょうど日程がずれますけれども、日を改めて12月24日クリスマスイブに生放送を企画しております。 なんでまたクリスマスイブだということですけれども、ある意味神聖な日です。 私の母はカトリック信者でしたけれども、結婚してそうではなくなりましたけれどもね、ロザリオを大事にしていたり、本当に祈りを欠かさない方でした。 亡くなるまで欠かさない人でした。 未婚の時にはやはりキリスト様に手を合わせてという感じだった人なんですけれども、この25日になるとやはりミサに行っていて、 高校の時もそういうカトリック系の女子校に通っていた、もう昭和9年生まれの母でしたけれども、3年前に亡くなっています。 このクリスマスイブ、クリスマスという時期というのは、そういう母の話をよく聞いていたので、私の場合はあまりパーティーをするだとか、外に出歩くとか、そういうことが実はないんですね、小さい時から。 なんとなく静かに過ごす、静かに祈りを捧げるという日です。 そういう日になんて生配信するのかということですけれども、なんとなく来年に向けて心新たにこの神聖な日に配信ということで、 特にイベントなどない方はぜひお聞きいただきたいなと思います。 お出かけになる予定のない方はぜひお聞きいただきたいなと思います。 何かテーマはこれがいいというものがありましたらぜひお寄せください。 まだ全然決まっておりませんが、とにかくとにかく皆様にお礼を言いたい。 本当にそれだけの配信でございますので、何かありましたらぜひお寄せくださいね。 それでは本題に入っていきます。 # 欠けがあるからこそ 例えば、禅という世界では、一筆で丸い円を書いて、一筆で書いた丸い円のことを、円相と呼びます。 円、丸の円ですよね。円に対して、忍相とかの相ですね。 これは一見するとただの丸なんですけれども、実は悟りですとか、宇宙全体、広い考え方を表しているんですね。 面白いのは、筆の勢いで線が途切れたりすることもあるし、形が少し歪んでいることもある。 歪んでいたとしても、それが今のそのままの姿、その時の完全な姿という考え方だと言われています。 私たちの生き方とか、人生とか、これまでの歩みとか、そういうことも同じですよね。 失敗したことでできなかったこともあるし、心にぽっかり空いた穴も、何個も空いた方もいると思います。 それらをダメなものだったとか、あとは生けなかったこととか、ダメダメな人間だなという感じで、押し殺してしまう、埋め込んでしまう。 そういうふうなことではなくて、その欠けた部分があるからこそ、今の私という唯一無二の形ができているんだというふうに捉えてみると、 自分を愛おしく感じられるというか、ちゃんとやっているじゃないか、私というふうに感じられるし、感じていいことなんですよね。 この例えば、歴史的に考えると、欠けという部分を力に変えたい人たちといえば、やっぱり私の中に人への関わりのある平安時代の紫式部さんたちのことというのを思い出します。 昨年は大河ドラマなので注目されましたね。光る君へ。皆様ご覧になっていらっしゃいましたか。 紫式部と忠偉、秋子、正氏とも呼びますが、そして藤原道長、彼らの関係というのも、完璧な幸せではなかったはずなんですね。 例えば、紫式部と忠偉の関係性でいうと、紫式部は夫を亡くして孤独という欠けを抱えている式部であって、そして若くして重責を担って自分を出せずにいた秋子。 孤独を知る二人が出会ったからこそ、あの源氏物語という深い文学が生まれています。また、その中宮も一人の大人の女性として成長していくというきっかけにもなったわけです。 そして道長と紫式部はどうでしょうか。権力の頂点にいた道長であったとしても、やっぱりきっと心は満たされていない欠けがあったはずです。 最高権力者だからこその孤独感とか葛藤とか、それを式部の言葉だったり才能が埋めてくれて、二人の不思議な縁が歴史を動かしたということが、この源氏物語が誕生する中に、ドラマにも描かれていました。 もしこの時代、彼らが最初から完璧で悩み一つのない、本当に例えば満月のような存在であったとしたら、この千年後の今の私たちの心に響くような物語というのは、生まれていなかったかもしれないわけですよね。 この一人一人の欠け、欠けた部分、ちょっと全部きれいなまんまるじゃないよねっていうところがあるからこそ、人というのは誰かと繋がることができます。 皆さんよく、私は小さい頃よくやってたんですけど、ジグソーパズルありますよね。いっぱいピースを繋げて繋げて、一枚の絵にしていくようなものですよね。 それはもう全部凸凹、突起している部分もあれば凹んでいる部分もあるようなピースの集合体だからこそ、隣り合うものを見つけて、カチッと合わせていきながら一つの絵に完成させる。 もう私にはこれがないという思う部分というのは、実は誰かに頼っていい場所でもあって、誰かに対して役に立てる隙間だったり凸凹だったりするわけですね。 もう来年に向けて抱負をお持ちの方もいるかもしれませんが、無理に自分を完璧にする必要はないのかなと思います。 むしろ自分の賭けというものを個性として認めてしまう。私はここがちょっと苦手なんですって笑って言えるようになって、そこに不思議と誰かがピッとはめてくれるものがあったりして、 本当にありがとうございますというような感謝の気持ちが自然に生まれてくるというのが、とてもいい人との関係性かなと思います。 どうしても今の時代はAIも発達してきましたし、いろんな会社が我こそは、我こそはというふうに進化し続けていますけれども、 私たちもどうしてもそれを使いながら、完璧な答えを求めすぎるという部分はあるかなと思います。 もちろん私もそうですけれども、やっぱりその中で自分の心とか自分が思っていることを、そのAIの力を借りながらも、やっぱり最終的に決めるのは自分の心であったりとか、 自分が紡いできた言葉であったりとか、そういうことで満たされることで、ちょっと欠けている部分は人ではなくてAIかもしれませんけれども、自分が目指すものに少しずつなっていければいい。 けれどもやっぱり外枠は自分が描いた、一筆でわしっと描いた円である、その円を、それが歪みがあるだろうが、少し間延びした円であろうが、それはそれで私であるという考えというのが、一番私は楽であり一番尊いことかなと思っています。 この源氏物語を描いた平安時代の人たちも、この円という、五円の円ですね、五円の円というものを繋いできながら、素晴らしい文学も生まれてきたし、歴史上今でも語り継がれる歴史的な出来事があったわけなんですよね。 ですから逆にそれを認めるということで、円が本当に円になっていく、五円というものがまんまる円になっていくことかなと思っています。 皆様もね、本当にそのままの、皆さんのそのままの形を大切にしていただきたいなと思います。 もうね、自分は描けているところがたくさんあるよと思っていても大丈夫です。 今というのがやっぱり今自分は、今の時代に今この瞬間はもう自分の完全体ですから、あまりね、ここを補うために何かしようとか、そういうことよりも普通に考えていれば自然に自ずとそこにピタッとはまるようなものというのに出会えてくるかなと思います。 はい、いかがでしたでしょうか。 最初のチャプターでもお話ししましたけれども、12月22日で1週年となります。 手探りの配信でありましたけれども、本当に毎日お聞きいただきましてありがとうございます。 クリスマスイブ、12月24日に生放送を企画しておりますので、ぜひお立ち寄りくださいね。 それではごきげんよう。 もっと見る #源氏物語 #紫式部 #藤原道長 #温故知新 #十二単 #衣紋道 #衣紋道東京道場 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ04:261.生配信のお知らせ08:582.欠けがあるからこそコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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