TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第381話 (教室運営】技術を教えるだけでは続かない16:56 2025年12月23日 81再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次知識伝達だけではない「場を守る」思考生徒が安心して挑戦できる場の条件学びを深めるための実践的工夫安心感が学習効果を高める仕組み文化を未来へ繋ぐ教育者の使命AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。佐藤美奈子です。 今日もお聞きくださりありがとうございます。 このチャンネルでは、日本の文化や伝統に息づく心の在り方を、日々の暮らしに優しく重ねてお届けしています。 今日のテーマは、教室を開くということは、場を守ることについてお話をしていきたいと思います。 例えば、今自分が持っているスキルや知識を誰かに教えたいと思っている方、 また、一つの組織の中で指導するという立場になった方、後輩ができた方、 いろんな方にこの考え方を一つ持っておいた方が良いかなと思うことをお話ししていきます。 教室を開くためのノウハウということではなくて、どういう心持ちであった方が良いのか。 私も30年、教室というものを任せていただいて、今に至ります。 まだ27歳の時に初めて一般のプロの方に指導するということをしてきて、 今年今57歳ですけれども、30年経ちました。 その中で本当に様々な方に出会って、考え方、生き方の方々に出会っていきながら、 その方々にどういうものを教えていく、どういうことが教室を開くということに大切なのかというのが、 私なりに構築できてきたので、そのお話をしたいと思います。 結論から言ってしまいますと、教室を持つというか、指導する立場になるということは、 単純に自分の知識を渡すこととか、自分の持っているノウハウをただ教えることではないということです。 例えば皆様のところに集う人たち、これはお店でもいいですね。 そのお店に集まって来てくれるお客様もそうかもしれませんが、文化を未来へとつなぐことです。 文化といっても、日本文化とかいろんな文化がありますよね。 もしかしたら今はAIの時代ですけど、AI文化というのが構築されつつあると思いますけれども、 そのAIならば、AIに集ってくる方々に対して知識を渡すというのも一つあるかもしれませんけれども、 その方々と共に守っていく、その文化がもっと発展するために守っていくという、 一緒にやりましょう、一緒に手を取ってやりましょうという考えがあれば、 この教室を開くとかスキルを教えるということがどんどん広がっていくのかなと思います。 皆さんは本当にいかがでしょうか。 いろんなものを今でも大人になっても習うこと、教わりにいくことがあると思います。 私が例えば教室を始める時というのは、やっぱり最初は悩みました。 どういうふうなカリクラムがいいのかなとか。 その時というのは一番モデルになったというのは、私がどのカリクラムでどう習ってきたか。 私がもう自分の体で感じてきたことですよね。 それは私は専門学校の職員でありますから、その中で学生たちにどんなカリクラムを組もうかにもつながるんですけれども、 今の学生たちがやっているカリクラムの元になったものというのがやはりあります。 その際は私なりに構築したものが今ベースになっているはずなんですけれども、 どんなカリクラムを組もうか、どう教えれば上達するかというふうに技術とか内容に意識が集中されるんですけれども、 それはもちろん大切なことです。 ですけれども、この教室や例えば講習場、講習会場を続ける上で本当に必要なのは場を守る力だなということに考えが至っています。 例えば、ここに来ると安心するだとか、またここで学びたい、またここに来たい、また来月お願いしますと思わず行ってしまうとか、 そういうこともそうだと思うんですが、そう感じてもらえる空気がその教室にあるかどうか、 それがとてもこの教室がこの土地に根付くかどうか、皆様の心に根付くかどうかという分かれ道になるのかなと思います。 例えば場を守るということはどういうことかと言いますと、すごく考え方はシンプルで本当に普通のことなんですけれども、 集う人、集まってきてくださる方々が安心して何かに挑戦できる空気を作るということです。 それは場を守ることにつながります。 やってはいけないことがありますよ。やっぱり失敗してもここに来れば笑われない、だからどんどん失敗できる場であるということ。 あとは質問をたくさんしても変な顔されないというところ。 質問ばっかりして申し訳ないから次はちょっと控えようって思う必要はなくて、質問してもバカにされるような空気もない。 そしてお互いを比べるのではなくて、それぞれの歩みを大切にしている先生がいるとか、大切にしている空気がある。 この3つってとっても私は大事なことだなと思っています。 上手くなるとか、下手だとか上手いだとか、もっともっと何かしなさいとかということじゃなくて、すごく気持ちがここに来ると落ち着くとか、相談に乗ってくる人がいるというだけで、その場というのは成り立っていきます。 そしてこの場所、こういうふうなことをやらずに放っておくと、どんどんどんどん乱れてきます。結局は誰も来なくなっちゃいます、本当に。 ですから意識して整えなきゃいけないし、守り続けるという必要を私は感じながら日々過ごしています。 # チャプター 2 例えば、小さな工夫で場所というのはどんどん変化させることができます。 例えば、挨拶を丁寧に交わすということ。 これが、例えば、習う側の方がお聞きだったり、教える側の方がお聞きだったり、双方いらっしゃると思うんですよね、このチャンネルは。 本当に顔が浮かびますけれども、挨拶をそれぞれの立場で丁寧に交わす。 一人一人の変化に気づいて声をかける。これは指導者側だと思いますが。 質問に答えるときにまず、「ああ、いい質問ですね。」とか、受け止めてから答えてあげるということは、指導者側としてはとても大事なことです。 はい、じゃあやります。今日はこのカリクラムでこうこうこうというのを始めるのもいいですが、一番最初に、例えばアイスブレイクといったりしますが、 ちょっと緊迫感のある、緊張感のある、冷たさのある場を一度、本当にブレイクさせる。 ちょっと壊して和んで、そこでそれぞれのことをちょっと知らない方もいれば、私の方からご紹介をしたりとか、 そういうふうなことで少し温かさが出た後に、では始めましょうというふうにするのも一つだと思います。 ほんの小さな工夫なんですけれども、積み重なっていきますとですね、 生徒さんたち、中高生さんたちというのは、安心して自分というものを出せるようになってくださるんですよね。 先生実はちょっとこの時にこうこうこうでこうって、そうなると、例えば周りの人たちも、 あ、それ私もそうだったんですっていうことで、質問に対する答えを佐藤先生がどう答えるかをすごく皆さんで聞いてくださる、 そういうふうな場作りにつながっていきます。 安心できる場所があるということは、その生徒さんたちにとって学びは深まっていきますし、 心置きなく質問ができて、それに答えてくださるという環境ということの、すごくこの安心というか、 ここは安全なんだって思う気持ちがあれば、技術的なこととか覚えなきゃいけないことっていうのは、 スッスッと体に入っていく、身についていく感覚があります。 そういうふうにしていきたいんですよね。 よく緊張感のあるピッとした感じってありますよね。 緊張感があった方が覚えるっておっしゃる方も実際いるんですけれども、私はメリハリだと思っています。 緊張感が欲しいときはやはり緊張感を持って、私も本当にこういう甘い考え方とかね、 お客様に対して何とかなる的な考え方で技術をやっているのは、 それはお客様に失礼だからというときはちゃんとピリッとした言い方もしますけれども、 そればっかりで例えば2時間3時間講習が行くと、ちょっと怖いだけで何を習っているのか結局わからないで帰っちゃうんですよね。 これ家庭と同じだと思うんです。 怒ってばっかりいるね、私も怒ってばっかりいるお母さんだったんですよ、子供たちが小学校の時に。 そうなるとですね、怒られていることだけが怖くて、自分は何でこう言われているのかだって分かるはずないし、 いい加減にしなさいって言ったら、今20歳の長男からですね、いい加減ってどんな加減だよって言われたことがあったんですよ。 これね、今思うと本当に子もっともで。 そんなね、わーってね、膜仕立てて私側の方が強い言葉を言ったとて、受け取る側っていうのは何が何だか分からないわけですよね。 それは大人のやっぱり世界でもあるのかなと思います。 場を守る人というのは文化をつないでいく人であるなって思います。 私もこういう文化をつないでいきたいと思っています。 教室を開いているということは自分の知識を渡すことではありません。 これ何度も言いますけれども、そこに集う人たちが一緒になって文化を未来へつないでいくことですよね。 場を守ることは文化を守ることでもある。 木付けの講習だったらこの着物という文化を守っていくこと、それを教室では一緒になって守っていくという考え方。 教える側、教わる側というような垣根があることはありますけれども、 根本的に目指しているものは一緒である。目指す景色は一緒であるというのが一緒に進んでいけるヒントかなと思います。 安心できる学びの場がある限り、次の世代へどんどん受け継がれていきますので、 その責任をどうしても背負ってしまうのが教室を開く人になりますけれども、 その人にとってはそれが誇りであって喜びであると私は嬉しいなと思います。 来年度ですね、いろんな話をしていて、たまたま昨日美容業界のお世話になっている方お二人と、 私と私の上司、学校の理事長と4人でちょっとお食事をする機会がありました。年末ですのでね。 それをお話をして、その後私も久々に理事長と二人でお話をする機会が欲しいなと思って、 本当に久々ですけれども、先生の行きつけのおそばで一杯飲んだんですよ。 飲んだお酒はね、私が青森ですから、青森の伝酒という有名なお酒があるんですけど、 伝酒が久々にあったので、二人で伝酒を飲んで、モロキューを食べたり、イブリ学校を食べたりしてたんですけど、 その時にいろいろお話できたんですね。来年についてのお話。 その中でやっぱりこの今日話している教室を開くということは、知識を教えるだけじゃなくて文化を未来へつなぐことというテーマというか、 今日のお話につながるんですけれども、学校には卒業生が本当に数多くいます。 創立73年くらいになりますかね、70周年。もう2,3年前に済ませているので、もう75年が見えていますけれども、 その間にもう本当に1年で何千という人間が卒業していくので、相当な数いるんですけれども、 最近ですね、そろそろ美容師とか着付け関係で、10年くらい経った卒業生からご連絡をいただくことが大変多くなりました。 名前を聞くと、思い出される学生もいたり、あの時頑張っていたあの子だなというふうに思う子もいたり、 逆に私なんかは着物の方で携わる学生もいましたけれども、着物というものを全くしていなかった10年くらいの人、 やってきた10年くらいの人、もう30歳過ぎたあたりの方まですごく連絡をいただくんですよね。 それって何かというと、やっぱり女性として、女性ですけどね、電話をくれるのは、 働き方が変わってきたということと、自分の立場というものも変わってきているので、 自分がそのサロンにおいて、自分のお店を持っている方もちょうどいるんですよね、10年過ぎたあたりで。 そうすると自分のやれること、そういうことを構築するときに、お客様からも今までやってなかったことをお願いされる方が増えてくる。 例えば、着付けをやれることはお客様は知っているけれども、お客様と共に成長しているので、 お客様がご結婚するときに、ぜひ支度をしてほしいというふうに言われて、 あ、そうだ、花嫁の着付けまで学校で習ったけれども、もうちょっと忘れてしまったから、もう一回学び直しができるのかという問い合わせだったり、 あとは着付けを全くやってこなかったから、今30歳過ぎて35歳とかになって、そろそろカットとかパーマとかカラーとかということではなく、 着物を扱って大人のお客様に対して、そういうレベルのメニューというのをこなせてないと広がらないなというふうに思った方というのが、 お電話をたくさんくれるようになってきたので、私としては自分のスタッフなどを一緒になって、 そういう教室を国分寺校と渋谷校でどちらでも、もう少し展開しようかなと思っているお話を自分の上司とお話をしました。 まあね、ちょっとやってみなさいっておっしゃっていただいたので、構築をしたいと思います。 これをお聞きの国際文化学園卒業生がいらっしゃったら、ちょっとお待ちくださいね。私の方で構築します。 はい、それではまた。ごきげんよう。 もっと見る #教室 #安心安全 #十二単 #着付け教室 #教室経営 #教室運営 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ06:571.チャプター 110:002.チャプター 2コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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