TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第403話 江戸の商人に学ぶ「ファン作りの極意」13:48 1月18日 111再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次江戸の商人から学ぶ顧客獲得術無料サービスで心を掴む巧妙な仕掛け注目を集める江戸流プロモーション戦略越後屋が実践した顧客心理の掴み方火事から守った商売の真の資産とは?AI文字起こし(β版) # チャプター 1 日々気づきだより佐藤美菜子です。 今日もお聞きくださりありがとうございます。 このチャンネルでは、日本文化に携わる私が気づき、感じる心の在り方を、 日々の暮らしに優しく重ねてお届けしています。 今日のトークテーマは、最近読んだ本についてなんですけれども、 本になっているものがドラマになって、 最近ちょっと、日曜日になると見ているという番組があります。 これは門川から出ている高田香さんという作家の方がお客になっている 秋内聖伝 金と銀という時代劇なんですけれども、 NHKで日曜日の朝6時10分から放送しているんですね。 ペラ棒でオイラン役をやった、小千葉風華さん、とても人気がある女優さんですけれども、 その方が主演になっているドラマなんです。 ちょうど今日ですね、今朝私も見ていてあっと思って、 この放送前に違うネタだったんですけれども、 この話題はいいなと思って、音声を取り直して今日お届けしています。 これはどんな話題だったのかというと、江戸時代の商人の知恵について、 今日はすごく勉強になることばかりの放送会だったんですよね。 今の時代にも通用する物を売るためのヒントのようなものが、今日はすごくたくさんあって、 江戸の暮らしの中にたくさん隠されていることが、自然にドラマの中に劇中に現れていたので、 今の時代に置き換えるとこんなことなんじゃないかというお話をしながら、 今日の話題に進んでいきたいと思います。 この無料で何かを提供するというところがありました。 今でいうと江戸のマーケティング戦略とでも言えるのかなと思ったんですけれども、 印象的だったのは、帯結びしなんをする。 そういう内容がありました。帯結びしなん。 私も今、帯結びしなんをしている仕事ですけれども、 他のお店で買った帯であっても、 無料で結び方を教えるというサービスをしますよと、 そういう話題があったんです。 これというのは、大阪から江戸に、 ごふくや伊洲谷さんが出展をする時のオープニング、 いわゆる開店パーティーみたいなオープニングの時に、 こういうことをしますよと見に来てくださった地域のお上さん方へ、 そういう言葉をかけているんですよね。 伊洲谷さんがとてもいい味のある演技をなさっていて、 小柴さんといい掛け合いをしているドラマなんですけれども、 最初は帯をご購入いただいた方に、 その帯を持ってきていただいて、 後日、それでいろんな帯結びを教えますと。 その時代のドラマで反映されている時代は、 江戸の女性ですから、 どちらかといえば地味な着物に地味な帯をしてやるのが 生きだという流れがあったようですけれども、 同じ地味な帯であっても、 例えば着物を変えればとか、 着物は同じでも帯を変えて結び方をいろいろにすれば 楽しめるんじゃないかという話があった。 それに対して小柴さん演じる幸さんという、 いわゆる天主なんですけれども、 その天主の方が、それだったらどなたさんでも 買った方、買わない方別に抜きにして、 どなた様でも帯結びを習いに来れますよ、 帯結びを知るためにこのお店にどうぞどうぞお越しくださいにしましょう という話がありました。 これ本当に、いわゆる無料というものの裏にある 本当の狙いは実際やっぱりあったわけで、 現代の言葉で言うと体験型マーケティングと言えるのかなと思います。 江戸時代の幸福屋さんというのは単に この単物を売る場所ではなくて、 最新のファッションを紹介する ファッションステーションのような そういうお店、テナントショップみたいな そういう位置づけで小柴さん演じる幸さんは考えたわけですよね。 無料で技術を提供するということで、 まずはお店に足を運んでもらう。 つまりこれは集客になりますよね。 そしてこの店内に素晴らしい単物を見てもらうために 来てもらわなければ認知につながりませんから。 そして入った時に このお店で買い替えになって思われるような演出をしてたんですよね。 皆さんこの種目ってお分かりでしょうか。 今はどこのごふき屋さん、どこのデパートでもあります。 帯とかそういうものを立てて描けるように 柄が分かるように描けている黒い絵工のような 小さめのあれですよね。 種目って言うんですけども、 それをまだなかった時代に いわゆるたて具屋さんのようなところに 実はオープン前なんだけれどもというふうな下りになっていくんですけども そういうふうなものを見せるものが欲しいと。 そしたらそこの店主が それだったら同じ高さではなくて 高いもの、低いもの、いろんな高さがあった方が 見た目もよろしいんじゃないかっていうアドバイスがあって それはいいですねってことで作ってもらって オープンの時にはそれに帯やいろんな短物をわーっとかけて 町の皆様にとっては帯が浮いてるよと 短物が浮いて見えるよということで またまた話題になるんですよね。 これをいわゆるロイヤリティというか そのお店の価値のようなものにつなげている 本当に損のような感じで思うけれども その後得になるような考え方っていうのが劇中でありました。 そしてその話題性がとてもあって このお店を大阪から江戸に開店するときに 開店日をあこうろう氏の内入りの日に合わせるということをしていました。 それも話題ですよね。 そして町中に手拭いを配ったりする演出があったんです。 この手拭いを配ったりするのはオープン前で オープン日とかあとはその誰がどこのお店が このお店をこの場所に開店させるかとか 誰がお上なのかっていうことは一切触れ回さずに 手拭いだけを配るいすずやの鈴の柄のついた手拭いを 町中に特に神社に奉納するという形をいっぱいとって オープン前にお店をオープンしますのでってことは 触れずにご奉納物というか奉納物という形で置くことで 町頭をする場所手拭いをする場所にさりげなく ありがたい手拭いですからかかっていて 皆さんが手拭けるときにこの手拭いは何だと 鈴の柄のついた手拭いは何だというふうに 話題にさせておくという演出もあったんですよね。 本当に江戸っ子というのは新しい物好きだったりとか 面白いことが大好きだというふうに言われています。 今でいうと今のトレンドに敏感な人たちが江戸っ子と言われていますけれども トレンドに乗る手法というのが今回のこういう演出 江戸の商人というのは小読みですとか季節の境地というのを 本当に最大限に利用していて 世間の注目を集めるのが本当に上手だったようです。 ベラボーの大河ドラマなんかでもやっぱりそういう 粋な演出というのはたくさんありました。 次の話題は次のチャプターで。 # チャプター 2 有名なエチゴヤ、エチゴヤというのは今の三越さんのことですけれども、 エチゴヤさんは当時としては画期的な家計金なし、家計値なし、現金かけ値なしという、いわゆる定価販売をしたわけです。 あとは雨の日にお店の名前の入った傘を貸し出したりとか、 そうすると街中をそこのいわゆるエチゴヤさんの広告でいっぱいにするのと同じ考え方ですよね。 どうぞどうぞお持ちになってくださいって言ってパッと開いた傘がね、そういう風なエチゴヤの名前が書いていれば、 そりゃね、お客様が歩く洗礼になってくれるわけで。 よくショップ、今で言うとショップバックってでしょうかね、紙袋を今有料にはなりましたけれども、 三越の紙袋だったらあの人三越で買い物してきたんだなって思うのと同じですよね。 あとは引き札っていわゆるチラシのようなものは浮世絵師が書いた美しいデザインのものがあったりとか、 それはもう今のカタログのような役割を果たしていたわけですよね。 なんとなく思わず誰かに話しかけたくなるような仕掛けだったり、話題になるような仕掛けというのも、 本当に江戸時代は盛んにされていて、もう今も昔も商売の基本だなという風に思いました。 そこで皆さんちょっとこういうお話聞いてますか、聞いたこともあると思いますが、 江戸の商人が家事の時にお金よりも先に持ち出したものは何でしょうか。 クイズです。 これはね、すごく必ずこういう商売、マーケティングの話をすると出てくる話題なんですけれども、 大福町ですね、今でいうと顧客名簿にあたりますでしょうか。 江戸というのは家事が多い町でしたね。 卑下子の人たちもたくさんいました。 この商人というのはこの町面に紐をつけて、 お店の裏にある井戸に投げ込んで逃げた、家事のあった場合にはと言われています。 この大福町というのは実はこんにゃくの粉でコーティングされたような特殊なものなんですね。 厚手の和紙でできています。 ですから少々水に濡れたとしても文字がにじまないで、乾かせば元通りになるというものだったんですよね。 なんでそこまでしたのかというと、本当に今も同じだと思いますけれども、 建物とか商品というのは買い直したり作り直したりできますけれども、 お客様との信頼関係の証である顧客データというものはもう一度失うと二度と取り戻せないものですよね。 特にお名前とかご住所とかどの単物をいくらほどでこの方は買っていただいたかということを、 そういうものさえ残っていれば、後で就勤に伺うこともできましたし、再開しますよというご挨拶もできたわけですよね。 もうこれは本当に徹底したリスク管理のようなもので、今で言うと。 江戸の商人というのは本当に資産がどこにあるかというのを確実に見抜いていて、 これが本当の資産、お金とかそういうことじゃなくて顧客名簿、 お客様の情報というのが一番大事だということも知っていたからすごく賑わった時代になったわけですよね。 いかがでしたでしょうか。 今朝、突然本当に違う話題にしようと思っていたんですけれども、 ちょうど朝になると、この日曜日になるとですね、 この小柴さんのドラマをつけながら朝の準備をするので、 日曜ですけどね、6時台には起きててそういうことをしているんですが、 思わず手を止めてこのドラマを見てて、 ああ、なるほど、今と同じだなと思いながら見ていました。 はい、いかがでしたでしょうか。 はい、今日も日曜日、東京はとても清々しい朝ですけれども、 皆さんも良い日曜日をお過ごしください。 ごきげんよう。 もっと見る #商い #小芝風花 #商いの心得 #最近読んだ本の話 #大福帳 #あきない世傳 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ09:181.チャプター 104:302.チャプター 2コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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