TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第406話 【聖域に物を置かない】という考え方15:09 1月23日 68再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次プロの仕事効率を上げる動線設計お客様の「聖域」を守るプロの原則作業環境と心のサインが示すもの究極の「やり直しゼロ」習得術終わりのない技術探求の喜びとはAI文字起こし(β版) # 動線は心の写し鏡 日々気づきだより佐藤美奈子です。 今日もお聞きくださりありがとうございます。 このチャンネルでは、日本文化に携わる私が、気づき感じる心の在り方を日々の暮らしに優しく重ねてお届けしています。 さて、今日の話題は、「習慣と動線」という話です。 いろんな習慣、動線があると思います。 家庭での習慣もそうですし、動線。 この場合は、例えば住居を考えたときに、 玄関からどういう動線を使って、 例えば台所に行くまでの動線だとか、 あとは水場のところに行くまでの動線だとか、 そういうことがすごく考えられた建築の仕方、設計の仕方をしている家が今、大変人気ですよね。 例えば、小さなお子様がいるご家庭では、 玄関入ってすぐのところに手洗い場所を設ける、洗面台、洗面所を設けて、 手をきれいに外から帰ってきたら洗おうねというのを習慣付けるために、 わざわざそこに足が向くように洗面所が設けられているというところがありますね。 あとは、例えば花粉症だとか、そういう症状のある方に関しては、 例えば玄関先で、これはすごく導入するにはお金がかかることかもしれませんが、 エアーで風が吹き出してきて、そこでコートについた花粉ですとか、 ほこりをふわっと払えるもののクローゼットが玄関にあるというものも見たことがあります。 玄関にそのコートをそこに置いておくと、 自然にそういう花粉ですとか、そういうものを取り払って、 次に着るときにほんとにすっきりと着れるというものを玄関先に用意している人、 または下足入れというんでしょうか、下駄箱のところがすでにウォークインクローゼット的になっていて、 お客様が入っていく玄関と家族が入る玄関と少し分けて導線を組んでいる。 お客様のところに洗面台があるのではちょっと見栄えが良くないので、 家族が入る下足のウォークインクローゼット的なところに入って、 コートを脱いだりバッグを置いたりした導線の奥に手洗い場があって、 その後キッチンを通って今に包んでいく。 お客様の方は入っていただいたらすぐ今の方に移るようになっている。 リビングに入るようになっているというような回遊できるような導線を組んでいるものもあります。 これというのは見ていて本当に思うんですよね。 私の仕事の中でもこういう導線であれば迷いはないし、 リビングに行くまでの間に本当に家に帰ってきたという感じが出る。 それが仕事に置き換えたらどうなんだろうかってとても思うんです。 私は意外とYouTubeもそうですし、SNSもそうですけれども、 部屋の間取りを紹介している動画がとても好きで、 それを見ていると、これは我が家には合うなとか、これはちょっと違うなとか、 これはお子様が小さい方向けだなとか、 あとは例えば私のような夫婦のようなそれなりの年齢になった者には 階段のある2階はいらないなとか平屋がいいなとか、 そういうふうに考えていくのがすごくワクワクするんですが、 それをワクワクしただけではなくて、 自分の仕事に置き換えた時に、こういう導線であればいいなということをすごく思うんです。 前回までのこの音声の中でプロの現場の話をしましたよね。 お聞きいただいていない方はぜひお聞きください。 例えば美しく早く、そして苦しくない着付けを届けるということが、 見た目とかかっこよさよりもまず大事ですよというお話もしました。 この高いクオリティを皆さんが生み出せる差は、 実は努力の量もそうなんですけれども、その導線にあると思っています。 それは毎日習慣化することと、どう動けばシンプルで、 どうしてもお客様に対してバタバタしない技術ができるのかというものがあって初めて、 仕上がりも美しくなるという考え方です。 技術がどうしても伸び悩んでしまう人、一流として選ばれ続けたいと願っている人、 そういうところというのは、次からお話しする言葉の中に何か響くものがあれば大変嬉しいです。 例えば、前回のお話ししたときに、受講生さんからLINEをいただいたり、 会った受講生さんに言われたときの中で、 疲れは乱れた作業場に出るというお話をした言葉が、 本当そうですよねって、自分で何を準備しているのか、 準備しながらも疲れちゃうというような状況があって、 すごくよく分かりましたというご意見をすごくいただきました。 これは心のサインなんですね。 その基本的な考え方というのは、一箇所に集約をするということです。 お客様の周りに分散させないで、一箇所に集約するということをまずしてみてください。 例えば、皆さん、着付けをなさる方は、このようになっていませんでしょうか。 例えば、デスクワークの方の自分のデスクを見たときに、 どうでしょうか、あっちにもこっちにも、 例えばペンが、あそこにもペンタテにもあって、 引き出しにもあって、右にも左にもペンがあるような状況になっていないでしょうか。 そこをとにかく一箇所に集約するという、本当に基本的なことですけれども、 なかなかそこができていない方が多いですね。 使い勝手だけで、このデスクですとか、 あとはお客様の四方に、もう東西南北、四方に道具を広げてはいませんでしょうか。 例えば、考え方としては、お客様の正面というのは、 お客様だけの正域というか領域なんですね。 これは美容室のサロン内でも言えることです。 鏡があって、セット面と言われる面がありますね。 そして、お客様が座っていらっしゃる椅子がある。 そこの間というのは、お客様がその真上を見た天井まで、 本当にそこがお客様が押し払いいただく、 土地代もかかっているぐらいの正域なんですね。 ですから、お客様の前に入り込む時には、 失礼しますと言いながら入っていらっしゃると思うんです。 例えば、前髪をカットする時とか、お客様の膝に膝掛けをかける時も、 ちょっと前に踏み込みますよね。 その時は、失礼いたしますと言うはずです。 何も言わずにやるということはないはずです。 何も言わずにやっていたら、そこは一言言うようにしてください。 鏡に映る場所に、場所の前にいろんなものを置いていませんでしょうか。 置いていいのはお客様の私物だけです。 ご自身の持ち主が、例えばお客様の持ち物が目の届くところにあるからこそ、 お客様は一番安心なさるので、 そういうものはご自身のお客様の前に置くということがとても肝心ですけれども、 私たちの道具とか、お客様からお預かりした着物とか帯とか、 そういうものを前面に置いていませんでしょうか。 よくそういうことを置いていらっしゃる方に、 この位置は後ろにしましょうと言った時に、 こちらの方が取りやすいので、という返事が返ってくることがあるんですよね。 それは私とその方の関係性がまだまだ浅い方に多いんですけれども、 そういう場合には、やっぱりこの領域の話をします。 お客様とお客様の姿を映し出す鏡の間は、すっきりと美しくしているべきなんですね。 これから着付けるお客様も、自分の道具も、 全てがお客様の後方一箇所に美しくまとめることというのが一番有効的です。 この一箇所から動かない一箇所に集めるという考え方というものを、 自分の中に入れていただいて、胸のない動きと凛としたプロの空気感を作ってみてください。 さらに、こういうふうに考えてみた方がいいのではないかなという言葉は、 次のチャプターでご紹介いたします。 # 修正はしてもやり直しをしない学び方 先日からいろいろ格言のような、格言と言えるかどうかあれですけれども、 佐藤が考えている言葉を格言風に言うとこうではないかなというのをまとめるのが楽しくてまとめているんですね。 その方が伝わりやすさもあってご紹介をしています。 一つはですね、技術的なことです。 研究はしてもノウハウコレクターにはならないと決める。 研究はね、どんどんしていただいていいです。実験もどんどんしていただいていいです。 ご自身のところでやるのも良し、私のところでやって、私の意見を問うのも良いです。 いいんですけれども、あれやこれやとコレクターのように溜めて、結局どれが正解?というような質問が一番私も困るんですよね。 なぜかというと、どれも正解でありどれも正解じゃない場合があるからです。 なぜならお客様は10人いたら10人、全然別だからですよね。 だからコレクターにはならないでください。 コレが良いということを自分が感じるまで研究するのはどんどんやってください。 そしてもう一つ、修正はしてもやり直しをしないということです。 やり直すということはもう自分の辞書の中にはないぐらいのつもりでいてください。 やり直せないんだったらちょっと難しいなって思わないでくださいね。 なぜかというと日頃の練習をやり直さなくてもいい状態にするための練習だと思っていれば良いだけです。 皆さん、これ失敗したらもう一回やり直しますってよくおっしゃる方もいるんですけれども、いやいやそうではなくて、 ちょっとした修正で何とかなるものですし、何とかなるように日頃から練習しておくということが大事です。 特に十二単位などの絵問答に関してはやり直し、修正も実はありません。 これは本当に面白い、この絹の良さなんですけれども、私がやはり最初の頃学んだのは、 修正はするなと、直すなと、直さなくてもこのお方様が歩き出したら、 そのお方様の体に沿って絹字というものは馴染んでいくものだからと言われました。 本当にやっていくとまさにそうなんですよね。 私がああだこうだ、あっちがかっこいい、こっちがいいと思ってやっていたとしても、ベースになっているのはその方の体のラインですから、 その体のラインにそぐうようになるには、その方が動いてからやっとそぐうようになっていく。 私たちがつけるのは、その動くときにとても動きやすくしてあげるだけであって、ガチガチに固めるわけではないということですね。 そして最後、技術の向上はしても自己満足はしないということです。 技術の向上はどんどんしてください。 本当に執着点なんてないですね。 考え方によっては、どんどん死ぬまで勉強、でも死ぬまで勉強しなきゃいけないのかって、 よく思う方もいる、先が見えないというのが不安だという方もいます。 けれども私は先が見えちゃうことと、これで勉強が終わりと言われることが一番私は怖いです。 嫌です。 学ぶべきことがもっともっとある。 それをワクワク感じられるようになることと、 あとは何か先が見えてしまうということは安心かもしれませんけど、 見えてしまったら残念ではありませんか、逆に。 見えないところを見えるように模索していくということがなんとなく生きているという実感が私はあります。 今年の春、早くて4月、5月連休明けにはと思っていますが、新しいクラスを考えています。 これは今まで着付けを習ってくださっている方々、すべての方へご提供するものです。 この動線ですとか心の在り方を整えることで、 皆さんの技術を努力から無意識の習慣へと変えていく方法を具体的にお伝えするクラスです。 もちろんリアルの講習もありますけれども、心を整えることを私から伝える。 そしてこの声だけではなくて、私そのものが動画などで出て皆様にお伝えするというものを今整え始めていますので、 ぜひお楽しみになさってください。 そのご連絡がすぐ届くようなご案内はもう少しお待ちくださいね。 皆様にお知らせを後日させていただきます。 それでは今日は金曜日週末です。 土日に向けて今日一日頑張ろう。 私も今日は問答の講習やまた十二単位の体験の方がいらっしゃるので、楽しくそしてお客様を美しく整える一日にしたいと思います。 それではごきげんよう。 もっと見る #習慣 #動線 #導線 #導線設計 #習慣づけ #美しい導線 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ09:341.動線は心の写し鏡05:352.修正はしてもやり直しをしない学び方コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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第646話 【月やあらぬ…】同時に見られる唯一のもの 11分・9月27日・ 85再生AI目次源氏物語に登場する「月」の役割とは?隔たった者同士を結ぶ唯一の「月」成平の歌にみる変わらぬ月と移ろう心着物と技が繋ぐ時空を超えた絆千年前の装束に触れることで得る一体感
第645話 【御萩】と【牡丹餅】 9分・9月26日・ 60再生AI目次おはぎとぼたもち、季節で変わる呼称の謎同じ食べ物に異なる名を贈る日本文化合理性だけではない呼び分けの深い意味文道の現場に見る所作と心持ちの変化二つの名前が伝える季節と心の移ろい