TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第423話 三方よしの動線で【ストレスない設計】へ08:25 2月12日 48再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次着物撮影でストレス解消の秘訣30年前の着物管理が招く課題60枚の着物を「イベント」化する撮影術プロによる一気撮りで実現する未来動線設計が最高のストレス解消法?AI文字起こし(β版) # チャプター 1 日西気づきだより佐藤美菜子です。 今日もお聞きくださりありがとうございます。 このチャンネルでは、日本文化に携わる私が気づき感じる心の在り方を、日々の暮らしに優しく重ねてお届けしています。 さて、今日のVoicyのテーマは、私のストレス解消です。 この内容は、世の中的には仕事から離れるということとか、あとは人間関係のコツというのが語られがちなテーマですけれども、私の場合はちょっと違います。 今日はですね、先日私が立ち会った着物の撮影という、それも60枚の着物の撮影という、一見ハードな現場ではありますけれども、私がどうストレスを解消してきたか、着物を撮影することで何でストレス解消なのかということなんですが、そのお話をしたいと思います。 先日ですね、あるサロンさんのカタログ向けの撮影に立ち会いました。 この撮影は実は私からの提案なんですけれども、オーナー様が長年抱えていたあるストレスがあったんですね。 ずっとそれを聞いていたんですよね。やっぱりそれを解消するというかスムーズにいくにはまずはこれだろうということで提案したのが今回の撮影です。 着物部門を支えるベテランの女性たちが実はいて、そのベテランの女性たちが守ってきた持っていき方というか導線があるんですよね。 それは私にとってはもう30年前のやり方なんです。管理方法。 ベテランの女性たちというのはもちろんオーナーや私よりも年上の女性の方々です。 その方々の場合はどういう現状だったかというと画質がちょっと悪い写真を紙焼きして、皆さんご存知でしょうかね。 昔懐かしいポケットアルバムってありましたでしょ。現像に出すと、昔はフィルムでしたから現像に出すとポケットが見開きで4枚紙焼きした写真が入るというのをよくいただけたり買ったりもできる。 本当に100円200円単位で買える。それにその女性たちは入れて、それをお客様にも見せていたんですね。 いろんな着物の小物というのは中身の見えない箱にマジック書きで表面に何が入っているというのを書いて積み上げていて、その方たちがいないと何がどこにあるのかわからないという状況。 これよくありがちじゃないでしょうか。オーナー様の願いというのは、もっと体裁よくお客様にスマートに提示したい。体裁よくスマートにというのはポイントですよね。その思いを形にするためにまずは撮影から始めるということをご提案をしました。 撮影するのはですね、今回は60枚、64枚くらいだったかな。他にももっと撮影するべきものはあるんですけれども、まずはお振袖がそのくらいあったので60枚、それを引きで全体を撮るのと、 よりでその模様の特徴的なものを撮って、畳んで、多筒子に包んで収納するというところまでを一気にやりました。普通に考えれば気が遠くなるような作業ですけれども、大事なのはこれは一気にやるということなんですよね。 今回はプロカメラマンである私の主人に撮影をお願いしました。和装にとても彼は慣れているということと、男性なんですけどね、男性であってもっと言うとちょっと語弊がありますが、各部の名称とか美しいシルエットはどうあるべきかとか、着物の見どころを瞬時に理解してくれるのは私がわかっているので、 これが共通言語としてお互いあるので、安心してレンズのところだけにいてもらったんですよね。4名の女性スタッフとカメラマンという感じです。私も含めて4名かな。 4名ですね。私がしていたのは、ただ指示をするというだけではなくて、この柄にはこういう意味があるということと、この着物にはこの髪型が合うとか、このサイズだったらこのぐらいの背格好の人がぴったりだとか、それは本当に今までの経験で、見ただけで大体サイズが適中できるので、私の視点を共有しながら、 一番いいのは、まるでみんなで着物を選んでいるような、私たちが着物を選んで楽しんでいるような、すごいワクワクするイベントとしてこの作業を進めたという点です。そこもすごく大事。一気にやるということと、作業として考えないということですね。 そして、プロが撮った美しい素材というものがあれば、SNSとかカタログで、その着物の背景にある物語だとか、オーナーが選んだ時の思いというのを伝えることができるんですね。まず素材がないとダメなんですよね。 一気にやることの意味というのは、こういう時はプロの意見を入れながら一気にやる。ここまでで次回というものはないとして考えた方がいいです。 皆さんそれぞれのプロの感覚で気持ちが入っていますからね、この気持ちを別々に持っていくのはほぼ無理だと思った方がいいですね。無理というよりも、燃えている時に一気にやっちゃうという方が一番いいものができます。 SNSで伝えるというのは物ではなくて、その着物をまとった時の全く未来のイメージがお客様につくかどうかということ、そのためにはやっぱり素材は美しくなければいけないということなんですよね。 スタッフが扱いやすくて管理がしやすいということ、それは結果的にお客様にとってもわかりやすくて選びやすいということにつながるわけです。 今回行った誰かのための動線、今回はオーナーのための動線をパズルのように組み立てていって、そしてちょっとワクワクする、未来を想像しながら手を動かすということが、それこそが私にとっての最高のストレス解消なんですよね。 皆さんも目の前の課題をすごく作業ということではなくて、少し先の誰かの笑顔だとか、少し先の誰かの未来がすごく明るくなるようなことを想像する、ちょっとしたイベントにして作業を置き換えてみる、書き換えてみるというのはどうでしょうかね。 今日は私のストレス解消ということで、ある作業に立ち会ったというところのお話をしました。皆様ご機嫌よう。 もっと見る #三方よし #動線 #私のストレス解消 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ08:251.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
第653話 平安の一生【五十日の祝】 16分・昨日・ 46再生AI目次平安「五十日の祝い」の真実餅が示す赤ん坊の未来とは?紫式部日記にも登場する祝宴現代の「育成」に通じる先見性儀式が固める大人の「覚悟」
第652話 【水始涸】元へ戻し静かに閉じていく 13分・一昨日・ 41再生AI目次「水初めて枯るる」七十二候の異質さ光を映す田んぼ、土色への回帰華やかさの後に続く「下ろす」仕事「終える」ことの真の意味、次への接続華やかではない「終わりの施策」の価値
第651話 神無月〜離れることは見放すことではない 10分・10月2日・ 66再生AI目次「神無月」の名の由来とその背景「神様のお留守」が教える支えとは教える立場で気づいた師の言葉の重み人の成長を促す「待つ心」の重要性「離れる」がもたらす自立と内なる力
第650話 衣を整え、季節を迎える 11分・10月1日・ 68再生AI目次平安貴族の衣替え:住まいも変える五感で楽しむ平安の季節の移ろい「更衣」に込められた二つの意味とは?衣が導く心と体の季節への準備衣替えで心と暮らしを整える秘訣
第649話 長月に思う〜急がずに向き合う時間 10分・9月30日・ 82再生AI目次長月が秘める意味と夜の過ごし方時間の長さに潜む大切な気づき手間をかける仕事が教えるもの効率化の中で守るべき手間とは長月に考える丁寧な時間の使い方
第648話 言葉を知ると、見えるものが変わる 9分・9月29日・ 70再生AI目次秋の情景を彩る微妙な言葉の数々曖昧な感覚が明確になる言葉の力「なんとなく違う」が「違い」に変わる瞬間技術習得に不可欠な言葉と観察眼の連携言葉で育む感性と世界を深める知覚
第647話 蟄虫坏戸 — また戻れる場所であるために 9分・9月28日・ 68再生AI目次巡る季節に宿る穏やかな眼差し稽古場を「休む」ことの真意鍵をかけずに待つ教える側の心休止期間に育つ見えない学びの力戸を閉じても歩み続ける人生の道
第646話 【月やあらぬ…】同時に見られる唯一のもの 11分・9月27日・ 85再生AI目次源氏物語に登場する「月」の役割とは?隔たった者同士を結ぶ唯一の「月」成平の歌にみる変わらぬ月と移ろう心着物と技が繋ぐ時空を超えた絆千年前の装束に触れることで得る一体感
第645話 【御萩】と【牡丹餅】 9分・9月26日・ 60再生AI目次おはぎとぼたもち、季節で変わる呼称の謎同じ食べ物に異なる名を贈る日本文化合理性だけではない呼び分けの深い意味文道の現場に見る所作と心持ちの変化二つの名前が伝える季節と心の移ろい