TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第596話 《型》が翼になる17:03 8月8日 88再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次映画『マイケル』が伝える核心父の厳しさ vs 母の無条件の愛型の中で見つけた自分らしさの表現批評家と観客、評価が異なる深層与えられた型が翼となる瞬間とはAI文字起こし(β版) # チャプター 1 日々気づきだより佐藤美奈子です。 今日もお聞きいただきありがとうございます。 このチャンネルでは、エモン道や日本文化の学びを通して感じた 心の在り方や人との向き合い方を 仕事や暮らしに優しく重ねてお届けしています。 今日は、映画の話というテーマです。 1本の映画の話をさせてください。 皆さん、ご覧になりましたでしょうか。 マイケル・ジャクソンの繁盛を描いた マイケルという作品です。 マイケル・ジャクソンという名前をご存じない方は 私の世代だったら特に知っている方は多くて もうちょっと上の方もそうですね。 お若い方は、それでもダンスの上手い方とか スリラーというのを聞いたことがあるとか ムーンウォークができる人だとか そういう風に、どなたの記憶にも何か断片が残っていたり すごく鮮やかにその記憶がある方もいらっしゃると思います。 けれども、では何がどうすごかったのかと尋ねられると 意外と言葉に詰まってしまう。 私自身がちょっとそうだったんですよね。 もちろん、マイケル・ジャクソンは好きですし ついつい口ずさんでしまうことだってある。 たまたま、やっぱりここのところ 主人と映画を見に行く。 映画館が家からとても近いので 歩いて行ける距離に映画館があるので せっかくだからテレビで見れるようになる前に やっぱり大きな大画面で見たいなと思って 話題にもなっていた主役の方が 血の通ったというか、親族がなさるということで 見に行ったわけです。 ご覧になった方もまだの方もいらっしゃると思いますので 物語の結末には触れずに お話をしてみたいと思います。 # チャプター 2 まず、映画を見て一番心に残ったのは、きらびやかなステージの場面がいっぱいではない映画だったということですね。 心に残ったのは、与えられた肩の中で、人はどうやって自分自身の表現を見つけていくのかというテーマがあったように私は感じました。 なぜそう感じたのか、この映画の背景にあるのが、父と子の物語だったからです。 少し作品の紹介をさせていただくと、監督はトレーニングデイだとかイコライザーなどのシリーズのアントワン・フークは監督、 制作がボヘミアン・ラプソディを手掛けたグレアム・キングさん、 そして、脚本はグラディエーターなどの作品で有名なジョン・ローガンさんです。 早々たるスタッフなわけですね。 そして、マイケルを演じるのが、実の老いっ子にあたるジェファー・ジャクソンさんだったわけです。 これが映画デビューだった。 そう後から聞いたんですけども、堂々たる演技で素晴らしいなと思いました。 血の繋がった方が演じるということで、画面の空気も変わりますよね。 多分これは映画の映像の効果を考えていたと思うんですけど、 一瞬マイケルの本当の顔になったり、ジェファーさんの顔になったり、 上手く画像を加工して作っていたので、一瞬あれ?って思わせる画面もありました。 描かれているのは1960年代のジャクソンファイブというマイケル・ジャクソンが一番末っ子ですね。 ジャクソンの兄弟グループに加わった頃から1980年代後半までの描かれていたシーンでした。 劇中で使われている楽曲が全部で27曲です。 本当に懐かしい曲ばかり並んで、なんとなくミュージカルを見ているような感じもありました。 次々と記憶が呼び起こされてきて、とても楽しかったです。 けれども、その華やかさの隣にずっと立っているのがお父さん、ジョセフなんですね。 製鉄所で働いていたジョセフさんというのは、人生は勝つか負けるかだと言い切るような人だったわけです。 幼い息子たちにそれはもうそれはそれは厳しいレッスンを課すんですね。 確かにマイケルの才能を最初に見つけたのはこのお父さんなわけですけれども、 やっぱり見極める力がなければ、世界はマイケル・ジャクソンを知らなかったかもしれない、 そういうことを考えるとお父さんの力は大だったわけですが、 それと同時に、お父さんの厳しさというのは子供の心にずっと影を落としてしまうということになってしまいます。 それだけ厳しかったわけですよね。 大人になって世界的なスターになってからも、その圧というのはついて回ってしまう。 見ていて、こちらの方までこういうお父さんだったんだなという噂には聞いていたけれども、 こういう感じなんだという、私にも圧がくるような感じで見ていました。 そしてこのやはり息苦しさの中から彼を支えたのがお母さん、キャサリンさんの存在。 成果を出してから愛されるのではなくて、ただそこにいるだけで大丈夫だと伝え続ける存在がそのお母さんです。 批判されることでしか自分を確かめられなくなった人にとって、 この無条件の愛、息子のことをとにかく一途に守る、愛するということがどれだけ重要なのかというものも、 ちょうどお父さんの厳しさとお母さんの愛という対比的な画面を見ながら、いろいろと考えさせられる場面も多くありました。 そしてもう一人大きな出会いがあります。 もう名名名プロデューサーのクイシー・ジョーンズさんです。有名な方です。 ここから少年は言われた通りに歌う子から、自分で世界を作る人へ変わっていくわけです。 やはり出会いというのはすごいですね。マイケルが引き寄せたものだとは思いますけれども。 この作品実はですね、この評価がきれいに分かれているらしいんですよ。いろいろ調べると。 この映画の批評家たちからは、あんまり良い評判を受けていないようなんですよね。 書き方があまりにも美化されすぎているという批判が多く出たんだそうです。 一方で観客の反応は全く違っていて、世界での興行収入は10億ドルを超えて、電気映画としては史上初の記録になったそうです。 日本でも公開して最初の週末の3日間で、興行収入が10億9千万ドルだそうです。すごいですね。調べてみたらそうでした。 私も比較的公開してすぐに行ったので、この人気にあやかろうと思ったら、その映画を見に行ったんですけれども。 その批評家の方と、また一般の私たち視聴者との温度差というものがとても興味深く思えたんですよね。 例えばこの批評する人、批評家とか、批評そのものは作品を正しさで測る感じがあるんですけれども、 観客というのは作品を自分の記憶で受け取る、そんな感じしませんか。 あの時代こういうのあったなぁとか、スリラーの映画のプロモーションというか作っている過程も出るんですけど、 こんな風に作っているのかというのをすごく思いを巡らしながら私も見たんですけれども、 どちらが正解ということではなくて、人が何かを受け取る時には必ずその人の人生が混ざり合う、そんな感じを改めてこの映画を見ながら思いました。 これは私たちの仕事にもとても通じるところがあるように思うんですよね。 正しく作られたものが必ずしも人の心を動かすとは限らない。 反対に荒さが残っていてもなぜか忘れられない、なぜか離れられないとか、なぜか愛着が湧くとか、そういうことってありますよね。荒削りでも。 ですから評価が割れたと聞いたとしても、それは作品の価値が下がったということではないのかなと思います。 むしろ多くの人の心に何か揺さぶるものがあったという証なのではないかなと感じます。 さて、この映画から私が持ち帰ったのは冒頭に言った型の話なんです。 マイケル少年に与えられたのは父が決めた型だったんですよね。 立ち位置とか歌い方も練習の量も全部型がありました。 自分で選んだものではないんですよね。 それでも彼はその型の中で立ち続けたんです。 そしてある時から型の内側で自分だけの間合いを見つけ始める。 同じ振付でも指の先の残し方が違うだとか、同じ歌詞でも息の置き方が違うとか、止まるべきところでほんの半拍だけ長く止まるだとか、 小さな差が積み重なってやがて誰にも真似できないような表現になっていったわけです。 面白いのは型を捨てたわけではないというところですね。 与えられたものを土台にしたまま、その上に自分を乗せていった。 いわゆる反発ではなくて、深くしていったというんでしょうかね。 反発してけぎらいしてというわけではなくて、もっともっと自分で深い位置に入っていった。 その土台の上に上がるというよりも、深いところに入り込むと逆に表面の型以上のものが見えてくるというか。 ちょっと表現難しいですけれど。 続きは次のチャプターに行きます。 # チャプター 3 肩は縛るものにもなりますが、その肩があるおかげで、その肩が翼になることもある。 その分かれ目というのは、肩をどれだけ自分のそばに引き寄せられたのかな、ということではないかと思います。 エモン道の世界も肩の話をよくしますが、小賊の着装には千年をかけて磨かれた手順があります。 順番も指の運びも決まっているわけです。 最初はただそれを学んで従ってというか、そういうことだけで精一杯なわけですよね。 けれども繰り返すうちに、その手順が自分の呼吸と重なる瞬間というのが絶対に訪れます。 これはその代わり、真摯に向き合った肩だけです。 ただただやりたいだけよりも、やっぱり自分の深いところに両足を入れた肩が、やっぱりそういうふうなことと重なってくるなという瞬間が訪れてくるものだと思っています。 そのとき初めて肩というものは自分のものになります。 その自分がやる所在にその人らしさが宿り始めるのもこういう時期です。 私たちの毎日にもたくさんの肩がありますね。 仕事の進め方だとか、家庭での役割とか、若い頃に誰かから受け取った価値観もこの肩とも言えるかもしれません。 窮屈だなと感じることもきっとあるかと思います。 例えば中には自分で選んだ覚えのないものも、なんで今やっているのかなと思いながらやっていることもあるかもしれませんよね。 でもその肩をすぐに壊す必要はないのかなと思います。 壊すことだけが自由になる方法ではないからです。 まずはその肩の中でほんの少しだけ自分の間合いを置いてみる。 同じ手順でも今日は少しゆっくりやってみる。 あとは同じ言葉でも今日は少し優しく言ってみる。 強く言ってみる。 あとは温かみを帯びた言い方で話してみるとか。 いつも通りの道を一本だけ変えてみるとか、そういうことでもいいですよね。 その小さな差の積み重ねがいつの間にかその人らしさになっていくのかなと思います。 そして年齢を重ねるということはどうしても肩が増えていくことにもなりますよね。 若い頃よりも守るものも担うものも多くなります。 あの方この方いっぱい抱えている方多いかなと思います。 けれど同時に肩を自分のそばに引き寄せる時間もそれだけ長く持っているということです。 ここまで積み重ねてきたものは決して重荷だけではありません。 今日あなたが立っている方はどんな方でしょうか。 その中でご自身の間合いはどのあたりに置かれているでしょうか。 もしまだご覧になっていない方はぜひ大きなスクリーンでこのマイケルの映画をご覧になってみてください。 肩が小さい頃、肩にはめられていた彼がどのようにして進歩していったか。 どうしても厳しいお父さんの方に何かあんなお父さんなんてっていう批判が出そうな感じですけれども よくよく考えてみるとやはり才能を見出すためにはまずはしっかりとした肩を得られたことで それが翼になってマイケルジャクソンは素晴らしい大スターになっていったのではないかなと思わせてくれる映画でした。 できれば音の良い劇場をお勧めしたい一本です。 なかなかいいマイケルジャクソンの曲が好きな方であればノリノリの作品なのでぜひ見てください。 同じ映画でも受け取るものっていうのは一人一人違うと思いますので、もしご覧になった方がいればぜひご感想を教えてくださいね。 今日は映画マイケルから肩と自分らしさのお話をお届けしました。 今日もお聞きいただきありがとうございました。また次回もお付き合いいただけたら嬉しいです。 それではまたごきげんよう。 もっと見る #マイケルジャクソン #心の整え方 #映画の話 #型と自分らしさ 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ02:171.チャプター 109:482.チャプター 204:593.チャプター 3コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 加藤歌奈子8月9日見に行きました🥰私はマイケルの大ファンなので、マイケルに再会できた嬉しさとマイケルはもういないんだという寂しさで泣いて見ました😭先生の考察を伺って、少し冷静な視点でもう1度見に行きたくなりました🥰1返信 さとうみなこ8月11日その日、その時の状況によって、映画は何度でも観る価値がありますね!1
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私はマイケルの大ファンなので、マイケルに再会できた嬉しさとマイケルはもういないんだという寂しさで泣いて見ました😭
先生の考察を伺って、少し冷静な視点でもう1度見に行きたくなりました🥰