TOPライフスタイルヘルスケア・ダイエット小谷祐樹とICU人に頼ることの大切さ15:54 7月22日 74再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次人を頼れない苦悩の原点頼るべき仕事とそうでないもの完璧主義がもたらす窮屈さ互いに活かし合う分業の極意「人に頼る」仕組み化の鍵とはAI文字起こし(β版) # チャプター 1 こんにちは。集中治療院の小谷幸です。 さてさて、今日も暑いわけですけれど、 今日は、人を頼ることの大切さというのが、 Voicyのトークテーマなので、 ちょっとそれについてお話ししてみようと思います。 皆さんどうですか? 人に頼ること、どう思います? 例えば、ご自身が辞任として、 人を頼ることに対してどう思うか。 得意だったり、苦手だな、気使っちゃうな、 ちょっと頼りすぎてるかもな、とか、 いろんなタイプの方がいらっしゃるんじゃないかなと思います。 僕自身はね、全然頼ることができなかったんですよね。 びっくりするができませんでしたね。 どちらかというと、全部自分でやらなきゃいけない。 自分のことは100%自分で管理しなきゃいけないって、 強く思っていたんですね。 本当に強く思ってました。 これは当然因縁もたくさんあったと思います。 人の手を借りずに自分で成し遂げるんだっていう、 成し遂げるんだっていうすごい強い思い、 ある種の情熱、熱意みたいなものに 繋がっていたんじゃないかなというふうに思っています。 ただ一方でですね、やっぱりちょっと窮屈になってきちゃうんですよね。 つまりは、自分もそうだから。 自分はこんなに頑張っているのに、どうしてあいつはやらないんだ。 どうして、なんだったらあいつの分まで 自分が尻拭いしないといけない役になるんだ、 ということになってくる。 やっぱり対等じゃない感じがしちゃうんですね。 自分が頑張って、例えば期限内に仕事を終わらせているのに、 あいつは平気で期限を無視してきやがるとかね。 自分はここまでちゃんと進めているのに、 そこから先をあいつがやらないみたいな。 そういう思考にどうしても傾きがちなんじゃないかなというふうに思います。 でも、なんでそう思っちゃうんだろうってそこで 一個立ち止まった時にですね、 多分、自分にとってそれは嫌なことだからですよね。 嫌なことなのに我慢してやってやってんだぞってことじゃないですか。 だって自分がとっても楽しいことだったら 人の分までやるの全然苦じゃないですよね。 例えばですよ。 僕がショートケーキ、いちごのショートケーキを頼みました。 うちの妻がチーズケーキを頼みました。 チーズケーキ、ちょっともうお腹いっぱいだから残しちゃっていい?みたいな。 あなた食べてって言われた時に、 なんで俺は我慢してショートケーキを一個丸々なんとかやっと食べ切ったのに まだこいつチーズケーキ食えって言ってくるんだって思わないですよね。 いやこれね、ちょっと例えが今どうなんだろうって思ってますけど、 いや、なんかそういうことなんじゃないかなって思うんです。 え、いいの?ってなっちゃうわけです、僕なんか。 チーズケーキも食べちゃっていいの?みたいな感じ。 それってだって嬉しいことだからですよね。 で、うちの妻も、じゃあ、 なんていうの? チーズケーキを食べなければいけないという空気から逃れたくて、 めんどくさいから押し付けてやろう、こいつ多分食べるから。 って思ってるわけじゃないですよね。 完全にもうお腹いっぱいはいらないから、 もし食べたかったら食べて、いらなかったら残すけどっていう、 それだけのことじゃないですか。 これだったらうんうん食べるともなるわけですよね。 なのに仕事ってなった瞬間そうなれてない。 やっぱりそれって、 その仕事から本当は逃れたい、本当はやりたくないみたいな気持ちがあるからなんだろうなって思うんです。 なのでここでいくつか思うことがありますよね。 例えば一つの解決策としては、 そんな頑張ってやらなきゃいいじゃんって話ですね。 無理してるんですよ。 無理してるからきつくなってくる。 無理せずにもうこの辺で終えます。 例えばそれは期限を伸ばすということですよね。 1ヶ月で100の仕事をやるのが辛いんだったら、 別に3ヶ月かけてゆっくり、 月に30いくつずつ進めてもいいよってなったら心のゆとりもできるかもしれないし、 負荷がかからないかもしれない。 3ヶ月にしていいよって言ったら130やるのだって別に辛くないかもしれない。 そういうことだと思うんです。 仕事量を減らす。 ないしは時間当たりの仕事量を減らす。 それによってその供液を短期間に高密度でやらなきゃいけないという状況を回避する。 っていうのが一つのソリューションですよね。 もう一つは渡すってことですよね。 誰かに渡す。 つまり、自分がさっきのケーキの例で言うと、 ケーキの例を引っ張って申し訳ないですけど、 ケーキの例で言うとね、 ケーキ食べるの好きなわけじゃないですか。 好きだったら別に変な話いくらでも食べられちゃうわけですよね。 けどそれがすごく自分が苦手なものだったらちょっと辛いですよね。 そういうことだと思うんです。 じゃあ苦手なものどうするのと。 なんかこう消化道弁当みたいなね。 幕の内弁当か。 幕の内弁当みたいなの出てきて、 まあ自分の目の前にね、 9つぐらいの食材が並んでますと。 そうすると1個ぐらいやっぱりちょっと苦手だなっていうものが入ってるかもしれない。 僕とか例えばカリフラワーあんまり好きじゃないんですけど、 カリフラワーとか大にして付け合わせとか入ってますよね。 別に食べれるんだけど、 別に食べなくていいんだったら食べなくてもいいなみたいなことがあったときに、 例えばカリフラワー大好きな方がいたらね、 その方にあげちゃえばいいわけですよ。 本当そんなことだと思うんです。 なので仕事でも、 例えば自分がどんどんどんどん好きでやりたいような仕事であれば、 別にパスしなくてもいいですよね。 誰かに渡さなくてもいい。 でも自分にとってあんまり得意じゃなかったり、 自分にとってはある種の苦行みたいになるものであったら、 それを逆に好んで楽にどんどん進められる人にお願いするっていうのは、 非常に効率的というか合理的ですよね。 これが頼るってことなんじゃないかなって思いますね。 つまり自分一人ではちょっと難しいもの、解決できないもの、 それは例えば自分の知識が足りないかもしれないし、 スキルが足りないかもしれないし、 経験値が足りないかもしれない。 いくつかのそういった可能性があるにしても、 とにかく自分一人でなかなか解決、解消まで持っていくのが難しい課題に関して、 誰かに渡しちゃう。 できることなら、それはその人にとって、渡す先、渡す相手にとって、 あんまり苦じゃないものになればいいなっていうのをすごい思いますね。 実際やっぱり僕も、いわゆるどっちかというと、 完璧主義みたいな感じだったんだと思うんですよね。 ここまでやって当然だ。 自分の常識から考えてこうやって当然だみたいな、 自分の常識とか思考の枠組みを相手にも強制したり、 強要したりしちゃうみたいなのがしばしばあったんですよ。 それがやっぱり自分としては非常に、 結果自分を窮屈にしちゃってたんだと思うんですよね。 相手にも要求するからには自分もちゃんとしてないといけない。 それがどんどんどんどん行き過ぎちゃうと窮屈になっていくっていう、 そういうループに自分自身を落としめてしまってたんじゃないかなというふうに思います。 やっぱりそういうものが通用しないというかね。 自分だけでは解決できないような課題とかに遭遇したときに苦しんで苦しんで、 でもようやく誰かに指摘されて気づくみたいなのが自分の場合はありましたね。 # チャプター 2 例えば自分が達節研究の代表者をしたことがあるんですけれど、 その時にちょうどデータ集めの頃にですね、ちょうどコロナが来ちゃって、データ集め全然進まない。 で、期限守れない。当たり前ですよね。緊急事態が生じているわけですよ。 研究なんかやってる場合じゃないわけです。 そうした時にも、でもやっぱりこの人たち期限守ってくれないなぁなんて思いが、 やっぱり自分のどこかでは頭を持たれてるんですよね。 で、でもどうしようもないわけですよ。 でも自分はこうやって頑張ってきたのに、みたいな思いにやっぱり絡め取られちゃう。 自分を追い詰めちゃう。かえってね。 みたいなことは結構僕自身もあったんです。 なんで、その時にですね、妻にすごく言われたのは、 いや、あんたはそうかもしれないけれど、 普通臨床というか診療、仕事の負荷が高くなっている時に、 仕事でもない研究にエネルギーを割いて、 与えられた期限もぴったり守ってやっていこうって思う人なんてほとんどいないからね。 それはあなたの基準を他の人に与えられちゃダメだよってすごく言われました。 ようやくハッと気づいたって感じですね。 もう一つはやっぱり留学中ですよね。 向こうの行っていた教室には、例えば生物統計家がいたり、 スタディーコーディネーターがいたり、非常に分業が進んでいました。 分業が進んでいるとですね、 その分業のところをあえて越境して、 自分の範囲を超えてまで仕事しようってする人はほとんどいません。 これは今、誰々がボールを持っているんだから、 その人からボールを返ってくるまではその人の仕事だよ。 そこはある種、お互いに楽しようとしているといえばそうなると思います。 でも楽しようとしているの裏側には、 相手への一定のリスペクトだったり、ある種の信頼感があるってことですよね。 これはあの人が専門にやっている分野のことだから、 あの人がそのままやるのが一番いい。 チームにとってもいい成果につながるはずだと信じているってことだと思うんです。 なので、自分はここまでやっているのに、 自分は苦手でもここまでやっているのに、なんていうものから、 みんなが解放されているんですよね。 みんなが解放されている結果、 その時々での、ある種の適材適所というか、 得意な人が得意なことをやり進めていく。 それによって最終的にチームとしては、 最も機能的に、効率的に物事が進んでいく。 まさに職務要件、その職務、 その個人個人にどういう役割を割り当てるかということなんだと思うんです。 そこが明確になっていくと、 ある種、自分は頼るのうまいとか下手に関わらず、 もう頼らざるを得ないんですよね。 相互に信頼して、相互に分業して、相互に、 ある種の尊重をすることが、仕組みの中に埋め込まれているので、 そうするしかないんですよね。 その中でどうやって有機的に働いていくかを考えるしかない。 なので、一番最初に質問として、 人、頼るの得意ですか?とか言いましたよね。 苦手ですか?とか。 僕は苦手でした。 でも今はどんどん得意になってきています。 でもそれというのは、もちろん僕自身の性格が変わったとか、価値観が変わったとか、 ある種の仕事感が変わったとか、経験が増えたとか、 そういうものにたくさん紐づいているとは思うんですが、 もう一つの大切な要素としては、 仕組み化されているということですね。 ご存知の通り、例えばアイシュートークというポッドキャストは、 僕、徳林先生が話す。 編集はまた別の人がやる。 告知、いわゆるパブリシティというかな、 SNSとかを通した告知活動はまた別の人がやる。 さらに、サムネイルとかは別の人がする。 そういう感じで、これはそれぞれの役割を担っている人が、 それぞれに得意なことをやっているんですよね。 僕、それがすごく今、アイシュートークという番組が、 サステナブルな形で続いている非常に大きな理由だと思っています。 そんな感じですね。 個人個人のマインドセットの問題というか、 マインドセットによる部分と、 もう一つはやっぱり、仕組みとして、 みんなで組んでやっていくんだぞというのを織り込んでしまう。 その二つの要素というのが、僕は結果として、 他の人に頼るということのハードルが下がったり、 頼りやすくなったり、逆に頼られやすくなったりする、 結構大事なポイントなんじゃないかなというふうに思っています。 皆さんどうですか。 ここまでの話を聞きながら、 ご自身の経験がいろいろ思い出されたりとか、 ご自身の中での他の人との役割分担のことが考えられたりとか、 いろいろあったと思うんですけれど、 ぜひぜひ、自分なりの職場なり、 もしかしたらプライベートの要素の中での、 人を頼れるかどうかみたいなところに関して、 何か思うこととかあれば、 ぜひぜひコメント欄でお聞かせいただけたら嬉しいなというふうに思っています。 というわけで、今日もお聞きいただいてどうもありがとうございました。 それではまた。 もっと見る #ICU #集中治療 #人に頼ることの大切さ 小谷祐樹とICUプレミアム放送配信中!09:371.チャプター 106:172.チャプター 2コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
ICUで見る破傷風 20分・9月15日・ 64再生AI目次稀少疾患破傷風との忘れ得ぬ出会い頭部外傷と顔面麻痺に潜む危険ベテラン医師が看破した破傷風DPCデータが示す破傷風の現実長期治療の課題と予防の重要性
【ARDS60周年 #20】ARDSと右心系・静脈うっ血の関係 15分・9月8日・ 92再生AI目次ARDS症例から見る循環とPEEPの矛盾肺血管抵抗上昇が右心を蝕む理由PEEPが右心に及ぼす光と影右心不全と静脈うっ血が腎臓を襲うARDS管理、PEEPと循環の最適解
【ARDS60周年 #19】最新のARDSの定義で何が変わったのか? 19分・9月7日・ 89再生AI目次ARDS新定義の登場とその意義ベルリン定義が抱える課題とはグローバル定義が変える診断基準広がるARDS患者群と異質性問題個別化医療へ向けたARDS研究の行方
最近読んだ本×3 23分・9月6日・ 143再生AI目次プロが選ぶ!心を揺さぶる3冊の世界村上春樹が迫るオウム心理教の内面小川公代が描くケアと不確実性の本質集中治療に「芸術性」を問う新視点3冊から見出す「世界を深掘る」ヒント
【ARDS60周年 #18】免疫不全患者での呼吸不全 20分・9月5日・ 58再生AI目次免疫不全患者の呼吸不全:見落としがちな落とし穴ARDS診断の限界と根本原因特定への道ステロイド治療の功罪と診断マスクのリスク非侵襲的呼吸サポートの光と影:相関遅延の危険性BAL検査の決断:診断とリスクのバランス
【ARDS60周年 #16】外傷性ARDS 13分・9月3日・ 52再生AI目次外傷患者の低酸素血症、ARDSか「マルチプルヒット」が引き起こすARDS胸部外傷と肺座症、ARDS発症リスク外傷性ARDS予防の鍵は「鎮痛」ARDS予防の鉄則 早期の根本治療とは
【ARDS60周年 #15】ARDSは予防できるのか? 15分・9月2日・ 56再生AI目次ARDS、その予防は可能か?多重ヒット説:肺障害の蓄積輸血関連肺障害(TRALI)の教訓二次的なヒットを避ける管理戦略予防薬とARDS予防の現実