TOPスポーツ野球・サッカー・バスケットエラーの解剖学|野球とミスの脳科学【対談】サッカーから学ぶエラーの解剖学36:38 9月4日 94再生 問題を報告する 再生する シェアする 名古屋高校サッカー部トレーナーの神谷先生と対談Xhttps://x.com/kamiya_dress整体院Dresshttps://dress-seitai.com/もっと読むAI目次サッカー特有のエラー定義と本質意見を尊重するチーム文化の重要性トップ選手が実践するエラー回復術エラーを想定した防災訓練的アプローチ野球が学ぶべき対話とスポーツの本質AI文字起こし(β版) # サッカーってエラーがあるの? こんにちは。エラーの解剖学、鈴木和人です。今回はですね、名古屋高校サッカー部の神谷先生にお越しいただきまして、サッカーの距離から考えるエラーの サッカーのエラーということについて、いろいろと議論していこうと思います。サッカーのエラーから学んでいこうと思うんですけど、よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 名古屋高校のサッカー部といえば、頭が良くて強豪校ということで、そもそもOBということですね。 はい、そうですね。自己紹介させていただくと、神谷裕樹と申します。 僕は今会ったように、名古屋高校っていう愛知県の結構新学校とか勉強できる学校のOBで、実際僕もそこでサッカーをやっていて、 今は神給師という資格を使って、自分の店舗もやりつつ、僕を名古屋高校サッカー部のトレーナーとして、選手たちのケアだったりだとか、トレーニング指導だったりだとか、そういったことをやらせてもらっています。 はい、そんな感じです。 今日はZoomで対談していくということなので、少し音声がいつもと違うかもしれませんが、それはそれでということで。 早速、話をいろいろ質問していこうと思うんですけど、野球で言えば、エラーっていうのはトンネルを押したりとか、フライを落としたりとかいうのは明確に分かって、そのEのランプがつくんですよね、エラーのランプ。 誰が悪いのかっていうのが、もう名指しで分かるということで、そういうのがあるんですけど、サッカーだとそういうのがありますかね、パスとかミス、パスミス、ショーニングが間違えてるとか。 野球ほど分かりやすくないんですよ。なので、あとは、野球ほど分かりやすくなくて、ただ言うなら、それこそトラップのミスだとかパスミスだとかっていうところになるのはなる。 あと、例えばディフェンスラインでボールを回してて、それをトラップミスしてパスミスしてカッサラゲだったっていうのと、あとは本当にゴール前、いいトラップができればシュートを打てるっていうところで、相手の寄せ側ってうまくトラップがいかなかったっていうのは、どっちもトラップミスっていう括りにはなるけど、難易度が全然違うというか、状況が全然違うので、 それをどこまでミスと呼ぶのかっていうのの難しさはめちゃめちゃあるかなと思います。 なるほど。そうですね。素人からすると、トラップミスであったりとか、あとはボールを奪われたりとか、あとはパスしたけど相手にインターセプトっていうのがある。なんか取られるっていう感じか。あとはないですね。トンネルってないもんね。よく上でやってる人はあるんですけど、キーパーにバックパスしてR押し続けるとトンネルするっていうので、あれはミスというかあれですけど。 そういう、やってる人からすれば結構わかるんですかね。そういうのって。 わかりますね。いやそれはダメでしょみたいなのと、そこは仕方ないよねみたいなのは見ててわかるかなと思いますね。 なんかそういう時って声かけってあるんですか、そういう選手に対して。明らかにトンネルしてたらあれですけど、微妙なラインにドンマイみたいな声かけると、いやこれミスったのかみたいな感じになるし、声かけなければならないで、それはそれで良くないみたいな。 多分これは野球とサッカーのそもそもスポーツの構造の問題から話す必要があって、サッカーってある種ミス前提かなって僕は思ってるんですよ。これは難しいんですけど、そもそも足で扱うよねとか、点がなかなか入んないよねとかっていうところを考えると、 ミスする前提のスポーツでミスをどこまで減らすかっていう世界でやるから、ミスったとて、ゴール前でミスったとて、そこまでいったっていうところに評価をされることの方が多いんで、OKOKもう一回繰り返してやっていこうみたいな話にもなるし、 でもそのバックパストンネルしちゃったとかってなったら、どんまいしかないかなというか。だから微妙なところに対して、それはミスだよっていうような指摘はあんまりないですね。 なるほど、そうなんだ。どっちかっていうと、スポーツ自体に加点方式で採点してるような感じ? そうです。そもそもマイナスがつくもんだよね。だから加点みたいな感じですね。 マイナスっていうことがあんまり概念としてないのか。サッカー自体に。 野球は原点方式なんで基本的に。前もちょっとXで書いたんですけど、グラウンド、サッカーもそうだと思うんですけど、グラウンド自体に原点方式の流れ、雰囲気っていうのができてると、やっぱりみんな監督の顔を乱すっていうのがあった。 ミスをしないようにやらなきゃいけないっていうのが雰囲気的にあると、挑戦すること自体がみんな怖くなってくる。それより原点されないように、大きな挑戦をしないようにする。だってプラスがねえんだもん、それが。 そうですね。 そういうのがあるのかもしれないですね。サッカーはそういう文化じゃないっていうのはあるのかな。 そうですね。これは結構戦い方とかにもよるんですよ。つなぐサッカーをする選手が蹴ったら、いやそれ判断ミスだよねっていう。蹴るっていうことはあるし相手にボールを渡す確率が高いんで。 でもどっちかって言ったら蹴ってボールを相手の陣地の方にやってそこから押し込んでいこうっていうところのキックが多少ずれるのは蹴ってるからっていうのは出てくるんですよね。そういうところの難しさがあったり。 あとはボールと関係ないところのポジショニングっていうところのミスみたいなのは結構あるんですよね。判断ミスみたいになってくるんで。そこは動きというか、自分と相手だけの話なんです。そこにボールっていう三つ目の要素が関わってないところなんで。そこはミスしちゃいけないところかなっていうのはありますね。 よくサッカーのニュースとかだと、マークが外されたりとか、明らかに前に行かれちゃってるとか、そういうのがいわゆるミスってなるんですかね。 そうですね。そこはもうポジショニングでカバーできるじゃんっていうようなところは結構ミスにはなりますかね。これ防げたよねっていうところも結構多かったりするんで。 # 監督、先輩に意見を言う文化 そういうのって、高校とか大学Jリーグ、そういうのって意見を言ったりする文化ってあるんですか? ありますね。むしろそこ、意見出さない方が悪なんで。 例えばポジショニングのミスも、自分一人の問題もあったりするんですけど、例えば自分がディフェンスでいます。相手のフォワードがいます。 この距離だったら、ボールが入ってもプレスかけられるなと思ってても、そもそもパス出す奴に対してのプレスが遅れてるとか遅いってなると、 仲間が遅いから自分が負けるっていう、どうしようもない状況を作られちゃって、そこをミスって捉えられるのか、自分の一個前のところで捉えられるのかっていう話になってくるんですよね。 で、そこの意見の出し合いは絶対いるかなって思いますね。 サッカー選手が同じミスを繰り返していると感じている場面っていうのは何かありますか?どういう選手がミスをしやすい? なんかしやすそうな匂いっていうの、試合中とかあります? あるなぁ、どうかなぁ。 なんか動きが半歩遅そうだなって感じとか、全体に比べてついていけてないみたいな。 いや、ありますよ。ありますけど、そこがミスになるのかっていうとちょっと難しいところはあって、 そもそもフォーメーションのミスマッチとか、相手が自分より圧倒的にうまい、対峙する相手がってなっちゃうと、 ミスとかじゃないけどあそこでやられるなみたいなのは、いつかやられるだろうなっていうのはありますね。 だからミスにはなんないのかなっていう気がします、そこは。 なんかそういうのって原因あります?心理的な、メンタルとか。 メンタル的なところは、いや、ありますね。 これはもうやってくなく、本当に現場の空気感的にもすごいあるんですけど、 いつかあそこでやられて、点取られるだろうなみたいなのは、 例えば攻めてる側、点取る側も分かってるからそこにどんどんボールを送るんですよね。 守る側もそこにやられてるから、ちょっとそっちへの比重が大きくなってっていう、 みんながそこに対して注視する密度が上がる感じがあるんですよ。 それはもうピッチの中の22人もそうだし、ベンチたちもそうだし、スタッフっていうところも。 そうなってくると、そこのいわゆる穴になっちゃってる選手は、 やばい、俺のところやられるわっていうメンタリティになる。 そもそも実力差があったりすると、余計にそこが顕著に出てくる。で、やられるっていうのはあると思います。 うーん、なるほど。野球はそういうのが、サッカーとかバレーボールだと弱いやつ狙ってくるっていうのは常識だと思うんですよね。 穴があってるところ。あんまり野球はないかもしれないですね。 ピッチャーが弱かったりすると狙われたりとかするけど、でも守備が弱くてそこだけ狙って打つっていうのは技術的に無理なんで。 まあそれはあれか、結構団体のスポーツと、ほぼ個人技みたいな感じのスポーツと違うのかな。 あとは意見を言うっていう文化が野球にはもうマジでないんで、上に言われたことを忠実にこなすっていうことが非常に重要になってくるスポーツだから、 全体的なスポーツにちょっと近いかもしれないですね。 そうですね、そうですね。 サッカーはやっぱり自分で意見を言うとか、考えるってことが結構多いかもしれないですね。 そう、本当にクリエイターなのか、戦士なのかというか兵士なのかっていうところがすごいあるので、 結局監督コーチたちが言うのは戦略戦術のところで、それがある上でどう料理するのっていうのが結局ピッチの中の話になってくるんですよね。 サッカーってJとかだったら45分だし、高校だったら40分とかでやったりするんですけど、 冬なんかも飲水タイムとかないので、40分間の中でしっかり修正かけるのってハーフタイムの1回だけなんで、 そう考えるとそのピッチの中でアイデンティティがしっかりある、 そこから自分で問題提起ができて問題解決ができる選演手がどれだけいるかっていうのがすごい大事なところかなっていうふうに思いますね。 - なるほど。サッカーで結構緊張してる場面ってあるんですかね。そういう点差が離れてるとか、人によって緊張度がすごい高いとか、そういうのってあんまりなさそうな気がするんですよね。 もちろん緊張するとは思うんですけど、すげえ緊張するかって言ったら微妙なところがあって、要は間がないっていうこと。 ボール飛んできたらもうやるしかないんで。でも野球の場合って間がめちゃめちゃあるんで、今どういう状態になってて、自分がどのくらいのウェイトで打席立ってるのかっていうのが分かるじゃないですか。 1対0で負けてて、マンルイで2アウトとか9回裏とかだったら、自分が打つしか方法がないから、自分の一打に勝敗かかってるみたいな。PKとちょっと似てるかもしれないですけど。 これやんのかよみたいな。 それで言うとやっぱり選手たちに聞くと、始まっちゃったら緊張とかないみたいな。 格闘技に似てるかもしれないな。 そうですね。アップが一番緊張するから大きな声出して、緊張さっさと飛ばしたいみたいなのはよく言ってるかな。 なるほど。だからそれはちょっとあれだね。一人にかかるウェイトの差がちょっと違うかもしれないですね。本当に。 ピッチャーとかだとかなりプレッシャーかかるし、外野とかだとそこまでかかんないっていうのがあるし、打席によっても手抜くところとマジでやらなきゃいけないところがあるっていうのがあったり。 そう。だからそういう意味での緊張感とか集中度で言うと、波はあっちゃいけないんですよね。 もう極端な話。1秒あれば全然変わるんで、状況が。 センタリング上がりました。1秒早くポジション入っていれば、本当に0点何票入っていれば得点じゃん、失点じゃんみたいなのがあるんで。 だからそこの緊張感が抜けるやつはやっぱり点取れないし、点取られちゃうしみたいなのは結構あるかなと思います。 なるほど。 そういう技術的にはできる選手なのに、試合になるとミスが増えるケースとかってあります?ポテンシャルが出ないような選手っていうのは。 ありますね。 メンタル的にダメなやつとか。 分かりやすいのが、1年生で優秀でトップチームの練習入ると、遠慮もあるし、やっぱり慣れてない上級生、それぞれ2個上とかってなっちゃうと、意見言えないとかっていうのはあるんですよ。 でも強度としては、1年生のトップチームと全体のトップチームとで、多少は上がるけど、お前これぐらいできるじゃんっていうのができなくなっちゃう選手は結構いますね。 # トップ選手は意見もトップレベル? その年齢差によってちょっと意識するとか そう先輩だから遠慮しちゃう ガチトップの試合だから意識しちゃうみたいなのもありますね なるほどなるほど そういうなんだろう それってなんだろうなんていうのかな 技術的っていうか まあその大概の試合だったら逆にできるってことですか いやえっとそれも なんていうのかな 自分の隣にいる選手が上級生なのか同級生なのかで 表現できる幅が変わってくるというか さっきの意見言うのが大事なんだけど 上級生がいると意見言えないとか そういうところから来る 結局プレーの幅が減っちゃうみたいなのは 見てて結構あるなと思います それって普通じゃないんだ なんかその今日うちみたいなチームで行くと それはトップのメンツに入るんだったら悪になるんで 言えよやれよって話になる なるほどなるほど 野球だったら絶対に意見言えないから 意見言うっていう概念がないから そんなあんなんて逆に いやめっちゃありますね 俺ら練習試合の時ですら 1.2キロのトレーニングバットで打たされて 練習試合で普通に 相手対外試合だよ 1年生出る時 普通のバット使わせてくれなくて トレーニングバットめちゃめちゃ重くて打ち込んだ なんかちょっと曲がってるやつで打たされて ハゲてるやつで打たされて いやそう本当に なんで去年今2年生のやつで 去年の時1年生でもう最後の選手権 唯一スタメンで出てたようなやつは もちろんポテンシャル的なところも高いんですけど やっぱ負けん気が強いし 意見出せるし そういう選手は これはチームのカラーにもよると思うんですけど やっぱ重宝されやすいのかなって 特に今の時代はサッカーにおいて 言えない言わなくていいみたいな ちょっとずつやっぱなっちゃう部分があるんで でも大人たちはそこを出してくれる方を 求めてることの方が多いと思うんで だからそういったやつは 出続けてたなって感じですね うんなるほど サッカーってミスしても 次のプレーがすぐ続くんで 止まれない競技だと思うんですよ ミスから立て直して どう影響するというか そういうのって必要か必要じゃないか そういうとこにウェイトを置いてるチームとかってありますかね まあそうですね 必要必要じゃないといったらやっぱ必要で ウェイトの部分で言うと やっぱ前提をどこに持ってるかって話だと思うんですよ よく言うのが いや前半30分で0-2で負けてますってなっても いやそれ試合負けてないじゃん 90分やった時に負けてるかどうかだからって そんな最終的なところしか求めてないから もう過程は気にすんなって 先制したとしても 先制でくらったとしても 過程は気にするなっていうところを しっかり監督コーチたちがスタッフが言っていく その前提を選手たちが 頭の中にすり込んで腹落ちしてれば 慌てることはないと思うんですよ 1点2点であれば そこは何か起こった時の対策ってよりも もう予防線としてしっかり張れているかどうかかなと思ってます なるほどなるほど 例えば1人がミスした時に そういうの引きずったりするやつとかいます? トップチームは少ないですね 明らかなでも明らかなミスっていうのもないのか まあなんか結局やるしかないし 最初に言ったようにミスが前提なんで なんかそこの一つのミスだけで 後退させられるっていうこともあんまりないんで だから切り替えてやるしかないっていう状況に 最終になるからやるっていう そこまでが早いですね トップチームの方たちは 例えばディフェンダーとかやってて 明らかに自分のセンターリングっていうのが 蹴ってクリアしようと思ったボールが もう相手に当たってそのままゴール 結構あると思うんですよ あれ結構痛いなと思うんですよね このままだと自分が負けるって思うのが 普通の人間の心理だと思うんですよ 自分の責任で負けるっていうの そういうシーンってあります? あります 普通にあります そういう時はどういうふうに立て直すというか 何かあるんですか? 施策みたいな こっちからの声かけ ベンチからの声かけは 切り替えてやろうよっていう話にもちろんなりますし 本人からすると俺のせいでサブなると思うんですよ ただチームからすると 最終的な ババ引いたのはその選手だけど それまでのところで絶対 その状況を防げたじゃんみたいなところは 絶対あるんで 結局強いチームはみんなの責任って思ってやるので それが根付いてるチームは 本人は結構落ち込むけれども とは言ってもみんなで励まし合ってやろうぜ ってすぐなるんで 対策としてはもう 切り替えてやろうぜしかないですかね # エラーは防災訓練と同じ だから結構、俺もこのVoicyとかで言ってるのは、予防接種っていうことをやっとく。例えばミーティングでクラスのことだけを語るんじゃなくて、もしこうミスしたときにどうやろうかみたいな。 例えば爆裂のトンネルしたときに、じゃあなんてやるのかっていう話ですね。こういうのが起こる前提で話してるってことですよね。防災訓練にちょっと近いと思うんだけど。そうやって多分ない可能性もあるけど、ある可能性もあると。 防災訓練もそうだし、明日地震が起きるとは限らないし、もう100年間地震ない可能性もあるし、でもやっとくっていう。そういうのがもしかしたら必要なのかもしれないですね。 爆裂やばいエラーとか、ファンスで打てなかった選手になんて声かけるのか。でもそれはチームとして許容してるってことを常に言っておいてあげないと、そのときに切り替えろって言われても多分無理だと思うんだよね。チームの文化がそれじゃないから。 それはありますね。 じゃあ、名古屋高校はそういうのができてるって感じですか? いやー、できてますね。 トップチームはやっぱりそういうのがあるな。 監督、コーチたちがその辺の落とし込みはやるんで。Aパターン、Bパターン、Cパターンみたいな感じのところがあるんで。 だから経営と似てる感じはしますよ。うまくいかなかったらどうしようみたいな。 なるほど、なるほど。我々の業界でも開業するときに、Aパターンめちゃめちゃ儲かってる、Bパターンめちゃめちゃ儲かってる、これしかやらないから、ちょっと下行った瞬間、もうダメになる。 ちょっとエラーあった瞬間、やばいみたいな感じ。 要は勝ちのイメージトレーニングもするけど、負けのイメージトレーニングもしておく。 で、戻るにはどうしたらいいかっていうのをやっておくってことですかね。 具体的にはそういうのをミーティングでやってるんですか? ミーティングですね。ミーティングで何回も何回も。各試合あるんで、結局それが日常って感じです。 各試合にそういうミスがあるから、反省かみたいな感じすると。 始まる前とかに、ここでやられる可能性とか、相手の難関はこうだからって、ここはちょっと怖いとかっていうのをもちろんデータとして持ってるんで、 それを試合の当日もそうですし、その前日前々日とかっていう、1週間の中で細かなミーティングをする中で、 こういうふうになったとしても、失点したとしても、相手にそこやられたとしても、みたいな話は絶対入れるんで。 そういう話があるチームだからこそ、別に選手たちからすると、いちいち慌てないというか、どの試合であっても、そういう前提でいるから慌てないって感じですね。 前提が勝ちに行くっていうよりは、もう揺らいだときにどうするかっていうことを念頭においてやってるから、勝ちパターンだけでなく負けパターンも考えてやってるっていうのがトップチームのあれなのかな。 特にディフェンダーとかゴールキーパーとか、負けに直結する。要は加点じゃない、減点じゃない。0点とか1点で抑えて当たり前みたいなディフェンダーがどうするかっていうことが結構重要になるのかな。 フォワードってあんまりそういうのを気にしてるやついなそうな気がするんだけどね。 俺が思ったら柳沢とかね、2002年。途中のクロスの低いやつをしくじってんのかどうかもちょっとわかんないけど。ドフリーだったからね。あれはやってくれと思うけど。あれはミスっちゃミスなのか。 わかんないけど、でもやっぱりディフェンダーとゴールキーパーのミスはめちゃめちゃ視覚的にわかっちゃうっていうのがあるけど、そっちの方がよりそういうトレーニングをしたりとかするのかな、メンタルトレーニング。 メンタルトレーニングを個別で入れてるっていうのはないですけど、やっぱりそれもチームのカラーにもよる中で、守備的なチームってある種約束事が多いんですよ。 それは別に守備的なチームの前の選手も後ろの選手も、守備ってこうやってやっていこうねっていう約束事があって、それをうまくはめていくためのコミュニケーションっていうのがあるんですね。 その中でもやっぱり、それでも後ろの選手っていうのはちゃんと決められたことをしっかりやろうよっていう感じが強いから、そういう選手たちが多いから、ミスった時に改めてそれをもう一回やり直そうっていうメンタリティーにはなってくれるかなっていうふうに思いますね。 結構進んでるような感じだな、メンタル的には。それが普通の文化ってことですか?サッカーを。 いや、たぶんね。うちはその辺はめちゃ細かくやってると思う。 メンタルトレーニングとしてっていうよりも、心構えというか、こういうふうな心構えでサッカーやっていくんだよっていう感じですね。 なるほど、なるほど。だから結構そういうのは分かってるチームというか、選手権出るようなチームだから、やっぱりそういうのはあるんだな。だから大きく崩れないっていうのはあるかもしれないね。 崩れることももちろんあるかもしれないけど、そこからどう立て直すかっていうこともトレーニングとしてやってるから、やっぱり強いかもしれないですね。勝ちだけを考えてやってるチームはやっぱり弱いかもしれないかな。 他のパターンが来た時にもうすぐ崩れて終わり。 それはありますね。 そういうのはかなり面白い話ですね。やっぱり実践してるチームはそういうのがあるんだな。 # 疲労とエラー行為の相関性は? 結構ミスが増えるのってだいたい終盤が多いですかね、その後半? どうでもない? どうでもないんですね そこはあんまり関係ないかなと思います まあ前半でも出る時あるし そう、なんかそれこそ舐めてて貸されてやっちゃったみたいなのもありますし そうですね 集中っていう部分で言うと やっぱり後半に行けば行くほど多分その頭の余力がある選手は集中度がどんどん高くなってくるはずなんで なんでそういった意味でいうと、むしろ先の方にしょうもないことをやる選手はいるのかなって気がしますね なるほどなるほど そのミスをした時に引きずらない選手っていうのはどんな特徴とかあります? 共通点とか 割り切りが早いっていうのと どうかなぁ 取り返したらいいんでしょみたいな感じのことと、途中で言った90分経った時に勝ってればいいんでしょみたいなところを 理屈として理解してる選手ですね 感情に流されるとやっぱりネガティブに多分なると思うんですよ やっちまったみたいな でも今のスコアが結果がないからっていうところを理屈として腹落ちしてる選手は あんましゃーないやろうっていうふうにパッとなると思うんで 割り切りとか切り替えろって確かに抽象度が高いと思うんですよ そういうのってどう思います? 具体的にするとしたら何をするとかあります? これは僕がそれこそサポートをしている女子の選手と話してたことなんですけど チャンス、例えばコーナーキックってざっくり試合の回数で言ったらこれぐらいあるよねとか 前の選手だったらそれこそメッシュだったら90分のうち自分がボールを去ってる2分だよねとか 自分のシュートチャンスって何回あるよねとかっていうのを もう感情抜きで数字として理解しているんですねその女子選手は そうってなると 開始例えば15分で失点しましたってなっても 言うてあと75分ロスタイム入れて80分あるってなれば シュートチャンスこれぐらいあるでしょコーナーキックこれぐらいあるでしょ この回数の中で1点2点決めたらいいんじゃないっていう 理屈の理解 理屈として今の状況を理解できる選手はいいのかなっていう気がします # サッカーから学べるエラーとは? 最後なんですけど、野球の指導者や選手がサッカーのミスへの向き合い方から学べることがあるとしたら何だと思いますか? 野球人がサッカーから学ぶというところ。野球とサッカーの違いが明確に分かってないとあれかもしれないですけど。 そうですね。 野球というのはなかなか団体競技。 こういうところは違いそうだなとか。 俺が思うに、サッカーだと野球のやつが学ぶとしたら、同じ団体競技でもやっぱり個人技がかなり高いと思うんですよね。野球の方が。 で、サッカーは団体競技の割には、やっぱり一人の意見っていうのがすごく重要になってくるとか、ちょっと個人技に近い感じするんですよね。 監督に意見を言うとか、自分はこういうポジションでこうやりたいみたいな。 画を出すっていうことがなかなかないというか。 そこはなんかね、あんま心理学と関係ないかもしれないけど、そこはちょっと学んだほうがいいかなと思うんですよね。 そうですね。 監督と対話するってことがまずない。 そうでしょうね、たぶんね。 対話ってなかなかないなと思って。この間、林と話したスポーツ系毒親っていうタイトルで喋ったんですよ。 それも結局、毒親っていうのはもう東大行かなきゃいけないみたいな感じになったときに、「なんで?」っていう対話がないんですよ。 もうこれやれって言ったらこうなんだよみたいな。っていうのがないから、腑に落ちてないんですよね、相手が。 仮に東大行ったとしても、やっぱりバーッとしてしまう。 何のためにやってるのか、腑に落ちてなくて、やってるだけは表面上。相当つらいと思うんですよ、それは。 だからそこで対話が必要で、なんで自分は東大行けばいいと思ってるのかっていうのを対話したほうがいいと思うんですよ。 相手が子供とか関係ないと思うんですよ、それは。人間と人間という形で対話していくと。 自分は具体的には東大はこう思う。で、抽象的にはこういうブランドがあって自分は憧れなんだみたいな。 自分が行けなかったから行ってほしいとかね。そういうのがあると、意見が言いやすいと思うんですよね、お互い。 子供からすると、「俺はこうやりたい。」とか。でも妥協点探すのはこういうのもあるとかね。 結構建設的に喋っていくっていうのなく、一方的にこうやるって言われたらこうやるみたいな。 そうするともう相手の顔色だけ伺って終わりみたいな感じになっちゃうと、それはいわゆる同行屋になってしまう。 それにちょっと近いかなと思うんですね。野球の感じだと。監督がこれやれって言ったらこうだし。 意見なんかないから。だからずっと顔色を伺いながらやっていくというのが、今の悪しき伝統になってるか徐々に崩れていってるところであると思うんですよね。 公支援、市場主義っていうのがもうなくなってくるんじゃないかっていうのがあって。 公野連は、9回戦とか7回戦とか言ってるけど、公野連の公支援っていうのはもうああいう坊主で、強制されて最後ヘッドスライディングするっていうのが美徳とされてるから、あれあれでOKだと思うんですよ。 だからサッカーみたいに他のクラブチームができてもいいのかなと思ってる。 クラブチームができて、そっちは7回戦にして、ガム食いながらとかサングラスしながらでもやっていい。 高校野球は色使っちゃいけないんで、基本的に。リストバンドとかで。だから変なサングラスかけて、ここにかけるのもダメなんです、サングラス。 で、スパイクは色は白か黒しか絶対ダメで。で、商業的にやっちゃいけないから。でもリーグのほうは別に好きにやればいいじゃないですか。 だからそういうのが多分できてくんじゃねえかなと思うけど、まあ一大産業になってるから、ちょっとなかなか難しいと思うけど。 こうして目指さなくなるやつもそのうち出てきて、こっちのほうが面白いじゃんみたいので、リーグのほうでやるクラブチームができると思うんだけどね。 で、やりたいやつは坊主になってヘッドサイレング最後すればいいと思う。っていう選択肢ができる可能性あると思う。 なるほどね。それはあるでしょうね。 なんか学ぶことありそう。 まあでも本当に、この構造の違いでやっぱりやれることがだいぶ変わってくるなっていうのは、聞いてても思いましたし、 ミス前提なのか過点か減点かみたいなところは、そこ分かってないとミスに対する捉え方っていうのがすごいネガティブなものになると思うんですよね。 そういうもんだよねってどれだけ思えるかっていう、本当そこの構造の理解ができる選手は多分何をやっても、 そんなにメンタルぶれずに、自分の出せるものの80%以上は毎回出せるんだろうなっていう気はするんで。 自分のやってるスポーツってそもそもどういったものなのっていうのは、他の競技を見て比較してより理解するっていうのが大事かなと思いますね。 なるほどなるほど。むしろ監督コーチがこういうの見てないとダメってことですよね。 あーそうそうそうそう。 チームの風土がそうなってないと、ミスをしたやつを吊るし上げるっていう暗黙の了解になってると、多分そうなっちゃうと思うんですよね。 でもミーティングとかでミスをすることに対して前提にして、それをどうリカバリしていくかっていうことを考えていく。 そうなると防災訓練と一緒で、地震が起きたときにやばいと思うのか、来たと思ってしっかり逃げられるのか、何回もトレーニングしてるからそれはできるとかね。 そう、それはあるでしょうね。 ミスをしたときに、来たと思えるのか、やばいと思うのかっていうところが必要になってくるのかなというところでした。 まあちょっと30分くらい、いや40分くらい喋れましたけど、まあちょっとこれは今後ね、ボイシーでもいろいろサッカーから学ぶこともまだまだ多そうだと思いますので、質問がありましたらコメント欄にお願いします。 たぶん来ないと思いますけど。 ということで、これはちょっと選手とかにも聞いてほしいですよね。 そうですね、はい。 じゃあ、とりあえずこれはこれで。ありがとうございました。 はい、ありがとうございました。 もっと見る #心理学 #サッカー #野球 #エラー エラーの解剖学|野球とミスの脳科学鈴木一登07:121.サッカーってエラーがあるの?07:432.監督、先輩に意見を言う文化05:463.トップ選手は意見もトップレベル?06:294.エラーは防災訓練と同じ02:445.疲労とエラー行為の相関性は?06:466.サッカーから学べるエラーとは?コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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