TOPハウツー・学習語学言葉と思索- 翻訳家の縁側ブルース#389 気になるニュース 小さなメディアの役割19:23 8月9日 828再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次RealTokenの欺瞞と投資の罠米不動産投資の知られざる闇地方報道と大手メディアの軋轢独立系メディアの監視機能統制された記者会見の実態とはAI文字起こし(β版) # イントロ 本川の皆様、こんにちは。翻訳家のエンガーブルース略して本川、パーソナリティでノンフィクション翻訳家のひじかたなみです。 このチャンネルでは、60冊のノンフィクションを翻訳してきた私が、翻訳から学んだこと、心に残った本、気になった海外のニュースなどをお伝えしていきます。 サブテーマとして、人生における大小様々な失敗に立ち向かう筋肉、失敗期を期待ようということを掲げておりまして、皆様からの失敗エピソードも募集しています。 # アメリカの怪しい不動産投資の弊害。WSJが取りあげることは意味があるけど、地元メディアへのクレジットは?? 皆さんこんにちは。今日は私が気になったニュースを2つお話ししたいと思います。 1つ目は、ウォールストリートジャーナルというアメリカの新聞メディアが、WSJオリジナルという動画を時々配信するんですよ。 自分たちの独自の調査報道とかを映像で、YouTubeとかで配信しているんです。 私がその気になったニュースというのは、リアルトークンに関する話なんです。 皆さん、リアルトークンってご存知ですか? わかりやすく言うと、リートをイメージしてほしいんです。 リートって不動産の投資新宅ですけれども、一般の投資家ってなかなか不動産には手が出ないですよね。 だから不動産の運営会社、リートの運用会社が大量のビルとか不動産を買い集めるわけですよね。 それを小口化して一般の投資家に売る。それがリートという商品で、 日本だと東京株式市場とかに上場しているから、安心して購入することができますよね。 このリートと同じような仕組みをブロックチェーン、暗号通貨を使ってやっている会社がアメリカにあるんです。 リアルトークンという会社なんですけれども、仕組みとしては運用会社がアメリカの不動産を買いまくって、 それをブロックチェーンで小口化して投資家に売る。 そんな暗号通貨を使ったリートのような仕組みだと理解していただければいいんですけれどもね。 このウォールストリートジャーナルの記事に登場するリアルトークンという会社がちょっとうさんくさいのは、 この投資商品を買えるのは海外の投資家だけですと。 海外の投資家のためにアメリカの不動産に投資する手段を提供いたします。 ということで、アメリカのデトロイトとかの超ボロ屋とか超ボロアパートとかを買いまくったわけです。 何百軒、四百軒とかも何百軒というボロアパートとかボロアパートを買いまくって、 それをフランス語圏と英語圏の海外の投資家に売ったんです。 当然、海外に住んでいる人たちはどんな不動産物件かというのを実際足を運んでみることはできませんよね。 でも、時々月に一回ぐらいZoomで投資家コミュニティーミーティングとか行って、 今度こんな物件を買いましたとか言って、過去五、六年間配当ができなかったことは一回もありませんとか言って、 大量の不動産をアメリカで買っています。 そこから得られる不動産収入、家賃収入を皆さんに分配金としてお配りいたします。 実際にその不動産を売却した場合に、売却益が上がった場合は、その売却益も皆さんに分配しますみたいな。 このREITと同じような仕組みなんですけどね。 実際何が問題かというと、結局主に投資した物件の75%はデトロイトという街のボロ屋だったんですけれども、 実際買ったらいいけれども、一切不動産には投資しないわけです。 だから超ボロ屋だから、電気も通ってないし、温かいお湯も出ないし、下水道も通ってないし、天井からは雨漏りするしみたいな、 そんなボロ屋を買って、全然修繕が必要になっても修繕しないから、住民は劣悪な環境で住み続けることになるわけです。 それに耐えられなくて退居してしまう入居所もたくさんいるから、結局家賃収入も先細っていくわけですよね。 実際投資した海外の投資家にも分配金が配られなくなってしまって、結局潤うのは不動産を運用している運用会社だけで、 住民は劣悪な状態で住むことになるし、投資家は金が入ってこなくなるし、 その中をインチキなスキームをウォールストリートジャーナルが調査報道として動画にした。 それを私が見たんですけれども、これ自体もすごく面白いニュースで、 実際皆さんもSNSとかやっていると海外の不動産に投資しましょうみたいな話を目にすることはありませんか。 私は結構好きでそういうのを見ちゃう性もあるかもしれないんですけれども、 フェイスブックとか見ていると日本の人口減少で先ぼ揃いの不動産市場とかに投資をしていないで、 海外の不動産に投資しませんかみたいな、そういう広告ってものすごくくるわけですよ、たくさんね。 でもそれでうっかり投資してしまうと、デトロイトとかアメリカに住んでいる方々の住宅事情をさらに劣悪にしていくことに加担してしまうかもしれないし、 自分が投資して結局分配金が入ってこなくなって、自分自身が貴重な投資したもとで失うことになるかもしれない。 そういった意味でもそれ自体はしさに富む調査報道であったんだけれども、 なぜ私がそもそもこのワールドストリートジャーナルオリジナルの報道に気づいたかというと、 2ヶ月前にデトロイトである地元メディアを取材したんですけど、 その関係者の人がソーシャルネットワークに自分たちの取材の成果が横取りされたような気がするというような投稿をして、 このワールドストリートジャーナルの記事を紹介していたんですよ。 そもそもこのデトロイトでうさんくさい投資会社が大量の不動産会社を購入していて、 しかも投資家は海外の人たちだと、海外の投資家がアメリカに不動産投資をしているということなんだけれども、 そのしわ寄せとしてデトロイトの住民たちが劣悪なアパートとか一個建てに住むことになって、 デトロイトの住宅がどんどん荒廃していく、そういう問題をそもそもデトロイトの地元ニュースが報道したのに、 それをデトロイト市が問題視して訴訟をこの不動産会社に対して起こして、 全国的なニュースになると、そこにいきなりウォールストリートジャーナルとか有力なメディアがパラシュートみたいに舞い降りてきて、 まるで自分たちの独自の調査報道であるかのように、デトロイトの不動産市場でこんな問題が起こってます、みたいな、 そういう形で報道すると、全国ニュースになって問題に注目が集まるのはいいんだけれども、 何年もかけて自分たちがこの問題を取材してきた努力というのを横取りされたような気がすると、 そんな形でソーシャルネットワークでつぶやいていたので、私がこのニュースを知ったということなんですけど、 このニュースの手柄の横取りって本当によくある話って言ったらいけないんですけれども、本当によくある話なんですよね。 アメリカでも日本でも、全国各地にニュースメディアというのがあるんだけれども、 地道に報道していたことがすごく社会的な問題だって認知されると、全国メディアが舞い降りてきて、 その取材成果を掠め取るというの。ここがある全国メディアであれば、地元ニュースとの共同取材という形で、 もともと地道に取材してきた地元の報道機関にもスポットライトが当たるような共同取材という形を取ったりするんですけれども、 たまたま今回のこのウォールストリートジャーナルは時々、地元のニュースはこういう報道をしていますというふうに多少引用したりはするんだけれども、 結果的に取材の成果を横取りするような形で、WSJオリジナルみたいな形で出したことがちょっと問題だなというふうになっているんですね。 これが一つ目のニュースなんだけど、もう一つこれに関連して今日お伝えしたいニュースが、 皆さん、日本のアークタイムズというデジタルメディアをご存知でしょうか。 もともと朝日新聞の記者で、ワシントンの市局長も務めた尾形敏子さんという方が立ち上げたメディアなんですけれども、 この尾形さんが先日ツイッターにある投稿をされたんです。 ちょっとそのツイッターの投稿を読ませていただきますね。 高市首相が今日8月6日に広島で開いた会見に参加しましたが、 首相と官邸広島の記者がセリフを読み合う、完全統制の台本喚起会見でした。 強権的な会見支配に、いいダクダクと従う記者たちの姿に愕然としました。 高市首相会見は中国よりひどいです。 国境なき記者団による日本の報道自由度ランキングは世界62位ですが、実態は百数十位だと感じます。 ひばくちである広島で、記者たちが政治家のような統制に手を貸し、当局の管理に身を委ねていました。 手を挙げた私を睨む官邸記者までいて、日本の新聞、テレビは本当に終わったのだと実感しました。 続きはもっとあるんですが、このツイッターの投稿の中で、 尾形さんが言いたかったのは、彼が広島の総理の会見にマーク・タイムズの記者として出席して、 記者会見が終わったときに、「すいません、総理、もう一問質問させてください。」と声を上げたときに、 広島市の職員に取り組まれて、結局質問することができなかった。 しかもそのように、会見が終わった後に、「すいません、もう一問。」と声をかけた自分に対して、 睨んできた記者クラブの記者がたくさんいた。それがすごく嘆かしいんだと、そういうことを言っていたのですが、 もともと尾形さんとは面識があって、数年前に私がワシントンのジャーナリズムスクールに留学する前に、 友人の手で私、尾形さんにお会いする機会があったんですよ。 当時、彼は朝日新聞を辞めたばかりだったんだけれども、 私が今度ワシントンに子連れ留学するんですって言ったときに、 どこに住もうかみたいな相談をしたときに、 この辺の地域のこの学校がすごくいいんで、ここに住んだらいいですよっていうことで、 私がワシントンに行く前にとても親切にね、 どこに住んだらいいかとか、学校選びどうしたらいいかとか、 非常に親切に教えていただいたので、尾形さんには私、とても恩があるんですけれども。 もっと見る #気になるニュース 言葉と思索- 翻訳家の縁側ブルース土方奈美(翻訳家)00:291.イントロ10:002.アメリカの怪しい不動産投資の弊害。WSJが取りあげることは意味があるけど、地元メディアへのクレジットは??https://youtu.be/hbTt9svOub8?is=RcyeUyeQ7pipeCdI08:543.Arc Timesの尾形さんのXのコメントに注目。政権への監視をするには小さな独立系メディアが必要https://www.youtube.com/live/eoSv3ZLx2h0?is=AztvxKosQsVYRotXコメント感想・質問・応援メッセージを書こう いたる8月12日FINtechにAIまで絡んできて、投資の分野は複雑怪奇で何を信じたら良いのか分からなくなってきたなぁと私は思ってます。騙されたり巻き込まれたりするのが怖いから投資しないと言うのも問題ありそうですけど…高市総理の広島の会見は少しだけ生で観てましたが、政権側の意図ばかりが伝わってくる違和感満載の会見でした。会見というよりも「儀式」だなぁ、と。メディアの大手が儀式に加担する中で独立系メディアには頑張って欲しいですけど、観ている我々側もちゃんと「違和感」を持てるだけ世の中を見る目を保ちたいです。1返信 はずれスライム8月9日そのうち「何のAI使ってますか?」って質問が出るかもしれませんね。いや、それすら出せず、互いにAIの考えた無難な問答集を読み上げだけになるかも😅1返信
#394 スイスの山を歩きながら国民投票のイロハを学ぶ 17分・8月23日・ 798再生AI目次ハーバード大Writing Center廃止の波紋スイスの直接民主制が問う「国民の知恵」全政策のメリット・デメリット公開の意義「移民制限」と「永世中立」国民の選択は?エリートに任せて安心?歴史が示す教訓
#393 【absolute primogeniture】ヨーロッパで最後まで男系男子優先としてきたリヒテンシュタイン公国も長子相続に転換 10分・8月21日・ 541再生AI目次欧州最後の男系優先国が性別不問に公爵家自ら決める継承法の背景アロイス皇太子が語る公爵の条件日本の皇室典範と「2600年」の真偽伝統と変化、2つの国の決断の行方
#392 【leap of faith】チューリッヒの舞台から飛び下りてみた 21分・8月17日・ 840再生AI目次清水の舞台から飛び降りる覚悟同窓会で見続けた悔しさの背景「The Artist's Way」が促す挑戦底の見えない湖への決死のダイブ達成感がもたらした新たな自信とは
#391【終戦の日の読書録】ニュースとは何か②『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』 17分・8月15日・ 739再生AI目次硫黄島の遺骨収集13年の軌跡消えた1万人の遺骨、その背景とは「友軍ハ地下ニ在リ」伝わる思い「しょせん骨だろ」同僚の言葉と信念時代を超える悲劇、戦争報道の使命
#390 【活字読書録】ニュースとは何か①『黒い海』 19分・8月11日・ 812再生AI目次17人死亡の漁船事故「波のせい」か運輸安全委員会の固い口と調査の壁米国NTSBと日本の情報公開の隔たり大手メディアが報じない11年前の真実『黒い海』が問いかけるジャーナリズム
#389 気になるニュース 小さなメディアの役割 20分・8月9日・ 828再生AI目次RealTokenの欺瞞と投資の罠米不動産投資の知られざる闇地方報道と大手メディアの軋轢独立系メディアの監視機能統制された記者会見の実態とは
#388 【Audible読書録】読書と引き寄せの法則 17分・8月7日・ 894再生AI目次引き寄せの法則を脳科学で解明取材中の葛藤と『月とアマリリス』女性記者主人公小説からの学び『ファイアドーム』と無責任な噂翻訳者の雑談から見える文化差
#387 翻訳者の家の雑談 16分・8月3日・ 882再生AI目次著者が求める名前削除の顛末YouTubeで英語力に差?その理由「suave」魅力的な言葉の深掘り翻訳者の家、黒猫の性別騒動雑談から広がる言葉と文化の考察
#386 翻訳者の悲哀 表紙におまえの名前など要らんという著者 11分・7月26日・ 587再生AI目次著者の要求「翻訳者名、表紙から削除せよ」「翻訳者不要」著者の姿勢への落胆欧州で高まる「翻訳者を表紙に」の波これまで他人事だった欧州翻訳者の苦しみ翻訳者の仕事の価値を認める活動の必要性
#385 翻訳者の家のおしゃべり 11分・7月20日・ 588再生AI目次アルプスを望むスイスの村での暮らし生配信ハプニングと辞書談義の衝撃翻訳者の家の地下室に眠る辞書の宝庫AA辞典が明かす言葉の意外な一面イタリアを熱狂させた日本文学の秘密
高市総理の広島の会見は少しだけ生で観てましたが、政権側の意図ばかりが伝わってくる違和感満載の会見でした。会見というよりも「儀式」だなぁ、と。
メディアの大手が儀式に加担する中で独立系メディアには頑張って欲しいですけど、観ている我々側もちゃんと「違和感」を持てるだけ世の中を見る目を保ちたいです。
いや、それすら出せず、互いにAIの考えた無難な問答集を読み上げだけになるかも😅