TOPトーク専門家今井正司のココロが軽くなるラジオ#265 [学習の心理学 ] 読み書き障害を知っていますか?17:12 2024年10月7日 234再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次学習障害と読み書き障害、その違いとは?ディスレクシアの症状、その実態に迫る読み書き困難、その背景にあるものとは?子どもたちの学びを支えるためにできること早期発見と適切な支援の重要性AI文字起こし(β版) # 学習障害を正しく理解しておきましょう みなさん、心を軽くしてお過ごしでしょうか。心が軽くなるラジオパーソナリティの今井翔治です。 今日は、学習の心理学1ということで、読み書き障害を知っていますか?というタイトルでお話をさせていただきたいと思います。 読み書き障害ってなんとなく聞いたことあるよって方とか、あんまり聞いたことないけど、なんとなく読めない、書けないっていうことかなっていうね。 地面というか、障害の名前でなんとなくそうかなって思う方もいらっしゃると思いますが、今日はこのあたりを正しい情報を皆さんとシェアできたらなというふうに思っております。 この心が軽くなるラジオで、なんで学びのことについてやるかというと、これ2つポイントがあります。 1つはですね、私のリスナーさんは子育てだったり、学校の先生だったり、子供に関わる仕事の方が多いんですよね。 なので、きっとお仕事上でもね、お子さんの学びというところでは悩まれている方も多いんじゃないかなと思うので、正しい情報を一緒に共有できることによってですね、 いろんなお子さんに関わるときの苦労とかね、そういったものが少しでも軽減されればなというふうに思って、情報発信させていただきたいのが1点です。 もう1点は、やっぱり大人の中でもですね、実は自分が読み書きが困難だということを薄々気づいているんだけど、なんかこうはっきりとしないままね、頑張ってうまく能力が発揮できなくて、 なんかこう辛い思いをしたりとかしてね、なんでだろう、私は頭が悪いのかななんて思って生きている方も結構いらっしゃるんですよね。実は背景にこういう読み書きの困難さがあって、やり方を変えたらね、 学びとか大人だと仕事とかがうまくいくことがあるので、こういう情報ってやっぱり大事だなと思いますから、ぜひ自分自身のことかなと思いながら聞いていただくというのも1ついいかなと思っております。 そこでですね、まず最初に皆さんと共有したいのは、学習障害という言葉なんですね。医学的にはですね、極限性学習症っていうね、ちゃんと診断名があります。 ただこれね、なかなかこの学習症を診断できるお医者様って少ないっていうのはね、実情で、やっぱり学校現場でですね、学習障害、学習症というふうにね、判断とか見立てをされることは多いかなと思います。 今回の読み書き障害もそうなんですが、学習障害、これは文科省の定義がありまして、文科省の定義では聞く、話す、読む、書く、計算する、または推論するのね、 そういう学ぶ上での必要な基本的なスキルっていうものに、何か困難さが生じているときに、学習障害って言うんですね。ただ誤解をすごく受けているのは、IQが低い子って思われてるんですよね。 それは違ってですね、IQというものが知的な障害の水準を満たしていない場合、だから知的な障害がない場合、学習障害っていうふうに呼びます。 だから文科省の文言だと、全般的な知的発達に遅れはないものの、聞いたり話したり推論したりするなどの学習面での広い能力の障害を指しっていうふうに書いてあるんですね。 これは何なのかというと、練習不足なんじゃないのとか、そういうことではなくて、先天的な脳の機能的な偏りによって生じているということなんです。 なので、もちろん子育ての仕方とかそういったものも関係ありません。聞く、話す、読む、書く、推論とか計算において、やっぱりそれは努力で頑張って頑張って頑張ってやったら抜群に能力が上がるっていうものではないんです。 なので、この辺りに誤解がないようにしていただけたらなと思います。 だから勉強が単純に嫌い、苦手っていう背景、そういうお子さんがいたら、それは身学習で嫌いとかやりたくないって言ってるのか、頑張りたいんだけど本が読みづらいとか文字が書きづらいとかいうふうになってたら、それは勉強嫌いになっちゃいますよね。 そしたら、別に読めなければ音で聞いて何か学習できるような教材に提供できますし、書くっていうのもひょっとしたら今だったらパソコンで打つっていうこともできますし、カメラでパシャって撮って見ることもできますから。 なので、まず学習障害っていうのは知的の水準っていうものが遅れがないっていうような、知的の遅れがないっていうところを抑えておいてもらえるといいかなと思います。 もちろん前提としたとは視聴覚の障害、見るとか聞くってことができない、聞くができないから聞こえないから聞くが苦手とかじゃないですよ。 視力が弱いから本が読めないっていうところじゃなくて、もちろんそういう視聴覚の障害もないっていうことです。 だから努力してもやっぱりどうしても字が読みづらいっていうことはやっぱりあるんです。 今日はディスレキシアっていう症状について皆さんと共有できたらなというふうに思っております。 # ディスレクシアについて はい、ではこのチャプターではディスレキシア、読み障害についてのお話になります。 ディスレキシアなんで読めないの?というふうにね、不思議に思う方もいるんですが、読みの障害といってもですね、全く見えない、読めないというわけではないんです。 読むのはすごく難しいという感じなんですね。 なので、文字を一つ一つ拾って読んだりとか指でなぞりながらゆっくりだと読めるんだけど、 なかなか本文の内容までしっかりと頭に入れながら読んでいくというのが難しい状態なんです。 先ほどの学習障害の定義にもありましたけど、ディスレキシアというのは読み書き障害、発達性ディスレキシアというふうに呼ばれます。 知的な遅れがないこととかね、さっき言った視聴覚障害がない、十分な教育歴と本人の努力が見られるにもかかわらず、 知的能力から期待される独自能力の獲得することに困難がある状態というふうに定義されています。 通常、読みの能力だけじゃなくて、やっぱり読むのが苦手な状態だと書くという所持能力というのも難しくなっていきます。 読むとか書くというのは、その文化の文字とかにも依存しますから、 アルファベット圏だと3から12%って報告されているようで、日本だと全国調査を行うとだいたい4.5%なんですね。 だけど、日本語はひらがな、カタカナ、漢字という3つの文字表記がありますので、 習ってどんどんそれが複雑に組み合わさっていくと、日本人の場合はこうやって発達していくと、年齢をとって習っていくことが だんだん複雑になっていくと、より読みづらいというようなことも生じてきます。 こういう、なかなか読みたいんだけど読めない、極端な話、アルファベットだとBとD、P、Qって文字似てますよね。 これなかなか識別ができなかったりとかすると、例えば音読とかするときに単語が読みづらいですよね。 トム・クルーズさんはね、こういう症状なんですよ。 なので台本を読む専属の人を雇って、耳で聞いたのを覚えて練習するとかね。 そういうふうに、やっぱり読むのが苦手だから、代わりの方法で学びを深めているというのを、やっぱり有名な話ですけどね、知られています。 やっぱりね、読むのが苦手というと、音読何回もやればできるようになるかというと、そういうことでもないんですよね。 もちろん、トレーニングすることによって、徐々に徐々にね、単語の一つのまとまりが読めるようになってくると、そこにエネルギーを使わなくて済むわけですよね。 そういった意味では、練習していくと読めるようになってくるってこともあります。 あるんですけど、これがね、 劇的に何かこう読めるようになるかというと、そういうわけではないんですよね。 やっぱり 読むところに、このディスレキシアがないお子さんよりは、より集中力を使って頭もフル回転しちゃうから、 疲れやすかったりとかね、多くのものをやっぱり処理できないというところがあります。 なので学年が上がって、教科書とかテストの問題、読むので精一杯ということにもなっちゃうので、じゃあどうしたらいいかというと、私たち大人すぐね、 子供を鍛えようとしちゃう気持ちがあるんだけど、そうじゃなくて、やっぱり 何だろう? 例えば、板書一つ取っても、ノートに書いてじゃなくてもプリントで配っておくとかね、 板書もシャメで取っていいよとかね。 シャメって言わないですが、スマホで取っていいよとかね。 あとは教科書も、今はいろんな時代だったり、大学もそうですね。 音声で教科書をね、 読んでくれるような音声教科書があるので、そういったものを使って、 話の内容というのをね、理解してもらうという方法もあります。 そう考えると、リスナーさんの中にもどうですか? 本を読むのは苦手だけど、YouTubeとかで話を聞いていると頭に入るんだよなぁとかね。 逆に耳から何かを聞いても入らないから、私は活字を読まないと頭に入ってこない。 いろんなタイプの人がいますよね。 大人になると、それが自分で選択できて、自分のやりたいように学びのスタイルを確立できますけど、 子供はね、そういったところがまだ混乱してたり、自分はなんでできないんだろう?ってショックをね、 やっぱり受けるところですから、 単純にね、勉強嫌いとか、例えば国語嫌いとかね、国語苦手とかね、言った時には、 その苦手の背景っていうのにね、このディスレクシアとかがないかなぁとか、 やっぱり理解してあげてほしいんですね。 心理学をやっている私からすると、 ディスレクシアがなくても国語が嫌いっていうふうに言ったら、なんで嫌いなんだろう?っていうところは、 やっぱりね、背景を見ていきます。 もちろんね、こういうディスレクシアのように先天的なものがないかどうかね、っていうのもあるし。 だからその本をなかなか読む習慣がなかった子はね、 そういったところでみんなと一緒に読むっていうのが苦手かもしれないから、 プライドが傷ついて嫌だって言ってるのかなぁとか、 いろんなね、理由ありますが。 だから、子供が苦手って言った時にはね、一緒にその苦手感なんでかなぁって、 疑問に思ってね、探っていくっていうのは大事です。 あとね、小学校の低学年だと、割にわからないことがあるんですよね、 読み書き障害が。 なんでかというと、音読ってめちゃめちゃ簡単なんですよね。 例えば、おじいさんとおばあさんが、 はいって言ってみんなで、おじいさんとおばあさんが、とか言ってね、やるので、 実際ね、教科書をほとんど見てないのに、副書をできちゃう子っていっぱいいるんですよね。 何だったら、教科書全く読んでないのに、頭から最後まで全部ね、 暗記できちゃう子もいるので、そういった時にはね、なかなか小学校低学年だと、 なんかね、読み書きのところはね、 見つけにくい部分もあるので、やっぱり新しい絵本とかね、一緒に読みながら、 この文節のね、区切りとか理解できてるかなぁとかね、 用音とか促音、ちっちゃい用とかさ、 促音、小さいつ、とか、 そういったものがね、ちゃんと発音できるか、がっこうって言えるかどうか、がつこうってならないかなぁとかね、 そういったところも、一つのこの、なんていうか、単語のまとまりっていうのが、 読めるようになると、頭あんまりね、使わなくてもいいですもんね。 だけどこういったところが、一個一個がね、気になっちゃったり、読めなかったり、 何だっけ?ってなっちゃうと、エネルギー使って苦しくなりますからね。 だからそういったところを、やっぱりね、 一緒に本を読むっていうことをしながら、ディスレキシアについて、 何かね、そういった困り感持ってないかなって、見てあげることは、 とても大事かなと思います。 やっぱり読みとか書き、書くっていうのがね、 とてもこう、日本の学校は比重が大きいので、 ここがね、やっぱり困難を感じちゃうと、勉強そのものにもね、 影響が出たり嫌いだって思っちゃうことがあるので、 なんとかね、早くアセスメントできたらなぁと思っております。 はい、なのでね、今日いろいろちょっと情報ありましたけど、 学習障害はね、知的な遅れがないよということとか、 ぜひぜひ知っておいてほしいことをいっぱいお話ししましたので、 少しね、ああそうだったんだ、知らなかったというところがある方は、 もしいらっしゃいましたらね、メモとか留めといていただけるといいかなというふうに思います。 はい、私の本じゃないんですけどね、 立命館の川崎先生の 陸歴史の本が出てます。ちょっと写真に載っけているので、 ぜひね、今日みたいなのを言った話、興味ある方は見てください。 今日も皆さんの心が軽くなることを願っております。 また明日お会いしましょう。 もっと見る #心理学 #ディスレクシア #特別支援教育 #読み書き障害 今井正司のココロが軽くなるラジオプレミアム放送配信中!07:121.学習障害を正しく理解しておきましょう10:002.ディスレクシアについてコメント感想・質問・応援メッセージを書こう うさみん2024年10月8日喉の具合が心配です。どうぞ、ご無理なさいませんように。数ヶ月前に川﨑先生のセミナーを受講しました。専門的な知識のない保護者でもとても分かりやすく納得いく話が多くて大満足でした。今井先生ご紹介の本ではないですが、新刊の「発達障害の子どもに伝わることば」が届いたばかりです☺️息子は知的ボーダーでディスレクシアではないですが、苦手の背景を探るというのは特性のあるなしに関わらず大切な支援ですよね。1返信 いまいしょうじ|こころラボ2024年10月14日いつもありがとうございます!川﨑先生の講座を受講されたんですね。わかりやすい説明ができる研究者で支援者の先生って少ないので、すごい先生ですよね!どんな悩みも、適切な科学的な視点とアセスメントで理解して支援することが大事に思っています。子育てだと「思い込み」が強くなってしまう私ですが、それでも、科学的な視点を身につけているおかげでバランスを保てているような気がします。1
#391 家族を支える認知行動療法 5-7:SPACEに学ぶ、子どもの力を信じる親支援 ⌘ 「親を変える治療」をひとまとめにしないために 42分・8月21日・ 159再生AI目次5つの親支援プログラムの核心SPACE独自の介入:家族の巻き込み不安除去と要求応答、親の対応術「子どもの対処力」を育む親の信頼「原因論」から「維持要因」への転換
#390 家族を支える認知行動療法 5-6:SPACEに学ぶ、子どもの力を信じる親支援 ⌘ 不登校、OCD、ASDにSPACEを応用するときの注意点 48分・8月20日・ 246再生AI目次「巻き込み」か「支援」か?機能分析の視点OCD・ASDにおける家族の巻き込み合理的配慮とアコモデーションの境界不登校の背景とCBTの誤解を解く親支援の4つの問い:子どもを信じる道
#389 家族を支える認知行動療法 5-5:SPACEに学ぶ、子どもの力を信じる親支援 ⌘ SPACEは本当にCBTと同じくらい効くのか:代表的RCTと「非劣性試験」の読み方 43分・8月18日・ 214再生AI目次CBT対SPACE:非劣性試験とはSPACE研究:著名論文の設計非劣性試験結果と家族変化論文の批判的視点と今後の課題SPACE応用と家族支援の未来
#388【Live】人間はブレンデットウイスキーかもしれない(家族の心理学) 47分・8月16日・ 47再生AI目次「人間はブレンデッドウイスキー」の真意ブレンドされたウイスキーとゼリーに学ぶ人生の複雑さ家族関係を左右する「文脈」と「時間」の重要性問題の根源は誰か?循環的因果関係という視点理想の家族像にとらわれない支援のあり方と限界
#387【Live】「エビデンスがあります」を信じすぎないで:心理学の情報で傷つかないために 56分・8月16日・ 72再生AI目次「エビデンス」過信で心が傷つく理由専門家が示すエビデンス利用の倫理心理尺度と自己ラベル化の危険性安易な診断を超えた個別アセスメント情報発信の舞台裏と視聴者への配慮
#387 家族を支える認知行動療法 5-4:SPACEに学ぶ、子どもの力を信じる親支援 ⌘ 巻き込みを減らしたら子どもが激しく反発した 41分・8月14日・ 223再生AI目次SPACE実践:子の反発に親がどう向き合うか子の反発:消去バースト以外の多角的解釈子の攻撃性への対処:安全確保とサポーター攻撃性と不安:別々に評価する重要性とはSPACEの有効性:解明途上のメカニズム
#386 家族を支える認知行動療法 5-3 ⌘ SPACEでは実際に何をするのか:家族の「巻き込み」を見つけ、ひとつずつ変えていく 52分・8月13日・ 227再生AI目次家族の「巻き込み」が作り出す不安の連鎖全て変えない「巻き込み」削減の秘訣親は治療者ではない?行動変容の真意親の「宣言」が引き出す子どもの反応親が子どもの不安に「耐える力」を育む
#385 家族を支える認知行動療法 5-2:SPACEに学ぶ、子どもの力を信じる親支援 ⌘ 助けることと、巻き込まれることは何が違うのか 44分・8月11日・ 204再生AI目次「助けること」と「巻き込まれる」の分岐点不安を助長する「家族の巻き込み」二つの形親が「巻き込まれてしまう」心理的メカニズム子の力を信じ、不安に対処する親のメッセージ合理的配慮とSPACEの支援を見極める視点
#384【Live】最近、お母さんどうしたの?:家族支援の透明性を考える 40分・8月9日・ 64再生AI目次親の変化に戸惑う子供の心境養育責任と行動変容の境界「親も練習中」伝える重要性とは?「スペース」から学ぶ対話の価値成功とは?未来の記憶を紡ぐ支援
#383 家族を支える認知行動療法 5-1:SPACEに学ぶ、子どもの力を信じる親支援 40分・8月8日・ 190再生AI目次SPACEの独自性:子どもを治療しない支援子どもと家族を巻き込む不安のメカニズム「負の強化」が不安を維持する仕組みとは?親が示す「支持」の真意と二つの要素親の対応は不安の原因か、維持要因か
数ヶ月前に川﨑先生のセミナーを受講しました。
専門的な知識のない保護者でもとても分かりやすく納得いく話が多くて大満足でした。
今井先生ご紹介の本ではないですが、新刊の「発達障害の子どもに伝わることば」が届いたばかりです☺️
息子は知的ボーダーでディスレクシアではないですが、苦手の背景を探るというのは特性のあるなしに関わらず大切な支援ですよね。
川﨑先生の講座を受講されたんですね。わかりやすい説明ができる研究者で支援者の先生って少ないので、すごい先生ですよね!
どんな悩みも、適切な科学的な視点とアセスメントで理解して支援することが大事に思っています。子育てだと「思い込み」が強くなってしまう私ですが、それでも、科学的な視点を身につけているおかげでバランスを保てているような気がします。