TOPハウツー・学習旅行・地域藤本智士の「リスカバー ニッポン」岩手県野田村の写真返却会の話11:10 2024年10月2日 165再生 問題を報告する 再生する シェアする 久しぶりに写真家の浅田政志くんと訪れた野田村の話です。もっと読むAI目次岩手県野田村の震災と写真救済活動写真救済活動の始まりと浅田雅史氏との出会い泥だらけのアルバム、蘇る記憶写真返却会:お茶会形式の工夫写真返却活動の継続と未来への展望AI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ 藤本さと氏のディスカバー日本 地方を旅する編集者藤本さと氏が旅のいいところを出し惜しみなくシェアするラジオです 今日はですね岩手県野田村というところにいまして ちょっとこの野田村の話をしたいと思います聞いてください # 野田村の写真救済活動 今、僕が岩手県の野田村になぜいるかと言いますと、写真家の浅田くん、浅田雅史とトークがありましてですね。 それで呼んでいただいて、久しぶりにやってきたんですけど、 この野田村とのご縁というのは、本当に震災になります。2011年の東日本の震災。 あの頃僕はですね、東北にいろいろボランティア行ったりしてたんですけど、 その中で写真救済活動と言って、泥だらけのアルバムを洗って乾かして持ち主に返すと。 そういうのが本当に東北沿岸部、特に大きな津波被害があった場所ですね。 やっぱりたくさん行われていた。やっぱり放射能の問題があったので、福島はそういう活動すら難しかったというのはあるんですけど、 宮城県から岩手まで沿岸部各地でですね、泥だらけになってしまったアルバムを何とか救済しようという動きが、 本当に自然発生的にあって、いわばこの野田村というのはその最北のところになるかと思います。 ちなみに僕がその写真救済の現場に初めて出会ったのは松島町。 松島で泥掃除させてもらっている中で、ちょっとこのアルバムにホースで水かけてくれみたいに言われて、 写真に水かけていいのかなってすごい戸惑ったのを覚えています。 そんな中で、この野田村は浅田くんが本当にまず最初にボランティアにやってきた町だったんですね。 当時僕も見に行ったんですけど、青森県の八戸でハッチという施設がオープンして、 そこの記念展みたいなオープン記念写真展みたいなやつで浅田雅史と梅香ちゃんという友人と、 二人の友人の写真家が参加していたので、これはちょっと見たいなと。 ということで本当に今思えば震災直前ですよね、1月とか2月とかに展覧会を見に来ました。 いやもう本当に直前だったかもな。3月頭だったぐらいかもしれない。 まあなんせ直前だったような記憶があります。 浅田くんはその展覧会のこともあったので、八戸に何度も展覧会の準備段階からよく入っていて、 八戸でいろいろそういう活動の中で友人ができて、 まず最初に浅田くんは地震が起こった時に真っ先に八戸の友人たちのことが心配になったそうなんですね。 それで友人たちに聞いてみたところ、八戸も確かに揺れて大変だったけれども、 もっとひどいのがやっぱり沿岸部、岩手の沿岸部だと。 八戸も海沿いのところにあるんですけれども、もう少し南の岩手県野田村のあたりが相当ひどいらしいと。 八戸の友人たちが、なので野田村にボランティアに行くということを浅田くんは聞いて、 あ、ならば僕も一緒に行くということで、八戸の友人たちと一緒に野田村のボランティア活動をして、 そこで一人の青年が写真をせっせと洗っている姿に出会ったんですね。 それが野田村の写真救済活動のキーマンである小田くんという青年で、 彼は実は市長じゃない、野田村の村長の息子さんなんですけど、 その小田くんに声をかけて、なんつっても浅田くんは写真家なので、 そもそも例えば写真というのは、 義援プリントという昔のフィルムカメラのプリントというのは特にですね、 現像してプリントを作るという工程の中で水にくぐらすわけですよ。 だから少々水をかけても大丈夫だという認識は、 例えばそういう風に写真のプロである浅田くんはわかるわけですよね。 彼なりの知識を持ってできるだけ、 とはいえ泥だらけになってしまった写真みたいなことは当然初めて直面するわけだから、 わからないこともたくさんあるんだけれども、 浅田くんはそこで一生懸命自分なりに知恵をシェアして、 野田村の写真救済活動をしていたと。 僕は僕で一方で別の町で泥だらけの写真を洗うことに直面したりとかして、 そんな中で浅田くんに声をかけて、 ちょっと二人で被災地を写真救済現場というのを一緒に巡らないかみたいなことで、 東北沿岸部をまるっと2年間ぐらいは結構密に何度も何度も、 僕は神戸、兵庫県から車を走らせ、 一旦当時浅田くんは山茶に住んでいたので、東京の山茶で浅田くんを拾い、 そのままさらに北上して東北に入っていくというのを何度も繰り返していました。 そうやって最終的に取材して回ったものが展覧会になり、 さらにはアルバムの力という写真集というかね、一冊の本になって、 それがさらには映画朝田家という、浅田くんの役を二野が演じるというね、 とても不思議な感じでしたけど、その映画の原案の一つにもしてもらって、 当時の写真救済のことというのがエンタメの作品の中でちゃんと残っていくというのは、 とてもありがたいなというふうに思っています。 というそんな野田村で写真返却会というのが行われています。 写真返却会というのは当然各地で行われていたものなんですけど、 せっかく洗って乾かして何とか腐敗していくのを止めた写真たちを、 やっぱり持ち主に返したいわけじゃないですか。 でも大量にある写真を持ち主に戻すというのもかなり難しい。 あとは個人情報というかね、やっぱり写真なので、 そういう中ではどうか誰か知り合いがうまく見つけてくれたらいいんだけれども、 勝手にあんまり積極的にアプローチするのも難しいみたいなこともあって、 写真返却会というのが各地で行われ、 そんな中で自分の写真がないかな、 一枚でもいいから思い出が残ってないだろうかということで、 探して回っている人たちに見つけてもらって持ち帰ってもらう。 そういう活動が本当に気仙沼田、陸前高田田、いろんなところでありました。 ただですね、この震災から十数年たった今も、 こうやって地道に写真救済活動、そして写真返却会が行われている土地というのはごくごくわずか。 仙台の町の方であったりすると、やっぱりなくなくデータ化はするけど、 本当の元のプリントはもう捨ててしまうというような判断に至ったところもたくさんあるように聞きますし、 そんな中でいうと、この野田村ではちゃんとプリントも保管して、 アルバムに整理して、デジタル化も進めて、 iPadとかで見れるようになっていて、 写真が見つかったらその番号が含まれたアルバムを探せば、 そこから元のプリントも出てくるというような紐付けの作業までしっかりされている。 野田村の特徴は、アルバムの力の本にも載っているんですけど、 当時から写真返却会というと結構体操な感じになってしまうので、 お茶会といってお菓子を用意して、 お茶でも飲みながらついでに写真も探しましょうみたいな。 みんながワイワイと集まる場所を先に立たせて、 写真を見つけてもらって、返却率を高めていくみたいな。 これ本当に数万枚ある中から自分の写真を探すって相当しんどいんですよ。 特に最初のうちは写真がまだまだ減ってないから、 持ち主の元にあんまり帰ってないので、 余計にそこから探すのは大変な作業なので疲れる。 ある意味で楽しみながら、おいしいお菓子とか食べながらやるのがいいんじゃないかということで、 お茶会と称してやっているのが野田村の特徴で、 そういうのも含めて今もなお続いているんじゃないかなと思います。 今は宮前くんという子が広島県福山市で大学の先生をしている。 宮前くんが毎回福山からやってきて活動を続けていたり、 僕と同じ西宮出身の女の子で、今はJR東日本に勤めてるって言ってましたけどね、 そんな彼女がお手伝いされていたりとか、大阪の大学の学生だったり、 八戸の高専の先生だったり、いろんな人たちが関わって活動をしています。 # 終わりのあいさつ そうですね、今日は野田村の名物とかそういうのを話そうと思ったけど、 どうしてもその野田村とのご縁の話で、初心救済とか当時のアルバムの力っていう一冊の本の話みたいなことになってしまいましたけれども、 ちょっと明日はまたね、野田村の特徴というか、何か旅の何かしらのきっかけになるような、そんなお話ができればなと思っていますので、 ちょっと今日はこんな感じで終わりたいなと思います。 ということで、チャンネルのフォロー、コメントよろしければ、SNSでのシェアもよろしくお願いします。 藤本聡司のリスカバー日本でした。 もっと見る #野田村 #浅田政志 #アルバムのチカラ 藤本智士の「リスカバー ニッポン」藤本智士(日本を旅する編集者/Re:S)00:201.初めのあいさつ10:002.野田村の写真救済活動https://amzn.to/4eFgqYr00:503.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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