TOPトーク教師📕言葉を整える、思考の時間<単著連動企画②> 「自分の言葉で書いてみよう」って、一人で考えさせること?15:47 8月26日 145再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「自分の言葉で」はどこからが自分か?教師が「言葉を奪う」というジレンマ「言葉を貸す」新しい教育的視点「物の見方」を貸すことで育む力AI時代の「自分の言葉」再定義とは?AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。 言葉を整える思考の時間、パーソナリティの藤井海です。 この番組では、教室で見つけた学びを出発点に、 仕事や子育て、日々のコミュニケーションにもつながる考えるヒントをお届けしたいと思っております。 チャンネルのフォローやいいねもぜひよろしくお願いいたします。 # チャプター 2 さて、おはようございます。 今回もですね、タンチョ連動企画第2弾ということでお話をしていきたいなと思います。 前回はですね、言葉にできる子っていうのを最初から上手に話せる子として見るんじゃなくて、 自分の言葉をね、何回もこう更新し続けられるような、言い直していけるような子として見てみたいよねっていう話をしました。 今日はね、そこからもう一歩進めたいなというふうに思っております。 今日のお話、言葉にできる子って何?の続きなんですけども。 学校ではよく言うと思うんですけど、自分の言葉で書いてみようとか、自分の言葉で説明してみようってよく言うと思うんですよ。 これは確実に僕もよく言ってます。 はい、じゃあちょっとね、書いてる言葉じゃなくて自分の言葉で喋ってみてくださいねとかよく言いますわ。 言うんですけど、最近ね、自分の言葉っていう言葉そのものを考え直しておりまして。 自分の言葉ってどこからが自分なんですかっていうね。 誰かから教えてもらった言葉使ったら自分の言葉じゃないのかとか、そういうことを今のAI時代、特に考えていかないといけないなということで。 いろんなセミナーでもね、お話しさせてもらったりするんですけども。 ここを主に教室の場面で見直していきたいなというふうに思っています。 子供と話してたら、うまく言葉にならずに止まってることがよくあると思うんですよね。 何がいいのって言ったら、うーんとなんかこう、みたいな。 こういう、うーんみたいな。こんな感じなんやけどみたいなのはあるけど、なかなか言葉にできてないっていうこと。 で、これ教師としてはなんとなく言いたいことがわかることも多いと思うんですよ。 もちろん、うーんだけってわかりませんけど、さっきのね、授業の文脈を教師はわかっているわけですから。 さっきのくだりで言うと、たぶんあの子が考えていたことは、あの子の感じからするとこうやろうな、なんとなくわかるわけですよ。 そういうときに、みなさんどうしてますかっていうのですけど。 うーんのところからもね、込みですけど。 やっぱりこう、え、それってこういうこと?とか、もしかしてこんな感じのこと?みたいな。 あ、そうよね。何々さ、さっきああいうふうに言ってたから、こう考えたんちゃうの?みたいな。 こういうことやるな、みたいな。ここですよね。 こっちが言葉にして返すことがあると思うんですよ。 で、子供は何て言うかって言ったら、あ、そうですって。 ここでね、いや、ちょっと違いますって言ってくれたらいいんですよ。 言わない、言いませんよね、ほんとにね。そりゃそうですよ。 やっぱこう、あ、それですって言ったときですよ、子供らがね。 やっぱ、うーん、いや今の言葉ってあの子の言葉なんやろかっていうね。 教師が言ってしまうことで、その子自身が言葉を探す機会を奪っちゃうみたいな。 こっちから、でもそうじゃないと授業進まないんですよ。 で、じゃあ、うーん、OK、じゃあ次の人、他の人は?って言ってもいいんですけど、 やっぱそれをやりすぎると、まあもちろん当てた子の自尊心も傷つけますし、 言わなくとも次の人に回してくれるっていう失敗のね、なんか連鎖というか、 変な成功体験を積ませてしまう、成功体験というかね、そういう経験を積ませてしまう、 そういう空気に教室がなってしまうこともよくあるし。 だから、待つことも大事なのは分かってると思うんですよ。 でも、待ちきれなかったりするんですよね。 いや、いつまでも待つよって言いたいけど、その先生のいつまでも待つよは、 授業で先生が言うだけであって、子供たちはいつまでも待てないわけですよね。 うーん、やっぱそういう時ってすごく難しいなって思うのと、 あとはやっぱり子供主体の授業、要は自由進路やったり、 自分でね、そうやって進めていくっていうことを考えれば考えるほど、 やっぱり教師はなるべく言わんほうがいいんじゃないかなみたいな。 そういうこともあると思うし、僕も思うんですよね。 で、前回成田さんの話を出しましたけど、この話、越中谷くんのね、 越中谷先生との話でやっぱり見方が変わるところがたくさんあって、 教師がか、子供の代わりに答えを言ってしまうっていうのを、 これ越中谷くん全部言っちゃうって言ってましたけど、 子供がまだ持ってない言葉を貸してみるっていう、 その感覚はやっぱりいいよなっていうところで。 で、この貸すっていう捉え方がすごいしっくりきたんですよ。 これ放送の中でも言ってましたけど、 こう、与えるものではなくて貸してあげるイメージ。 例えばね、子供がなんかこの人ずるい感じがするみたいな、 言うとするじゃないですか。 なんかこう、変な感じとは言わんが、ずるい感じがする。 だから、教師がずるい感じがするっていうのの、 ずるいの解像度が教師が高いわけじゃないですか。 いや、ずるいっていうのはこの場面で言ったら、 このね、その登場人物が矛盾してるっていう話だと。 分かってると、教師はね。 ってなった時に、いや、それは矛盾してるってこういうことやろ。 そう書いてみ?って。 言ってしまえば、その教師の言葉を正解として渡すことになるじゃないですか。 でも、その矛盾っていうのを教師が分かっているのであれば、 その矛盾してるって言わずに、 もしかしたらそれは言ってることとやってることがずれてるって感じてるからか? って聞いてあげると。 ちょ、割と具体ですけどね。 で、こう、そういう風に言葉を貸してあげることで、 いや、子供がね、例えばそこから、いや、そうじゃなくてって。 その矛盾って言ってしまうと、ああ、そうなんやってなってしまうけども、 さっきみたいにね、言ってることでやってることがずれてる感じ?って言ったら、 子供は、いや、そうじゃないって。 言える可能性が出てくると思うんですよ。 もちろんここで、ああ、そうです、そうですってなるのもいいんですよ。 だから、やっぱりそれでいいと思ってて、むしろね、違うっていうのが大事。 子供が、いや、そうじゃなくてっていう風に感じるのがすごく大事だと思うので、 教師の言葉をね、一回借りたからこそ、 自分が言いたかったの、それとはちょっと違うみたいな。 要はだから、お試しですよね。 あの、一回目から高いものを買うんじゃなくて、 一回お試しで使ってみて、いや、なんか違うなって自分で体験するっていう。 まあまあ、この感覚かなと思うんですけど。 で、むしろ逆に、教師がね、言った言葉に対して、 ああ、それに近いなって。でも、いや、なんかずれてるっていうよりかは、みたいな。 こうやって自分で言い換えることもあると思うんですよ。 こういう風に、貸してあげる。 ここで結局、教師が子供の言葉を奪ってるんじゃなくて、 授業の内容を分かっているからこそですよ。 これもそうです。ずっと言ってることと繋がりますけど、 指導案通りといいますか、目の前の子たちに合っていない授業とか、 しっかりと、考えきれていない授業をしていると、 ここまで一つ一つのことに対しての解像度が、教師自身高くないと思うんですよ。 でも、さっきみたいな話ですよね。 子供がなんかちょっとずるい気がするって言った時に、 ああ、それは矛盾してるからよな、分かる。でも矛盾してるって言わんと、 いや、それって言ってることとやってることが違うってこと? っていう風に言い換えられるこの感じですよね。 こうなった時に、やっぱり言葉を貸した感覚になれると思うし、 そうだと思うんですよ。 だから結局、でも貸したら返してもらうとダメでしょ。 貸しっぱなしダメじゃないですか。借りパクすんなよっていう話だから、 そのまんま使ってもいいけど、 少し違う表現にしてもらってもいいんですよ。 いいんですけど、そうじゃないって返してもいいんですけど、 子供が選び直せる余地を残しておくっていうのはすごく大事。 そういう風にしておくことが、言葉を貸すっていうことに繋がるんじゃないかなと思ってます。 長なった。 # チャプター 3 まあなのでえっと、まあそういうふうなね、言葉を貸すっていう、奪うわけじゃなくてっていうところもそうなんですけど、 僕、小澤さんの話もね、まあ今回栃木でいろいろお話もさせてもらって、やっぱりと思ったことがあったんですけど、 教師が子供に貸すのって言葉だけじゃないと思うんですよ。 これあの眼鏡の話、小澤さんとね、したことを覚えてくれたある方もいらっしゃるかなと思うんですけど、その物の見方も貸せると思うんですよね。 文章を読んでて、いやこの2つって何がちゃうんやろうとか、具体的に書いてるところと大きくまとめてるところを分けてみたらとか、 その根拠と自分の経験って繋がるみたいな、こういう問いを教師が返すっていうことって、答えを教えてるわけじゃないじゃないですか。 その見方ですよね。その文章の見方を教師が貸してるわけ。 結局、普段使ってる見るための眼鏡ですよね、いわゆる。 その文章を読むときの眼鏡を1回子供に渡してあげて、そう捉えてみたらどう?っていう話ですよね。 で、そういう風にやっていくことによって、やっぱり具体と抽象を行き来して見ることができたりとか、 違いを比べて見れたりとか、根拠との繋がりを見れたりするわけじゃないですか。 で、1回貸した眼鏡を、もちろん眼鏡なしでその視点で見ることができるようになれば、もちろんいいことですし、 眼鏡製造機って小澤さんは言ってましたけど、その眼鏡自身を子供自身が自分で作ることができるようになってもいいだろうし、 やっぱり視力良くなってもいいと思うしね。 そういう見方を1回貸すことで、それまで見えてなかったことが見えてくるとか。 あとは、大切なのは教師のこと、眼鏡をずっとかけさせないことだと思うんですよ。 ここを比べてみたら?って教師が言うとするじゃないですか。 で、何回か経験したら子供の方から、これってさっきのと比べたら違うんじゃないん?とかっていう風に出てくるわけですよね。 子供自身が眼鏡を持つことが、かけることができている。 だから、教師から借りたその見方っていうのを自分で使い始めて、別の見方と組み合わせたりとか、自分なりに変えたりする。 これは千葉さんは技って言ってたりしてありますけど、今はこの読解の法略みたいなのもそうですよね。 だから、ここで自分のものになるっていう、地肉になるっていう風に僕も言ってますけど、そこがすごく大事なんじゃないのかなと。 で、これね、大人も絶対一緒だと思うんですよ。 やっぱり本読んでてね、いやこれほんま、まさに自分が考えてたことだってほんま思うんですよ。 でもやっぱり僕は不勉強なところもありつつで、自分が体感で良しとして思ってやってたこととか、 これまでこうやったけど体感こうだろうと思ってたものがね、既に理論立てて整理されていたり、名前がついていたり、 偉い方と言いますか、の本でね、紹介されてたりするわけですよ。 で、やっぱりそういう風に、自分が考えてたことやって思うのもそうやし、 誰かと話しとって、その言い方めちゃくちゃしっくりくるなって思うこともあると思うんですよ。 まさに比喩表現とかメタファーとかもそうですし、 こうやってその言葉を使いながら考えていくうちに、ちょっとずつ自分なりの意味が加わってきて、結局自分のことになる。 そもそもですよ。僕らが使っている言葉とか、授業もそうですよね。ほとんどが自分で発明したものじゃないじゃないですか。 ほとんどがっていうか、ほぼ全てですよね。 誰かから受け取った言葉であって、誰かから受け取ったものであって、 だからやっぱり僕はね、自分の言葉と人から借りた言葉っていうのを別に綺麗に分けなくていいと思うんですよ。 問題なのは借りたかどうかじゃなくて、借りたものを自分でもう一回選び直せるかどうかだと思うんですよね。 これAIも一緒です。本当ここ。AIも一緒です。 AIから出てきた言葉か、そうじゃないかっていう、その二つに分けないといけないとか、 分けると、AIから出てきた言葉はダメで、自分で書いた言葉はいいみたいな。 そうじゃなくて、借りた言葉をずっと自分で使い続けるんじゃなくて、 どうやって自分の色を足すか、自分の意味を足すかっていうところがすごく大事なんじゃないのかなというふうに思っています。 だから先生がそのまま言ったことをそのまま書くとか、AIが出したやつをそのまま使うとか、 友達の表現が上手かったからそのまま移す。 このままやったらその言葉になっていると言いにくいと思うんですよ。 でも、この言葉は使いたいけどちょっとここ違うし、自分やったらこここういうなって、 自分で選び直してるんだったらその言葉はちょっとずつ、ちょっとずつですよ、 ちょっとずつその子の自分のものになっていくと思うんですよね。 なのでまとめて今日の問いに改めて答えるなら、 自分の言葉でって僕たちが言う、教師が言う自分の言葉でっていうのは、 一人でゼロから言葉を生み出すことではないというふうに言い切れるかなというふうに思います。 自分の言葉で、自分の言葉でって言うけど、 人から言葉借りてもいいし、味方を借りてもいいし、 友達から借りても、教師から借りても、AIから借りてもいいと思います。 でも借りて試して違和感持って、そこから選び直すっていうことがすごく大事なんじゃないのかなというふうに思います。 その過程から自分のものになっていくんじゃないかなと。 じゃあ教師の役割がやっぱり変わると思うんですよ。 子供主体だから教師は何も言わないとか、自分たちでやるんじゃ、そうじゃないと。 必要な時に言葉を貸さなあかんし、味方貸さなあかんし、問いを貸さないといけないと思うんですよ。 でも最後まで教師が持ってるんじゃなくて、教師が貸すのは答えじゃなくて、 自分の言葉にね、子供らがたどり着くための借りの言葉と借りの味方っていうところ。 いつかね、それを教師が貸さなくとも自分で選べるようになっていったらいいし、 それを見届けられるように、小中高と続けていくことなんじゃないのかなと思っていたりします。 さあ、ということで、今日のお話は以上とさせていただきます。 自分の言葉でっていうことあると思います。 あると思うんですけど、それを言う時に子供のどんな姿を思い浮かべるのか。 どこまでできたらいいのかなっていうところ。 それをちょっと考えてもらえたらなと思ったりします。 次回はですね、ここから視点を変えて、そもそも僕らが言っている言葉にできない子ってほんまにいるの?っていう、 そこを掘り下げていきたいなと思います。 話す、書くだけじゃないですね。その子の考えがどんな形で外に現れているのかっていう、 その出し方から考えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 では、ありがとうございました。 もっと見る📕言葉を整える、思考の時間藤井 海|思考と言葉を整える国語教師00:191.チャプター 108:382.チャプター 206:523.チャプター 3コメント感想・質問・応援メッセージを書こう Asu ka8月26日いや、そうじゃなくて…って言えるってことは自分の考えをしっかり持ててるってことなんだろうなぁ。課すじゃなくて、貸すか😊子どもに言葉を貸すって自分にはない考え方でした‼️1返信 土屋綾乃8月26日言葉やものの見方を貸す。そこから自分の血肉にしていく。借りたものをもう1度選び直す。借りなくても自分で選べるようになっていく。今日のお話は、相当言葉を大事にしてないと出てこないものだなぁと思いました。こんなに丁寧に接してくれたら、よく考えるようになるし、自分の言葉も増えていきますね✨1返信
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って言えるってことは自分の考えをしっかり持ててるってことなんだろうなぁ。
課すじゃなくて、貸すか😊
子どもに言葉を貸すって自分にはない考え方でした‼️
そこから自分の血肉にしていく。
借りたものをもう1度選び直す。
借りなくても自分で選べるようになっていく。
今日のお話は、相当言葉を大事にしてないと出てこないものだなぁと思いました。
こんなに丁寧に接してくれたら、よく考えるようになるし、自分の言葉も増えていきますね✨