TOPトーク教師しゃかラジ! 〜社会をつくる!子どもを育てる社会科学習〜評価する眼を問い直す08:18 8月30日 23再生 問題を報告する 再生する シェアする アイスナーの「啓発された眼 教育的鑑識眼と教育批評」第4章の読書会を経て考えたことを話します。AI目次アイスナーが提唱する「教育的監視器官」とは「できた・できない」だけでは捉えきれない学び子どもたちの行動に隠された「なぜ」を見抜く眼評価基準の「枠」が隠してしまう本質を見出すには自身の「評価の眼」を更新し、深化させる方法AI文字起こし(β版) # 評価する眼を問い直す シャカラジエへようこそ。パーソナリティの柳圭一です。 この放送は、社会をつくる子供を育てるための社会科の面白さや、教材研究のヒントを配信しております。 今回は、評価する面を問い直すというテーマでお話をしていきたいと思います。 昨日、私が参加している読書会がありまして、 アイスナーという方が書いた、啓発された目、教育的監視器官と教育批評という書籍があるんですけれども、 その本の第4章を読む読書会がありました。 そちらの中で、私が参加して考えたことを、今日はお話をしていきたいなと思います。 その本の第4章のテーマは、教育的監視器官というテーマになっていました。 教育的はわかると思いますが、監視器は警察とかの監視器ですね。 で、官というのは目のことで、それで教育的監視器官というふうに言います。 で、それが何なのかということと、それを通して自分の授業とか、それから教育の在り方ということについて考えさせられたなという話をしていきたいと思います。 この教育的監視器官というのは、教育の中だけに限らないんですけれども、その中で起きていることを細かく見分けていく目ということになります。 主にその表面的な行動とかということだけではなくて、その質や違いを見るということになりますので、 できたとかできないだけでは捉えきれないような子どもたちの学びを見取るということにもつながるかなというふうには思います。 元々この研究、アイスナーという人の研究は美術教育というところから話が始まっているところなので、 美術教育というと美術の作品、絵画作品だったりとか、そういう美術作品をどういうふうに読み取るのかということになっていくのかなと思うんですけど、 美術作品で評価する際に、作品の良し悪しというか出来栄えというものをどういうふうに読み取るのかというのは、評価する観点が非常に複雑というか難しいのかなというふうに思います。 いろんな芸術作品というのがあるのかなと思うんですけども、その良さをどう見取っていくかだったりとか、その作品からその作品を作ったこのどのようなことを読み取っていくのかというのを読み取るためには、 その読み取る側の評価者の側にも様々な経験だったりとか、観点とか視点とかそういうものが必要になってくるんじゃないのかなと思うんですよね。 それがまさにその教育的監視器官というところになるのかなと思うんですけども、 それは美術教育ということだけじゃなくて、普段の教育とか、子どもたちの発言ということにもつながっていくのかなと思います。 自分自身が何か子どもの言ったこととか作品とかを評価する際に、どのように評価しているのかなというのを問い直すきっかけになったかなと思うんですよね。 これまで評価というと、一般的に評価というとどのような評価があるのかというと、 一番わかりやすい評価は正解したかしてないかとか、できたかできなかったかというような見えるものの評価というのが一番わかりやすい評価なのかなと思います。 答えが合っていたら正解したというふうに評価するし、間違っていたら正解していない。 体育とかもそうだと思うんですけども、科学教科の技能でもそうですけども、できるようになったことをできたと評価する。 まだできていないと評価する。 発表できたかできていないかとか、成果物などが完成したかしていないかなどの見えやすいものの評価ということが評価の第一歩というか、 第一歩って言っていいんですね、一番わかりやすい評価なのかなというふうに思います。 そこが一番最初の評価なんですけれども、それだけで子どもたちの学びや成長などを捉えたということにはならないかなと思うんですよね。 例えば、発言じゃしなかったというような事実があったときに、その発言しなかったという事実はなぜ発言しなかったのかという背景がまた違ってくるわけですよね。 まだ考えているから発言しないとか、友達の考えを聞いているところだから発言していない、自信がない、何も言えばわからないなど発言しないという一つの事実に対してもたくさんの意味がありますから、 それを見分ける目というのが教師には必要になってくるかなと思います。 同じように、例えば社会科の授業などでもそうですけれども、できたというふうになったときに、資料からAさんは10個の事実を見つけたと、 Bさんは2個しか見つけられなかったというふうになったときに、じゃあAさんとBさんの評価はどちらが良くなるのかというふうになると。 数だけで比べたら当然のことながらAさんの方ができたというふうになりますけれども、 でもBさんは2つしか見つけていないけれども、その2つの中に資料の本質を捉えるような発見があるのかもしれません。 というふうになると、その数だけで見とるのではなくて、その子が何を見ているのかとか、どう意味付けたのかというものを見てくると。 そのような評価をするためには、やっぱり教師の側にもそれを見分けるだけの視点が必要になってくると。 それが教育的観識があるというところにもつながってくるのかなと思います。 そういう観点を身につけるということが大事だということであるとは思うんですけれども、 逆に言うと、そういう観点があることによって子どもを見る目が縛られてしまうという危険性もあるわけですよね。 日本の場合は学習指導要領だったりとか、そういう評価基準ですね。 国政権が出している評価基準等々をベースにして評価というものを考えてくるわけですけれども、 その評価の枠に当てはめて考えるときに、評価の枠に当てはまっているから評価されるとか、 当てはまっていないものは評価されないとかということになってしまうと、 当てはまらなかったものの中に大事なものは残っていないのかなということを改めて考える必要があるのかなと思うんですよ。 見えたものと見えなかったものだけではなくて、見ようとしていなかったものがその中にあるんじゃないのかなという、 そういう視点も重要になってくるかなと思うんですよね。 それが結局評価する目を問い直すということにつながっていくのかなと、そういうことを考えたわけです。 自分が評価したいなと思っているもの以外にも、子どもたちの行動とか学びとか生活物には何かメッセージが隠されているかもしれない、 そういう見ようとしていないものを見ようとするような目を教師として持っていくべきだなということを 今日は考えたそんな読書会だったかなというふうに思っています。 自分の評価の在り方ということだけに引き寄せて考えるだけではなくて、自分の見方を更新するだったりとか、より深めていく。 そのためには自分一人の力だけでは難しかったりするので、他の人の見方も合わせて聞いてみるということだったりとか、 そういうことも必要になってくるのかなと思います。 今回は評価する目を問い直すということで、アイスナーの書いた啓発された目、 教育的観識眼と教育批評という書籍の読書会、第4章の読書会をしたその内容から考えたことをお話しさせていただきました。 最後までお聞きいただきましてありがとうございました。 それではまた次回の放送でお会いしましょう。さようなら。 もっと見る #評価 #夏休み最後の過ごし方 #鑑識眼 しゃかラジ! 〜社会をつくる!子どもを育てる社会科学習〜柳圭一@社会をつくる!子どもを育てる社会科学習08:181.評価する眼を問い直すコメント感想・質問・応援メッセージを書こう Asu ka8月30日評価かぁ、改めて考え直す放送をありがとうございます!1返信 柳圭一@社会をつくる!子どもを育てる社会科学習8月30日気づかない間にバイアスがかかって評価していないか、考えさせられる書籍でした。1 松尾侑8月30日評価に関しては、いつも悩みますよね…😅💦どうしても通知表として示さないといけないので、そうなると、テストの点数の比重が…でも、本来は…と悩む日々が続いております😅💦1返信 柳圭一@社会をつくる!子どもを育てる社会科学習8月30日ちょっと言葉たらずでしたが、主に「見取り」をする上での教師の心がまえなど、そんなところを考えさせられる書籍でした。1
6年生「幕府の政治と人々のくらし」④【授業デザイン】〜260年続く社会を設計してみる〜 4分・16時間前・ 21再生AI目次社会を安定させる設計への問い子どもたちのアイデアと幕府の制度幕府の安定は人々の幸せとイコールか仕組みが誰にとって意味を持ったか過去から現在へ繋がる社会科の意義
6年生「幕府の政治と人々のくらし」③【発問研究】〜幕府何のために人々を動かしていたのか〜 4分・一昨日・ 19再生AI目次「参勤交代」に隠された幕府の意図村人の暮らしを管理した幕府の思惑大名と人々を動かした統一の問い幕府が社会安定に用いた制度の全貌学びを深める「制度の意味」を問う発問
6年生「幕府の政治と人々のくらし」②【教材研究】〜なぜ幕府はこんな仕組みをつくったのか〜 4分・9月11日・ 30再生AI目次260年続いた幕府の統治の問い大名配置と隠された徳川家の戦略参勤交代で大名に課された重い意味五人組から見る民衆支配の仕組み政治と暮らしをつなぐ幕府の狙い
6年生「幕府の政治と人々のくらし」①【単元分析】〜なぜ江戸時代はこんなに長く続いたのか〜 4分・9月10日・ 24再生AI目次江戸時代はなぜ長く続いたのか参勤交代に見る社会の安定策人々の暮らしに隠された意図社会の仕組みから解き明かす理由
6年生「全国統一への動き」⑤【探究・PBL】〜全国統一は本当に必要だったの?〜 4分・9月9日・ 23再生AI目次「全国統一」の真価を問うPBL課題商人・農民の視点から見る統一鉄砲・刀狩りで解き明かす歴史「良いこと」だけではない統一の側面歴史学習が現代社会にもたらす視点
6年生「全国統一への動き」④【授業デザイン】〜全国統一をどうやって説明する?〜 4分・9月8日・ 24再生AI目次人物を起点としない授業の導入社会の変革を示す資料の提示法信長・秀吉が起こした社会の連動全国統一の理由を説明する着眼点歴史学習を変える新たな視点転換
「使ってください」では進まない 7分・9月7日・ 34再生AI目次AI活用が進まない学校現場の壁AIが変える教材研究と公務AI導入の障壁となる教員の不安小さな成功体験がAI活用を促進AIで学校の働き方と学びを改革
6年生「全国統一への動き」③【発問研究】〜なぜ、全国統一へ向かったのか?〜 5分・9月6日・ 21再生AI目次全国統一へ向かう「発問」の深掘り商業盛隆が促す支配範囲の拡大鉄砲が変える軍事力と広域支配室町幕府衰退が招く新勢力の台頭人物を超え社会構造から迫る統一
AI時代の調べ学習〜「検索のまとめ」から始める〜 8分・9月5日・ 25再生AI目次AI時代、調べ学習の「価値」を再考AIによる検索のまとめ、そのメリットと危険性情報の真偽を見抜く!「一時情報」への道AIまとめを超え、自分だけの「言葉」を創るAI共存時代に育むべき「確かな思考力」
いつも悩みますよね…😅💦
どうしても通知表として示さないといけないので、そうなると、テストの点数の比重が…でも、本来は…と悩む日々が続いております😅💦