#250【レポート】第6回 哲学スナック・本質観取「はたらくとは何か」
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6月6日(土)に開催した本質観取「はたらくとは何か」のレポートです。
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■今回のメンバーは?
事前にテーマを決めて実施すると、当日テーマをつくるのとは別の関心を持った方が集まってくれます。今回はテーマに深くかかわる行政機関の職員、社労士、経営者、福祉関係者と、濃いメンバーが顔をそろえました。
「仕事とは何か」ではなく、あえて「はたらくとは何か」を選んだ理由は、そのほうが「ライフ」の視点も含まれる気がしたからです。
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■本質観取とは
本質観取は、哲学者フッサールの現象学をベースに、教育哲学者の苫野一徳さんが体系化した対話の手法です。
「共通了解をつくる」「合意形成をすること」の難しさを、誰もが感じたことがあるはず。
本質観取ではテーマの普遍的な特徴(本質)を、参加者同士の対話によって浮かび上がらせていきます。対立を恐れずに、異なる意見を尊重しながら、共通の土台を編み出していく合意形成のプロセスです。
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例えば福祉施設での「良いケアとは何か」、学校での「良い教育とは何か」、お店での「良いおもてなしとは何か」を、スタッフ全員で言語化することで、何に優先順位を置くかを共有できるようになります。全員が発言してボトムアップ式に組織の理念を言語化していくことができますので、様々な意思決定のプロセスを明確かつ短縮化することができます。本質観取は、知的な遊びではなく課題解決の手法なのです。
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今回は「はたらく」ことの本質を探っていきながら、自分らしい生き方、働き方、関係のつくりかたを言語化することを目指しました。
解像度を上げるために、池上彰さんの『なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』と、勅使河原舞さんの『働くとは何か』を選書して準備しました。
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■エピソードを持ち寄る
まず「これははたらいた」という体験と「はたらいてなかった」という体験を参加者それぞれが持ち寄るところから始まりました。
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これは私自身のエピソードですが、ある駅の駐輪場に行ったら、高齢の男性スタッフから機械式のラックに私の自転車の荷台が入らない、と断られましたに。まわりに他の駐輪場はなし。迫る電車の時刻。
しかし奥から出てきた別のスタッフさんが、ラックのないスペースに工夫してとめてくれました。子乗せシートのついたものやタイヤの大きな自転車が隣に並びました。
最初のスタッフさんはルールに従っただけかもしれませんが、私は工夫をしてくれたスタッフさんは「はたらいている方」だと思いました。
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このエピソードから別の方も思い出してくれました。小雨が降る中に駐輪場に行ったら、年配の女性スタッフさんがタオルを持ってきて、車体を拭いてくれた。それは明らかにジョブディスクリプションの中には入っていないが、彼女は主体的にその行動をとってくれた。「この方、めっちゃはたらいてくれてますよね!」という言葉に、全員頷きました。
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■「何のために?」という目的を共有していることが重要
これらのエピソード、全員の対話から生まれた言葉がこちら。
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はたらくとは
「共有した目的のためにお互いがお互いの力を使い、相手の力を引き出すこと」
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報酬があるかどうか、職業の名前がついているかどうかも問わない。しかし「何のために?」という目的を共有していることが重要。でなければ役割は成り立たないし、トンチンカンな方向に行ってしまう。
目的を共有し、自分の力を使うことができて、それが相手の力を引き出して、さらに自分の力が引き出される——そんな循環を「はたらく」と呼びたいね、という合意が生まれました。
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■毎月、福岡で、スナックで
毎回、様々なバックグラウンドの方が参加してくださっています、年齢も幼稚園生からと幅広いです。
同じテーマでも、また違うメンバーが集まると、きっと違う言葉になっていくのでしょう。
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福岡で、リアルで、そしてスナックで、毎月本質観取をしている場所は昼スナだけです。ぜひお気軽にお越しください。
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<過去の様子をラジオVoicyで聞けます>
■#166【レポート】第1回哲学対話・本質観取「価値があるとは何か」~全員が納得できる共通の土台を作る
https://r.voicy.jp/YQm4DgWLm2W
■#176【レポート】第2回 哲学対話・本質観取「よい場とは何か」~違和感こそが他者への最大の貢献
https://r.voicy.jp/YQm4D6wam2W
■#193【レポート】第3回 哲学対話・本質観取「大人とは何か」
https://r.voicy.jp/nEmNe1nkKXk
■#203【レポート】第4回 哲学対話・本質観取「人を信じるとは何か」
https://voicy.jp/channel/821343/7725890
■#229【レポート】第5回 哲学対話・本質観取「親子とは何か」
https://voicy.jp/channel/821343/7803396
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本質観取を皆さまの現場で実践していくための「練習の場」として、気軽に参加していただけたら嬉しいです。
また、企業や教育現場への出張ワークショップもお気軽にお声がけください。
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終了後、昼スナに参加される方はチャージ代(1,000円)が無料になりますので、スナックタイム前の内省の時間としても使っていただければ幸いです。
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日時:2026年7月5日(日)11:00-13:00
場所:中洲昼スナ「役にたたなくてもいい場所」
福岡市博多区中洲2丁目7-5 第3タワービル2階 bar Day-Break
参加費:価格2000円(1ドリンク付き)
※昼スナに参加される方はチャージ代(1,000円)が無料
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【こんな方におすすめ】
✅ 哲学対話・本質観取を体験したい
✅ 新しい視点を持ち帰りたい
✅ 他人の物差しではなく、自分の言葉で世界を捉え直したい
✅ 他者の視点をヒントに自己理解を深めたい
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お申し込み・お問い合わせ:
https://honshitsukanshu07.peatix.com
またはDMでご連絡ください。
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■今回のメンバーは?
事前にテーマを決めて実施すると、当日テーマをつくるのとは別の関心を持った方が集まってくれます。今回はテーマに深くかかわる行政機関の職員、社労士、経営者、福祉関係者と、濃いメンバーが顔をそろえました。
「仕事とは何か」ではなく、あえて「はたらくとは何か」を選んだ理由は、そのほうが「ライフ」の視点も含まれる気がしたからです。
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■本質観取とは
本質観取は、哲学者フッサールの現象学をベースに、教育哲学者の苫野一徳さんが体系化した対話の手法です。
「共通了解をつくる」「合意形成をすること」の難しさを、誰もが感じたことがあるはず。
本質観取ではテーマの普遍的な特徴(本質)を、参加者同士の対話によって浮かび上がらせていきます。対立を恐れずに、異なる意見を尊重しながら、共通の土台を編み出していく合意形成のプロセスです。
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例えば福祉施設での「良いケアとは何か」、学校での「良い教育とは何か」、お店での「良いおもてなしとは何か」を、スタッフ全員で言語化することで、何に優先順位を置くかを共有できるようになります。全員が発言してボトムアップ式に組織の理念を言語化していくことができますので、様々な意思決定のプロセスを明確かつ短縮化することができます。本質観取は、知的な遊びではなく課題解決の手法なのです。
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今回は「はたらく」ことの本質を探っていきながら、自分らしい生き方、働き方、関係のつくりかたを言語化することを目指しました。
解像度を上げるために、池上彰さんの『なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』と、勅使河原舞さんの『働くとは何か』を選書して準備しました。
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■エピソードを持ち寄る
まず「これははたらいた」という体験と「はたらいてなかった」という体験を参加者それぞれが持ち寄るところから始まりました。
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これは私自身のエピソードですが、ある駅の駐輪場に行ったら、高齢の男性スタッフから機械式のラックに私の自転車の荷台が入らない、と断られましたに。まわりに他の駐輪場はなし。迫る電車の時刻。
しかし奥から出てきた別のスタッフさんが、ラックのないスペースに工夫してとめてくれました。子乗せシートのついたものやタイヤの大きな自転車が隣に並びました。
最初のスタッフさんはルールに従っただけかもしれませんが、私は工夫をしてくれたスタッフさんは「はたらいている方」だと思いました。
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このエピソードから別の方も思い出してくれました。小雨が降る中に駐輪場に行ったら、年配の女性スタッフさんがタオルを持ってきて、車体を拭いてくれた。それは明らかにジョブディスクリプションの中には入っていないが、彼女は主体的にその行動をとってくれた。「この方、めっちゃはたらいてくれてますよね!」という言葉に、全員頷きました。
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■「何のために?」という目的を共有していることが重要
これらのエピソード、全員の対話から生まれた言葉がこちら。
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はたらくとは
「共有した目的のためにお互いがお互いの力を使い、相手の力を引き出すこと」
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報酬があるかどうか、職業の名前がついているかどうかも問わない。しかし「何のために?」という目的を共有していることが重要。でなければ役割は成り立たないし、トンチンカンな方向に行ってしまう。
目的を共有し、自分の力を使うことができて、それが相手の力を引き出して、さらに自分の力が引き出される——そんな循環を「はたらく」と呼びたいね、という合意が生まれました。
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■毎月、福岡で、スナックで
毎回、様々なバックグラウンドの方が参加してくださっています、年齢も幼稚園生からと幅広いです。
同じテーマでも、また違うメンバーが集まると、きっと違う言葉になっていくのでしょう。
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福岡で、リアルで、そしてスナックで、毎月本質観取をしている場所は昼スナだけです。ぜひお気軽にお越しください。
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<過去の様子をラジオVoicyで聞けます>
■#166【レポート】第1回哲学対話・本質観取「価値があるとは何か」~全員が納得できる共通の土台を作る
https://r.voicy.jp/YQm4DgWLm2W
■#176【レポート】第2回 哲学対話・本質観取「よい場とは何か」~違和感こそが他者への最大の貢献
https://r.voicy.jp/YQm4D6wam2W
■#193【レポート】第3回 哲学対話・本質観取「大人とは何か」
https://r.voicy.jp/nEmNe1nkKXk
■#203【レポート】第4回 哲学対話・本質観取「人を信じるとは何か」
https://voicy.jp/channel/821343/7725890
■#229【レポート】第5回 哲学対話・本質観取「親子とは何か」
https://voicy.jp/channel/821343/7803396
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本質観取を皆さまの現場で実践していくための「練習の場」として、気軽に参加していただけたら嬉しいです。
また、企業や教育現場への出張ワークショップもお気軽にお声がけください。
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終了後、昼スナに参加される方はチャージ代(1,000円)が無料になりますので、スナックタイム前の内省の時間としても使っていただければ幸いです。
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日時:2026年7月5日(日)11:00-13:00
場所:中洲昼スナ「役にたたなくてもいい場所」
福岡市博多区中洲2丁目7-5 第3タワービル2階 bar Day-Break
参加費:価格2000円(1ドリンク付き)
※昼スナに参加される方はチャージ代(1,000円)が無料
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【こんな方におすすめ】
✅ 哲学対話・本質観取を体験したい
✅ 新しい視点を持ち帰りたい
✅ 他人の物差しではなく、自分の言葉で世界を捉え直したい
✅ 他者の視点をヒントに自己理解を深めたい
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お申し込み・お問い合わせ:
https://honshitsukanshu07.peatix.com
またはDMでご連絡ください。
昼スナママ・フィッシュ明子の役にたたなくてもいいラジオ
フィッシュ 明子
- 00:161.
タイトルコール
- 07:022.
はたらくとは、共有した目的のために、お互いが自分の力を使い、相手の力を引き出すこと
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