TOPビジネスキャリア前田れいこ/岡崎市議会議員『政治や介護や日々のこと』#48 福岡県在宅医療・介護現場における利用者等からの暴力・ハラスメント取組について13:19 2025年4月20日 49再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次福岡県、在宅医療介護現場の課題に迫る医師殺害事件から学ぶ、対策強化の必要性暴力・ハラスメント、その実態と定義とは?福岡県の6つの対策、その内容とは?全国への波及、そして私たちに必要な心構えAI文字起こし(β版) # 福岡県の取り組みを視察 岡崎市議会議員で、現役ケアマネージャーの前田玲子です。 政治や介護や日々のこと、今日も始めていきたいと思います。 今日は先日行ってきた行政視察ですね。 市議会議員としての仕事ですけれども、福岡県の視察に行ってきました。 福岡県の取り組みなんですけれども、どういう内容かというと、 在宅医療・介護現場における利用者等からの暴力ハラセメントの取り組みについてということで、 視察・調査をしてきましたので、この内容について説明をしたいと思います。 よかったら聞いてください。 # 2022年埼玉県ふじみ野市訪問診療医師殺害事件を受けて対策強化 始めていきたいと思います。 4月15日のことですが、福岡県に視察に行ってきました。 市議会議員なので、市の取り組みに対する視察が多いのですが、今回は県の取り組みを聞いてきました。 そのまま岡崎市におろせるかというと、なかなか難しいと思うのですが、 ただ、介護現場・医療現場の在宅のことで、今課題となっている利用者からの暴力・ハラセメントに対する対策や取り組みについて、 しっかりと岡崎市も取り組んでいかないといけないかなというのは、常々私が考えているところではあるので、 この内容について調査をしてきました。 これは令和6年からこの事業は始まっているのです。 そもそもハラセメントってどんなものかというと、利用者から大きく3つ定義されているのです。 暴力・ハラセメントに該当する行為というのは、1つは精神的暴力。大声発する、怒鳴る、差別的発言をする。これ精神的暴力。 次に身体的暴力。これは叩く、蹴り、蹴る、つねる、なんかですよね。ここは想像つきやすいかなと思うんです。 そしてセクシャルハラセメント。必要もなく身体を触る、あからさまに性的な話をする。こういうことを暴力・ハラセメントに該当する行為ということで定義付けてられています。 一番最初に言った精神的暴力というところですね。ここに関して介護職・医療職、意外と受けやすいんじゃないかなと思うんです。 利用者さんの方って当然ケアをされるべき存在ではあるので、時に大声を出したりとか、怒鳴ったりとか、差別的な発言をするというところで、 例えばこういうのがあるんですよ。相手の人格に関わるようなことを指摘したりするんですよね。用心のことだけではなくて、 例えばヘルパーで私が行ってた時とか、ケアマネージャーで行く時なんかは、前のケアマネージャーっていうのはこうこうでよかったわ、だけどお前だお前だみたいなね、 名前を言って攻撃をしてきたりとか、他の人と比較して落としてきたりとか、こういうのって自分の心の芯の部分に直接傷つくような、心の柔らかいところに矢を放たれるような、そういう人格的な攻撃をしてくる。 こういうのっていうのは、意外と介護職、医療職っていうのは、ここは寄り添わなくてはいけないという教育を受けてたりするので、ここにしっかり線を引かなくてはいけないっていうことは、実は自覚がないんじゃないかなっていうのは常々思ってはいるんですよね。 これ、福岡県でこういう取り組みが令和6年から始まったというところ、なぜかというと、実は大きな事件があったんですね。 2022年1月に発生した、埼玉県富士見野市で訪問診療のお医者さんが、利用者の家族に殺害されたっていう事件があったんですね。 これ非常に悲惨な事件で、前日に亡くなった母親に対して訪問診療院に蘇生をするように家族が行ったんだけれども、それができなかったということに対して、腹を立てた家族が散乱中で医師を殺害してしまうっていうね。 そして、そこに付き添いできていた理学療法士の副部も、これも打って重傷を及ばせる。 そして、相談員に対してもサイルスプレーを噴射して、障害を負わせるっていう、非常に過生産なやるせない実験があったんですよね。 これを受けて、国の方からこの在宅医療介護に関しての暴力ハラスメントの実態調査とか、それに対する施策をしっかりと取り組みなさいっていうことのお達しがあったようなんですね。 この通知というか、それに先駆けて、他ではなかなかまだやれてないんですけども、この福岡県というのは在宅医療介護の暴力ハラスメントの取り組みというものを始めました。 この対策事業の中身なんですけども、6つあるんですね。 1つ目、暴力ハラスメントの研修会。 2つ目、安全対策費用の補助。 これは何かというと、例えば訪問時に身の危険を感じたときに、外部へSOSを発信するための安全確保対策費用というものを補助を出すというものなんですね。 見守りペンダントとか、そういうものになります。 そして3つ目は、複数名訪問費用の補助というものです。 本来の介護保険とか医療保険の中で、複数名訪問というものは必要であるというアセスメントがあって、かつ利用者からの同意があれば、これは算定することができるんですね。 ただ、中には利用者本人以外からの、家族なんかからの暴力やハラスメントに関わること、そして利用者からこの同意が取られない場合、こういう時は、医療保険とか介護保険で算定というのが不可能になる場合があるんですよね。 ここに関して事業所が泣き寝入りをしなくちゃいけないという部分があったんだけれども、ここの加算相当額というのを一部補助するという補助になります。 これ聞いてきたら、3ヶ月間の間、これを補助すると。その間に体制を整えるというような内容の費用の補助だということでした。 そして4つ目は、暴力ハラスメント対策のマニュアルを作成する。 5つ目は、県民、サービス利用者等への啓発のリフレットを作るとか、チラシを配布するというようなもの。 そして、県民への啓発活動ということで、街頭で啓発活動を介護や在宅衛護の団体が行うというようなことをしていました。 そして福岡県の6つ目は、福岡県在宅医療介護職員カスハラ相談センターということで、相談窓口を設置しました。 これらの取り組みというのは、全て福岡県の自主財源でやっているというわけではなく、国の方の地域医療介護総合確保基金というものがあって、 この基金を活用しての事業だということなんですよね。 今回この事業について調査・視察をしてきたんですけれども、私も現役のケアマネージャーですし、自分も事業所の運営をしていますので、 このケアマネージャーに対する利用者からのハラスメントの対策というのは非常に心を寄せているところではあるんですよね。 どういうふうに対応しなくちゃいけないかというのは、しっかりと対策を取らないといけないんですよね。 例えば、一人で抱え込まない訪問する人間が、支援する側の人間が、チームで対応を徹底するということとか、 できることとできないことを明確に相手に伝えるということ、また相手はある意味対人関係についての境界性障害のようなものを持っている場合もあります。 そういう相手のハラスメントをする人間の感情の揺れに巻き込まれないという姿勢も大事です。 しかし、ケアが必要な人に対してのハラスメント対策なので、例えば自傷行為とか、喫死燃料ということで、自ら命を断ちたいとか、 そういうことに対するリスクというものもしっかりとマニュアルでチームで共有をしなくちゃいけないというふうに考えます。 そして一番大事なことは、支援者である我々のメンタルケアということは忘れずにしなくちゃいけないということです。 しっかりと自分を守りながら、そしてケアが必要な人にケアをするということ、こういうこともしっかりと取り組んでいかなくちゃいけないかなというふうに感じています。 今日は福岡の視察のことをお話ししました。 # 全国の医療、介護職に必要な支援 さあ聞いていただいてありがとうございます。今日は福岡県の取り組みについて 視察をしてきましたのでそのお話をしてきました。ここに関しては私も長年訪問のヘルパーとか あとケアマネージャーの仕事をしてきましたので、時にねこういうハラスメントのようなことに遭遇するってことは非常にあるんです。 またその訪問するだけじゃなくてね、例えば電話口でねと鳴られたり、そしてそれがもう1時間も1時間半も2時間も続く時ってのがあるんですよね。 またねこれ私経営していて非常に気づいたところでもあるんですけども、みんながみんなねこのハラスメントを受けるっていうわけでもないんですよ。 決まった人にハラスメントを受ける傾向があるな、決まったそのケアマネージャーね、 こういう傾向があるなっていうことも気づいたんです。じゃあなぜ決まった人にこういう被害が及ぶことが多いのかっていうことも 自分なりに非常に研究したんですよね。このためにはやっぱり我々ケアをする、そして支援をする人間というのが 学ばないといけないし、ある一定のどうしても人格的にハラスメントをしてしまう利用者さん、患者さんが存在するっていうことも知らなくてはいけないと思うんですよね。 私たちは自分の心を持っていかれないように、振り回されないように、巻き込まれないように、そのためにどうしたらいいかということね、 自分の心を守りながら、しっかりとケアが必要な人に支援を届けるということ。これも今回の福岡の取り組みを見て改めて感じたところですし、 この流れというのは、財源があるなしということに関わらず、本当に全国的にこの取り組みは自治体でもやっていかなくちゃいけないと思うし、 愛知県でもそして岡崎市でもこれをやっていかなくてはいけないなあということを強く感じた、そんな視察でありました。 それではこれで終わりたいと思います。 前田玲子の政治や介護や日々のこと、これで終わります。 聞いていただいてありがとうございます。 じゃあまたね。バイバイ。 もっと見る #ハラスメント #在宅医療 #福岡県 #在宅介護 #利用者 前田れいこ/岡崎市議会議員『政治や介護や日々のこと』前田 れいこ/岡崎市議会議員(介護職)00:471.福岡県の取り組みを視察10:002.2022年埼玉県ふじみ野市訪問診療医師殺害事件を受けて対策強化02:323.全国の医療、介護職に必要な支援コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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