TOPビジネスキャリア前田れいこ/岡崎市議会議員『政治や介護や日々のこと』#112 ごみの少なさ日本一!八王子に学ぶ「有料化」と「個別収集」とは13:31 7月31日 30再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次最終処分場逼迫 八王子の決断有料化と割高設定の巧妙な戦略個別収集がもたらす市民の行動変容成果検証と終了 行政のトライ&エラー20年で定着した市民のマインドセットAI文字起こし(β版) # 八王子市へ視察 こんにちは。岡崎市議会議員で、現役ケアマネージャーの前田玲子です。 前田玲子のVoicy、政治や介護や日々のこと、始めていきたいと思います。 いや、暑いですね。今、これ収録しているのが7月の最後の日、31日なんですけれども、 私が住む岡崎は、今も火がカンカンと出ていてですね。 いつもの年に比べて、虫暑さは少しカラッとしているかなって感じはするんだけれども、何にしても暑いです。 今日はですね、先日行ってきた八王子市の視察、ごみを減量できたという取り組みがあるんですが、その視察のお話をしたいと思います。 それでは聞いてください。 # ゴミの減量に成功 はい、それでは始めていきたいと思います。 先日、東京都の八王子市に視察に行ってきました。 どんな視察かというと、ゴミの減量化に成功したという八王子市の取り組みを調査してきたんですね。 八王子市は人口が50万人以上いる都市です。 実は、この八王子市は人口50万以上の都市の中で、住民市に1人当たりのゴミの量が日本一少ないという市なんです。 そして、これが今、全国一位を4年連続達成している市なんですね。 なぜ、八王子市がゴミの減量に成功したかというお話なんですけれども、 もともと、なぜこの八王子市がゴミの減量に取り組み始めたかというと、 約20年前、最終処分所が満パンになってくるという状態になったんですね。 なんとかして、この容量が逼迫しているという状況、 しかも、新しい処分所を整備するという場所もなければ、予算もなかなかないという中で、 これは今のゴミの量を減らすしかないという判断を八王子市はしました。 この取り組みを20年前に始めたそうなんです。 どうなったかというと、この取り組みは数字にもしっかりと表れていて、 平成15年度には年間のゴミの総量が約20万7千トンあったものが、 令和6年度には14万1千トンまで減少したと言うんですね。 何をやったかという話なんですよ。 これ面白いのが、可燃ゴミを有料化したんです。 有料化をしたことで、平成17年度にやったんだけれども、 平成15年度には年間のゴミの総量は20万7千トンありました。 しかし有料化をした後に、平成17年度には18万9千トンになって約2万トン減少したんですね。 さらにその取り組みがずっと続いていて、令和6年度には14万1千トンまでに減少しているんです。 有料化したということで一時的に減ったということではなくて、 長い時間をかけて市民の考え方に対するものがしっかりと醸成されていって、 少しずつゴミの量を減っていったという背景があるんですね。 先ほど、ゴミの有料化をしたということを言っていました。 この取り組み、ゴミ行政の取り組みのポイントが3つあるんです。 一つはさっき言ったゴミの有料化。これどうやって有料化をしたかというと、ゴミ袋を有料化をしました。 もう一つは、資源ゴミは無料なんです。 そして個別収集をやる。この3つを同時に行ったことで、先ほど言ったゴミの減量を成功したというんですね。 可燃ゴミを有料化する。 さらに面白いのが、可燃ゴミの袋ってあるじゃないですか。 可燃ゴミの袋の料金って皆さんどういうイメージですか。 例えば、袋の大きさが5リットル、10リットル、20リットル、40リットルというふうに分かれていたとすると、 5リットルよりも40リットルの方が通常料金って高いですよね。袋大。 それを逆にしたんですよ。八王子は。 つまり、5リットルは1枚9円、10リットルは18円、20リットルは37円、40リットルは75円ということで、 ゴミの量を少なくすればするほど、 袋の値段は安くなりますし、 逆に大きな袋にすればするほど高くなる割合を増やしていったんですね。 だからゴミを大きくするとあまり得しないよっていうマインドをまず作った。 もう一つは個別収集なんですよね。 皆さんのお住まいのところはどうですか。 そういうゴミの収集場所があって、そこに持って行って収集者が来て持って行ってもらうということだと思うんですけども、 八王子はすべて個別収集なんですね。 つまり、自分の家の前にゴミ袋を置いてそれを持って行ってもらうわけなんです。 だから、これ私分かるんですよ。主婦やってるから。 なんとなく家の前に置いてあるゴミってすごい見るわけじゃないけども、目に入るじゃないですか、ゴミの日にね。 大きいゴミをいつもいつも出してると、なんとなくきっとかっこいいって気持ちになっちゃうんだろうなって気がするんですよね。 ここはいつもゴミコンパクトに出してるよなっていう風に見られたいなと思いますし、 そういうつい人が行動してしまうみたいな仕掛けをやったということで、ゴミの減量化に成功したっていう事例なんですよね。 このつい人が行動したくなるような行動変容を促すっていうのをね、行動経済学でナッチ理論っていうのがあるんですけれども、 これを本当にうまく利用した工事例が八王子のゴミの減量の事業だなっていう風に思うんですよね。 これ全てのプロジェクトがこのゴミ減量に関する成功したかというと、実はそうじゃないんですよね、聞いてみると。 例えば小枝を収集していくっていう事業に関しても、これも行ったって言うんですけども、 場所によって木の枝が出るところもあれば全く出ないところもあるということで、少しやったけどこの事業はやめましたよっていうことをあっさり認めたりとか、 あとは生ゴミの資源化モデル事業っていうこともやったりして、これもバケツを配布してね、生ゴミを集積するっていうようなことをやったんだけど、 あまりにも非効率でこれもやめたなんて話もあるんですけども、こういう話も非常に大切だなと思うんだけども、 行政って一度始めた事業ってなかなかやめにくいところがあるんですよ。だけどこの八王子においてはゴミ減量をするんだ。 だからいろんなモデル事業を実施してみて、成果や費用を検証して、効果が乏しかったら終了しちゃいますみたいな感じで、 トライアンドエラーを行政であってもしっかりとやってるっていうところが非常に好ましい取り組みだなというふうに思いました。 岡崎でもこれから広域のゴミの処分場を建設していくという動きがありますので、我々もゴミの減量って本当に他人事じゃないんですよね。 ゴミを有料化するということに対しては八王子も本当にご苦労されたそうです。 最初は大変お叱りもいっぱいあったし、そして自治会に行って2000回以上説明会をしたってことをおっしゃってましたけども、 だけれども20年経ったらもうゴミ有料化は当たり前だよねっていうことをテレビのインタビューで八王子の方が言ってたっていうのを職員さんが見て、 僕たちここまでやり切ったなってことを感じましたってこともおっしゃってたんですね。 ゴミは減らさないと最終処分場の問題もありますし、やるからには成功できるように知恵を絞らないといけないと思います。 そういう意味でもこの八王子のゴミの有料化、そして個別収集の取り組みによって減量を大成功させた素晴らしい取り組みだなと思ったので紹介をしました。 # トライアンドエラー さあ、今日は八王子市に視察に行った時のお話をさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。 このようにね、いろんなところに私、議員の仕事として視察に行かせてもらいますと、 他のところではこういう取り組みをしているんだな、これを岡崎にぜひ持ち帰って、もっと我々もいい市になっていくといいな、みたいな形で、 結構、相互にね、議員が他の市に行って、視察に行って、自分とこの市に持ち帰るということをさせていただいています。 そして、提言をさせていただくということをするんですが、 今回は八王子市のごみ減量の取り組み、非常に面白いなと思いましたし、聞きながら先ほども言った行動経済学のナッチ理論ね、 ついつい人がその行動をしてしまう、その行動をすると渡航する、みたいな心理状態に持っていくことで、 望ましい行動をしてもらう、という行動変容を促す、これナッチ理論と言うんですけども、 これで、実際に行政が望むべきごみの減量化を成功させたということを素晴らしいなというふうに思いました。 ちょっとした工夫ですよね、有料化する、そして大きなごみ袋に関しては割高の値段設定をする、 まあ何でもないことのようですけども、ちょっとした工夫、そして何よりもこれを地道にコツコツとやり続けたことによって、 ごみに対する市民のマインドセットができて、そして結果、ごみ減量が実現をしたという本当に素晴らしい取り組み、 それが50万以上の人口で、日本で一番ごみが少ない自治体、4年連続ナンバーワンという成果になったんじゃないかなというふうに思います。 それでは前田玲子の政治や介護や日々のこと、今日は視察の話をさせていただきました。 それではまた聞いてください。いつもありがとうございます。 もっと見る前田れいこ/岡崎市議会議員『政治や介護や日々のこと』前田 れいこ/岡崎市議会議員(介護職)01:051.八王子市へ視察10:002.ゴミの減量に成功02:263.トライアンドエラーコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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