TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ収穫後の農家の手間は意味のあることか?07:10 7月12日 392再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次一般的な枝豆出荷の複雑な工程商品化工程が招く品質低下の代償農家が見る収穫後処理の「無駄」理想を追求する直販という選択肢消費者が知るべき野菜の「物語」AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひさまつ農園のひさまつです。 夏といえば枝豆ですよね。ビールのお供にあるいは子供のおやつにもみんな大好き枝豆ですけども。 枝豆はもうおいしい品種が日本ではいっぱい出ていまして、ある種試行品化している感じがありますけれども。 うちでもお客さんにかなり人気の野菜の一つです。 枝豆というのはですね、うちは可能な限りギリギリのタイミングで取ってお客さんにお出ししたいので、 勘弁な出荷体制をとっています。 基本的に枝付きで出しているという。 枝豆は枝豆つぐらいで大豆の木に豆がなっているわけですけれども、 余計な葉っぱとか根っこだけを落として、枝に豆がいっぱいぶら下がっている状態で、 そのまま大きな袋に入れてお届けしてお客さんの方で燃えてもらうという。 こちらでの手間を削減することで、鮮度をできるだけ良くする、 できるだけギリギリのタイミングで取ってすぐ送るということを心がけておりますが、 一般的にですね、皆さんがご覧になっている枝豆というのは、 どういう工程で出荷されているかというと、なかなか手がかかっています。 機械収穫、手収穫、いろいろありますが、畑で枝豆を取りますね。 根元でカットするか、株ごと引っこ抜く。 それで出荷場に皆さん持ち帰るわけですね。 そこからですね、脱氷器と言われる機械で、大小いろんなものがありますけれども、 漕くわけですよね。 回転しているゴムの柔らかい爪がいっぱい付いているトラムが回転していて、 そこに枝豆を突っ込むことで、豆だけをもぎ取っていくわけですね。 葉っぱは透明状になっていて、強い風を送り出すことで、豆とは違う方向に飛ばすということで、 葉っぱと豆を分離して、枝は人間が手で持っている形で、 そのまま機械から抜いて捨てるという。 で、出てきた豆がですね、選別板と言われるスリット状の細いスリットが付いている金属の上を通って、 振動しながら落ちていきます。 その過程でスリットをすり抜けるような、豆が膨らんでいないようなものは全部下に落ちてしまうわけですね。 それで豆があるものを一回箱のようなところに集めるわけですね。 そこで機械で取り除けられたゴミをですね、取り除いた後、洗濯機で洗います。 本当に昔の二層式みたいな洗濯機でやっている人もいますけども、 形状はいろいろですが、水の中でぐるぐると回して洗うんですね。 そうすることで、豆についたゴミとか埃とかそういうものを取り除いて、豆をきれいにする。 同時に痛みを見えやすくするわけですね。 そこから脱水機にかけます。遠心分離して脱水機にかけて乾かして、 それをですね、もう一度選別板という先ほど申し上げた金属が、 細いスリットがいっぱい並んでいるものの上をですね、ガタガタと振動させながら、 斜めになっているところを落としていって、そこに人が張り付いて、 悪いもの、豆が膨らんでないもの、虫食っているもの、ゴミとかを手で取り除いて、 それで選別された豆をですね、計量して袋に入れていくという、そういう工程をとるんですね。 枝豆が代表的ですけれども、このように野菜というのは収穫してから出荷されるまでに、 非常にいろんな機械とか道具とか人の手を通じてきれいにされて、 あるいはゴミを取り除いてということをされています。 当然ですが植物というのは、触ったりぶつかったり洗ったりということをすればするほど、 物は傷んでいくわけで、香りは飛ぶし、その後の劣化がより激しくなってしまうということがあるんですね。 しかし、ゴミも含めた重量で売るわけにはいかないし、見栄えのいいものでないと、 特に小売店の店頭では売れないし、お客さんに手に取ってもらえないし、 それからコンパクトにして袋に入れないと輸送ができないという、 そういういろんな事情で、流通させるためにかなり手を入れるという状況があるわけなんです。 これはもちろん致し方ないことで商品である以上、一定の合理性があると思いますが、 私はこれらの収穫後の工程というのは基本的には無駄だと思っています。 それがなければ一番いい。 すなわち理想の形というのはお客さんが畑に来て、畑で自分に取ればいいわけですね。 そこからどれだけ妥協するかということを考えると、 何かきれいにするとか運びやすくするということのために手を入れるというのは、 何ら不可価値を生んでいないと思うわけですね。 基本的には触らないでいいものを余計に触っている、痛めているということがあるので、 これをやらないで済むために、うちは直販という形をとっていて、 収穫する我々が最低限の手を入れて、それを段ボールに入れて、 送れる形に最小限パッケージして、そのまま送ってしまうという。 可能な限り食べやすくはしますけれども、後はお客さんの方でやってほしいと。 それをすることによって収穫するタイミングを後ろにずらせますし、 余計なことに我々のリソースを使わないといけない。 枝豆の後工程に手をかけるくらいだったらば、 他の野菜を一品でも多く入れる方に手をかけたいというのが私の考えでして、 この後工程をどれだけ省略できるか、後工程をどれだけ合理化できるかというのは、 私たちのように畑にあるものをどれだけ損なわずにお客さんに届けるかということを、 事業の第一に考えている人間にとっては非常に大事になるんですね。 店頭で野菜を手に取るときには、これは畑ではどんな状態であって、 そこからどんな手が入ってこの形になってここに並んでいるのかということに ちょっと思いを馳せていただけると、いろいろ想像ができるかなと思います。 ではまた。 もっと見る #久松農園 #エダマメ 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央07:101.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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