TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ植物の徒長とはどういう現象か07:12 9月20日 368再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次植物の徒長現象とは?その主要因細くひょろ長い茎と品質低下防虫ネットが光を奪う意外な副作用弱った植物が直面する病害リスク困難な状況下での収穫、残る課題とはAI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひたまつ農園のひたまつです。 朝の見回り中ですが、今日も雨ですね。 えーと、天気が悪いというのはですね、お日様がてってないということでして、植物にとって言うと、ご飯食べてないみたいなもんですね。 光合成の最重要要素である光というものが十分にないということなんですけれども、 徒長と言われる現象がこういう時に起きます。 徒長というのは、歩く徒歩のとに長いと書いて徒長と読みますけれども、 徒長にはいくつか原因がありますが、大きなメカニズムの一つが光の不足です。 光が不足すると当然植物は光合成ができないので、糖が足りない、エネルギーが足りないわけですね。 その時に少しでも光を求めて背を高くするという、 例えば日陰ですよね。木の陰にあったりすると、あるいは周りに雑草が茂っているみたいな状況で、 光を強豪する他の植物、あるいは他のものがですね、光を遮っている時にこれじゃ叶わないということで、 より光を求めて背を高くしようとするんですね。 そのことに手持ちの少ないエネルギーを全振りするという、そういうリスクを取るわけです。 植物の生存戦略的に言うと、そうしてまでも、そういうリスクを取ってまでも光を求めに行かないと生き延びらないという、 そういうことなんですけども、それでオオキシンという植物の背を高くするホルモンというのがありますけど、 それを生成してですね、その生成を止めない動きに出まして、植物が背を高くしようとします。 その結果ですね、茎が細く、ひょろ長い、垂直方向に伸びてしまうという現象、これを徒長というわけですね。 野菜、特に秋、今の時期に取ろうとしている小松菜とかですね、水菜とか、そういう軟弱葉物類で言うと、 ひょろくて、柔らかくて、しまってない、そういうものになりやすいということですね。 私は個人的にしっかりした食感も、しっかりした詰まった野菜が好きなので、徒長というのは非常によろしくないものになりますけれども、 加えてうちの場合はですね、化学農薬を使わないので、初期のもの、具体的に8月に種まきをするものについては、 防虫ネットという網をかけてしまいます。大根にしても、今申し上げた小松菜、水菜なんかにしても網をかけてしまうので、 当然、光を遮るわけですね。汚れているネットだと、おそらく4割くらい光をカットしてしまっているという。 つまり、そうでなくても、今年の気象データで言うと、平年の半分くらいしか日射量がない、光が足りていない状態に、 さらに半分近くまでカットしているので、光がより足りなくなっている。しかも加えてですね、風なんかで揺らされたり、他のものと擦れたりするというストレスで植物は、 逆に背丈を抑えるという、がっちりしようという、エチレンという植物ホルモンが影響していますけれども、 そういうものを生成して、背伸びすぎるとまずいよという信号が出るんですけど、それを抑えてしまう効果があるんですね。 なので、風が強すぎる時にはいいんですけれども、こういう光が足りなくて雨が多くてという時には、この虫を防ぐために網をかけていることが、 あだになる部分がありまして、より弱くなってしまう。 一方で、害虫の繁殖条件というのは基本的には高温乾燥なので、今年のような雨が多くて天気が悪い年というのは虫が少ないです。 実際、観察していても、本来ピークである時期なんですけれども、ガとか蝶の幼虫の被害が極端に少ない年ですね。 結果的にはおそらく、ネットをかけなくてもそんなに虫にやられないという。 なので、今からできることとしては、一刻も早くネットを剥がさないといけないということで、雨続きでなかなかできないんですが、 弱く育ってしまっている植物を風邪にやっているということがこれから大事になってきます。 幸いにして、うちの地域というのは水はけが非常にいいので、これだけ雨が降っても、例年の3倍降ってますので、水たまりができるような状況にないのですが、 こういうふうに柔らかく徒長気味に育ってしまうというのは、それだけ細胞が弱くなるということでして、 根っこも水に浸かっているような状態になるので、やられやすくなる。 レタスなんかは今産地でですね、とろけが発生してしまって大変な状況なんですけども、 そういうことは比較的少ない。ただ、リスクが高まっているので、できることを少しでもやらなきゃいけないという感じです。 今はもう葉物の畑に来てますけども、だいぶ色が淡くて、やわやわしてますね。 それでもまあ、最高のものではないですけれども、出荷はできているということは感謝しないといけない感じですね。 物を見て、スタッフが前回収穫したときにネットを剥がしてくれているので、だいぶマシになってきているとは思います。 そうですね。まあでも、見かけとは裏腹に触ってみるとずいぶん柔らかいという、 そういった扱いにくいみたいなところもあるので、いろいろ課題はあるんですが、 まあ光がないというのはとにかく非常に植物にとっては難しい状況だというお話でした。 今日は徒長についてお話しました。ではまた。 もっと見る #久松農園 #徒長 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央07:121.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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