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行動力を身につける!シンプルルールすすめ – しゅうへい

行動力を身につける!シンプルルールすすめ – しゅうへい

ボイスブロガーのしゅうへいさんが行動力を身につけるために必要な事についてご紹介!「やろうと思ってもいつも後回しになってしまう…」「目標が途中で頓挫してしまう…」そんなお悩みをシンプルなルールで解決します。行動力を身につけたい人は必見です!

この記事は、Voicyパーソナリティしゅうへいさんの放送をもとに書き起こした記事です。
音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

行動力とシンプルルールの関係性

今日のお話は“行動力”がキーワードの回です。行動力をつけるためのシンプルルールの作り方。行動力とシンプルルールに何の関連性があんねんっていうことなんですが、ずいぶん昔に読んだもので『SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える』(三笠書房)という本があります。これは、メンタリストDaigoさんもオススメしていて、実際読んでみてすごくよかったです。

僕たちのやる気やモチベーションは、Will Powerに左右されていて、そのWill Power・意志力は1日の選択回数で決まります。かのスティーブジョブスは服を選ぶ選択の回数を減らすために、服を固定して暮らしていたと言われているぐらい。じゃあ選択疲れを起こさない方法。色々あると思うんだけど、難しい・ややこしいのは嫌だよねと。要するにシンプルなルールを作っておけば、人は行動がしやすくなると言うことです。

日常的に使えるものがいくつかあるので、それを今日紹介してぜひ皆さんの生活に役立てていただければと思います。大前提でシンプルルールは本当に最強の武器であるということを改めてお伝えしたいと思います。

トリアージというルールがあります。これが何かというと、野戦病院を例にあげて考えます。野戦病院は負傷した兵士や本当にもう少しで亡くなってしまう人とかいろいろ運ばれてきます。そして第1次世界大戦まですごく死亡率が高かったんですね。でも、あることを取り入れるだけで死亡率がぐっと落ちたんですよ。それがトリアージです。

トリアージは選別、どれを選ぶかということです。これはどういうことかというとトリアージこそがシンプルなルールだったんです。要するに今まではいろんな人が運ばれてきて、運ばれた順に見てたんです。例えば、なんかちょっとこけて腕に傷が入っちゃったっていう人も居れば、銃弾を何発も受けて、もう瀕死状態の人もいる。でも、何も考えず、順番通りにちょっとしたケガの方を診ていたんですよ。当たり前だけど、どう考えても緊急度・重要度が高いのは銃弾を受けた人ですよね。

この状態を改善するために、手首に4種類の色をつけたらしいです。緊急度の高い順に赤、紫、緑、青みたいな感じで。運ばれてきた患者を心拍数、呼吸数、重症度で判断して、治療の順番を決めていたということです。これがトリアージです。これを入れることによって劇的に死亡率が改善されたそうです。やるべきことをちゃんと順番だててやったり、優先順位をパッパと決めていく。その優先順位の決め方をシンプルにしておく。シンプルにしているからこそ動きやすいということです。

通常、野戦病院は複雑な状況ですよ。常にいろんな患者が運ばれてきて何を優先していいかわからない状態。その時に、呼吸数、心拍数、重症度だけを見ればいいという形でシンプルにしておけば忘れないということ。これを僕たちも日常的に使っていけばいいという事です。

行動力を身につけるシンプルルールの4つの特徴

シンプルなルールには4つの特徴があります。一つ目はルールの数が少ない。例えばブログを書く時。ブログを書く時は、まず冷蔵庫に手を掛けてリンゴジュースを入れて、水を飲んで、バナナを食べた後にブログを書くみたいな。めちゃくちゃ多い。トリガーとなるものが多すぎるみたいな。そうじゃなくて、例えば毎朝起きて歯磨きの後にブログのタイトルを書くとかそういうことですね。寝る前にブログのタイトルとか、アイキャッチまで選んでいてあとは歯磨きの後に見出しを1から書いていくとか、めちゃくちゃシンプルにすることです。

2つ目は使う人に合わせてカスタマイズすること。これ会社やチームで運営する時にいいかもしれません。例えば、きっかり9時に来る人もいれば、育児とかの関係で、子供を保育園送って10時に来る人もいる。だから時間とかでルールを決めてしまうと、どうしてもそこから漏れてしまう人がいる。そうじゃなくてカスタマイズしていきましょうということです。

3つ目は具体的であるということ。歯磨きの後にするとか、すごく具体的ですよね。歯磨きの後にブログを書くだけじゃなくて、ブログのタイトルを書くとか。ブログを500字だけ書くとか。そういった形で具体的にすることです。

最後、4つ目が柔軟性があるということです。カチカチにはしないである程度、個人の判断の余地を残しておいてもいいということです。

そんな難しいことじゃないので、皆さんも日常的に意思決定の回数があまりにも多くなるとか、複雑な状況に置かれている場合は、シンプルなルールを作っておくといいですね。

if – then プランニング

お勧めの方法としてはif – thenプランニングというのがあります。これはめちゃくちゃ簡単な習慣化テクニックで、AのときBをするっていうものです。自分は最近あんまやってないんだけど、歯磨きスクワットとかやってました。要するに毎日やっている行為の中にやりたいことを組み込んでいくということです。歯磨きをするときはスクワットする。めちゃくちゃシンプルじゃないですか。このAのときBをするっていうのは状況にもよるんですけど、この習慣化への効果量が確か最大0.8とか0.9まで行くんですね。この効果量は0の場合、全く相関関係がないということです。if – thenプランニングをやったところで習慣化するかどうかは分からない。だけど1.0だと完全に相関している。もうif – then プランニングだったら必ず習慣化するみたいな感じ。だから効果量が0.8というのはやばいですね。

このif – thenプランニングはやりたい習慣を習慣化する時も使えるんですが、やめたい習慣を減らしていくためにも使います。例えば、ついついアイスを食べちゃう人はif – thenプランニングで、アイスが食べたいと思ったら蜂蜜をスプーンで一杯舐めるっていう感じ。だから、アイスを食べちゃダメじゃなくて、アイスを食べたいなと思った蜂蜜舐める。で、蜂蜜食べたのにどうしてもアイスが食べたい時は食べてもいいみたいな感じにするということ。

しちゃダメってするとその欲求が1.5倍から2倍に上がるということが分かっています。チョコレート食べちゃダメってすると、2倍ぐらい食べたくなるんです。なのでダメじゃなくて、してもいいんだけど、その前にこれしましょうねみたいな感じで、良い習慣づくり、悪い習慣を減らすことに使ってみてください。

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