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結婚式のスピーチを聴いて気づいた、ハッピーになるコミュニケーション − 澤円さん

結婚式のスピーチを聴いて気づいた、ハッピーになるコミュニケーション − 澤円さん

この記事は、Voicyパーソナリティ澤円さんの放送をもとに書き起こした記事です。
音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

結婚式のスピーチから学ぶコミュニケーション

結婚式のスピーチは毎日のようにあるものではないので、ある意味特殊なかもしれないんですが、普段の会話に活かせるヒントがたくさんあるんですよね。

他人をいじったり、貶める話。これはその場では少し笑いがとれるかもしれないですが、自分自身の価値を上げるということはまず無いんです。どちらかというと、そういう話をすればするほど自分の価値はどんどん下がっていくんじゃないかなと思います。僕自身も、いろいろな結婚式に出たり、パーティに出たりして色んな人がしゃべってるのを聴いてるんですが、残念ながら新郎や新婦をちょっとけなしてみたり、面白おかしくいじったりとかの方が多いんですよね。スパイス的に少し入れるのは一つの手段としてあるんですが、それをやりすぎるのは本当に品がない。下品な話になりがちなんですね。

特にパーティーだとお酒が入りますので、そういう話をしたがる人が多いんですが、ぜひこのラジオを聴いてくださってる方は、そういう行動は、決して自分の価値を上げるわけではないことを、知っていただきたいなと思います。特に自分よりも立場が下の人、部下や後輩に何か言葉をかけるのであれば、心配りを非常に気にした方がいいかなと思います。それが出来た上で言葉をつむいでいけるようになると、すごく尊敬を集めるんじゃないかなと思うんですね。

普段から「祝う」ことに慣れる

今日一番強く思ったことは、我々は普段からもっと「祝う」ことに慣れた方がいいんじゃないかなということです。毎日ちょっとした事にも祝う気持ちを持つ。そうすると毎日がすごく彩りが豊かになるかなと、パーティに出ながら思いました。

本当に大成功じゃなくても、ちょっと何かに成功したり、昨日は失敗したけど今日はうまくいったことがあれば、とにかく他の人をほめて、お祝いの気持ちを持ってコミュニケーションする。それだけで本当に毎日ハッピーになるんじゃないかなと思います。特にお子さんがいたりする場合はなおさら意識すると、お子さんは本当に伸び伸びするんじゃないかなと思うんですよ。

今日のパーティーでお祝いされる側だった新郎新婦は、すごくご両親に愛されて育ったっていうのを2人ともスピーチの中で言っていました。毎日のちょっとした成功体験とかを褒められたり、お祝いされながら育ったんじゃないかなと思います。ですので、2人ともすごく魅力的な人になったんですね。これこそが愛情表現かなと思います。

愛情表現というのは別にお子さんに対してだけではなくて、普段一緒に居る同僚、仲間、部下、クラスメイト。そういった人達に対してもどんどん表現していていいものじゃないかと思ってます。

怒ったり叱ったりが必要な場面があるのも間違いないんですけど、絶対にやっちゃいけないのは、その人の人間性、人格、性格とかそういったものを否定することだと思うんです。それよりも相手の良いところを見つけて、ちょっとしたことでもいいのでお祝いをしてあげる。そういった気持ちを持つ。それがすごく大事なんじゃないかなと思います。そうすると結果的に自分もすごくハッピーになるんじゃないかなと考えています。

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