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誰でも生産性を向上させる3つのコツ – しゅうへい

誰でも生産性を向上させる3つのコツ – しゅうへい

この記事は、Voicyパーソナリティしゅうへいさんの放送をもとに書き起こした記事です。音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

生産的な自分になるためには継続することから始めよう

誰でも生産的な自分になる3つのコツということで、毎日を過ごす中で、今日もあれができなかったとか、あれをやるつもりだったのにまたできなかったとか、周りと比べると自分ってすごい作業スピード遅かったりとか…そういう人が生産的な自分になる方法についてお話します。

話してる僕自身も別にめっちゃ生産的なわけではないですが、でも3年前とかのもうグダグダのだらだらのクズみたいなところからは、自分の好きな事だけはちゃんとしっかり継続して、このVoicyももうそろそろ600回ぐらいで、1年ほぼ毎日やってますね。だから始めた日数=放送数ぐらいです。一応頑張ってるわけです。

じゃあどういうふうにしたのか、3つぐらいコツがあります。

1つ目、なぜそれをやるのかを考えるということですね。そうするとやる気が上がるというふうに言われています。
2つ目、生み出す作品には、実は価値がないことを知るということ。
3つ目、頑張りたいことを思い出す仕組みをちゃんと作っておくことです。

1. なぜそれをやるのが考える

1つ目、なぜそれをやるのか考えるとやる気が出る、ということが研究で分かっています。

コーヒーとかもそうですね。なぜを考えると日々の小さな行動にも意義を感じやすくなる。小さな行動が、大きな目標を達成する1歩となり、衝動的な行動が減り、誘惑にも負けにくくなる。コーヒーを飲むことも、なぜカフェインを摂取するのかと、なぜ液体を飲むのかによって認識が変わるということです。

例えばカフェインであれば、朝の集中したいことの前に飲むことによって集中力を高める効果があります。一方でカフェインは拡散的な思考、いろんなアイデアを出さないといけないみたいな時には、あんまり関係がないというふうに言われています。だからビール1杯の方がいいとか、そういう研究結果もあったりするらしいんですけど、そういうふうに考えていくわけです。

「コーヒーをただ飲みたいな」って言うよりは、「今から集中するからコーヒーを飲む」と考えるということです。これめっちゃ大事です。別の研究で「考え方次第で痩せられる」ということで、皆さん考え方次第で痩せられるんです。すごくないですか?自己啓発っぽいですよね。

全米7つのホテルで客室係を対象にして、客室係の業務は1時間当たり300kcalの運動になるという情報を伝えたグループが痩せたんです。情報を伝えた客室係は4週間後の体重と脂肪体脂肪が減少し血圧も下がっていた。要するに健康的になったってことです。面白いのは客室係の業務が運動になると告げられて無いグループは、特に変化がなかったってことです。すごくないですか?

要するに人っていうのは認識していることが大事です。要するに、なぜそれをやるのかとか、なんでそれにやる意義があるのかということが分かっている必要があるってことです。それによって効果が全然違う。

だから皆さんが何かこう、毎日生産的に生きるという目標も、なぜそうするのかということです。より良い人生になるとか、あとは個人の成長っていうのは、永続的な幸せにつながりやすいというふうに言われています。人気とか権力とかそういう富や名声だけのためにやっちゃうと、一時的な幸福になっちゃうんです。

2. 生み出す作品には実は価値がないという事を知る

続いて2つ目、生み出す作品には実は価値がないという事を知ることですね。これは僕の持論みたいなところはあるんですけど、例えばブログを書いてもブログが受けるかウケないか、やっぱ考えちゃうんですよ。書いても書いてもウケないな。書いても書いてもなんかお金が発生しないなってなったらやっぱ作ったって意味ないじゃんって考えます。でも意味はあるんです。それってどこにフォーカスしてるかというと、作品の価値ではなく、過程です。

次の作品を生み出したりとか、1年後2年後3年後、もっと自分がいいものを生みだす時にその作品の価値よりも実は大事なのは、それを作る過程です。経験とか悩んだりとか、葛藤とか、何か工夫をしてみるというそういう部分ですね。その工夫に至る過程、例えば何か本を読んだと、人がこういうふうにした前例があったり、そういうものを体系的に自分が学んでいって、何かこうやるときにパッと出てきたりするんですよ。あ、なんかこういう風に言ってたな、アフィリエイトこういう風にした方が良いって言ってた、それでやったら結果が出るとか、こういうことなんです。

アートにしても音楽にしてももちろん作品は大事。大事なんだけど、その価値が仮に無い、世界が評価してくれなかったとしても、それをやったことに価値が全くないわけではなくて、それをやり続けるとか、毎日時間をとって工夫してやってみるっていう、その時間とか経験に価値が実はあるんですよ。それがあるから、より良い作品が次、生み出せる可能性がある。

作品に価値がなくてやめてしまったら、もう一生作品は出てこないわけですよ。生産的にもなれないし、アウトプットする気にもなってこないということなんですよね。ウケるウケないとか、人気になる/人気にならないとかは、どうでもいい。半分ぐらいに見とくってことですね。それよりも、「今日も出せた」ということに価値があるということです。

3. 頑張りたいことを思い出す

3つ目のコツは、頑張りたいことを思い出すということです。

人間っていうのは外部からの影響をすごく受けるんです。それによって注意力が散漫になったりとか、逆に言うとやる気が上がったりとかするんですよね。皆さん急に何かAmazonで気づいたのものを買ってた、みたいなことはあんまり無いじゃないですか。何か広告を見るとか、何か情報を得るとか、誰かのSNSが流れてきて、欲しいなと思って初めて見るわけです。常に欲しいものを意識できているわけではないんです。

ということは何が大事かというと、僕たちは忘れるということです。ほとんどのことを忘れていくんです。何か頑張りたいと思ってやる気が出てても、やっぱ忘れていくんですよね。脳のメモリのところが他の事で埋まっていって、その大事だったことが抜け落ちていく。僕もめちゃくちゃ忘れましたから。

僕だったらスマホのリマインダーを入れたりとか、アラームを設定しておくとか、定期的に思い出したいことリストみたいなのをメモしておくとか、そういうふうにしてみようと思ったらすぐ見れるようにしてます。脳というのは覚えておくための部分じゃなくて、考えたりとか、創造的になるための部位なんです。

あと、僕たちは変わったところに目がいきやすいんです。それのおかげで習慣が変わりやすかったりします。無意識に触れる言葉とか物によって、人は大きく行動を変えるということです。

心理学者の実験では、老人を想像させる単語を見せた学生を教室から実験の会場から別の会場に歩かせたんです。そしたらその時に歩行スピードが遅くなったんですよ。要するに、老人を想起させたから歩行スピード遅くなったと。面白くないですか?テストの成績やクイズの正答率も無意識に見る文字や写真が影響を与えている。周りの環境を変えると自覚無しで受け取る情報がある人は、習慣を変えやすくなるということなんです。

オフィスに行ったら仕事ができて家で在宅で仕事ができないのは、環境が関係しているんですね。なかなか集中できないこと、僕、結構ありますよ。僕達っていうのは気づかないうちに周りからいろんな影響を受けて、行動を変えやすくなっているので、それをぜひ意識しましょう。

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