TOPビジネスキャリア田中淳子の「人材育成」応援ラジオ#831 「やりたいことをやりましょう」と言うけど、「やりたいことが見つからない」あなたへ。16:09 2025年9月29日 1,444再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「やりたいこと」が見つからない?ベテランほど見えなくなる「ウィル」「逆算思考」で本当に嫌なことを明確にエンジニアが見つけた仕事への情熱とはウィルハラスメントに陥らないためにはAI文字起こし(β版) # 「今日のテーマ」は? 人材育成応援ラジオでは、大人の学び、キャリア、人材育成や組織開発に役立つ人々を毎朝、お話ししています。 このチャンネルは、ビジネスとITの人材育成で、世界を変える人を育てる取り抜け度がお送りします。 先日の国家公務員の皆様への講演は、実際には3500人ぐらい参加されていたそうで、 ちょっと当日知らなくてよかったと思ったんですけども、すごい嬉しいことですね。 Voicyのリスナーさんも、講演が終わってから結局30数人増えましたので、 その中の8割、9割が国家公務員の方、講演を聞いてくださってのことかなというふうに思います。 もともとVoicyリスナーだったんだけど、このチャンネルもフォローしますねというチャットも、 同僚が同席してたんですけど、見てたそうなので、そういう方もいらっしゃったようで、本当にありがたいことでございます。 この講演の話ではないんですけど、キャリアの研修最近よくやってまして、 講演とか研修とかワークショップとかいろいろキャリア系のことやってるんですけども、 時々耳にする相談事っていうのがあって、 それがやりたいことが何だかわからないんですけどどうしたらいいですかっていう質問なんですね。 ちょっとそのことについて考えてみたいと思います。では本編をどうぞ。 # 「やりたいことが見つかりません。」というあなたへ。 キャリアの研修というと、だいたいどこのトレノケイトだけじゃなくて、どこが提供してもウィルキャン・マストの話って出てくると思いますし、 人事が社員説明会とかするときも、ウィルキャン・マストを考えましょう、ウィルキャン・マストのワークシートを見てくださいというようなことはやると思うんですね。 やりたいこと、好きなこと、興味があることと、それからできること、能力と、それからそれが価値があると思えること、あるいは周りから期待されていることを掛け合わせていって、 自分らしいキャリアを作りましょうねということでフレームワークが使われるんですけれども、ベテランになればなるほどウィルが見えづらくなってきて、というような話はこれまでもしました。 ベテランになるとキャンはどんどんどんどん大きくなる、育つんですよ、仕事の歴が長くなるので。 マストも価値があると自分が思っているかどうかを置いておいたとしても、周りからの期待はどんどんどんどん膨らんでいくので、 やらねばならぬことをやってくださいと言われること、周りから期待されること、義務として何とかして自分のミッションとしてやらなきゃいけないというような重く背中にのしかかっているようなものはたくさんある。 キャンとマストは増えるんだけども、あれ私何がしたかったんだっけ、本来私は何がやりたくてここにいたんだっけというのが見えなくなるというのはよくある話です。 これはベテランに多い傾向。そして若手の場合はもう頭でっかちと言いますか、こういうことがしたい、こういうふうになりたい、こんな自分になりたいというウィルがとっても大きくて、キャンの方がなかなかまだ実力が伴ってない、経験が浅いので空回りしちゃうみたいなことはあるんですね。 そういう年齢に関係なくなんですけども、時々やりたいことやりましょうっていうのはわかるんだけど、でも私別に仕事はライフワークというよりはライスワーク、ご飯を食べるためのライスワークなので、別にやりたいことやってるわけじゃないんですよねっていう方もいらっしゃいます。 ただそれができているのであれば自分の得意を生かしているということは言えるんじゃないかと思うし、ライスワークと割り切ってて他にやりたいことが趣味とかプライベートライフにあるんだったら、別に仕事でやりたいことを追求しなくてもいいと思うんですよ。それはそれで自分が納得しているのであれば。 だけれど、やりたいことをやった方がいいですよとか、やりたいことを目指しましょうっていうのは、なんでこんな風に仕事が楽しくないんだろうとか、仕事でもっと充実感を味わいたいんだよねっていう方にはやっぱりやりたいことは何ですかっていうのは考えた方がいいんです。 やりたいことが見つからないんですっておっしゃってて、でもそのことが別に苦痛じゃないんだったらそれで全然いいと思うんですよ。やりたいことが苦痛じゃないんだったら、やりたいことがなくても。 つまり自分の能力でいろんなことできちゃう器用な方っていらっしゃって、言われたことなんでもできちゃうんですよ。それでちゃんとお給料ももらえて生活も成り立ってて、その分自分の好きな推し活できてるから、もうワークライフバランス本当に万々歳で取れてるんですっていうんだったら、仕事でウィルを達成しなくちゃっていいわけだと思うんですね。 そこはいいんです。置いといていいと思ってます。仕事に不満があったり、もっと楽しく働けないかなとか、やりたいことじゃないんだけどなこれって思っているならば、やりたいことを探せばいいと思うんです。 やりたいことって急に言われてもそれは確かに思いつかないと思うんですよね。そういう時どうするかなんですけど、逆算思考っていうのはどうかなと思います。 やりたくないことをまず全部洗い出してみる。これやりたくない、これ嫌い、これ好きじゃない、これできれば避けたいっていうのを考えていくと、残ってくるものっていうのが見えてくるんじゃないかなと思うんです。 その方法がうまくいかなければ、しかもやりたいことっていうのははっきり分からなければ、一旦できることっていうのを洗い出してみて、できることの中からその中でもできるんだけど別に好きじゃないっていうのと、できるしこの分野だったら勉強するのも厭わないって思えるものって分かれてくるような気がするんですね。 そしたら、できるし勉強してもっとスキルアップするってことに関心が湧くものであれば、それに取り組んでみるということによって、その中にほのかに小さなやりたいことを見つけることもできるかもしれないなと思います。 というような話をしているうちに思い出したんですけども、先ほどキャリア自立でこれからを考えるっていう1日かけてキャリアを楽しみする研修を担当していたときに、ある受講者の方が朝から夕方にかけて、僕なんか発見したんですよとおっしゃったのがすごく印象的だったんですね。 具体的なところはメモも取ってないので、しかもグループワークのところでちょこっとそこの発言に同席しただけなので、すべて正確には記憶してないんですけど、もちろんそのまま再現するわけにもいかないので、こんなニュアンスのことをおっしゃってたっていうことをお話しします。 その方エンジニアで、ITのエンジニアなので、プログラミングするとかシステムを作ることによって、業務が効率化するとかややこしくなってたことが整っていくみたいなのが自分の仕事なんですよねっていうことを最初確かにおっしゃってたんですけど、 ずっと1日かけてキャリアの振り返りをしていて、自分は何が好きなんだろうとか何が得意なんだろうって考えているうちに、だんだんわかってきたんですよねっていうことをおっしゃっている場面に遭遇したんですよ。 私はゼロから何かを生み出すってことには関心がないし、それから得意でもない。だから自分の考案したアプリケーションとかソフトウェアシステムみたいなものを作って、それを新サービス新商品として売り出すみたいなところには全然興味もないし能力もないし、関心も何もなくてそれに対して燃える気持ちにならない。 だけど誰かが世の中のお客様だったり友達だったり誰でもいいんだけど自分が関わっている誰かがちょっと困っているんですよって、これこういうことできないかなあいうことできないかなあって、それがITの専門家じゃない方たちが思うことだから技術的にどうかってことは全くその方たちはわからないんだけど、 とにかく困っていることがあるって聞いたときにこういうやり方をすると実現するかもとか、こんな風なツールを使ってこうやってやるといいんじゃないかっていうことを一緒にその方の代わりに考えてそれを実装した結果、いやーなんとかさんのおかげですごい仕事楽になりましたよとか、これが実現したかったんですよって言われた瞬間に最大の喜びを感じるっておっしゃったんですね。 なんで私はものづくりが好きというよりも困っている誰かがあなたのおかげで楽になったとか、あなたが助けてくれた、あなたが力を貸してくれたことによってすごく楽になったし便利になったし本当感謝してますって、あれば笑顔になってもうすごい仕事楽しくなったんですよって言われることが嬉しいので、 そのときたまたま私はITというツールを使っているんだけど、ITでものづくりするってことに燃えているわけじゃないんだということを朝はあまりそこまで思っていなかったんだけど午後、夕方になるにしたがってそうなんだ自分はって、そこすごく発見したんですよねっていうことをおっしゃったんですね。 これってこの間チラッとご紹介した木彫りの昆野さんという木彫りアーティストの昆野さんのお話にも通じるものがあるなと思ったんですよ。彼は木彫りすっごく得意で、透明に見えるお吸い物を木で作るっていうようないろんな作品をSNSに発表したり書籍にもまとめていらっしゃいますけど、それはあくまでも得意のことであって、 僕がやりたいのはその木彫りの作品の周りに集まってきてみんなが笑顔になってそこで交流が生まれてみんなが楽しそうに幸せそうに交流しているコミュニケーションをとれている環境づくりなんだみたいなことをおっしゃってるんですね。よくSNSでもそんな感じの指示のことをつぶやいてらっしゃるんですけど、 できることとやりたいことって別だし、できることをベースにいろんなことをやっているうちに、それ自体がやりたいことじゃないんだと。ITで何かシステムを作るのがやりたいことでもないし、木彫りで作品を作ることもやりたいことではなくて、あくまでもできることであって、何が喜びかって言ったら誰かが喜んでくれることとか、誰かが楽になるっていうこと。旗が楽になる、旗楽ですよね。 旗が楽になるってそういうことが好きなんだっていうふうにその方は見つけられたわけなんです。そうすると今度ツールが変わったってもしかするといいかもしれませんよね。 発言された方は多分30代とかでまだまだ会社員生活続くと思うんですけれども、これがシニアになってきた場合は、じゃあ誰かが喜んでくれるようなことを自分が持っているものでどうやって提供できるんだろうって考えたときに、これまでやってきた仕事がベースになるかもしれないし、新たに何か勉強してみようかなっていうのも出てくるかもしれない。 そんなふうにして何かを模索してそして内省していくうちに自分の好きとかやりたいことっていうのが見つかるケースもあるんだろうなって皆さんの発言を聞いてて思ったんです。話戻しますけど、やりたいこと見つからないんですっていうふうに悲しそうにおっしゃるケースが時々あるんですね。 講師に対して質問として、でも困ってないんだったら全然そこ追求しなくていいと思ってて、困ってて何とかしたいんだったら、いろんなアプローチの仕方をして探ってみたらどうかなっていうふうに思うんです。 # コメントのご紹介です。 昨年の日本キャリアカウンセリング学会の基調講演だったか文化会の講演だったかで 宮城真理子先生がウィルハラスメントって最近は言うんですよっていう言葉を紹介されていて あなたのウィルはなんだあなたの志はなんだあなたは何がやりたいんだって言いすぎて それをウィルウィルって言われてもってウィルハラスメントだっていう言葉もあるんですよっておっしゃってたのすごく印象的なんですね もちろんキャリア自立って言った時に志みたいなものがあった方が一般的にはキャリアが充実するキャリア充実を感じるだろうというのは その通りだと思うんですけどもでも仕事は仕事でお金さえ得られればいいというそういう働き方というか価値観というのがあってもいいし そのことを持ってないからダメってこともないと思うんですよだって例えば会社だったらウィルがなくたって成果が出るんだったら全然okじゃないですか 例えば売上目標あなた月に100万円ねって言われて全くウィルないんだけど100万円は必ずコンスタントに達成する営業とかがいたら全然okですよね でまぁもちろんそれはお客様にこの人本当ウィルないよねって見えてしまってあのできれば営業担当を次から来年から変えてもらえませんかって言われるほど なんかこう立ち振る舞いとかがおかしいんだったら論外ですけどちゃんと着ぐるみ理論で自分のプロフェッショナルな営業というのを着ぐるみを着てできていて なおかつ営業目標とか達成できてるんだったら実は私全くウィルないんですよでも本当にokだと思うんですよ で自分がそれに何も困ってないしそのことについて疑問を感じてないんだったらそれはそれでいいんじゃないかと思うんですね だからもうウィルウィルって確かにキャリア研修で言うしキャリアカウンセリングとかキャリアコンサルタントのいろんなアプローチでも ウィルウィルって言いがちこれは私も言いがちですけどでもないこと自体が悪いわけではないということはまた改めてお伝えしておきたいなと思います あくまでも自分がどういうふうに人生とか職業生活とかを考えているかってところが大事なので なんか困ってるなっていうときはウィルとかキャンとかマストとか考えてみたらどうかっていうことなんですね ではコメントの紹介です827回人生を変えたいところしか言わないアメリカ人のフィードバックっていう 以前30年35年ぐらい前にアメリカに出張した時の思い出話をまた語ったんですけれども多くの方にコメントいただきました カツオさん自分の嫌なところ悪いところって自分でわかっていますからね他人から言われなくとも他方謙遜 照れはあることを差し引いても自分の強さ良さを人に説明できないんですよねだから誰が誰がその人の良さを誰かがその人の良さを教えてあげるのは良いことですね ということでそうですよね誰自覚してないんですよね自然にできちゃうから強みだと思ってないってことが多いような気がします 春さん今の職場では日常業務のフィードバックが少なくできているのかなと不安に思っていた自分の経験から今は普段からチームメンバーにきちんとできているとか ここが良かったというように心がけています メンバーのパフォーマンスを上げるのも自分の役割だと思っています この日は祝日で祝日出勤行ってきますというふうにいただきました であのこれフィードバックがない職場で積極的にフィードバックをしていくっていうのもいいんですけど フィードバックをもらえないことにもし不満とか不安を感じているならば フィードバックをもらいに行くという行動をとるのが正しいと思うんですよ 誰もフィードバックしてくれないんだよねって言ってたからって求められているかどうか分からなければしようがないですよね 下手に何か言ってハラスメントだとか余計なお世話だって言われるのも困るので なので必要だったら私の今日の例えばプレゼンテーションをフィードバックもらえますか 今日の商談の進め方フィードバックもらえますかっていうふうにフィードバックを求めていく フィードバック探索行動というのをとってみるのはいかがでしょうか そして藤原さん本人が気づいていない部下の良いところを普通にできているけど周りにはできないことを伝えるようにしています 問題点課題点をつい指摘して解決策考えちゃうのはソリューション営業が身についているから 人材育成やマネジメントは代償が人で違いを感じています イキイキキャリアプラン塾春講座受けましたとても良かったですということで春講座私が受けたのと一緒ですかね 藤原さん東京会場でしたもしかしてプラスメイトだったりしてはいありがとうございます そしてその同じイキイキキャリアプラン塾 葛藤さんが秋講座に申し込まれたということですね ぜひぜひ楽しんできてください そして同じくこっちさんからはネガティブを指摘されるとかなりダメージを受ける昨今組織としてパフォーマンスを上げるなら 良いところだけを伝える方がベターだと思います あのだけっていうことはちょっと私は思ってなくて やっぱり改善した方がいいことを言えないっていう環境も心理的安全性がないんだと思うし そこを言わないとただこうみんなで傷の舐め合いというかぬるま湯な感じになることもあるので 言うべきことは言わないといけないと思うんですよ 絶対やっちゃいけない行動とかがあった場合に 良いところだけっていうことを伝えたいというよりは 本人が気づいてないことを言っていくことが自信につながるよっていうことなんですよね はいということで今日はここにしましょう 今日も楽しく人材規制を進めてまいりましょう 人材規制応援ラジオトレネケートの田中純子でした もっと見る #キャリア #やりたいこと #成長 #学び #好奇心 #キャリアコンサルタント #人材育成 #好きなこと #WillCanMust #人材開発 田中淳子の「人材育成」応援ラジオ「世界を変える「人」を育てる」トレノケート01:151.「今日のテーマ」は?09:262.「やりたいことが見つかりません。」というあなたへ。05:283.コメントのご紹介です。コメント感想・質問・応援メッセージを書こう totoro512025年9月29日同じことを繰り返しする仕事が苦手です。誤字脱字を見つけるなど、点検作業も苦手分野です。でも自然と誤字脱字をなんなく発見できる同僚もいたり、同じルーチンを繰り返し続けられる人もいる。たしかに自分がどんなときに息が詰まるかなあ、とその状況や場面を知っておくというのは、自分の興味関心を把握するうえで大事だなあと思います。3返信 mayo2025年9月29日やりたいことがない。など、ないことに目をむけて、一人相撲をとってしまう思考の癖があるため、考え方のヒントになりました!3返信 ごっち2025年9月29日逆算思考の考え方、大賛成ですやりたくないことはしない私が転職先で実践していることは「利害関係のある飲み会は参加しない」職場の方も私は“飲み会は参加しない人”とタグをつけられ打診もありませんおかげで大切な人と過ごす時間がプラスされたことはとても大きな決断だったと感じてます3返信
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「利害関係のある飲み会は参加しない」
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