TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ雨が降らないと虫が喜ぶ?!農家が夏場の乾燥を恐れる理由とは?05:30 2025年8月27日 357再生 問題を報告する 再生する シェアする 光合成の原料である水が不足する以外にも、夏の旱魃は農業に重大なリスクとなります。AI目次猛暑と干ばつで野菜が育たない害虫の大量発生リスク増加ハスモンヨトウの脅威とは?壊滅的な被害の過去事例今年の収穫は大丈夫?AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひさまつ農園のひさまつです。 毎日毎日暑い日が続いていまして、しかも雨が全然ないですね。 たまに降っても追いつかない感じで畑の土がカラッカラになっています。 人も野菜も参ってしまいますけれども、 当然ですね、雨というのは畑の植物の成長には欠かせないものでして、 植物は高剛性しているわけですから、水がないというのは我々でいうところのご飯がないのと同じなんですね。 なので水やりの設備がなければ、こういう雨がない年には野菜が全然育たないということがあって、 直接的に野菜の生育に影響が出るんですが、実はもう一つ乾燥するというのは非常に深刻なダメージがあります。 これは何かというと、害虫の発生条件なんですね。 例えばハスモンヨトウという秋の非常に怖い油中の野菜を中心に食害を及ぼすガの幼虫がいるんですけれども、 こういったガとか蝶の幼虫の繁殖条件は高温乾燥なんです。 それはなぜかというと、低温期よりも高温期の方がまず成長が早いんですね。 なので、生育してまた卵を産んでというサイクルがそもそも早いのが夏場である。 それに加えて、実は例えばハスモンヨトウでいうと、 生虫が一匹で数百個ぐらいの卵を産むんですけれども、その大半はもちろん死んでしまって、次の代には続かないんです。 それは何が主たる理由かというと、実は出来死なんですね。溺れ死ぬわけです。 すなわち、卵が孵化したばかりの状態で雨が降ると流れ落ちてしまったり、あるいはそこで動けなくなって死んでしまったりということで、 雨によって死ぬ個体がもう大半なんですね。 ということは逆に言うと、乾燥している条件というのは幼虫が死なないということになるので、 虫にとっては非常に繁殖する好条件なわけです。 先ほど申し上げたように、一匹の幼虫が数百個の卵を産むわけで、そのぐらいブドマリが悪いことを前提にして、 彼らは生きていますので、仮にそれが例年通りの雨が降らなくて、意外と幼虫が死なないで生きてしまうと、 例えばですけども、普段の10倍の幼虫が成虫になり、さなぎになってガになってということが起きたら、 これはもう30日ぐらいで1世代交代する害虫のサイクルからすると、すさまじい個体数の増加になるわけなんですね。 なので、混温・乾燥条件というのは、農家にとって非常に怖い条件になります。 現実に昨年、2024年は雨が全くなくて、 特に私がいるこの宇都中羅市の新張地区というところは、極端に雨がないところなんですが、 9月にほぼ1ミリも雨が降らなかったんですね。 それによって作物の生育が悪く、元気がなくなっているところに、 ハスモン与党が大量に押し寄せで、ちょっとぐらい我々が対処したぐらいでは全く立ち打ちできない形で、 見る間にどんどん食われてしまって、 キャベツなんかに関して言うと、植え付けた量の9割ぐらいが死んでしまうという大変な事態になりました。 去年の秋冬はキャベツをあまりお客さんに出せなかったんですけども、 そういう怖いことが起きるんですね。 うちは6ヘクタール強の畑で、 特に秋はほとんど使い切るぐらい野菜を植え付ける時期ですけれども、 そのほとんどの場所には寒水設備はないので、雨待ちなわけですね。 今年もお盆に少し雨が降りましたけれども、この先9月がどうなっていくのかは、 かなり注視しなきゃいけないところで、 昨年のようなことが起きるとなかなか大変。 分かっていても、自然条件の中で仕事をしている私たちに、 こういうリスクがあるということなんですね。 今年は苗を普段よりもしっかり作っているとか、 日よけをして植え付けてからしばらく、 涼しいところで伸び伸び育つようにという対策を去年よりは取っていますが、 果たしてどうなるのか、ぜひ皆さんも古来からの人類の知恵、雨漕いをやって、 雨が茨城県にも降るように祈っていただければというふうに思います。 ではまた。 もっと見る #農業 #野菜作り #干ばつ #雨乞い 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央05:301.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう ばびー2025年9月6日溺死!!?そういうことだったんですね。知らなかった〜乾燥⇒虫が増えるってしか思ってなかったので知識が深まりました。1返信 太田 裕介@大阪府能勢町/Voicy,note発信中2025年9月2日雨が少ないと害虫が多く、雨が多いと病気が頻発する。良い塩梅は難しいですね。農業は本当に繊細かつ微妙な職業だなと感じます。2返信 久松達央2025年9月2日日本は野菜づくりに向いていないのかも、とも思います
GPS技術が変える除草剤を使わない農業 8分・23時間前・ 155再生AI目次「除草剤なし」農業の過酷な草取り高精度GPSが実現する機械除草小松菜からキャベツまで精密作業有機農業のコスト削減と生産性向上天候と戦う精密農業の緊張と未来
ヒューマンフォロンティアフォーラムに参加しました 9分・一昨日・ 174再生AI目次異業種交流会「越境」の深奥参加者を惹きつける議論の熱量「重い宿題」がもたらす学びとは10年を支えた「ホーム」の存在価値「誰と見るか」で変わる視点の本質
新入社員時代にあったちょっとしたいじめの話 6分・9月12日・ 219再生AI目次老舗メーカー独身寮での試練寮脱出を阻む不動産事情とは嫌な状況にヘラヘラする自分強制された人間関係の解消過去の記憶が育む現在の強さ
「木を見て森を見ず」の人と「森を見て木を見ず」の人の役割分担 7分・9月11日・ 260再生AI目次「木を見て森を見ず」視点の課題MBTIで見る「感覚型」と「直感型」未知の課題へ挑むS型・N型の差最初に進むべき森を見極める視点「木と森」を活かす役割分担の秘訣
秋は腰痛の季節「腸腰筋」トレーニングの話 7分・9月10日・ 282再生AI目次秋の腰痛、あなたの体の異変とは?慢性腰痛改善へ導く骨盤ケア痛みの元凶「腸腰筋」のメカニズム座位姿勢が引き起こす腰痛の悩み身体の声を聴くトレーニングの効果
給料は誰からもらっているのか? 7分・9月9日・ 293再生AI目次個人事業で感じた顧客との密な関係組織化で薄れる「誰のため」意識の矛盾会社の給与の真の出どころはどこか?顧客視点と従業員視点の行動ギャップ顧客価値を生み続けるための構造化
レジゴー Scan&Goに見る店舗決済における同時性の解消と未来像 9分・9月7日・ 301再生AI目次レジゴーとScan&Goの根本的な違いレジゴーはなぜレジを通るのか決済における同時性の解消とはイオンがレジゴーで目指すもの未来の店舗と理想の決済体験
その一瞬を燃やす、場への向き合い方 7分・9月6日・ 297再生AI目次JICA研修生が示す「聞く」意識の差その場の意識は隠せない、運転席と助手席情熱を燃やす時間こそ「生きる」こと「燃やす」人を選ぶ、筆者のポリシー人生の質を高める「共に創る」視点
JICA農業研修に同行して見えた、現場発の国際協力の可能性 7分・9月5日・ 278再生AI目次JICA研修同行で得た現場の視点ひさまつ農園独自の国際協力ノウハウ付加価値構築を学ぶ途上国研修生日本の現場知識が拓く国際連携の可能性蓄積された知見の新たな「出口」とは?
そういうことだったんですね。
知らなかった〜
乾燥⇒虫が増えるってしか思ってなかったので知識が深まりました。
農業は本当に繊細かつ微妙な職業だなと感じます。